Moonlight ~終わりの無い夜の旅路~

Moonlight ~終わりの無い夜の旅路~

快速ムーンライトえちご



12月26日、連日の大雪ではあったものの、どうにか上越線が無事だったので私はムーンライトえちごに乗車出来たわけであります。

グリーン車
このとき乗った座席はこんな感じです。本当は別な列車のものなんですが、全く同一のタイプなので良しとします(笑)
ちなみにこれはグリーン車です。国鉄時代からずっと使われている座席ではありますが、そんなに悪くはなかったですね。

私は高崎駅に到着するまでウトウトしておりました。
車掌さんのアナウンスに起こされ、喉を潤すためにホームへ出ることにしました。
最終の普通列車新前橋行きを見送った後、急行能登がやってきました。
今はとなっては貴重な国鉄型特急車の並び。
思わず携帯で撮影してしまいました。
でも暗くてよく見えなかったんですけどね・・・・・・・

快速ムーンライトえちご
これが私の乗った快速ムーンライトえちご号です。まさに名特急車です。かつては日本中を駆け巡った485系の数少ない定期運用なのであります。

急行能登
こちらは急行能登です。489系という列車で、485系を基本に碓氷峠線用の車両として作られ、1997年9月末の碓氷峠線廃止まで、特急白山として運転されました。
現在はこの急行能登が唯一の定期運用となっているのです。時代の流れは儚いとつくづく実感してしまいます。


急行能登に遅れること5分、列車は高崎を後にしました。
またここからウトウトしてしまったのですが、ふと気付くと水上駅でした。
運転停車のため、乗客の乗り降りはないのですが、かなりの雪が降っていました。これからこれ以上の雪が降る場所へ行くのかと思うと、言葉が出ませんでした。
しばらくして、列車は水上を出発しました。
上越国境のループ線を越えた後、ついに新潟県へ突入しました。
本当にものすごい雪です。やはり雪国なんだなとつくづく実感した次第です。
その後、列車は突然に停車してしまいました。
車掌さんのアナウンスが流れ、「大雪の影響で前に進めない状態です。このためしばらく停車いたします。ご了承ください」とのことです。
やはりそれほどの大雪だったのです。
これが原因で、3、40分ほど立ち往生することになってしまいました。
長岡駅には1時間ほど遅れて到着。いつもなら15分ほど停車するんですが、それもなくすぐの発車となりました。

その後、携帯が鳴りました。相手は父です。列車が遅れているために、心配になってかけてきたのだそうです。もちろんデッキへ出ましたよ(汗)
無事を伝え、電話を切ると、うっすらといつも見慣れた風景が見えてきました。終点の新潟はもうすぐです。

結局、列車は約1時間遅れで終点新潟に到着。列車を降りて車体を見てみると、ものすごい雪でした。本当に新潟は豪雪なんだなと改めて実感しました。

改札を抜け、出口へ向かうと、兄と父が車で出迎えてくれていました。
列車が遅れたということであまり文句は言われなかったのが幸いでした。
いろいろと首都圏でのことを話しながら車は実家へと向かっていきました。

そして、懐かしき我が家へ到着。涙が出るほど嬉しかったですね。
寝不足だったこともあり、布団へ直行、そして昼過ぎまで深い眠りにつくのでありました・・・・・・・・

年末の帰省では改めて地元の素晴らしさを実感しました。
いずれは絶対に新潟へ帰りたいものです。生まれ育った懐かしの故郷を捨てるなんて私には出来ません。
やっぱり地元が1番ですね。


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