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オリエンタル白石の「倒産」には、驚きました。昔々、オリエンタル建設の株主でした。その頃は、財務体質も強く、技術力も高く、それでいて、市場からの評価は低く、今後も、橋梁需要は拡大すると考えて長期保有してました。それが、十把一絡げの公共投資抑制で、環境が一変。で、株は手放しました。それでも、「倒産」までは考えていませんでした。ただ、しばらくは、厳しいと思っただけのことでした。こうなると、先行きの経済環境は、相当に厳しいのかも。政府は、既に手遅れになっているのかもしれません。国会が機能していないので、官僚の手腕が必要なのですが、官僚も、機能不全に陥っているかのように見えます。となると、現金同等物ではなく現金を、押さえている会社は別ですが、そうでないところは、先行きを、銀行の胸三寸に委ねている状況なのかもしれません。すなわち、政治力とかOB力といった忌まわしい力が作用して、本来の判断を、歪めてしまう可能性が高まっている。そんな、状況なのかもしれません。篭の中の再点検を!
2008.11.29
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NYは、またも乱高下。実際は、下がって上がっただけで、仕切り線を動かせば、乱高下というほどのこともない。しかし、周波数が極端に高くなっているのは事実。これは、投資家が自信を失っている状態。気迷っているのは、政府でなく投資家。社長も、ある意味「投資家」である。だから、気迷っているに違いない。保有銘柄の社長を信じられないなら、保有銘柄の数を分散させるしかない。分散させるほど分母がなければ、投資信託という手段もある。運用を信ずるというより、分散を信じる。そういう資金の逃がし方である。話、戻ってアメリカ政府の目的は、一貫している。これは、間違いないと思う。ただ、相手は、闇の中の闇に潜り込んでいる。探し出して、効率よく手を打つのは困難。時間に解決させれば、失われた10年になる。アメリカは、2、3年で片付けるつもりだ。その為の手段は、限られている。灯台のもとを眺めれば、決まったと思った「給付金」だが、政治家どもは、まだグタグタと蠢いている。まるで、民主主義がわかっていない。1)議論2)多数決3)遵守負けたマケインは、オバマに協力すると言った。
2008.11.14
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松下が三洋を救うという縁組が成りそうである。三洋も、随分とスリムになったし、紆余曲折の中で、創業家の影も薄れた。しかし、残存事業の維持とSANYOに固執しているらしい。松下は、創業の源、松下電工すら「松下」を切ったばかりである。また、子飼いのビクターも、切ってしまった。そこまでして仕上げた、パナソニックグループの、船出の時期に、三洋の二つの願いが、受け入れられる余地はないだろう。財務精査の後、100%出資の子会社として取込み、SANYOブランドは売却しないが使用する事もない。ただ、商標権の維持は可能な限り続けるだろう。残存事業が、存続する事は無いだろう。いずれ切り刻まれて、パナソニック全体に分散活用される事になる。当面の雇用は約束されようが、給与体系は変わるだろう。パナソニックが、三洋を現時点で救うとしたら、以上が最低条件であろうと、藻緯羅は推察する。ビクターを幸之助が救ったようなことは、99.99%、起こらない。
2008.11.03
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株価が下げ止まらない。どうして、こうなるのだろう?日経平均が旧ダウ平均を連続するとして、30年チャートを描いてみよう。出来れば、60年チャートを描いてみよう。もう一つ、売買金額の推移もグラフにしよう。相当に、苦労するはずである。そう、業界は、このチャートを見せたくないのである。すると、一目瞭然である。そこから、見えるものは、株式市場は本質へと還る、ということである。すなわち、 資本調達の場であり、 利益を還元する場であり、 市場は流動性確保の為にある。そういうことであれば、予想配当利回り(税引)が重要な指標となる。また、成長性の物差しとしてPERも使える。会社解散を前提にした資本調達はありえない。よって、PBRは物差しとして使えない。日本は低成長と人口減少の国である。大手銀行の定期預金利率は2%程度であろう。となれば、不安定性・成長性を考慮して株式の配当利回りは、極々例外を除いて、2~7%に、落ち着くであろう。2~7の数値を定めるのは、当該企業の成長性と持続性である。成長性も高く、倒産リスクも低ければ2%に買われるであろう。逆に成長性が乏しく倒産リスクも気になるということなら、7%に買われるであろう。電力株に対する古典的事業評価の感覚では、電力株は、5%に落ち着くであろう。50円配当なら、1000円である。しかし、今の世相では成長株としての側面が強いので、2%ということもありえる。では、平均的には?日本の低成長性を考慮して、3.5%でどうだろう。日経平均で6060円例えば、インターニックス、事業継続性においてやや劣るし成長性にも翳りが感じられる。となれば、配当利回り7%前後の評価も妥当である。3連休では、そういった目で保有株を点検してみようと思う。
2008.10.28
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金融界の混乱は、簡単には収まりそうにないですね。各種の相場チャートも、余りの乱高下に多くが機能不全に。こんな時に、役に立つのが「山勘投資法」ではないだろうか?ある学者の実験では、サルに投資判断をさせると、最も成績が良かったとか。サルはランダムに判断したか?勘で判断したか?この場合は、ランダムが想定されている。勘による投資法を記述しているのが、The Zurich Axiomsである。第7の公理に、裏打ちされた直感は役立つとある。訳本は、マネーの公理である。また、勘に関する書物もあるが、入手困難なようで、楽天ブックスでは勘の研究のみ扱いがある。ノーベル賞を受賞した小柴昌俊先生も、勘の効果について、インタビューで語っている。 猛烈に追い込んで頭脳を使い切ったゆくと、 勘が当を得ている確率を、高められるという。直感の強化に関する海外の研究もある。それによると、脳の中枢部ではなく線条体と呼ばれる部分が、機能しているようである。要するに、面倒だからと、勘に頼ったのでは成果は乏しい。十分な、知見の裏付けがあり、頭を、これ以上ムリ!というほどに使い切った状況があってこそ、そこに生まれる直感が、成果を生むのである。それでも、必ず、というわけでもない。
2008.10.23
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このところ、株式相場が急落を続けている。ほぼ1年で、日経平均は、ほぼ半値に。1年前に、全部売却して、定期預金にしていたら...というタラレバは、投機の世界である。藻緯羅流・株式投資は、現金と株の割合の調整は、するものの全てが預金になることはない。1年前、とある人にアドバイスして銘柄を入れ替えて貰った。その内容は....%値は、2007/11/15の株価に対する時価の割合2007/11/15 ----> 2008/10/10 2008/10/10/2007/11/15入替前 佐田建 119 ---->27 23% 五洋建 176 ---->89 51% 兼松 182 ---->69 38% NISG 340 ---->54 16% 新生銀行 356 ---->213 60% 日経平均 15396.3 ---->8276.43 54%入替後 高千穂交易 1316 ---->873 66% 本田技研 3830 ---->2110 55% タカラトミー 795 ---->513 65% 三菱UFJ 962 ---->710 74% 近鉄 349 ---->333 95%この3日間で、株の勉強でもいう方にいくつか参考書を紹介。 株の本ショップ
2008.10.10
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今日の東証の開示で、JR東海が、日本車輌を子会社化する計画が公表された。TOBにより、過半数をわずかに超える株を取得する。TOBにより、目的を達成できない場合は、両社で協議するとしていて、あくまでも子会社化を目指す。当然ながら、日本車輌は、TOBに賛成している。もともと、人的関係もあり、陰に陽に提携していたようなものと、藻緯羅は考えていた。日本車輌は、的確な事業再構築により、優良会社に変貌すると考えているのだが、今般の資本業務提携では、日本車輌側が、足枷をはめさせている。すなわち、 日本車輌の事業内容に重大な変更を 加えることは予定しないとある。この言い回しは、微妙で含みがあるゆえ期待が出来ないわけでもない。もし、優良会社に生まれ変われれば、1株、600円の価値があると思う。花のタネは真夏に播くな
2008.08.15
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一ヶ月ぶりに、1000株の取引が成立した。ジャスダックの国際放映である。バブル経済以前は、店頭株の流通性はこんなものであった。店頭から市場と名前が変わったに過ぎなかったわけである。大阪への都落ちも、当然のことである。しかし、閑散に売りなしとも言うから、そろそろ、相場が反転するのかもしれない。次の商いが出来るのはいつであろうか?明日か?一ヶ月後か?今日の株価なら、悪くはないかも。指して置く手はある。但し、買えたら最後、いつ売れるかわからない。買いイタが、全くない日もあるのである。[楽天ブックス]3,344円憲兵 [ 中山昭二 ]
2008.07.09
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今年は、昨年と違って曇天だった。会場も人見記念講堂に変わり、飲食の提供もなくなった。藻緯羅の主張が、1つ叶えられたわけである。同講堂は、コンサートホールとして設計されているので、座り心地も音響も良く、非常に快適な総会であった。これなら、ロングラン総会になっても、苦にならない。ホテルの宴会場だと、あの固いパイプイスに座らされる。会議室なら快適なのだが、宴会場の場合は苦痛となる。出席者は、ホール定員の7、8割ほどか?この位が、席の自由度からして丁度良いと思う。議事進行は、従来通り。質問に立ったのは、15人で想定の範囲内。時間の制限があったのだろう、少し強引気味に採決へ、が、特に異議は出なかった。総会終了後、新人2名を簡単に紹介して、お開きに。ほぼ2時間で、終了した。社長の発言からは、ファンの株主化は後退するように、感じられた。藻緯羅の主張の、もう一つは、役員や社員との懇談の場の提供である。株主の出席者が多過ぎると難しい。今年の人数では、まだ、無理であろう。飲食付きイベントと同時刻開催なら、うまい具合に、別れるかもしれない。ともあれ、落ち着いた総会に戻って良かった。
2008.06.29
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ボーナスの支給が終わる頃、株が魅力的に見える。今年は、どうだろうか?上がり続けて来て、押し目に見える。もちろん、押し目かどうかは後日でなければ、決まらない。さて、藻緯羅の生活に近いところで銘柄を抽出してみた。コード 銘 柄 時価 配当 利回り-------------------------------------------------- 8570 イオンクレジット 1398 40 2.86% 4711 東急コミュニティ 2455 72 2.93% 9412 スカパーJSAT 46800 1200 2.56% 8028 ファミリーマート 4200 64 1.52% 2417 ツヴァイ 707 25 3.54% 7867 タカラトミー 692 10 1.45% 3402 東レ 607 10 1.65% 6272 レオン自動機 337 7.5 2.23% 4825 ウェザーニューズ 1222 15 1.23%株生活七つの掟
2008.06.21
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相変わらず、堅調な相場が続いてます。経済環境からすれば、妥当ゾーンの上限を這っているのは異様に思えます。いろいろと講釈は出ておりますが、藻緯羅流は、3点セット実行中と眺めてます。(1)現物売り(目的)(2)先物買い(手段)(3)プット買い(支え)というわけで、資産の3割ほどを、1)と3)に投入中。零細投資家なので(2)は使えませんが、無理に使ったところで影響力がないのは明白。世界一シンプルな投資戦略トップファンドマネジャーの明快投資戦略幸せになる投資戦略を探せ黄金サイクルと農耕民族型投資戦略投資戦略の発想法(2008)ビル・ミラーの株式投資戦略デイトレーダーをカモにする株式投資戦略<<<株の本ショップ>>>
2008.05.29
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先週末、株を20%ほど売却しました。損切りと利食いを組み合わせて、僅かに損失。持株の今期業績予想が、 藻緯羅の想定以上に悪い。会社の想定円レートが、105円程度にも関わらず。 (藻緯羅は、円安になると思っているが...ところが、株価は堅調どころか、上がっていく不気味さ。というわけで、現金率を上昇させたました。また、プットを使った保険もかけたままです。さらに、売却を進める時は、逆に、コールで保険をかけようかと...しかし、キャッシュはあるわけだから、保険というよりは投機の道に足を踏み入れる事になる。止めた方が無難であろう。ギャンブルなら馬券で...(蛇足)オークスは、前走までのレースぶりから...◎レッドアゲート○アロマキャンドルXムードインディゴレジネッタは初物満載でリスキーだが、根性娘なので、またまたが???過去の裏切りも1回だけだし...しっかり儲ける日経225オプション取引入門日経225オプション取引基本と実践先物・オプション取引入門<<<株の本ショップ>>>
2008.05.19
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ロシア・東欧地域の株式/債券に投資するファンドの純資産残高が、先月末は2カ月ぶりに回復基調という。では、逆にロシアが東証株を、買うとしたら?藻緯羅の注視株の中から、抜き出すと・日本軽金属(チタン精錬の特許を保有)・日本車輌(車体製造上の特許を多数保有)・川崎重工(潜水艦製造技術を保有)あたりか?この3つ、業績の割には強めに見える。<<<株の本ショップ>>>
2008.05.08
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チタン株は、新精錬法に関する限り大阪チタニウムテクノロジーズ(旧住友チタニウム)(元住友シチックス&元々大阪チタニウム)が、有望と見ている。共同出願(特願2004-317842)以来、東邦チタニウムからの出願はないと思われる。それでは、東邦チタニウムには、どんな魅力が...今年の特許状況から、見てみよう。まずは、一覧を、ネタ元は、いつもの特許電子図書館である。 特開 複合酸化物の製造方法 特開 水素化チタンまたはチタン粉の製造装置およびこれを用いた水素化チタンまたはチタン粉の製造方法 再表 溶融塩電解による金属の製造方法および製造装置 再表 ニッケル粉末およびその製造方法 再表 アナターゼ型酸化チタン粉末およびその製造方法 再表 酸化チタン光触媒およびその製造方法 特許 光触媒用酸化チタン粉末 特許 Ni粉末の製造装置およびNi粉末の製造方法このうち、「再表 溶融塩電解による金属の製造方法および製造装置」は、カルシウムを利用する還元法に関するものであり、昨年秋に、審査請求がなされている。事業の性格上、出願が少ないのは当然と言えよう。OTCも、特開5件、再表2件、特許1件の計8件である。発明の名称からは、応用研究に力が注がれているように思われる。4月に竣工した九州の新工場は、インゴット工場であり、OTCの新工場も、インゴットを目指す。スポンジの王者を目指したOTCは、迷走?全方位を狙う、東邦チタニウムには、電子材料面で、ビッグニュースを期待している。おりしも、米HP社が、理論上の存在が示されていた、4番目の電子要素を、TiO2の薄膜で作って見せた。その名を、メモリスタ(memristor)という。今後は、環境問題の側面から スポンジ製造(精錬)工程の省電力化と、 チタンスクラップから高品質インゴット製造が、キーテクノロジーになろう。低コストチタンに、 スポンジから挑む、大阪チタニウムテクノロジー スクラップ再生から挑む、東邦チタニウム投資家にとって、峻別のやりがいが生まれて来ている。チタンの加工技術日本のチタン産業とその新技術
2008.05.06
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日経NETによれば、東証が、 親子上場の必要性を説明せよ!と、子供に要請しているという。いずれ、 子供の上場廃止に踏み切るかもしれない。確かに、子会社を絶対的に支配している親子もいる。それでも、藻緯羅は、子供の上場を支持する。もし上場廃止するなら、親の方である。例えば、藻緯羅が集中投資してるチタン事業の場合、子供である東邦チタニウムやOTCが上場廃止されると、チタン事業に投資したければ、親会社の株を買うしかない。そうなれば、資金効率は悪くなり、投資判断の為に多くの分野の情報を集めねばならなくなり、零細個人投資家は不利になる。藻緯羅は、松下は、もっと多くの子会社を公開すべきと思っている。そうすれば、成長分野に直接投資でき、果実が得られる。しかし、公開していないので、その果実を親会社が得るのは当然だが、現実には、銀行や証券会社など、ごく一部の投資家も得る。市井の消費者から得られた利益であるのにである。東証は、親会社を持つ企業の上場を「市場関係者にとって必ずしも望ましい資本政策とは言い切れない」としている。「市場関係者」に、一般投資家が含まれていないのは、先に述べたようなことから、明らかである。確かに、親子間での商取引が、売上げの相当部分を占める場合、取引の透明性が確保されることは、大切である。それは、IRや監査により行われるべきことである。この流れが続けば、一般投資家は、個別事業に投資する機会を失う事になろう。なぜなら、企業は、必ず親を持っている。急成長する企業の支配権を親が、手放すことはありえない。だから、上場してくる企業は、低成長に移行していて、上場と同時に、親権を喪失しても構わない企業だけとなる。当然、東証から、一般投資家は消えて行く。直接、米国やインドの株を買うことになるだろう。特定投資家・一般投資家について<<<株の本ショップ>>>
2008.04.27
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野村証券社員のインサイダー疑惑が発覚。またしても!である。証券社員の「インサイダー取引」は、庶民で言えば、駐車違反のようなものである。日常茶飯事で、摘発は氷山の一角である。「!」は、時期を指している。なぜ、この時期に、表面化させたのだ?相場が好転の兆しを見せて、個人が買い出したところである。買うな?高値での押し付け完了??そんな中、貧乏な個人が短期投資をやるのは難儀である。フライ級とヘビー級のボクサーの試合さながら。しかし、長期投資であれば、インサイダー取引よりも、情報開示の、正当性が重要であろう。とはいえ、会社の行動は表に出てしまうから、投資家に身近な企業なら、肌で感ずることも。ただし、自分が勤める会社は、除外することである。なぜなら、インサイダー取引の落とし穴がある。また、会社が傾いた時に、ダブルパンチとなる。給料は減る、リストラされる、株も暴落。競争相手の株が、無難であるが、業界ぐるみということもある。趣味とか、隣がメイン工場とか、毎日、行くスーパーとかが、好対象。[楽天市場]愛知県西尾市【ふるさと納税】なぜ株式投資はもうからないのか株式投資収益率CDーROM(2005年)
2008.04.23
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零細個人投資家に、朗報である。一つは、あのマーケットメイク制度が、今週一杯でなくなる。来月から、全銘柄が、「LP」という方式になる。これなら、MMにあった、「見えない」という欠点は解消される。もう一つは、EDINETの機能が拡充された。何より、藻緯羅のMacintoshから、見れるようになった。これで、EDINETで、情報収集が出来る。株価も割安になりつつあり、グッドタイミングである。<<<株の本ショップ>>>
2008.03.17
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キッコーマン[2801]が、紀文フードケミファ[4065]を完全子会社化する。もちろん、紀文フードケミファは上場廃止となる。数年前、ヒアルロン酸に注目した時、生化学[4548]と紀文フードケミファを比較してみた。どちらも捨て難かったが、より専業である点と糖質科学で、生化学にした。食品に軸足を置いていたら、紀文フードケミファにしていたかも知れない。今、生化学と紀文フードケミファのHPを比べると大差で生化学に軍配が上がる。生化学は、今日、良いニュースが入って来た。明日の株価は如何?私のすすめる運動器疾患保存療法実践マニュアル機能性糖質素材の開発と食品への応用<<<株の本ショップ>>>
2008.02.26
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相場は、弱いながらも小康状態にあるように思える。藻緯羅の現金率は、5%。但し、下落リスクの1/3程度を、オプションでカバーしている。保有株を類別すると、金属資材・・・・20%(例:日軽金)利回り株・・・・20%(例:ホリプロ)観光関連・・・・20%(例:日空ビル)電力関連・・・・15%(例:フェローテック)鉄道車輌・・・・15%(例:日本車輌)記念只株・・・・ 5%(例:タカラトミー)個人興味・・・・ 5%(例:インターニックス)<<<株の本ショップ>>>
2008.02.24
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金融庁が、今夜の記者会見で、===本日18時ごろ、金融庁の情報開示システム「EDINET」を通じて、提出された大量保有報告書に、疑義があり事実関係を確認中===といった発表を行うという。まだ、報道機関のニュースに流れていないので、銘柄と保有数については、あえて書かない。各自、2チャンネルへ。または、検索して下さい。藻緯羅には、虚偽の事実を報告したもののように思われるし、この記者会見を開くと言う情報自体にも、怪しさを感じる。それだけ、今の相場が鉄火場であるということなのだと思う。<<<株の本ショップ>>>
2008.01.25
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暗雲の中の大発会になりそうだ。500円安も覚悟しておけば心休まる。さて、これからは、どんな銘柄に期待出来るのであろうか。日本の経済成長には、加工産業の貢献があった。それは、・過度な円安による安い労働力と、・遺伝子にもとづく手先の器用さと、・教育普及による頭脳水準のモードの高さ、によるものである。今や、 過度な円高で、安い労働力は失われ、 幼少時代の遊びの欠如で、遺伝子の発現は抑制され、 ゆとりと横ならび教育で、頭脳水準のモードは低くなった。もはや、従来型の加工産業、知的産業での牽引は期待出来ない。期待されるのは、・観光産業 発展途上国は、これで外貨を稼いでいる。 ドルが没落する前に、豊富なドルを活かして、 インフラ整備が出来れば... ドルの没落以上に、円は没落するので、 観光客の流入には有利になってくる。・第一次産業 農業が代表であるが、生物から抽出するような事業も。 自然相手の単純作業が中心をなすので、労働力確保が可能。・装置産業 同じ加工産業でも、労働力依存の少ないタイプ。 機械さへ動かしていれば、製品が出てくるタイプ。 精錬事業とか製紙事業である。くしくも、三つである。何かと三つなのは、このことと縁があるのかもしれない。経済次元が希薄であった時代は、二つの居心地が良かったに違いない。で、個別銘柄を連想してみると...1. 近畿日本鉄道[9041]2. 生化学[4548]3. 日本軽金属[5701]4. 王子製紙[3861]5. イオンクレジット[8570]6. 日本空港ビルデング[9706]7. 宇部マテリアル[5390]8. 東京都競馬[9672]9. ホリプロ[9667]<<<株の本ショップ>>>
2008.01.04
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今年は、総じて不振でしたね。含み益・含み損も入れて保有総額は、ピークから3割ほど減りました。ただ、消費してしまった分が1割ほどあるので、実質は、2割弱というところでしょうか?税金に売買タイミングを惑わされました。来年からは、それは、なくなりますが...来年の相場は、今年以上に難しい。来年は、オプションも含めて短期売買に時間を割いてみようかな...因みに、我流の売買期間の定義は、短期=3ヶ月未満長期=1年以上中期=3ヶ月以上1年未満ランキングは、年率に修正した上昇率順に並べてます。もちろん、損切りも沢山あります。 銘柄 取得日 利確日 買値 売値 保有日数 年率1 宇部マテリアル 07/05/07 07/05/09 411 448 2日 1643% 2 BML 07/09/19 07/12/08 1530 1834 80日 91%3 スターバックス 06/11/20 07/01/25 51900 59500 66日 81%4 新日本科学 06/11/13 07/02/08 1935 2265 87日 72%5 日本車輌 07/11/13 07/11/30 201 205 17日 43%6 ツウ゛ァイ 06/12/01 07/02/13 1860 1990 74日 34%7 日本車輌 07/01/26 07/04/03 306 320 67日 25%【中古:47384】PS2「片神名 カタカムナ~喪われた因果律~デラックスパック」【お買い得セール11/13】超科学書「カタカムナ」の謎
2007.12.28
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11月に続いて、注視株の一つが、またもや上場廃止になる見込みです。その会社は、雪印種苗です。あの事件までは、長期投資対象の一つとして株主でした。一旦、売却して、買戻しの機会を探りつつ注視していて、そろそろと思っていた矢先でした。TOB価格は、550円と破格です。800円前後が、妥当かと思います。これからも、支配的株主による収奪的TOBが、続くのでしょうか。全く、頭が痛い話です。実際、朝からの頭痛は、おさまらない。TradersShop
2007.12.11
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サンケイが、「充電池や太陽電池中心に「部品メーカー」三洋電機、4000億円を投資」と伝えている。20年前、遅くても10年前に決断していたら、様相は、相当に変わっていたに違いない。20年前に、・部品・OEM事業・家電事業・金融・その他事業に分割していたなら、問題解析もしやすく、対策も立てやすかったのにと思う。ここ迄、来ると、金食い虫の「半導体」を残すのは、再投資が分散するので、賢い戦略ではないだろう。少なくとも、「半導体」をやるなら、充電・発電パーツの付随品の範囲に特化すべきであろう。1000億円で売れない事業に、3年で200億円を投資すると言う。この方向では、結局、昭和の会社に、なってしまうであろう。良い方向が打ち出されるなら、買い目が、あるかもしれない。
2007.11.25
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そう宣ったのは、冬柴国土交通相である。「空港ビル」とは、(日空ビル)のこと。すなわち、「日本空港ビルデング(9706)」を、指している。しかし、この会社は、デパート屋のようなものである。だから、大臣も、空港内の施設を使う会社の外資規制について検討する、としている。もし、実現すれば、広範な上場企業が対象となるはずだ。そんなことは出来ないであろう。発言の真意は、どこにあったのだろう?宣ったのは、確か10月下旬株価は、2600円->1900円2週間で、25%ほど下げた。もし、羽田の管理運営を外国人に支配させたくないのであれば、こういう発言には、ならないはずである。施設管理会社を分離し、非上場化し、その株を、特定の企業が保有し、その施設管理会社が、デパート屋を子会社に持つ。よくある、形態である。羽田空港『We're Alive』モノレール券 羽田空港~浜松町東京国際空港(羽田)第2旅客ターミナルビル1/80 R/C 高速・観光バス 川崎鶴見臨港バス (羽田空港線) 27MHz (京商)プロジェクトX 挑戦者たち 第8期 新羽田空港 底なし沼に建設せよ【NSDS-8857】=>10%OFF!プロジェクトX 挑戦者たち 第8期 新羽田空港 底なし沼に建設せよHealing Visual Collection~羽田東京国際空港(DVD) ◆20%OFF!羽田日本を担う拠点空港
2007.11.14
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注視株の一つが、またもや上場廃止になる見込みです。その会社は、八重洲無線として、アマチュア無線の世界では、知らない人は、いません。藻緯羅も、スタンダードブランドで、2機種、保有中。もっとも、このところ、停波同様の状況ですが。現在の、社名は、6821バーテックス・スタンダードになってます。この社名になった時、嫌な予感がしたのですが.....TOB価格は、2214円になりそうです。またしても、わずかですがPBR1倍以下です。業績と技術力から考えて、安過ぎの感は否めません。TradersShop
2007.11.07
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またまた、注視株の一つが、上場廃止になる見込みです。それは、店頭のユニオンペイント(4622)。社長が全株を所有する会社が、1株350円でTOBを実施する。グリーンハウスと同じ、「手口」になります。持ってはいないのですが、この株価は、不当に安い気がします。 1株純資産 654円 1株純利益 26円(予想)MBOの理由を読むと、さらに、不快になります。買わなくて良かった。でも、買っていれば、儲かった。複雑な思い。ユニオンペイント(株)白ラックニス 3kgF★★★★【撥水性抜群!】木部用ステインタフウッドステイン 4LユニオンペイントTradersShop
2007.11.02
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今日の相場は、急落して始まったが、やや持ち直して終わった。「G7声明」に失望したとの、後講釈が付いている。しかし、中国新聞の「G7声明の要旨」を、 藻緯羅が、さらに大胆にまとめると、次のようになる。・経済全体のファンダメンタルズは引き続き強い。・世界の金融市場の安定を守るため断固行動した。・為替市場を引き続き注視し、適切に協力する。・政府系ファンドは国際金融システムの重要な参加者。・エネルギー安全保障と気候変動の問題で主要国が協調して行動。藻緯羅には、現在の方向性を維持せんとする、力強いメッセージに見える。それとも、「声明の要旨」が、要旨足り得てないのだろうか?
2007.10.22
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シティグループが、「日興證券」を株式交換で完全子会社化することになった。・欲しいものを、最少の現金で手に入れた。・日本への上場の、準備も出来た。実現は、間違いないところと思うが、この実現は、「ブルドックソース事件」がもたらした、圧迫要因を除去するだろう。魅力ある企業の下値が切り上がることに、なるだろう。ところで、課税関係は、どうなるのだろう。諸々、気になることもあるから、交換には応じないで、市場で売却する向きも、多いのではないか。[楽天市場]布がたり・ちりめん和柄生地と手芸2,069円2024干支あみぐるみキット 雲の上の辰【RCP】
2007.10.02
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初めて、期待して買った株が戻ってきました。大チタと、言いました。もちろん、チタニウムに期待してのことです。ほどなく、シリコンの方が脚光を浴びていましたが、上場廃止になってしまいました。その後、本当のリストラが、行われた後、住友チタニウムとして、再上場されました。大掛かりなリストラなので、事業としてしか継続性はありませんが、早速、資金を投入。その会社が、本日から、大阪チタニウムテクノロジーズに、社名変更されました。略称は、紛れもなく大チタです。株価は、先取りされて停滞気味。大切な株の一つです。[楽天ブックス]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]
2007.10.01
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ブルドッグソース「会社防衛策」議案が、株主総会で圧倒的多数で可決された。9割以上の議決権数と8割以上の賛成票であったと言う。これで、提案の手順は執行されてゆくことになる。法律違反にならないよう、著名弁護士事務所との連携は蜜であろう。それでも、藻緯羅から見ると、買収者は、23億のキャッシュを手にする。手持株をトントンで逃げれれば、買収者は大成功であろう。これは、少し買い占めて、会社に買取らせる行為と同等である。もちろん、買収者は表向き、そうは言っていない。そう仕向けたのは、会社側である。ウラでこれが行われればとんでもない話。過去に、藻緯羅には得体の知れない筆頭株主が、株価下落中も居座り続けている。そんな銘柄があった。もちろん名義上の話で、実体は不明である。しかし、今は、このように表舞台で行われるのだろうか。株主総会での「可決」、これが遵法のより所である。さて、弁護士事務所も、事件額をこの23億と見れば、6~7億は手にするだろう。当然、会議費などに連なる諸々の経費もかかっているし、これからも出る。1億程度は必要だろう。会社から、30億強の現金が流出する。この会社には、30億の余裕現金はない。30億は、3年分の経常利益に相当する。7億は費用になるだろう。23億は、何になるのかな?減資に相当するのかな。いずれにしても、収益増に寄与しない、支出である。業績の悪化は免れない。よって株価は下落する。業績が低迷ながらも安定し、10円配当を維持出来るとして藻緯羅の妥当株価は、660円である。時価の、半額以下である。もとはと言えば、この程度の株価推移であった。しかし、株数が倍に膨らんでいるはずなので、330円となる。ここで、買収者は、全新株を396円で買取ってもらっていることを、忘れては、いけない。こうなっても、買収者の譲渡損益は、トントンであろう。含み損、譲渡損を被るのは、買収劇に乗じようとした株主だけである。それは、少数なのだろうと思う。総会での賛成票の多さが、それを示している。しかし、評価損を被るのは全株主である。但し、買収者には、前述のような23億円の「補填」が会社から与えられる。総会にも参加しなかった一般株主は、藻緯羅がここに書いたようなことを、考えたのであろうか。確実にといっていいほど損をする案に賛成したところを見ると、そうではないと思われる。感情的流れ...「外人に乗っ取られるな」...「会社を守れ!」...である。今、起きている社会保険庁の問題も全く根っ子は同じと藻緯羅は思う。総会は国会、総会参加株主は国会議員、委任状株主は国民で、買収防止案が、社会保険庁に関わる法律(改革案ではなく現行法)。「国民皆年金」....「国庫拠出を」........「制度前の高齢者にも年金を」.....である。北海道で勃発している「ミート問題」も、似ているかも。「表示、表示」...「激安、激安」....である。これが「大人の世界」と言ってしまえば、それまでだが。昔は、このような世界は、ふすまの隙間から垣間見たものである。今は、メディアの発達と普及と、公開化で、白日の下に見て行く。「失望」...「不可解!」...である。よって、若者の自殺も増えて行く。過去に、若者の自殺が多かったのは、「終戦」直後であったかと思う。日本社会保障の歴史誰も書かなかった厚生省受益と負担の経済学アメリカ年金事情株の本ショップはコチラ
2007.06.26
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結局、HOYAは、ペンタックス株の友好的TOBで、完全子会社化をすることになった。これで、株式市場的には、決着して、名門「旭光学」は、上場廃止になる。株式市場では決着がついたが、ペンタックスにとって、特に、ペンタックスファンにとっては、何も、解決していない。現経営陣は、増配するという「暴挙」で、立つ鳥、後を「濁ごす」こととなった。さて、HOYAは、どう料理するのであろうか?不要なものを、放り出さなければ、HOYAの現株主が、黙っていないという気がする。[楽天市場]楽天ブックス1,518円PENTAX K-3基本&応用撮影ガイド (今すぐ使えるかんたんmini) [ 酒井梨恵 ]楽天モバイル
2007.05.31
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合併が破談になってしまった両社だが、どうやら、HOYAは、TOBを使ってペンタックスを傘下に入れそうである。藻緯羅は、もとより、HOYAの狙いは、ペンタック全体ではなく、一部の事業であって、それも事業規模というより、技術・ノウハウの取得にあるだろうと、考えている。合併してしまうと、それら技術が使えなくなる可能性があることが、交渉の過程で判明したらしい。まずは、TOBで、「資格」を得た上で、じっくり調査しようという腹であろう。となると、ペンタックスは面白くないだろうから、敵対的TOBになる可能性も高いと思われる。しかし、ペンタックスは、あまり悠長なことは言ってられないはずである。関わっている事業分野は、ドッグイヤー以上に時が経過している。TradersShop
2007.04.22
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PASMOが品不足になって、関連銘柄が探索されているようだ。まずは、バスの運賃箱も作っている、 レシップ (7213)が、物色されている。この会社とバス関連機器で、双璧をなすのが小田原機器である。残念(?)なことに、この会社の株式は公開されていない。しかし、小田原エンジニアリング(6149)の名前を、店頭市場で見つけることができる。社長名や小田原エンジニアリングの会社沿革を読むと、兄弟会社にも思えるが、事実関係は、両社の有価証券報告書を読めばわかるはずである。
2007.04.12
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エディオンとビックカメラの経営統合が破談になった。破談というよりは、婚約させようと話を進めたが整わなかった、と、いうことだろう。藻緯羅は栄電社を「愛用」していたが、デオデオの中に、消えている。ビックカメラが、先行き規模拡大が必要なのは確かであろう。最適なお相手は、ヨドバシカメラである。敵を知れば百戦危うからずで、相互に相手を知っている。店舗戦略が同じなので、店舗コストを下げ易い。余剰人員を教育時間に振り向けて体質強化や、新駅への進出に回せる。仕入れの発言力は圧倒的に増強される。モバイル電子機器(ユビキタス)や、映像・音響機器や、家電を、扱う、駅前立地王者になれるだろう。駐車場は、自前では不要。駐車場代わりにされるより、配送を便利にした方が、いいだろう。さて、種々の壁を乗り越えて、結婚に至るだろうか。いうならば、ロミオとジュリエットである。放置すれば共倒れもありうる。
2007.04.10
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HOYAとペンタックスの合併が破談になった。HOYAは、敵対的になってもTOBを仕掛ける模様だ。両社のHPを具に眺めれば、本音での対等はありえない。統合が落ち着く頃には、ペンタックス解体が白日になっていたはずだ。それを予見した、ペンタックスの一部の役員・従業員が反対したのだろう。否、一部の役員の独走だったのかもしれない。しかし、ペンタックスの前途は多難だ。藻緯羅なら、カメラ等の伝統部門と、カメラ等以外の新興部門を、切離し、新興部門を、HOYAに売渡す。それを原資に、小さくとも良質な組織に伝統部門を立て直す。もし、原資が不足するならオリンパス、リコーなどに、優先株を引き受けて貰うよう交渉する。アップルにマイクロソフトの資本が入ったようなものである。議決権がないとはいえ、影響は避けられないが、背に腹は代えられない。放置すれば、投資系外資に解体されるか新興アジア系会社に、再建を委ねる事になるだろう。さて、どうなるか。
2007.04.10
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どこかの証券会社が弱気のレポートを出したとか、で、久々、話題になっているらしい。 買いたい弱気だろう、否、 PER高過ぎ、 PBR高過ぎ、 チャートが悪い、暴落必至と、様々...「買いたい弱気」は、ありうる話。「チャートが悪い」は、当て物以外のなにものでもない。「PER高過ぎ」は、PERを知らない人の判断。「PBR高過ぎ」は、PBRを知らない人の判断。PERとは、将来利益の先取りという考え方。現在、日経平均の予想利益PERは、20倍ほどである。将来利益を考えているので、予想利益を使わなければ、意味がない。20倍ということは、現在の市場が、20年分の将来利益を先取りしているということである。住友チタニウムの、あるべきPERは、同社の20年分の利益を見積もらないと出てこない。今の利益が続くとすれば、あるべきPERは、20倍で、247円X20=4940円となり、今の株価は割高。しかし、一般的予想数値と同社の3年計画を使うと10年分で、6500円ほど、その後の見通しは困難だが、チタンの市場性からして同じということはない。平均8%ほどの成長が、妥当なところだろう。従って、次の10年の予想利益の合計は、14000円となり、20年分の予想利益は、20500円ほど、となり、これが、PERから見込む、妥当株価となる。(チタン価格は、大きく動かないとした)上記の20500円ほどの20年分の予想利益に、日経会社情報による、2007年3月の予想利益247円を使うと、現市場が、住友チタニウム与えたPERは83倍となってくる。時価のPERは、53倍で、日経平均のPER20倍に対して割高に見えるが、上に述べたように、かかる比較は無意味で、市場の評価83倍に対して、現在の53倍は、むしろ割安と考えるべきなのである。先きの10年が、直近10年と同等と控えめにみれば、20年分の予想利益は、6500X2=13000円で、正に時価である。チタンの成長性を勘案すれば時価は、十分に謙虚である。20年の利益は見通せないというなら、PERを使ってはいけない。他の指標を使うべきである。PBRも、同様の理由で、それぞれの会社の数値を使って適正な倍率は、どれほどかを導出しなければならない。[楽天ブックス]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]
2007.04.01
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いつも元気な住友チタニウム[5726]である。その後押しエンジンは、国家プロジェクトとも言える、スポンジチタンの画期的新製法であろう。従来のクロール法の致命的欠点を克服して、大幅なコストダウンを目指す。国家プロジェクトらしく、呉越同舟の特許出願もあるが、出願状況から見ると、住友チタニウムの方が、リードしているようである。新製法のキーワードは”Ca還元”である。「特許電子図書館」で、検索をかけてみると、以下のようになった。==公開の新しいモノから()内は、出願企業==1 特開2007-063585 溶融塩電解方法および電解槽並びにそれを用いたTiの製造方法 (住友チタニウム)2 特開2006-124813 Ca還元によるTiの製造方法及び装置 (住友チタニウム、東邦チタニウム)出願審査請求3 特開2006-104555 Ca還元によるTiの製造方法 (住友チタニウム)出願審査請求4 特開2005-264320 Ca還元によるTi又はTi合金の製造方法 (住友チタニウム)出願審査請求5 特開2005-264319 Ca還元によるTi又はTi合金の製造方法 (住友チタニウム、東邦チタニウム)出願審査請求、拒絶理由通知、意見書 6 特開2005-248200 Ca還元によるTi又はTi合金の製造方法 (住友チタニウム)出願審査請求7 特開2005-068540 Ca還元による金属製造方法及び装置 (住友チタニウム、東邦チタニウム)出願審査請求=======================7件中、6件に審査請求が出されている。請求されていない出願の公開日は、2007年3月15日、すなわち、昨日である。戦略上,期限近くになって請求することが多いので、請求されていなくて当然である。5番目は、当局と格闘中かもしれない。さて、最新の公開(特開2007-063585)から発明の詳細な説明を、藻緯羅なりに読み解くと、・従来法の欠点 クロール法では、高純度の金属Tiを製造することができるが、 生成Ti粉が凝集沈降し粒成長して、反応容器外へ回収が困難であり、 金属Tiの製造を連続的に行うことができず、生産性が阻害される。 TiCl4の供給速度を上げることができず、コストを押し上げる。・Ca還元の障壁 還元剤として使用する金属Caの粉末は、極めて高価である。 金属Caは反応性が強く、取り扱いが非常に難しい。 TiO2をCaにより直接還元するに用いるTiO2は高価である。・本発明者らのこれ迄の考え方 工業化には、TiCl4のCaによる還元が不可欠である。 還元反応で消費されるCaを経済的に補充する必要がある。 Caを循環使用する方法、OYIK法を提案した。・本発明(特開2007-063585) 本発明の製造方法を、OYIK-2法と命名する。 本発明の溶融塩電解方法は、溶融塩をカソード表面近傍で一方向に流しつつ 電気分解して電解槽の出側でメタルフォグ形成金属濃度が高まった溶融塩を 回収する方法である。 本発明を使えば、クロール法で得られるTi粉が凝集した状態であるのに対し、 還元工程で得られるTi粒は凝集しにくく、かつ容器に固着しにくいので、 容器から取り出しやすく、回収後のTi粒をそのまま溶解工程へ移送し、 加熱溶解してTiインゴットとすることが可能である。どうやら、工業化は成ったように思える。しかしながら、依然として、どの程度のコストダウンなのか、国家プロジェクトの目標が達成されたのかどうかも、藻緯羅には、不明である。 [楽天ブックス]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]チタンの基礎と応用 [ 新家光雄 ]
2007.03.16
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今年の短期売買トップ7メインは、長期投資ですが、時々は短期投資も。短期投資と言っても、デイトレードはほとんどしません。我流の定義は、短期=3ヶ月未満長期=1年以上中期=3ヶ月以上1年未満年率に修正した上昇率順に並べてます。もちろん、損切りもあります。 銘柄 取得日 利確日 買値 売値 保有日数 年率1 国際放映 12.26 12.26 220 248 1日 4646%2 マクロミル 12.08 12.15 273000 293000 8日 334%3 レオン自動機 11.27 12.18 376 428 22日 229%4 フオスタ-電機 07.28 09.07 1604 1842 42日 129%5 フェローテック 01.18 01.31 848 888 14日 123%6 東京都競馬 06.08 09.04 307 384 89日 103%7 生化学工業 01.17 02.08 1326 1410 23日 101%8 スターバックス 11.15 12.15 51900 55900 31日 91%9 インターニックス 12.15 12.26 911 927 12日 53%10 東北新社 05.24 07.05 1242 1300 43日 40%番外(中期) 日本空港ビル 05.29 11.29 1098 1264 185日 30%(2023.6.4追記) "よく読まれてる記事一覧"にあったので、リンク切れなどをメンテナンス。 企業へのリンクは、見た目は切れていませんが、 「レオン自動機」は、変わったことが見てとれます。 藻緯羅は、 変わったことを表示するページに転送して、 現在のページに数秒後に自動転送するか、 ボタンを置くのが、ベターと考えてます。 そのままリンク切れにしている、 公式的サイトも見られますが、 トラブルか変わったのか、わかりづらい。[楽天市場]動産王1,760,000円【送料無料】EZデバイダ CX011 レオン自動機 2016年 製パン 中古 【見学 札幌】【動産王】
2006.12.29
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最後の公理は、プラニングに関するものである。計画は、放置してはいけない。定期的に点検すべきである。計画通りに、ことが運ぶことなど、ありえないのである。ほころびが見えたら、計画は変更されねばならない。目標が達成されても、計画は変更されねばならない。こうすべき理由は、他の公理による。その意味では、「数学」的には、最後の公理は、明らかに定理である。どうして、公理なのか。11個でなく12個にしたかったのであろう。12、すなわち1ダースである。第8公理には、ジンクスめいた、こだわりも遊びにとどまるなら、悪くないとある。
2006.12.16
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第11番目の公理は、頑固に関するものである。投資においては、頑固と強情は墓穴を掘ることに繋がる。同じように、損を取り戻そうと企てることも墓穴につながる。馬券必勝法がある。オッズ2倍の賭け目に「1」を投ずる。負けたら、「2」を投ずる。また負けたら、「4」を投ずる。2倍程度のオッズは1日に1回位は当たる。「4」を投じて当たれば、「8」が得られる。投じた累計は、1+2+4=7である。「確実」に、「7」が「8」になる。週に1回で、50週続けると、約800倍になる。これを、株に適用したのが難平である。この戦法が有効かどうかは、馬券に照らせば、明白である。要するに、始め悪ければ、撤退なのである。御破算としなければならない。100万を投じて、30万損した、まず、30万を取り返そう。これは、いけない。70万を投ずる、のである。「30万を取り返す」「70万を投ずる」この差は、大きい。
2006.12.16
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第10番目の公理は、コンセンサスに関するものである。日本流で言えば、「良き花は、裏街道に咲く」多数意見は、無視するに限る。ここで重要なのは、「無視する」のであって、逆に考えたり、逆を行くわけではない。裏街道も、いずれは目的地にたどり着く。たどりつかない道は、裏街道とは言わない。表に囚われると、「裏」が見えなくなる。かといって、見える道を反対に歩いても仕方がない。見ないに限る。かくして、専門紙は見ないに限るとなる。この本によると、かのデカルトは、ギャンブル好きだったらしい。しかも、財を築いたらしい。それが、ギャンブルによるものだったかは疑問。しかし、少なくとも、身は持ち崩さなかった。その秘訣は、「我思う、ゆえに我あり」か。さて、「多数意見は無視するに限る」この命題の証明は簡単であり、誰でも理解出来る。 金持ちは、どの世界でも少数者である(Q.E.D)
2006.12.15
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第9の公理は、楽観に関するものである。何事にも、プラス思考で考える事にしてるの、とニコニコしていては、いけない。投資においては、プラス思考は禁物なのである。常に、悲観的に退路を考えていなければならない。想定外のことが、起こってはいけないのである。何事が起ころうとも、想定内でなければならない。つまり、悲観的なケースゆえに、想定していなくてはいけない。逆に、楽観的なケースは、想定外のことが起こっても構わない。今日、買った銘柄の本社に、明日、捜査の手が入るかもしれない。実際、島精機への家宅捜査を予想していた、株主は少なかったであろう。退路を想定出来ない投資をしては、いけないということである。想定したら、退路がない投資も、してはいけない。暁雲 屠蘇器 松台松竹梅高砂の峰1800ml【限定酒】純米大吟醸熟成酒『おもてなし』 1800ml【金箔入り】【お屠蘇(おとそ)付き】新政 本醸造 720ml×2暮らしの伝承伝統工芸 輪島塗七ツ揃屠蘇器【老松蒔絵】銚子 吉吉丸
2006.12.15
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第8の公理は、神仏に関するものである。占いとか、予知能力とかの類いについてである。神に祈ったところで、事態は好転しないし、星占いをしたからといって財宝が降って来るわけではない。だから、そんなものに盲従してはならない。楽しむ程度にしておかねばならない。良い銘柄だと思って買ったら、翌日の新聞に格別に良い材料が掲載されて、3日連続ストップ高という「幸運」は、誰にも、等しく、ランダムに訪れる。たまたま、その時が来たに過ぎない。予知能力があるわけでもないし、格別、運が強かったわけでもない。まさに、たまたま、なのである。[楽天市場]岐阜県富加町【ふるさと納税】
2006.12.14
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第7の公理は、いわゆる直観に関するものである。無性に買いたくなった時に、買うのは、正しい決定なのだろうか。第7の公理は、正しい場合と、正しくない場合があると述べる。正しい場合は、裏付けがある場合であり、正しくない場合は、裏付けがない場合となる。しからば、その裏付けとは何か?その直観をもたらしたであろう知見が自身にあるかどうかということである。あるとなれば、その直観に従う価値があるということになる。もちろん、正しい結果を導かない事もある。それでも、やってみるべきであろう。その為に、努力して蓄えた知見である。この直観には、チャートは含まれない。どんなに達人を自負している人においても、チャートを眺めて、間違いない、売りだ!閃いたのだ!これは、従うべき直感ではない。
2006.12.13
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第6の公理は、愛着に、関するものである。執着というより愛着である。どんどん、持株の株価が上がって行くとあばたを、えくぼと思い込んでしまうのである。もっとも、あばたが、えくぼに見えて、買うということもあるが。その会社が沈み込んで行こうとしているのに、気付かぬ振りをして、大事に持ちたくなってしまうのである。これほど、危険なことはない。愛することと、投資は別物である。記念に1単位持ち続けることは出来るだろう。実際、我が手元には、「山一証券の1000株券」が、1枚ある。投資対象ではなかったが、まさか消えるとは。教訓の意味で、ポスト入りしてから、購入。しかし、なぜか利益が出てしまったから不思議なものである。つい最近迄、アジア航測も1枚、あったがまた手がけたついでに、保振に入れてしまったので、今はない。今あるのは、ホリプロとインターニックスそれと、悲しいかな、「 タカラトミー 」になってしまった。もっとも、昔々、トミーにするかタカラにするか迷った末、トミーにしたのである。同じく二択で迷ったものに、MBLとコーリンがあった。選び取った MBL も、久しく株券が手元にあったが、こちらは、保振に入れてしまった。株券が電子化されるのは、淋しいことでもある。
2006.12.12
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第5の公理は、自身の「助言」に、関するものである。すなわち、 いろいろ経験を積み、研究を重ね、「大損」という月謝も払い、 ついに、私は輝ける「法則」を、見つけた。というエピソードである。あるパターンの、ある期間の後には、必ず、あることが起こる事を見いだした。という、お話は、しばしば耳にする話である。そして、それは、ほとんどの場合「真実」である。しかし、今後も、必ず起こるであろう「あるパターン」の後に、「ある期間」が来るとは、限らないし、尚更、「あることが起こる」とは、限らないのである。現実に、あることが起こるかどうかは、5分5分なのである。すなわち、私は輝ける「法則」を、見つける前と後で、何も、変わっていないのである。多大の時間と努力と、「月謝」は、無価値だったのである。否、輝ける「法則」を、信じて得られるものは、「不幸」かも知れない。
2006.12.11
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第4の公理は、他人の助言に関するものである。要するに、「他人がする予想を信ずるな」ということである。もちろん、他人のもたらす「事実」は、宝である。それが、信ずるに足る場合は、無視すべきでない。ここで、信ずるなとされる「対象」は、「予測」とか、「予想」に属するものである。理由は、相場は人が作り出す。人の行動は予測不能である不能なことを、出来るがごとく話す者の話は、信ずるに値しない、ということである。しかし、多くの場合、嘘を言っているわけではない。ただ、仮定が置かれているということである。例えば、この株の新相場が始まるとしたら(仮定)****************(中略)****************先きの高値を奪回するであろう。という次第である。
2006.12.10
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第3の公理は、いわゆる損切りに関するものである。手仕舞うと意味では、第2公理と同じである。ただ、儲けているか、損しているかの差である。その難しさも、結局は、同じである。仕舞ってから、「しまった」と思う心配が先きに立つという障害物である。しかし、失敗からの撤退は猶予を許さない。沈み行く船に乗っているのだから、船と運命を共にすることになる。遅くても、波に飲まれることになる。まさに、早めに、海に飛び込むべきなのである。古来、1割転換法というのがある。1割下げたら、手仕舞う、というものである。実践的には、1割が最適かどうかは、わからない。これは、永久に、そして、誰にもわからない。しかし、誰にも、平等に確実な事がある。1割転換法なら、1割しか、損をしないということである。言い換えるなら、ブローカーの手数料が10%であって、しかも、ブローカーは、元本保証をしてくれるのである。(もちろ、10%の手数料は払わねばならない)そのブローカーを使うか、どうかは、投資家の自由である。そいったブローカーを使わない場合、次の能力を身につけなければならない。それは、「損を取り戻そうと、投下資金を積み増す」という誘惑に克つ能力である。その誘惑に負けるということは、「カネを貸すから、保証金を入れろ」と言われて振り込む「愚かさ」に似たり。それでも、多くの投資家がしてしまう「愚かさ」なのである。[楽天市場]楽天Kobo電子書籍ストア1,702円The Zurich Axioms (Harriman Definitive Edition) The rules of risk and reward used by generations of Swiss bankers【電子書籍】[ Max Gunther ]
2006.12.09
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第2の公理は、いわゆる利食いに関するものである。これに関する、「言葉」は、あまたある。・まだはもうなり、もうはまだなり・利食い千人力・利食いは、脱兎のごとく・利食いという、失敗はないこれに、撤退も含めると、さらに増える。たとえば、・売った株の、株価は見るな!究極は、 迷ったら、仕舞えに尽きるであろう。 The Zurich Axioms では、「欲」の制御に視点を置く。なんだかんだと言われても、「欲張り」との闘いなのである。よって、この公理を学ぶだけでも、この本を読む価値がある。不幸な事に、欲の制御に失敗したとしても、その愚を重ねることは、避けられるであろう。[楽天市場]楽天Kobo電子書籍ストア750円Summary: The Zurich Axioms Review and Analysis of Gunther's Book【電子書籍】[ BusinessNews Publishing ]
2006.12.06
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