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2006年01月28日
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テーマ: 鬱病(2272)
カテゴリ: うつ 闘病生活
 何がやりたいんだろう。何を求めているんだろう。昨日からそればかりを考えていた。たかだか面接に行くだけ。来週の金曜日だ。
 人の役に立ちたい。できれば、動物の役にも立ちたい。生きているもの、生きようとするもの、生きる希望を失った者、そのすべてに力を与えたい。僕がこの3年間、悲しみの中でも見失わなかったものは、そういう気持ちだ。人の笑顔がみたいよね。そんな気持ちで、診療放射線技師になった。動物はもちろん、動物が飼われている環境も、飼っている人の心も診ていけるようになりたいと思って獣医師にもなった。でも、それを活かして、人の笑顔を引き出す努力をする前に、自分自身が笑顔でいることができなくなった。僕は自分の信じる道をまっすぐに進んできたと思っていた。だけど、振り返ってみるとどうだろう。決して平坦じゃなかったし、まっすぐでもなかった。
 悲しい気持ちが作り出す映像に惑わされてきただけだ。自分の目で前を見据え、自分で選んできたつもりでいただけだった。僕自身が僕であるために、何をすればいいんだろう。何ができるんだろう。
 守りたいと思う、役に立てたらいいなと思える人たちの声が聴きたい。病気で絶望し、愛する対象を失った人たちの声を聴きたい。そこに、僕が求めるものがあると思っている。僕は病気と対峙するために、医学と獣医学を学んだんだ。

雨が降るなら傘になり寄り添おう
闇が涙を誘うなら一筋の灯りになろう
すさぶ風が明日をさらうなら森になり寄り添う
長い夜が過去を映すなら燃え上がる炎になろう

禍に流されあなたが苦しむなら
時を越えて僕がたどり着こう

 稲垣潤一さんの「時を越えて」という歌の中に、そんな感じのフレーズがあった。宮沢賢治さんの詩「雨ニモ負ケズ」も人を支える強さがある。一緒に悲しみ、苦しみながら何かを探す強さがあるね。僕もそうやって、人と一緒に歩きながらいけたらいいと思っていた。たぶん、それが僕らしい生き方なんだと思う。そのためには、僕自身が一人で歩こうとする勇気と歩き続ける力と意志が必要なんだ。どんな仕事に就くにしても、どんなことを学ぶにしても、僕らしく行く。それでいいんじゃないかと思っている。





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最終更新日  2006年01月28日 13時55分43秒
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