●店長の自転車活動報告●

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2024.02.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
2週連続での大阪散策サイクリングとなりました。
何と言っても、ポカポカ陽気の気温18度。4月下旬の陽気だそうです。走るには絶好のコンディションです。走るしかないでしょう。

私たちは、大阪へのアクセスは国道2号線を利用することがほとんどです。
都心へ向かうには、神崎川、淀川、天保山を河口にする安治川を渡る必要があります。幹線道路である2号線ならば、これらの河川を難なくクリアすることが可能なのです。最も時間ロスすることなく大阪市内へアクセスする最も有効な道路と言えるでしょう。

国道2号線自体、阪神エリアからのジテツウでの利用客は多いです。今回も、通勤時間帯である8時前後に出発したのですが、そこそこジテツウの方達が私たちを追い抜いて行きました。速いです。お店から大阪阿波座交差点までの距離が約20km、1時間ほどで着いてしまいますが、通勤で走っているか方は40分ほどでしょうか?走り慣れていると言った感じです。

2号線は、そこそこ交通量は多いものの、サイクリストに与える悪影響はさほど大きくは無く、ジテツウの方々もほぼ快適に走っている様に感じます。ただ、完璧に自転車向きかと言えばそうでは無く走り易い区間と走りにくい区間が混在していると言っても良いでしょう。乗り手の技量が問われる道路となっています。

そんな2号線をクリアしつつ向かったのが天王寺公園動物園です。
阿波座の交差点より左折して中央大通を東へ向かって走ります。高速下の船場中央ビルディングの看板が見えたならそこが御堂筋線との交差点となります。この、交差点を南下すれば天王寺方面へアクセスすることが出来ます。

大阪市内は碁盤の目状に道路が通っているので、横筋と縦筋を間違えなければ目的地へのアクセスは比較的簡単です。

ところで、今回は縦筋に注目してみました。

市内のこれら筋は一方通行のところがほとんどです。縦筋の主だった道路を揚げてみると、西より四ツ橋筋、御堂筋、堺筋、松屋町筋通りの4筋です。その中で、御堂筋が南下への一方通行となっていて、その他は北上の一方通行です。

一方通行と言うと、普通自転車ならば逆走しても良い場所が多いのですが、大阪市ではこの4筋に限っては自転車も禁止となっています。注意が必要な道路となっています。
ですから、今回は御堂筋で南下して、堺筋を北上すると言うルートで自転車を走らせることにしました。

大阪市内を縦断するルートはいくつか知ってはいるものの、市内を走るとなるといささか勝手が違います。縦筋と横筋が交差する為に、車はもちろんのこと自転車とその他新種のモビリティツールとそして、歩行者がぶつかりそうになりつつも常に蠢いていると言えば良いのでしょうか。気の抜けない状況ではあるのに拘わらず、人は携帯を片手に持ちながらなにやら画面に集中しているシーンであったり、耳にイヤホーンを付けて外の音を遮断している人も見かけられます。

そんな中で、新種のモビリティツールとして昨今注目を集めている電動キックボードの姿を目にすることとなりました。スーツ姿で電動キックボードに乗り、颯爽と車と人の間や車と車の間を、抜けるように走り去る姿を目撃したのです。まるで、ゲレンデで上級ボーダーがゲレンデ上の人ごみの中を抜けるように滑り降りる光景に似ていました。走り抜けた時の軌跡が道路上のピクトに沿っているのか沿わないのかも分からないぐらいに、スピーディでかつスマートだったのです。しばらくの間、あっけにとられていました。

なるほど、キックボードが人気があるのもそのスマートさなのかも知れません。

ただふっと我に返ると、ここはゲレンデでは無く、人や自転車や車が必要の為に使っている公道なのです。その公道で、そんな走り方をするのはいかがなものでしょうか?誰が見ったってうっとおしいと思うのは目に見て明らか、即刻捕まえて罰を与えてやる必要があるのではないか?

その様に感じたのでした。

都心の交通は、地方とは違った特異性があると感じます。まず、異常なほど過密であること。車、人、自転車を含めたその他の乗り物、これらに於いて過密になっていることに注目すべきであると考えます。その過密な状況で、どの様にしたら分かり易く余裕を持って移動することが出来るようになるのかを、まず考える必要があると思います。

課題の多い都心の交通です。

そんなこんなに出会いながら、また考えながら走っていると天王子公園動物園へ到着します。
多分、私の記憶では初めてと思うのですが定かではありません。そんな動物園に来てみたかったのです。

写真4枚目に写っている男性は、以前この動物園にて飼育係務めていた方らしいです。私たちがサイの食べっぷりに驚いていたら、隣から声をかけてくれて、いろいろとお話を聞くことが出来ました。

サイの出身地はドイツだったりとか、ゾウは今いないけれど万博に向けて準備が進んでいるとかの話を丁寧に聞かせていただきました。今は、老後の楽しみとして毎日の様にこの自分の家の様な動物園に足を運ぶことが日課になっていると話していました。動物と一緒に過ごしてきた自分の人生を大切に生きているのだとホッとするひと時でした。

ただ一言、本当は「天王寺公園動物園の飼育員より大阪城の管理人になりたかった」とポツと言っていたのが印象的でした。人生思う通りにはならなかったけれど、流れに任せるように生きていれば、いつかそれも幸せになるといったところでしょうか。リアルは、嘘をつかないと感じ入った次第でした。

私は、キリンが好きです。
首の長いのは、どんな理由があったのでしょうか?
高い木の草を食べる為と良く言われますが、それならば他の動物も首が長くなっていなくては辻褄が合いません。知られざるもう一つの理由があるはずです。それが知りたいとキリンに興味を持ったのです。

私の仮説です。
キリンの首は特化で出来たものです。

動物は進化して今現在この地球上で生きています。
進化とは、必要があるから変化して行くものです。それに対し、特化とはそのものが他と区別する為に変化したものと言えるのです。キリンは、他の動物と違うと言うことを主張したかったから首が長くなったのです。シマウマでもライオンでもゾウでもないのです。首の長いのはキリンなのです。

最近、思うことがあって進化と特化との違いを深く考えてみようと思っているのです。それが分れば、モノの本来あるべき姿がどうあるべきかに辿り着けるのでは、と考えています。

「進化」と「特化」、面白い。

動物園にいると、「なぜ、この動物はこんな形をしているのだろう?」とか
「この動物は、地球上に存在する必要があったのか?」などと妄想してしまいます。
そんな疑問を沢山見つけることが出来るのも、動物園の魅力だったりするのかも知れません。

楽しい時間をありがとう。天王寺公園動物園。

帰りに寄った動物園に隣接する新世界の喧騒は、大阪独自の「特化」したエリアだと痛感した店長でした。


















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Last updated  2024.02.15 17:38:03
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