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2009.07.27

宮里藍が米ツアー初優勝

テーマ：気になったニュース(31060)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　参戦してから４年目のこと、
藻緯羅は、当時の勢いや経歴から、
すんなりと優勝すると思ったが．．．

ニュースで見る限りは、
今回は、
期待を抱かせるコメント風景だった。
特に、最終日前は、
自信と自身への鼓舞に溢れていた。
プレーオフを制した原動力が、
見えていたようなコメントであった。

それにしても、
近年のスポーツ選手は大変である。
まさに、エンターテイナーである。
そのスポーツ技能に優れるだけでは、
活躍を続けるのは難しい。
特に、ポッと出の選手は厳しい。
海外での活躍となれば、尚更であろう。

もっとも、才能に目をつけられれば、
よってたかっての支援が得られる時代。
選手の性格が、それに向いていれば、
恵まれている時代ではあるだろう。
逆に、
かかる支援に適応できない選手には、
厳しい時代と言えるかもしれない。

それは、プロだけではなく
アマチュア選手にもいえる。

折しも、夏の高校野球の真っ最中。
そういった時代を先取りした世界である。
甲子園級の選手は、既に カネの卵 である。
本人にとっても、周囲にとっても、業界にとっても。
藻緯羅の時代は、
予選のテレビ中継はなかった。
決勝戦をラジオが中継した程度である。
ＮＨＫが切れ目なくＴＶ中継することもなかった。

義務教育である中学生には、全国大会すらなかった。
今は、小学生でも、全国大会があるらしい。
教育優先から、そうなっていたのだろう。
今は、
教育より経済優先の時代である。
如何に、それをイベント化し、カネを儲けるか？
言い換えれば、ＧＤＰに貢献させるか？
大人の関心の重心は、そこにある。

こういった状況を、
藻緯羅は、
「子供を経済に組込んでいる」と、
表現しているが、
かかる組込みは「悪」であろうと思う。
もちろん、
「是」とする者が圧倒的多数であろう。
だからこそ、この風潮が成長したはずである。

「子供を経済に組込む」ことに対する態度、
それは、
総選挙の争点には、ならないようである。
全党が「是」としているのだろうか？

政教分離に対峙するあの宗教団体は、
どういう態度なのだろう？
ちょっと気にはなるが、近づきたくはない。
それは、
大昔、「著書」を読んだ時の思いからである。

「変わってしまった女」と「変わりたくない男」

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