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先週の土曜日、月に一回の鍼治療&整体へ。ここのところ、足の筋肉痛が酷いので、マッサージしてもらったら気持ちいいだろうな!期待して出かけた。
鍼灸師さんが
「桃太郎さん、膝に水が溜まってるよ」
でもチキンなので、やはり整形外科に行くことにした。水を抜くのかなあ。痛いかなあ。病院は嫌いだよ。
レントゲンを撮ったら医者は、膝の腫れよりもレントゲン写真を気にしていた。
私はもともと膝関節症と12年前に診断されている。その時は、膝に負荷のかからない運動をして痩せてくださいという指示だったが、今度の医者は違う。というか、変形性膝関節症は悪化していた。職業を聞かれた。
「今は事務職なんですが、3月までは…」
職業名を聞いたとたん、医者は
「ああ、それだ。長年続けて膝が悪くなっているんだね」と…
私の右膝は潰れかかり、しかもズレていた。おまけに右足X脚、左足O脚。
「これでは痛いでしょう」
水を抜くのでなく、ヒアルロン酸注射になってしまった。これ、痛いですぜ。大の大人が悲鳴を上げてしまった。私は膝は痛くないんだけど、膝をかばって足全体が強ばっているのだった。
「運動はダメですよ」
「えーっ、それじゃ筋肉なくなっちゃいます!」
「痛いよりいいでしょう」
良くない!筋肉落ちたら、ちょっとした動きでもすぐ筋肉痛になるに決まっている。それにますます太る!
「先生、膝に負荷のかからない運動にしますから、それならいいですよねっ」
私がしつこかったので先生は渋々頷いた。インソールも作ることになり、予約を入れた。
もともと12年前も膝に負荷のかからない運動をと言われていたのだ。最初はそれを守ってブールにしていたのに、足の痛みが引いた私は調子に乗り、地上へ進出。ハードなのは良くないだろうと思い、フラとヨガだけにしていたのに、調子に乗った私はズンバ、ラテンダンスを始めてしまい、楽しくなってしまった。
ヨガも最初はリラックスヨガだったのに、エスカレートして、ハードなボディメイク、体シェイプヨガと変わっていった。これはかなり膝を曲げ、足に負担のかかるヨガだった。筋肉はついてきたが、私の膝は悲鳴を上げていただろう。
医者に約束したのだからと雪の降った翌日なのにもうプールに入っていた。
久しぶりのアクアビクスは楽しいけど、うーん、これじゃ振り出しに戻ってるやん。それにもともとホーム店にはプールがない。系列店に遠征しなくてはならない。たまにならいいけど、度々だとどうなんだろう。
今日は膝パットをしながらストレッチとリラックスヨガをこなした。
気持ち良かった。
〈後日談〉
再び、整体へ。
「潰れちゃった骨は治らないかもしれないけど、ズレちゃった関節は治せるよ。治そうよ。またダンスもできるようになるから」
確かに…病院だと痛み対策だけなんだよな。
運動禁止って…運動しなかったらまた太るし、筋肉落ちるし、せっかく良くなった内臓の数値もまた悪化するよなあ。
ここの整体は鍼治療もやっていて、通っていたからこそ、私は首の頸椎捻挫も腰痛も治して、前職を全うしたことを思い出す。西洋医学って、部分的な箇所だけ治して体全体は見てくれない。治すといっても対症療法だし。
東洋医学は全身を見てくれる。膝が痛いと言っても腰や背中に原因のあることも多い。(もっとも私は膝は痛くない。腫れているけど)
難点は保険が効かないので高い。
それでも私は楽しい60代を過ごしたい。墓場までお金は持っていけないし、後期高齢者になるころには、ダンスなんかやりたいと思っていない可能性が高い。今しかできないことは今、やりたい。
と言っても炎症を起こしている今、ダンスをやるわけにはいかないが、集中的に治して、早いうちに復帰したい。
今はさすがにハードなことをしてはまずいし、今後もハードなヨガはもうやれないだろう。でもリラックスヨガなら参加できるし、負荷のかからないプールならやれるのだ。
整体、鍼治療に賭けよう。
楽しい60代にするのだ。
ずっと子育て、フルタイムの仕事を頑張ってきた。終わった途端に運動禁止なんて、あんまりだ。
整形外科に行ったお陰で、自分の体の状況はわかった。どう治すかは自分で決めたい。
クオリティライフを大事にしたいから。