| 藻緯羅’s Worlds ( 食と健康 &富士山 )

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2008.10.27
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テーマ: たわごと(27635)
カテゴリ:  藻緯羅の放談
 中高年セミナーの「能書き」には、
・生き甲斐を持とう
とあり、
青少年向けには、
・やりたいことを見つけよう
・やりがいのある仕事を探そう

どちらを向いても、 探せ! が満載。
そもそも、
かかる話を聴こうとする身は、
人生に惑いかけているに違いない。
惑いかけている者に向かって、
さあ探そう、さあ見つけよう...では、
ますます、彷徨い惑ってしまうだろう。
少なくとも藻緯羅は、そう思う。

「生き甲斐」を言い換えれば、
「生きる意味」ということになろうか。
そこで思い出すのが、「 夜と霧 」である。
大学時代に触れた古い本である。
アンネの日記では、
ものたらない人には、一読をお勧めする。
ユダヤ人の心理学者が、絶望の極致にあったであろう、
収容中の観察研究記といった本である。

藻緯羅の誤解・曲解・記憶違いでなければ、
「生きる意味」の重要性について、考察している。
死が隣人であった極限状態においても、
神のような 善人 から、鬼畜のような 悪人 まで
分布していたという収容所生活であったという。
この分布は、
自由でモノが溢れる日本にも存在する。
不幸にも、
「善人」が減り「悪人」が増えているように感じられる。

さて、
「夜と霧」の著者V.E.フランクルは、考える。
「善人」と「悪人」の違いはなんだろう?
それは、
「日常の中」に、「生きる意味」が見えているか?
それが、境目になるという。
ここで肝要なのは、
「生きる意味」ではなく、「日常の中」にである。
壮大な目標とか、理想に向かって...ということでなく。
「今、鉄条網に止まる昆虫を眺めていられる幸せ」
そういうことである。

因みに、
「夜と霧」には、改版の「 夜と霧新版 」もあるので、読み比べるのもいい。
ある意味、重たい本なので、
著者の講演集である「 それでも人生にイエスと言う 」が読みやすいかも。





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Last updated  2008.10.27 06:15:42
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Comments

藻緯羅 @ 木昌1777さんへ ワンパターンだけど、習慣化しました。
藻緯羅 @ こたつねこ01さんへ う〜ん、藻緯羅の文章術に問題ありのよう…
木昌1777 @ Re:2026年5月22日の朝食(05/22) こんばんは。しっかり朝食ですね。
藻緯羅 @ セミ・コンフィさんへ 午後の早い時間の昼寝に比べると、  午前…

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