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前回、前々回とほとんとボヤキのような記事で、ちょっと反省です。(ちょっとだけ)このお仕事を続けてきて、長年溜めてきたいろんな鬱積した何か、このまま観ない振りでいいのか?と自問自答し続けてきた何かが、今までどうにか休火山で静かにしていましたが、近頃限界のようフツフツと沸騰しだしましたよ。困った困った、こまどり姉妹。さりとてボヤいてばかりでも何も変わらない。あなたの役立つ情報もちゃんと伝えなくては。これからは一人でも多くの人がヒーリングジプシー卒業して、私には能力はないとかがっかりとかすることなく、本来の私達が持つヒーリング能力を使って欲しい。そう切に願っています。ということで、今回はお金かけて怪しいセミナー受けなくても、簡単安全、自分でセルフヒーリングできる基本の方法をお伝えします。ガイドが教えてくれたたくさんのメソッドの中でも、とても簡単な内容の一つです。これを試すと今までヒーリングセミナー行ったのに、何も変わらないとか、何も感じないといった理由が、何故なのかが分かってきます。あなたが鈍いとか能力ないとかじゃないですよ。これから何度も言います。「全ての生命はヒーリング能力を持っています!」まずはあなたご自身が一番キャッチしやすい感覚を見つけて下さい。自分の体と会話するといった感覚のトレーニングにもなります。今回は誰もが持つ五感から探しましょう。聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚。このどれかの中に、あなたが一番キャッチしやすい、または発達した感覚を持っています。セッションではその方が一番発達した感覚を、必要な時にはガイドが教えてくれるのですが、自分はどれが当てはまるか一度観察してみてください。☆聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚の中で、 あなたが一番リラックスできる方法は、 または、好きな方法はどれですか?「聴覚が発達している、キャッチするのが得意な人」・好きな音楽を聞く・自然の音を聞く・雨の音に落ち着く・ベルやクリスタルボール等の音が好き上記の内容など音に対してリラックスできる人は、聴覚が発達している、またはキャッチしやすい人。「視覚が発達している、キャッチするのが得意な人」・美しい景色を観る・空を観る・絵や写真を観る・塗り絵が好き上記の内容など観ることでリラックスできる人は、視覚が発達している、またはキャッチしやすい人。「嗅覚が発達している、キャッチするのが得意な人」・精油やアロマオイルが好き・香りにこだわる・天候によって匂いの違いが分かる・香りで記憶が蘇りやすい上記の内容など香り匂いでリラックスできる人は、嗅覚が発達している、またはキャッチしやすい人。「味覚が発達している、キャッチするのが得意な人」・食べることが好き・食材の鮮度がわかる・飴やガムが好き・甘い、辛い、苦い、酸っぱい全部好き上記の内容など味わうことでリラックスできる人は、味覚が発達している、またはキャッチしやすい人。「触覚が発達している、キャッチするのが得意な人」・柔らかい感触が好き・手の平がいつも暖かい・触れるのが好き・よく手を合わせる、握る上記の内容など手の感触でリラックスできる人は、味覚が発達している、またはキャッチしやすい人。以上ですが、さ~っと読んでみて、どれか当てはまる項目はありましたか?私は多分これかな~という感じでも全然大丈夫ですよ。それぞれのメソッドを行うことで、あなたの五感がさらに活性化され、あなた本来が持つヒーリング能力がどんな感じか、しっかりと体感からわかるようになっていきます。そうすると、本来のあなたの能力に合ったセルフヒーリングがどれか、自分で選択できるようになるので、ヒーリングジプシー卒業できます。長くなりましたので、次回からそれぞれの五感を使った、簡単安全セルフヒーリングを詳しくお伝えします。お楽しみに♪☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.28
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最近、TSUTAYAでDVD借りるのにも、機械処理だけで受付通さなくても借りれるなんて・・・。便利な世の中になったもんだと感心しながらも、なぜかどうしても危機感を感じてしまう私です。今は知りたいこととかスマホやPCで何でも情報集出来るし、欲しいものだってちょちょいのちょいで、はい、購入完了。どこにも行かなくても事足りる時代。足腰弱るわ気を付けましょう奥さん!これから20年後には、人が関わっている業務の半分以上が、機械化、AI化(人工知能)されると言われています。生きていくうえでの利便さを追求しながら、あくまで人の生活レベルがUPするようにと、次々と人工知能というものが開発されてるけれど・・・。本当に人の生活レベルはUPし、本当に快適になっていくのかしら?誰もがどこへ行くにもスマホ手放せない体の一部、いつの間にかPCの前で何時間も過ごしてしまって。やばいやばい、私もごめんなさい気を付けますだけれど、^^;こうした生活が本当に便利で快適になって行くのかしら。何だか人が逆に、知らず知らずに、人工知能に支配されコントロールされてきている気がして、はっと我にかえること多々あり。ヒーリングの世界でも同じように観える時があります。始めは便利だわ!だったり、可能性を感じてたり、これで自分の長年の悩みが解消される!だったり、初めのきっかけが自分や誰かの何かを改善したいと、とても純粋な想いで始めたヒーリングだったはずが。知らず知らずにその創始者の教えのみを自分の思考と全取っ換えし、知らず知らずにその創始者の教えがまるで自分の教えのように語る。もうその教え以外の他の意見や考えをかたくなに拒否して、最悪その教えに疑問感じた人が間違ってるといわんばかり、頭も心も他を受け付けなくなってしまってる。それ・・・、非常に危険です。怖いし気持ち悪いっ!こうして、一つのヒーリングに夢中になり過ぎてしまった人と、お仕事柄お会いするのは幸か不幸かわかりませんが、お話をすればするほど不快感と危機感を感じるのは私だけでしょうか。あれもこれも他力本願、皆同じトークを繰り返してばかり。自分の脳みそを使って、いつ考えるんだろう・・・。自分の心を使って、いつ感じいつ自立するんだろう。そのためのスピリチュアルメソッドではないんだろうか。そんなことを危惧してしまう私は、きっと彼らに嫌われるんでしょう。有り難い。私達が扱う便利なものとかヒーリングの可能性とか、しっかりと日常に人に活用するにはどうしたらいい?流行りものに安易に流されてしまわないよう、常に考えながら自分の足で立っている人から、私はこれからも刺激を受け、疑問を持ち、いろんな知恵を絞って学び習得しながら、頭と心を磨いていきたいと切に想います。はい。あなたの頭と心を疑うことなく、大切に扱っていますか?☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.27
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もし、今のあなたが過去の自分に逢えるなら、何時の自分に逢いたいですか?幼稚園の頃の自分?それとも、もっと大きくなっている自分ですか?数年前、過去の記憶に悩まされていた方のセッションで、ガイドが提案したメソッドがありました。当時流行ってたインナーチャイルドのヒーリングとか、いろいろ廻ってもどれも癒されなかったと訴えた彼女。余計に苦しくなってどうしていいかわからないと。その時にガイドが彼女に提案したものは、過去の自分にLove Letterを書くメソッドでした。「もし、あなたが過去の自分に逢えるなら、 いつのあなたに逢いたいですか? あなたが一番逢いたい過去のあなたに、 今のあなたが心を込めてお手紙を書いてみてください。 過去に立ち止まってしまっている自分を、 あなたご自身がお手紙を添えて、迎えに行ってあげてください。」この、書くという行為は言葉を活用して、まず思考の絡まりを解き解してくれます。想いとは言葉を超えて展開されるものですが、それを言葉にすることで、書くことで、視覚化され混乱した思考の働きを助けてくれます。すると、今まで閉じ込めていた本当の想いが観えてきます。あ~・・・、私はそういった想いだったんだ。そうか、私はこうしたかったのか・・・。書くことで、視覚化させることで、自分の中で不透明だった記憶と想いが繋がって、今の自分との理解がどんどん深まっていきます。セッション後、嬉しいことに彼女はそのメソッドを実践してくれました。夜から初めて、何人もの過去の自分に宛てて、夢中でLove Leteerを書き続けたそうです。泣いて泣いて、書き続けたそうです。気付くと明け方。濃い青色の明け方に、ふと顔を上げた彼女は気が付いたそうです。過去を許せなかったのは、今の自分だけだった。過去を無視していたのは、今の自分だけだった。過去を傷と捉えてたのは、今の自分だけだった。過去のどの自分も、今の自分以上に精一杯生きていた。そして、過去の自分を存分に理解し救うことが出来る自分が、もう既にここに居ることを知った喜びと驚き。何もわからなかったあの頃の自分とは違う、成長して柔らかさと包容力を持っている私。それを教えてくれたのは、あんなに苦しんでいたはずの過去の自分でした。優しい色の素敵な便箋の上に、可愛い字を乗せて、彼女は報告というLove Letterを私に届けてくれました。もう嬉しくて嬉しくて、何度も読み返しました。読み返すたび彼女の美しい笑顔が浮かびました。 私も彼女を見習って、過去の自分にLove Letterを書きました。慢性涙腺崩壊女ですから、予想通り涙鼻水よだれオンパレードよ。笑記憶の中にある過去そのものが、映画のようでした。何度も書くたび、過去の自分が愛おしくなりました。今では、過去の自分に対して、誰よりも一番の理解者で一番の味方は私だと言えるようになりました。今この瞬間が全てで、既に過去は無いとよく言いますが、それも現実ですが、無いと理解しなければと苦しむより、過去の自分を存分に想い出し愛せるようになることこそが、真の意味での過去を手放すということではないでしょうか♪今週末、あなたも過去の自分にLove Letterを届けてみませんか?あなたは、何才の過去の自分に届けますか?☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.24
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「もう何が何だかわからなくて・・・。」セッションが始まるとそう言ってうなだれる彼女。チャンスよ!私の?いえ、彼女のチャンス到来です。「あなたの分からないという混乱は、 いっぱい考えた証拠。 いっぱい悩んだ証拠。」そしてその全てを手放した瞬間なのです。とことん突き詰めてわからなくなったというのは、ほつれた糸(思考)の塊を手放した状態なので、真空状態。真空状態になった頭の中は、ハンパない吸収力が復活したと言えます。一番大切な基本に立ち返ったと言えます。人はわからなくなったり知らないということに、何かしら不安や劣等感を持って隠したがります。でもそれは全然恥かしいことではありません。恥ずかしいのは、分かっていること、知っていることに優越感を持つことです。(そういえばそんな人居たな、どこぞの大学教授。笑)「わからないとは、基本に帰るチャンスです。 わからないとは、未知数へのチャンスです。 知らないとは、知ることができる可能性のことを指します。 知らないとは、新しい世界を観ることの方向性を指します。」子供の頃って、わからない知らない可能性未知数だらけで、毎日が吸収の連続でしたが、いつの間にかわからないことを知ろうとする意欲は、劣等感に置き換えられてしまって大人になりました。でもでも奥さん、いつの世も、今までもずっと、わからないことを知ろうとする意欲満載の人が、この世の中を変えてきているんです。周りの人達を幸せにしているんです。わからないことを知ろうとしない怠慢な人が、この世の中を嘆くんです。人の可能性を拒否したり。もう何が何だかわからない・・・。もし、あなたが考えて考えて考え抜いて、そういう状態になってしまったら、一呼吸置いて、チャンスが来たと呟いてみてください。しっかりと観察し、空っぽの状態に気付いてください。思考のラビリンス(迷宮)から抜け出せた瞬間です。思考のスパイラル(螺旋)から通り抜けた瞬間です。これに気付いたら、自ずと何かが浮かんできます。浮かんできたもの、必ず掴んで行動してください。それが今のあなたに用意された、新しい可能性の扉を開く鍵です♪※「」内ガイドメッセージ☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.17
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母からもらった腹巻のお陰さで、夜中のトイレダッシュはここんとこ一回で熟睡しております。ありがとう母。これからもバトル勃発大騒ぎを楽しみたいので、どうか元気で居てちょうだいと祈る親孝行の娘。セッション内容にも、親子関係に関してが、お仕事関連のご相談の次にとても多いです。でもね、あの有名なブッダも、実はずっと親子関係に悩んでたそうですよ。笑あのブッダだって親から生まれるしかないのですから、このテーマは誰しもが多かれ少なかれ影響しますよね。幼少期の親から受けた影響は図りしれません。だからと言って何かにつけて親のせい。と言うのは頂けません。私は前に進みたくありません。私は被害者だからいいのです。私はこのままで居たいのです。厳しいようだけれど、それを言うたび、世の中で頑張って生きてる人達は解釈します。そう観られて、また二重に傷付き、痛みが増して、もっと苦しめてしまうとかなって欲しくないわよ。だからね、こう考えてみてはいかがですか?親が教えてくれなかったことを、今は自分で存分に知ることができる。親が与えてくれなかったものを、今は自分が人に与えることもできる。それができる今が、心の不自由さから抜け出し、親から自由になった証しではないでしょうか?親も教えてもらえなかった。親も与えてもらえなかった。ほんとは親もあなたと同じように苦しんだ。そう思うと無い物ねだり同士だな~って、何だか親近感とか湧いてきませんか?笑すると、あなたはもう親を必要としなくなる。私はこれほどの親孝行はないと思っています。だって子育てという基本は、親が居なくなっても生きて行けるよう育てることですから。親を必要としなくなったとき、親との関係性の本当の有り難さがわかるようになるのかもしれません。先日、ご両親を若い頃に見送った友人が言いました。「顔を合わせたら揉めてた母親に振り回されていても、 ほんとに居なくなると何故か寂しい自分の矛盾さを持て余してる。笑」友人は立派に会社を経営している女社長です。私の尊敬する友人の一人ですが、しっかりと自立心を持った強い彼女さえ寂しさがあるとは・・・。もともと、親の愛は子供の理想とする形だとは限らないんですね。それを深く深く理解して初めて、きれいごとでは決して語ることのできない、あなたの中から湧き出る本当の愛情の形を、あなた自身が知ることになるんでしょうね。親が教えてくれなかったから、与えてくれなかったから知る、あなたの中から湧き出る、あなたが表現できる愛の形。だから、夢のような愛を連呼するスピ本捨て、ブッダも頑張ったように、今の自分を見詰め、教えてもらえなかったこと、与えてもらえなかったこと、それをまずあなたの力で受け取りに行きましょう♪☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.15
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恋に恋して恋い焦がれ、恋を追い恋に傷付きそれでもめげるな恋する乙女。今日どこもかしこもハート満載の日ですが、恋を老いと打ち間違える私がおります。笑そんな日に釣り合うかどうかなお話ですが。昨日母からチョコレートと高級腹巻をもらいました。何でも5000円近くする腹巻だそうです。年金暮らしで辛いキツイとぼやき続ける母が、どうした気紛れかと警戒するはずの娘ですが。というのも、私は生まれてこのかた、母からバレンタインチョコなどもらった記憶がなく、余計何かあるのか?と勘ぐってしまうハズだったんですが。どう頑張っても気が合わない直ぐに衝突する母娘のバトルは、相変わらずずっと続いてた先日、不意に母がやってきました。ちょうどお休みの日のこたつと一体化しながら、ぐだぐだ軟体動物を満喫していたお昼過ぎです。何の用事だったのかさっぱり忘れていますが、それぐらい小さな他愛無い用事で来たんです。またいつもの父ネタ愚痴か?過去の記憶を辿っての愚痴か?それとも宇宙船が迎えに来るしっちゃかめっちゃか妄想か?いろんなこと頭の中ぐるぐる緊張しながらも突然の母登場!に、母の好きなハーブティー淹れて歓迎する親孝行の娘なんです私。暫くは他愛のない会話が続いてました。父ネタを持ち出さないように慎重にね。宇宙人の攻撃とかを連想させないよう。母との会話は結構緊張するんです。地雷踏んだらもう目も当てられないほどのバトル突入の、相性の悪い母娘のいつもですから。そんな二人が唯一共通する話は体の衰えうんぬんかんぬん。その時私は何気なく、この寒い時期に、夜中トイレに行く回数が増える苦痛を、なんとかできないかとボヤいてました。この寒い夜中目が覚めてトイレに行きたくなっても、天国状態のお布団の中から出る勇気と苦痛ときたら。頻尿っていうの?やだわほんとに衰えってね。いやいやそれは衰えじゃなくて冷えちゃうの?そんな会話を母と娘はバトることなくしていました。母も負けじと指先が少し曲がって痛いんだと、私の前に両手を広げて指先を見せてきました。どれどれと、思わず反射的に母の手に触れる私。「・・・・・・・・。」びっくりしました。胸の真ん中がぎゅっとなりました。いつからこんなに老いた手になってるの母。若い頃の母の手はそれはそれは美しかったのです。指の細さやしなやかさ、白さと柔らかさや爪の形。どれを取っても完璧と言えるほど美しい手でした。母自身も自慢の美しい手でした。目の前の母の手は、それとは違う老人の手をしていました。でも、とてもとても暖かい温度を感じました。私は何も言えずに、ただ少しだけさすさすして、黙って自分の手を引っ込めました。その日は二人とも地雷踏むことなく穏便状態、そのまま母は機嫌良く帰っていったのですが、私はポツンとこたつに入ったまま母の手を想い出して、何故か、すごくすごく落ち込みました。私の記憶の中の母の手は、もう無いんだ・・・。私の記憶の中の母の手が、まだ在ると思ってた。ということは・・・、私の記憶の中の母は、もしかしたらもう居ないのかも・・・。厳しかった母。褒めてくれなかった母。認めてくれなかった母。直ぐ怒った母。美しい手をした怖かった母は、もう居ない今は老いた母の姿。何故か、すごくすごくショックでした。私はずっと気が合わない気の強い、厄介な母とバトっていたかったの?だから今も何度も昔の母を繰り返し添付していたのか?だから今の母の姿がちっとも観えずに避けていたのか?少し曲がった母の指先を想い出し、私の記憶はずっと止まったままで、今の母が全く観えてなかったんだ。もうすっかりセピア色した私の中の母の記憶と、いろんな想いが心の中も頭の中も駆け巡りました。昨日、父が、母からだとセピア色したチョコレートの箱と、高級腹巻を私に渡してくれました。腹巻の袋に小さい便箋が一枚。いつもの母の柔らかい字体。「これを付けて寝たら、トイレに行かないで、 朝までぐっすり寝れると思うから使ってね。」先日の他愛無い私の話を覚えてくれていた母。どうしてこんな高い腹巻買うんだほんとあほ。みんな居たから泣かない泣けない憎まれ口しか出てこない。その夜、セピア色のチョコレート口に放り込み、パジャマの上から腹巻付けて姿見の鏡に映して、泣きそうな笑い顔でこっそりピースしてる私が立っていましたよ。あなたの心のセピア色したチョコは、誰と食べますか?どんな味ですか?☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.14
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胸の真ん中がむずむずするくらいに可愛いピンク色。いくら見てても飽きないくらいに見惚れるピンク色。青い空とのコントラストがため息付くくらい美しい。主張せずとも漂うこの上なく上品で、うっとりする甘い淡い優しい薫りは!梅の花でした。笑先日のお休みに友人と梅の花を観て来たのですが、あまりの可愛さにうっとりすること見惚れること。この花の全てが、人間が造った作品じゃないんだと想うだけでほんと、言葉にできないほどの感動が沸き上がってきました。もう蕾から既に美しくて、そこから咲いても美しい。咲き切って散り落ちてる花びらさえも美しいなんて。自然の美しさには、どう頑張っても人間は勝てないことを知って、私達はこの自然の中に溶け込んで委ねることを学ぶんでしょうね。そうそう、香り繋がりで、ムスクって香りをご存知?フレグランスの世界でよく使われている、フローラル系とかムスク系とかなんちゃらかんちゃらの、あのムスクの香りです。このムスクの香りの神話があります。ある雄鹿が、自分の周りにいつも漂う香りに恋し、この香りの正体を探して、ずっと山を彷徨います。どこまで歩いてもその正体はわからない。でもいつも自分の周りに漂う愛しい香り。ひたすら山の中を彷徨い探し続けて、とうとう身も心もぼろぼろになって、心底疲れ果て、鹿は嘆き悲しみます。「いったい、どこに行けば出逢えるんだ。 こんなにも恋い焦がれている私を笑うように、 今も私を離さないこの香りの正体は・・・。」すると、途方に暮れている雄鹿の前に、そっと寄り添うように、神様が現れました。倒れている鹿を撫でて、静かにこう言いました。「お前が恋い焦がれ探し求めているその香りは、 お前自身から放たれている香りなんだよ。」雄鹿は、呆然とし、そして涙を流して、ぼろぼろになった自分の姿を観ました。その変わり果てた体の周りから、甘い香りが漂っていましたとさ。ムスクの香りの元は麝香鹿(じゃこうじか)という鹿の一種で、雄からしか摂取できない貴重な香りなんですね。この神話を初めて聞いた時、なんて深い内容だと想いました。私達は自然の一部であるなら、自然と共存しているなら、私達もこの麝香鹿と同じではないのかしらと想いました。あなたがずっと恋い焦がれて探している何かは、あなた自身の内側から放たれているものだということです。この麝香鹿ですが、今は自然保護の強化で、絶滅危惧となった麝香鹿を、捕獲し殺して摂取することは固く禁じられています。なのでそのムスクの香りに近い香りを調合した、合成ムスクが主に使われているそうです。安心したわよ・・・。梅の花の香りも、ムスクの香りも、人間が造れない自然の恩恵ですが、私達も自然から生まれた生命を与えられ、こうして自然の香りに包まれているのは、あなたしか放つことができない、あなたしか表現できない、素晴らしい何かが隠れているのに気付けよ~ってことかも。もう外へと自分を探すことを止めたら観えるよ~、って♪☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.08
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離婚して間もなくの夜。実家の近くに引っ越し環境もがらりと変わり、娘達の表情に全神経を向けながら、一喜一憂、慣れないお仕事で緊張感が取れない日々の夜。「では、小噺を一席。」うとうとしていると聴こえてくる軽快な口調の男の人の声。また来た・・・。^^;「はいな、今夜も一席の時間でございます。」寝た振りしながらも、どこか楽しみにしていて、眠いのにどうしても耳を傾けてしまう私が居ました。いつからか、何故なのか、このおじさんが毎夜出て来ては、落語を披露してくれるのです。そのお話の内容が面白くて声出して笑ってしまうんです。「おいおい、そりゃあいかん!貸せ!」「へぇ。」「ばか!それはわしの尻!」ぎゃはははは!みたいな・・・。このおじさん、どこから憑いて来たのかわからないけど、放蕩息子らしく、女郎屋の女の人に落語を披露しながら、複数の女の人達に可愛がられ養ってもらってたそうです。だからおじさんの話す下ネタは、切なくも笑える内容が多かった。「あたしは正直に話すもんだから、 よくおなごにひっぱたかれましてね。」器量は悪いが気立ては良いとか、色白七難隠すとか、孫にも衣装。私の知ってる言葉も多々あり、ふんふん頷き、想いを正直に伝えたら女の人はそりゃ怒るわ。でもおじさんにとってはそれは褒め言葉らしく、決して悪い意味で伝えたことはないらしいです。性格はほんとに良いあなたですよとか、あなたの白い肌はほんとに美しいとか、あなたにその衣装は似合いませんとか。女の人のことを愛情込めての想いで伝えたらしいけど、しょっちゅう怒らせては頬っぺた平手でばちん!って。笑でも、女郎屋のおなご達は例外なく誰もかれも、ほんとに優しく美しい心の持ち主ばかりっだと。当時の時代背景は私には到底想像もできませんが、いつの時代も女の人は逞しく生きてたんだなぁと。おじさんは、自分の言葉足らずで怒らせた女の人には、全身全霊心を込めて抱いたら許してもらえましたって。私、そんなものか?おじさん、そんなものです。しょせん男と女はオスとメス。いやいや愛情が一番重視です。まだまだお若いお嬢さんだ。お嬢さん!子持ちだぞ私は!いやあなたは愛情重視とか言っている間はお嬢さんだ。おじさんは優しくゆっくりとした口調で、淡々と彼の持論を話してくれました。男と女の色恋事の愛情のそもそもの基本は、純粋なオスとメスの本能から成り立ってる。その本能をずっと封じ込めたままでは、いつまでも真の愛情は生まれてこない。お互いの本能を理解し尊重し、受け入れて初めて、身も心も真の愛情に目覚めるんですよ、お嬢さん。あたしがこの世で一番尊敬しているのはおなごという不思議で華麗な存在です。その想いが伝わっているからかどうなのか、おなご達もあたしを大事に扱ってくれます。紅も着物も、果ては言葉さえも捨てたおなごほど、月のごとくに美しく輝かしい生き物はおりません。哲学だ・・・。生物学だ・・・。わかってるようでわからない。思考はずっと迷走中。でもなぜこのおじさんの言葉に愛を感じるんだろう。安心するような、不思議な包容力を感じるんだろう。女の人に養ってもらって、特定の恋人も居ないで、私にとって絶対あり得ない男性なのにそれなのに。自分が信じていた愛情理論はどこかにほころびを感じては、それ以来いろんな愛情秘話満載の小説を読んだりしました。そして、このおじさんの影響なのかどうなのか、自分が女性として生きる姿勢や、娘達に対して、どんな大人の女性に育つことが幸せなのかとか、生活することでいっぱいいっぱいだった私の頭の中が、少しずつ解れてリラックスし、笑顔が増えていっては、いろんな想いへと意識を向けることが出来るようになりました。夜な夜な現れては笑わせてくれ、寝不足続く毎日でしたが何故か、いつの間にかおじさんのよもや話や小噺を楽しみしていた頃。「そろそろお暇(いとま)するとしますよお嬢さん。」えっ!どこいくの!「楽しませていただきました。お陰で心おきなく還ることができる。 あたしを迎えに来てくれてるおなご達のところへ逝くとしますよ。」焦ったのなんのってありません。ちょ、ちょっと待って!引き留めたものの言葉が出ない。出て来た言葉が、おじさん何歳?って、どうでもいい質問でした。確か・・・、日清戦争では十(とう)の頃、明治終わりと共にあたしも結核を患い終了。最後の私の質問にそう答えてくれ、ではでは、の言葉が消えると共に、掛け時計の秒針が動く音だけがする、深夜の静寂に包まれました。多分、2週間ほどだったでしょうか。おじさんが落語を披露しながら遊んでくれたのは。私が体験したこの2週間は、もしかしたら、長い夢の中で彷徨っていたのかも知れない。でも今でもあのテンポの良い語り口で笑わせてくれた声と、何かを懐かしく想い出すように優しく諭すような口調とが、ずっと忘れることなく想い出されます。おじさんの声が消えて聴こえなくなって数日。日露戦争とか明治の終わりとか、歴史などは全くもって疎い私は、まだPCも持っていない頃だったので、父にその頃の年代を聞き出しました。すると観えてきたおじさんの年齢、28歳。その頃の私は31才。なななんと、年下・・・・、やったんか~~い!違う意味で驚愕したオチが付いてた噺家さんのお話でした。あの夢か幻か、おじさんとの2週間は私にとって、心から笑うことの大切さを再度想い出させてくれ、心から自分が女性であることに向き合わせてくれ、ストレスと緊張感でがちがちになっていた、体と心を見事に癒して楽にしてくれました。そして、ふと消えてしまった年下の噺家おじさん。今想い返すと、もしかしたら・・・、彼はほんとは精霊なのかな~~って、不思議とそんなふうに想ってしまう。女性であることが苦しくて楽しめていない女の人のところへ、ふとやって来ては、楽しく笑わせてくれて、癒してくれて、またふとどこかへ逝ってしまう、幽霊っていうより精霊なのかも。もしかしたら・・・、あなたのところにもふと現れて、夜な夜な絶妙な口調での小噺を、楽しませて癒してくれるかもしれません。その時は寝不足覚悟で楽しむのだよ♪笑☆スピリットガイド・セッション☆ビジネス・セッション☆ミディアム・セッション 各セッションお申込・お問い合わせはこちら ↓Leap soulリープソウルHPオルゴナイトご案内・ご購入恋愛・お仕事・母娘、女性を存分に楽しむのだブログ。「Half moon」Facebook(楽し騒がし猫日記とか更新中)Satsuki Watanabe
2017.02.03
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