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2009.09.05

日本語を「大切」にする若者

テーマ：政治について(20030)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

朝日新聞のサイト↓によれば、
asahi.com．．．TKY200909040319
特に若い世代で、
「日本語を大切にしている」と、
思う人が増加していることが、
９月４日に文化庁が発表した、
「国語に関する世論調査」
で、
わかったという。

文化庁では、
「日本語を大切にするといっても、
　空気を読みながら話すことを、
　指す人もいるので、
　これ以上の分析は難しい」と、
しているという。
皮肉を込めての表現であろう。

さて、
「通じない日本語」の例を、さきほどの記事から抜粋すると．．．

・「チームや部署に指示を与え、指揮すること」の慣用句は？
　　　１）采配を振る（２８．６％）
　　　２）采配を振るう（５８．４％）

・「時を分かたず」の意味は？
　　用例（事件の後には、時を分かたず厳重な警備が行われた。）
　　　１）いつも（１４．１％）
　　　２）すぐに（６６．８％）

・「敷居が高い」の意味は？
　　用例（あそこは、敷居が高い。）
　　　１）相手に不義理などをしてしまい、行きにくい（４２．１％）
　　　２）高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい（４５．６％）

もはや、日本語は慣用句を使ったら通じない。特に、隔った世代間では。
今は、
当用漢字だけではなく、「当用日本語彙集」を制定すべき時代なのか？

まさに、「壊れゆく日本」