ほら、ここにいる

ほら、ここにいる

歌詞その5 月光夜曲




背中を見つめて声もかけられなかった
東の異国からあなたをさらう声がする

さすらいの血が今 長い眠りを解き
古の民の後 あなたに追わせるから


  祈りに答えてくれれば 神でも悪魔でもいい
  あふれる心を髪にあてたわ 両刃の剣

眠るあなたの横顔映して 月の光が絹を羽織って地平を行く
胸で揺らめいてる灯が消えそうな時には
星座の中をとぶわ



大河の流れは息をひそめたまま 星の瞬きさえ時間を清めていく

灯りを燃やして 帰らぬものの為に
迷い人達をまねきよせて今夜


  着飾ってごらん はるかな夢の中にでられるほど
  だけど占いも教えないほど 離れていくだけ

静寂に指を鳴らし砂の上に踊るわ 心はさりげなく悲しみこらえて
男は何を追うの 女は何を追うの 夜の星座に手を伸ばして




曲もしっかりできてる、砂漠が舞台のエスニックな一品。
なんていうか、ファンタジー小説がすきそうな単語を集めてまわったような。
実際、書いてる時はそういう静けさと星空がイメージされる言葉を選んで
集めましたが…

自分の中で「誰か歌ってくれねえかな」って思ってた曲ですね。


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