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振返りです。5月に走った北摂母子越えの篠山です。三田篠山線の母子手前のヒルクライム途中にある峠の茶屋一軒家の御そばに癒されました。
2024.10.19
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振返りです。石川県東尋坊を基点として、越前海岸~敦賀~213号線大谷山登山口越え~近江今津駅までのコースです。越前海岸は、サイクリングには最高のコースだと言えます。海岸線を走るので海風に注意する必要がありますが、敦賀へと南下するルートが追い風となり快速となります。お勧めです。
2024.10.10
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今年は暑い夏が続きました。それが原因か、走る時間もあまり取れなかった様ですし、気力も無かったようです。更に9月にはコロナにかかり、39.8度という高熱にうなされて寝込みました。今となっては、コロナも風邪同等となってしまった訳ですが、やはりコロナとしての病状の重さは身に応えました。「これがコロナか!」と言った感じです。そして遂に待望の秋到来。人間の身体の不思議さでしょうか。気温が低くなると同時に気分も良くなり何事にも積極的になれます。ご覧の通り、ブログも再開です。切れては再開し、切れては再開の繰り返しですが自分の気分に忠実になればなるほどこのサイクルは続きます。グラフにすれば、波の様なアップダウンの繰り返しです。ただ、このアップダウンが少しでも上昇に向かえば良い事です。進軍の速度は遅くとも着実に前進することが出来れば、良いと思います。話は変わりますが、来月初めに鈴鹿エンデューロへ参加します。鈴鹿サーキットのコース5.8kmを4時間走りっぱなしの耐久レースとなります。60歳台のカテゴリーでは最高齢78歳のMさんが当面の私の目標ですが、彼は相当速いので、むきにならず気楽に向き合おうかと思います。ちなみに、今年78歳最高齢のMさんを筆頭に、年齢では10番目ぐらいが私となります。つまり、私より高齢な方は10人ほどしかいないと言うことです。Mさんとそれに続く高齢者の方々と共に、高齢者記録を更新して行くことが私の願いでもあります。今回鈴鹿を走る何千人と言う選手の中で、「大先輩」という誇りを持って走りたいと考えています。
2024.10.10
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2週間前の3月27日に地元の桜スポット・武庫川河川敷を散策して桜の開花状況を観察しましたが、下の写真の様にやっとひとつふたつ開花している状況でした。そこからの開花進行は凄まじく10日ほどで満開、そして今日は満開を若干過ぎて桜吹雪の見ごろとなっていました。先日の春の大嵐とも言われている前線の通過が、満開の桜を襲いました。この日残っている桜はその強風に耐えた桜でしょうか。寒暖の差が激しかった今年は、春の始まりも激しいものがありました。急に気温が上がったのです。自然界の植物たちもこの変化に驚いていることだと思います。急激な温度の上昇で、チューリップの開花も促されたのでしょうか?少し早い時期ではあるものの、あちこちでチューリップ満開の様子が見られました。桜に限らずいろいろな花々が開花する時期でもあるので、それらを見つけに自転車で走ることもこの時期の醍醐味です。今年に入って既に何度か走りに来ている大阪市内ですが、いつも驚くのは、どでかいビルが東京並みに林立したということでしょうか。私が大阪に初めてやって来た1980年頃は、高層ビルは皆無(確か丸ビルが最高階のビルだったと?)でした。下の写真は、中之島フェスティバルタワーの西館と東館ですね。首が痛くなるほど見上げなければいけないその圧倒感に感動するより呆れてしまいます。走りながら妄想するに、ここにあの昭和の怪獣ゴジラが飛び込んで来たならば、ビルのあまりのバカでかさでゴジラがちっぽけに見えちゃうんじゃないかと・・・。これも人間社会の進化なのかも知れません。人間の知能の無限さに驚きと恐ろしささえも感じざるを得ない今日この頃です。 そして辿り着いたのが、中之島にある「こども本の森中之島」でした。安藤忠雄建築特有のコンクリート打ちっぱなしの建物です。館内は、子供向けの絵本や教育書が壁面いっぱいに展示されていて自由に閲覧できるようになっています。いろいろな国々についてや、植物、動物などの知識など様々な分野の知識が子供向けに所蔵されているのです。それらは、わたしたち大人にとっても面白く興味深く見たり読んだりできるものです。しばし、子供に若返りして新鮮に本に没頭できる(子供向けなので内容が分かり易い)ひと時でした。今年のお花見見学の始めは、大阪城外堀にある「桃園」です。ここは、名の通り花桃園です。花桃がメインでそこに桜もあると言った感じです。花桃は、花色のバリエーションが多く、色の変化と調和が楽しめます。濃花桃と淡い桜のコントラストがとても綺麗です。花桃と桜が重なり合うように写真に収まるアングルが観光客に人気でした。それと、青い空ですかね。やっぱり、空の爽やかなブルーがあってこそ淡いピンクが映えると言っても良いでしょう。天気が良ければ桜も元気、と言ったところです。桃園の桜は正に満開で、花桃の開花と一緒に観るのも初めてなのか?感動しきりでした。お昼ごろには気温も上がり、花見に訪れているお客様も沢山いらっしゃいました。ただ、平日なので混雑している感は無く、好きな場所を選んではお花見を楽しんでいました。土日になれば人も増えて場所取りにルールが必要になるのでしょうが、そんなルールを作らなくても平気な社会が住みやすい社会と言えるのではないでしょうか?多い少ないで状況が変わってしまうのは有り得ることです。密度が低ければ幸せに暮らせるものの、密度が上がったばかりに暮らしずらい社会になってしまうことも多々あります。これからの社会では、この「密度」に対してもっと深く勉強する必要があると考えます。どこまでならば許される密度なのか?今の都会は果たして適正な密度を保っているのか?そんなことを考えながらのサイクリングとなります。そう言えば、この毛馬のこうもんから帰路に付こうとしていたら、ひとりの自転車に乗ったお婆ちゃん(年齢不詳)が声をかけて来ました。お婆ちゃんは、「十三へ行くにはどっちに走ったら良いんかね?」と尋ねてきました。丁度私たちも同じ方向へ走る予定だったので、一緒に走ることとなりました。驚いたことに、彼女の乗っていた自転車はクロスバイクでした。彼女のお話を聞いてみると、実は、造幣局のお花見に行きたいと孫のクロスバイクを借りて大阪へ向かったらしいのです。でも、造幣局の通り抜けは予約が必要で結局のところ造幣局の桜は見ることが出来ず、私たちと同じ桜の宮通りの桜を見学して帰って来たそうなのです。ところが、行きは大阪城を目指せば良いのでなんとか行けたものだが、帰りはどこを走ったものか?思案に暮れてしまったそうなのです。そこへ、たまたま私たちが出くわしたものだからチャンスとばかり尋ねて来たと言う訳です。しばしスローライドのサイクリングとなりました。それもまた楽しです。十三近くで、彼女の土地勘が戻って来てお別れとなりました。私たちは、十三へ寄ったついでに喜八洲総本店のみたらし団子をゲットすることが出来ました。これも何かのご縁かも知れません。お婆ちゃん元気にサイクリングを楽しんでください。
2024.04.11
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お店のホームグランドとなるヒルクライム3コースに、六甲山ヒルクライム(宝塚阪急逆瀬川駅から)十万辻ヒルクライム(宝塚JR高架下より)そして有馬街道の蓬莱峡ヒルクライムがあります。久しぶりに蓬莱峡ヒルクライムに挑戦しました。宝塚より武庫川沿いの176号線を走り、大多田橋を起点に船坂までの5.5kmのヒルクライムです。その先にある有馬温泉までは更に3.7kmほどのアップダウンを走ります。お店からもトータル14kmほどなので朝の練習には持って来いのコースとなっています。国道176号線通称イナロクは、丹波笹山方面へ向かう道路でサイクリングでも良く使う道路の一つです。先日は、久々のアプローチで176号線の様変わりにびっくりしました。大多田橋の旧福知山線トンネル跡が自動車道としてリニューアルされていたのです。下の写真はその写真です。生瀬から三田へ向かう武庫川渓谷エリアはなかなかの難所で、武庫川沿いの狭い道路は、昔より渋滞が発生しやすい所でした。川沿いの崖っぷちなので、拡幅工事が進まなかったところです。新たに出来たこのトンネルで、やっと渋滞を解消することが出来そうです。長年の悲願が達成したと言えます。歩道と自転車通行帯も整備されていて走りやすくなっていました。そしてもうひとつは、これも武庫川沿いの道路となりますが、道路拡張工事と共に付加された不思議な道路標示がありました。それが最後の写真です。一瞬、地殻変動によって出来たうねりかなとも思いましたが、阪神大震災は遠い昔。その名残かな?とも勘違いしてしまいそうな表示に戸惑いました。初めて見る表示です。この場所は、緩い下り(登り)で車のスピードが自然と出てしまう区間でした。オーバースピードにならないように設けたのが道路の凸凹なのです。その「凸凹があるよ!」と言う注意喚起のための表示なのです。決して揺れながら走行してくださいと言う意味ではありませんのでご注意ください。いつも走るホームグランドですが、いろいろと変化があるのも面白いところです。近場のいつもの風景でも飽きることがないのが、自転車の良いところだと感じている店長でした。
2024.03.23
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2021年に撮った写真で、伊丹空港の滑走路南端、着陸機の進入路となるところです。今では、グーグルでも「千里川土手」として観光スポットとして表示されています。この場所は、私が自転車(MTB)に乗り始めた頃に(今から約38年前)、良く訪れた場所と言っても良いでしょう。当時初めてこの地を訪れた時は、そのド迫力に感動したものでした。何ゆえにもっと早くメジャーにならなかったものかと不思議でなりません。最近では、インバウンドの観光客にも人気だと言う話を聞きますが、何度行っても感動マックスになってしまうのがこの場所です。自宅からは15kmほどの距離で、お散歩感覚で走るには丁度良い場所です。1日何の予定もないお休みには持って来いのスポットとなります。近くにはカフェテラス・アウル&Pizzaと言う喫茶店もありホッコリとします。私のお気に入りのスポットであり、お気に入りの写真です。今ではメジャーとなって、人が多くなったのが少し残念かな。あの頃は感動独り占めだったのが、とても懐かしく感じる店長でした。
2024.02.24
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私のお店の最も気に入っている特徴は、六甲山へのアクセスが良いところです。お店は、六甲山の東端となる仁川甲山の麓に位置しています。仁川と言うと、阪神競馬場が宝塚と西宮を結ぶ中津浜線を挟んで武庫川沿いにあります。山側はと言うと甲山の麓となり山側に沿った斜面には、住宅が並び芦屋に次ぐベッドタウンを形成しています。私たちの朝練は、このベッドタウンの高丸ヒルクライムから続くピクニックロードで始まります。住宅街の短くもかなりの勾配の坂道を、足を確かめるようにじっくりと登るのが、ウォームアップとなるのです。約1.4kmほどです。ひと汗かくと、盤滝の交差点へ出ます。この交差点は六甲ヒルクライムの序盤の途中地点で緩やかな登りが終わり、そこから六甲頂上へのきつい登りとなる場所です。盤滝の交差点まではMTBでは30分ぐらいでしょうか。朝練とは言っても私の場合タイムとかは計測しないのがスタンスです。時間に縛られることで走りが楽しく無くなってしまったのでは本末転倒なので、体内時計を使用することが多いです(笑)参考に言っておくと、私の六甲山の過去記録で最も良かったのが54分ぐらいだったと思います。そのタイムは、今から10年ぐらい前なので、今ではもっとずっと遅いと思うのですが、記録を知ってしまうとモチベーションが落ちそうなので、自分には「今でもそれぐらいでは走れるぞ。」と言ってごまかしている所存です。最近では六甲山ヒルクライムは、関西のヒルクライムの中でも定番中の定番化してしまい、土日には列をなして走るライダーの姿が目に入ります。血眼になって走っているライダーを見るとなんかこちらまで疲れてしまうので、それで十分になった気分です。ゴールの一軒茶屋には、完走したライダーたちがたむろしている光景が定常化しています。近年のロードバイクブームが生んだ遺産です。私が六甲を走り始めたのが、1990年代の初めの頃。誰一人として六甲山を自転車で登る輩はいませんでした。奇跡的に出会うライダーと言ったなら、ふくらはぎパキパキのピュアライダーでした。そんなライダーを見るにつけ、「すごいな~。」と感動したものです。彼らが乗る自転車はと言うと、クロモリの六連勝とか言ったロードバイクで、リア23とか25だったと思います。その頃から考えると、自転車も際限なく進化したのか、最近のライダー達はどれもこれも皆こぎれいで新車の様に美しいです。羨ましい限りです。昨日の朝練の話へ戻りますが、MTBの朝練は盤滝の有馬温泉へ向かう旧道を走って尾根道である六甲縦走路の「大谷乗り越え」(写真)と言う峠へ向かって走ります。この道、舗装路ではあるもののかなりの勾配で、MTBとは言えかなりの忍耐が試される時間帯となります。「大谷乗り越え」まではお店より1時間ほどの辛抱です。MTBで山を楽しむには、まずこのオンロードのヒルクライムをこなさなければいけないのです。「大谷乗り越え」到着時点で、すでに息切れ切れ体力一杯一杯の状態であることしばしです。MTBでは、山道の下り基調になるので体力消耗が少なく済むんじゃない、と思われがちですが真逆です。MTBでは、シングルトラックでのバイクコントロールに終始神経を尖らせる必要があります。一瞬たりとて油断することは出来ません。油断しようものなら、即、転倒骨折となりかねないからです。ロードとMTB、おなじ自転車と思いきやまったく違った乗り物だと認識すべきです。私は、この限りなくテクニカルライドに惚れ込んでいるので、ロードよりもMTBの方が面白いと感じます。MTBを練習することで、山を走ることで、テクニカルライディングを学ぶことが出来、その技術をロードに応用していると言っても過言ではありません。近年、冬場に行われるシクロクロスの世界がMTBと通じるものがあります。ロード界でもおなじみのマチューファンデルプール、ファンアールト、ピドコックなどのシクロ出身の選手がロード界でも活躍しているシーンを多く目にすることが出来ます。やはり、技術ありきで自転車を乗りこなすのが本来の姿であり技術無しはダメです。まずは、基本を理解しましょう。昨日は、春の陽気とあって山の中はパラダイスでした。思ったほどハイカーが少なく、快適に走ることが出来ました。ただ、同行したライダーのチェーンが切れてしまいその時点で「ジィエンド」。走り切ることが出来ず、20分ほどでトレイルライドは終了したのです。しかしながら、トレーニングとしては十分なモノがあったと感じていますし、「やはり、定期的に走らなあかん」と感じた次第です。これを機会に、積極的にMTBライドも行ってゆきたいと反省しました。ロードとMTB。私たちは、この違った乗り物両方を乗りこなすことで、楽しく安全に走ることの出来るスキルを手に入れています。これからもますます技術を磨き走りにも輝きを増して行きたいものです。「走る者にしか理解できない世界がそこにはある」と信じる店長でした。
2024.02.19
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2週連続での大阪散策サイクリングとなりました。何と言っても、ポカポカ陽気の気温18度。4月下旬の陽気だそうです。走るには絶好のコンディションです。走るしかないでしょう。私たちは、大阪へのアクセスは国道2号線を利用することがほとんどです。都心へ向かうには、神崎川、淀川、天保山を河口にする安治川を渡る必要があります。幹線道路である2号線ならば、これらの河川を難なくクリアすることが可能なのです。最も時間ロスすることなく大阪市内へアクセスする最も有効な道路と言えるでしょう。国道2号線自体、阪神エリアからのジテツウでの利用客は多いです。今回も、通勤時間帯である8時前後に出発したのですが、そこそこジテツウの方達が私たちを追い抜いて行きました。速いです。お店から大阪阿波座交差点までの距離が約20km、1時間ほどで着いてしまいますが、通勤で走っているか方は40分ほどでしょうか?走り慣れていると言った感じです。2号線は、そこそこ交通量は多いものの、サイクリストに与える悪影響はさほど大きくは無く、ジテツウの方々もほぼ快適に走っている様に感じます。ただ、完璧に自転車向きかと言えばそうでは無く走り易い区間と走りにくい区間が混在していると言っても良いでしょう。乗り手の技量が問われる道路となっています。そんな2号線をクリアしつつ向かったのが天王寺公園動物園です。阿波座の交差点より左折して中央大通を東へ向かって走ります。高速下の船場中央ビルディングの看板が見えたならそこが御堂筋線との交差点となります。この、交差点を南下すれば天王寺方面へアクセスすることが出来ます。大阪市内は碁盤の目状に道路が通っているので、横筋と縦筋を間違えなければ目的地へのアクセスは比較的簡単です。ところで、今回は縦筋に注目してみました。市内のこれら筋は一方通行のところがほとんどです。縦筋の主だった道路を揚げてみると、西より四ツ橋筋、御堂筋、堺筋、松屋町筋通りの4筋です。その中で、御堂筋が南下への一方通行となっていて、その他は北上の一方通行です。一方通行と言うと、普通自転車ならば逆走しても良い場所が多いのですが、大阪市ではこの4筋に限っては自転車も禁止となっています。注意が必要な道路となっています。ですから、今回は御堂筋で南下して、堺筋を北上すると言うルートで自転車を走らせることにしました。大阪市内を縦断するルートはいくつか知ってはいるものの、市内を走るとなるといささか勝手が違います。縦筋と横筋が交差する為に、車はもちろんのこと自転車とその他新種のモビリティツールとそして、歩行者がぶつかりそうになりつつも常に蠢いていると言えば良いのでしょうか。気の抜けない状況ではあるのに拘わらず、人は携帯を片手に持ちながらなにやら画面に集中しているシーンであったり、耳にイヤホーンを付けて外の音を遮断している人も見かけられます。そんな中で、新種のモビリティツールとして昨今注目を集めている電動キックボードの姿を目にすることとなりました。スーツ姿で電動キックボードに乗り、颯爽と車と人の間や車と車の間を、抜けるように走り去る姿を目撃したのです。まるで、ゲレンデで上級ボーダーがゲレンデ上の人ごみの中を抜けるように滑り降りる光景に似ていました。走り抜けた時の軌跡が道路上のピクトに沿っているのか沿わないのかも分からないぐらいに、スピーディでかつスマートだったのです。しばらくの間、あっけにとられていました。なるほど、キックボードが人気があるのもそのスマートさなのかも知れません。ただふっと我に返ると、ここはゲレンデでは無く、人や自転車や車が必要の為に使っている公道なのです。その公道で、そんな走り方をするのはいかがなものでしょうか?誰が見ったってうっとおしいと思うのは目に見て明らか、即刻捕まえて罰を与えてやる必要があるのではないか?その様に感じたのでした。都心の交通は、地方とは違った特異性があると感じます。まず、異常なほど過密であること。車、人、自転車を含めたその他の乗り物、これらに於いて過密になっていることに注目すべきであると考えます。その過密な状況で、どの様にしたら分かり易く余裕を持って移動することが出来るようになるのかを、まず考える必要があると思います。課題の多い都心の交通です。そんなこんなに出会いながら、また考えながら走っていると天王子公園動物園へ到着します。多分、私の記憶では初めてと思うのですが定かではありません。そんな動物園に来てみたかったのです。写真4枚目に写っている男性は、以前この動物園にて飼育係務めていた方らしいです。私たちがサイの食べっぷりに驚いていたら、隣から声をかけてくれて、いろいろとお話を聞くことが出来ました。サイの出身地はドイツだったりとか、ゾウは今いないけれど万博に向けて準備が進んでいるとかの話を丁寧に聞かせていただきました。今は、老後の楽しみとして毎日の様にこの自分の家の様な動物園に足を運ぶことが日課になっていると話していました。動物と一緒に過ごしてきた自分の人生を大切に生きているのだとホッとするひと時でした。ただ一言、本当は「天王寺公園動物園の飼育員より大阪城の管理人になりたかった」とポツと言っていたのが印象的でした。人生思う通りにはならなかったけれど、流れに任せるように生きていれば、いつかそれも幸せになるといったところでしょうか。リアルは、嘘をつかないと感じ入った次第でした。私は、キリンが好きです。首の長いのは、どんな理由があったのでしょうか?高い木の草を食べる為と良く言われますが、それならば他の動物も首が長くなっていなくては辻褄が合いません。知られざるもう一つの理由があるはずです。それが知りたいとキリンに興味を持ったのです。私の仮説です。キリンの首は特化で出来たものです。動物は進化して今現在この地球上で生きています。進化とは、必要があるから変化して行くものです。それに対し、特化とはそのものが他と区別する為に変化したものと言えるのです。キリンは、他の動物と違うと言うことを主張したかったから首が長くなったのです。シマウマでもライオンでもゾウでもないのです。首の長いのはキリンなのです。最近、思うことがあって進化と特化との違いを深く考えてみようと思っているのです。それが分れば、モノの本来あるべき姿がどうあるべきかに辿り着けるのでは、と考えています。「進化」と「特化」、面白い。動物園にいると、「なぜ、この動物はこんな形をしているのだろう?」とか「この動物は、地球上に存在する必要があったのか?」などと妄想してしまいます。そんな疑問を沢山見つけることが出来るのも、動物園の魅力だったりするのかも知れません。楽しい時間をありがとう。天王寺公園動物園。帰りに寄った動物園に隣接する新世界の喧騒は、大阪独自の「特化」したエリアだと痛感した店長でした。
2024.02.15
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阪神宝塚より20km圏内でアクセス出来る大阪城。今回も好天に恵まれて、ついつい足を伸ばしてしまいました。国道2号線を使い、阿波座の交差点を左へ大阪市内を横切るように走ると左手前方に見えてきます。大河ドラマ真田丸の、終盤の大阪冬の陣そして夏の陣での豊臣没落の舞台となった大阪城です。その、歴史感覚を脳裏に刻んで訪れる大阪城はまた格別な思いがあります。当時戦国時代末期のここでの戦いは、豊臣軍10万、それに対抗する家康軍30万とも言われています。家康は大阪城の天守閣に向けて大筒を放ち豊臣勢を恐怖に陥れます。それを切欠に、難攻不落と言われていた大阪城も落城へ向けて突き進んでいたのです。何万人と言う命が失われて、やがて徳川家の江戸時代がやってきます。大きな力が世の中を安定期へと導いていったのです。乱れた世を正すには、とてつもなく大きな力が必要だったのです。正しいとか間違っているとかの判断では無く、蓋をしてしまわなければ人間は皆勝手気ままに悪行を働いてしまうのです。それらの人間を抑え込むには大きな力が必要だったのです。そこには、どちらが悪といった概念は存在しません。事実のみが存在するのです。結果のみが存在するのです。そして、その結果が新しい世界を創り上げて行くのです。なんか大阪城、いいですね。大阪城の梅林にも立ち寄りました。まだ、5分咲きでしたが陽光のもと春の香りがプンプンしていました。インバウンドが戻って来て、平日でもかなりの人出でした。いろいろな言語が飛び交い日本は平和だなと感じ入る1日となりました。しばらくは、春の香りを探して走るサイクリングとなりそうです。お昼には、2号線沿いにある老夫婦が切り盛りする「すずや食堂」にて親子丼を頂きました。店内は古びた感じの昭和風で、陽気なご主人がお客一人ひとりに気使いする心温まるお店となっていました。サイクリングでは、いろいろな発見や気付きがあります。原点に戻って、人の機微に触れるサイクリングが出来ればいいなと感じました。少しづつ、感覚を取り戻しつつある店長でした。
2024.02.08
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2024・1・24(水)今年の冬は暖冬とあってか、すでに梅の花が咲き始めている。サイクリングのシーズン初めは、必ずと言って良いほどこの梅の花を探しに近くの梅林へ向かうのが常となっている。阪神エリア・岡本から入る保久良神社が定番かもしれない。保久良神社は、阪急神戸線岡本の駅から1km弱ほどで、歩いて30分自転車でも30分ほどの保久良山山頂にある神社だ。歩いても自転車でも一緒かい!と突っ込みを入れたくなるが、正にそうなのである。推測20パーセントを超えていてもおかしくないような激坂が延々と続いている。MTBでも最大軽いギアにてクルクル回すことで何とか走り切ることが出来る限界でのヒルクライムとなる。言ってみれば、願をかけながらひたすら耐える願掛け坂となっている。自転車で上り切ることが神社へのお参りとなっていると感じる。ご覧のように、梅はまだ蕾ではあるが開花直前のふくらみがある。まだ雪が降ってもおかしくないほどの寒さではあるものの、梅の花を観るにつけ春の暖かさを感じるのは不思議としか言えない。蕾には希望がギュッと詰まっているような温かい気持ちになる。神社の入り口には、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が亀に跨って威勢良く前進する像が祭られている。彼は、大阪湾北側を支配する海部の首長であったとされる説が残っているそうだ。亀と言えば、浦島太郎を想像してしまいそうだがそれとは違う。少しコミカルだがこれはこれで面白い。神社の入口へ到着すると、すっかりと身体は温まり限界に近かった足も解放されて、しばし呼吸が落ち着くのを待つ。追込んだ身体は、何からも解放されてしばし無の状態となる。この無となった状態が大切な時間となることを自覚する必要がある。日々の悩みとか苦しみとか無用なはしゃぎから解き放たれることが大事である。無になることで、原点に立ち返り新たに進むべき道を見つけることが可能となる。私は、自転車で走ることの意味をそんな風に感じている。頭の中に、不安や恐れが残っているのならペダルを思いっきり回し、全速で走ることに集中する。そうすることで、気持ちは、ペダルに吸い込まれるように一点へと絞り込まれて雑然としていた自分の身がすっきりと単純明快なモノへと変貌する。その感覚を体感するのだ。そうすると、目の前の梅の蕾が何と美しく尊いものかを感じることが出来ると私は考える。あまりにも複雑な情報社会の中で、見失っているモノに気が付くことが人生を歩んで行く第一歩となると信じて止まない。自転車に跨ることが、新たな自己発見へ繋がるイベントのひとつであることを信じている店長でした。
2024.02.05
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2023年の6月・振返り昨年は早くから気温が上昇し、暑かったと記憶しています。今日は2024年2月1日。いつもなら最も寒くなる時期ではあるのですが、事実3月並みの気温を維持しています。正に暖冬です。今年も猛暑が襲ってくるのでしょうか?それもちょと不安です。私のホームグランドのひとつに六甲山麓のロックガーデンがあります。ロックガーデン入り口の大谷茶屋までのヒルクライムが有り、更にそこからの風吹き岩までのトレッキングが楽しめます。ひと汗かくなら何処が良いと思ったならば、迷わずチョイスする場所のひとつです。昨年は良く登ったエリアです。風吹き岩まで登ると、気温も若干下がり避暑としても気持ちの良い場所となります。自転車でのヒルクライムも良いのですが、身体全体を使っての岩登りも頗る良いです。足腰の使わなかった筋肉を使うので、身体のバランスが良くなります。自転車の欠点とまでは言いませんが、どうしても同じ筋肉に集中してしまう傾向が強い様に感じます。そこで、その偏りを補うために自転車とは違ったスポーツ、ランニングとかトレッキングを行うのが良いと感じています。阪神地区、六甲山麓のエリア芦屋、岡本、六甲道辺りには短いですがヒルクライム坂が沢山あり運動と観光の両方が楽しめます。実は昨日(2024・2・1)は、岡本の保久良神社でした。神社手前の1kmほどの激坂は癖になるほどの急勾配です(笑)年に一度は登る激坂ですが、ここを完走できると不思議に「今年も行けるかも」と言う自信が湧いてくるのです。不思議です。ヒルクライムは、自身の健康バロメーターになっていると感じている店長でした。
2024.02.01
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ブログ更新準備中何かの切欠で頓挫してしまうのは、私の悪い癖です。ただ、このように後になり再び復活させようと頑張る所は「継続」と言う意味では大切なことだと思います。継続と中断を交互に繰り返しながら少しずつでも前に進めたのなら良しと考えています。自転車も同じです。レース前では追込みに専念しますが、レース後にはパッタっとユルモードへと入ってしまいます。その後、ユルモードを脱却するために目標を掲げるのですが、目標が定まると途端に追込みモードへと突入するのです。この30年間それをずっと続けてきました。自転車ブームに便乗された方の中には、すでにお蔵入りとなってしまった自転車があるのではないでしょうか?忘れ去られた自転車。まだ復活のチャンスはあります。今度自転車に跨る時には、新たな感覚で走ることが出来ると思います。蔵から持ち出して、小春日和の日にでも自転車を走らせてみて下さい。そして、その気持ち良さに没頭してみて下さい。今年の門出は波乱含みでした。ですから、いつも以上に気持ちを前向きにすることを心掛けて行きたいと願っています。今年の西宮神社のでの願いことは「億万長者になりますように」でした。いつになく強い気持ちで願をかけた店長でした。
2024.01.21
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5月のサイクリングは富士山エリア。今まで様々な場所からの富士山を堪能してきましたが、以前より考えていた山梨側からの御坂山地越えにチャレンジしました。まず、大阪より自転車を輪行出来る夜行バスで、横浜駅まで向かいます。横浜駅より電車を使って八王子を経由して高尾まで。高尾駅がサイクリングのスタート地点です。高尾より20号線・甲州街道を使って山梨の甲州市大善寺泊。そして次の日、137号線を使って御坂峠を越えます。そうです、山梨側からの峠越えでご対面する富士山を堪能してきました。ロケーションとしては今までの富士山とのご対面の中では1番でしたね。思わず涙が出てしまうほどの感動でした。皆様も一度体験してください。
2023.05.27
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和歌山から白浜までの海岸線ルートは、10年ぶりぐらいでのサイクリングとなりました。頭の中の記憶を辿りながら実際の風景との違いを見つけることも面白く楽しいサイクリングとなります。初めてのサイクリングでは、走行に集中してしまうために見逃しも多く印象も散漫になったりしますが、2度目は余裕が出来より集中して散策出来ます。過去のデータへの上塗りすることで記憶に厚みが出ると言えるでしょう。私は、こんな2度目のサイクリングがより楽しく感じたりしています。ということで、今回は海岸の絶景ポイント天神崎と千畳敷をしっかりと観賞することがひとつ。そして、山の上に飛行場がある白浜の全容を掴むことが目的となりました。それと忘れてはいけないのがグルメスポット。白浜に程近い42号線にある紀州梅にありつける熊平の梅と、白浜ならではのとれとれ市場の海鮮丼でしょうか?どちらも、食べることに夢中で写真撮り忘れでしたが・・・・。前回のサイクリングでは、走ることがいっぱいで白浜への到達感?走破感でいっぱいでしたが、余裕のある今回は、白浜の全容を知るために、南紀白浜空港がある平草原公園(桜が綺麗でした)や三段壁、千畳敷、そして円月島のある北半島をじっくりと散策しました。このような広域の観光地では、自転車での移動が小回りが効き、楽しく効率的で嬉しい限りです。帰路は白浜駅より輪行です。そこで出会ったのが、サイクルトレインを利用するサイクリスト達でした。紀勢本線の牛蒡駅と新宮駅の区間は電車の中へ自由に自転車を運び込むことが出来ます。まるのままです。ヨーロピアンスタイルですね。地方路線とは言え、堂々と自転車を車両に詰め込む様は不思議な光景でした。中には電動自転車もいました。近年では、サイクルトレインというスタイルが各地で行われているそうですが、大変嬉しいことだと思います。もちろん、乗客の迷惑にならないようなモラルは必要ですが、こういった大らかな考えでもって成り立つのであれば私たちは大歓迎です。今回は私達は輪行袋での乗車でしたが、一度利用してみたいものです。日本ではもっともっと旅自転車の楽しさを感じてもらいたいと思っています。ただ、旅となると機材のトラブルや天候への対応、輪行の方法などのハードルがどうしてもネックとなってしまいますが、さほど高いハードルではないので、楽しいサイクリングの旅を広めたいと思います。エンジョイ!サイクリング。
2023.05.05
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気温が上昇して、身体が疼いて来ました。春だ~~~っ。走る前の晩は気分が高ぶって熟睡出来ませんでした。小学校の頃の遠足の前の晩と一緒です。1時間ごとに目を覚まし、朝はまだかと目覚めた深夜に走る準備を始める有様です。結局、4時半には起床し、5時から走ることにしました。5時はまだ暗く冬の余韻がありますが、寒くありません。走り始めるには絶好の時間帯です。走っている間に夜が明けて周囲がその姿を現すのがドラマティックでエキサイティングなシチュエーションです。京都へは、淀川の河川敷を走ります。いつものルートなのである意味つまらないのですが、気持ち良く走ることが保障されているので、つい走ってしまいます。写真で最初に載せたのが日の出です。空気中の黄砂と花粉が飛び交っているのか、霧のように空を覆い、擦りガラス越しに見る太陽の様に眩しく無くクッキリと真っ赤に浮かび上がりました。幻想的な光景です。身近な絶景とも言えます。京都へ向かう場合には必ずといって良いほどこの淀川の河川敷を利用します。安全で走り易く、信号での停車も無く時間が読めるので最適です。京都までは3時間ぐらい読んでおけば大丈夫です。淀川に入る手前の神埼川は、なにわ自転車道を走るのですが、早朝はジョギングや散歩をする地元民が多く注意が必要です。なにわ自転車道は信号が無い分時間ロスする事無く走ることが出来ますが、道路は狭く雑草が道路へ迫り出しているので、スローペースで走ることが肝要だと思います。特に早朝の暗い内は、無灯火でのジョギングが多く危険です。写真2枚目は、淀川と平行して走る国道13号線の自転車走行レーンのピクトです。自転車は、通常車道を走ることが規定されています。ですから、ピクトも車道左白線の内側(車道内)に記されています。ですが、ここは車も多く直線基調なのでスピードも相当です。道路センターラインはと言うと黄色ではみ出し注意となり、自転車を追い越す場合には無理が生じると感じます。センターに膨らまずに追い越すとなると、かなりリスキーです。自転車側から言うと、このような場所で大型トラックとかバスに追い越された経験があれば分かると思いますが、かなり恐怖です。このような場合には、私は迷わず路側帯を走りますね。安全を確保されることが優先となると思うので、自己判断で必要と考えたならば安全に走ることが出来る走行方法をとるべきだと思います。いつも、そんなことを考えながら走っています(笑)京都東本願寺の巨大こけしはどうだったかと言うと、少しがっかりでした。バルーンのようなビニール素材に空気を入れただけの「ただただ大きい」だけのこけしでした。期待していただけにがっかりです。しかしながら、春の陽気を感じながら走ることの出来た昨日は最高の一日でした。長い寒い冬を我慢しただけの甲斐があったというものです。しばらくは、今年の春を満喫したいと思っています。来週は、近場大阪城を目指して走ろうかと考えています。大阪の桜は今どのぐらいなのでしょうか?久しぶりに追い込んで、少し若返った店長でした。
2023.03.09
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今年の冬は寒暖の差が激しく、暖かかった次の日の底冷えはなんとも厳しいものがあります。朝目を覚ますと刺すような寒さに寝床から出るのを躊躇してしまいそうになりますが、そこは「自転車にまたがってしまえさえすれば大丈夫」と自分に言い聞かせ「よっしゃー」とばかりに朝風呂へ飛び込むのが私の常です(笑)今回は京都の河原町まで輪行して、そこから滋賀の石山寺まで走りました。距離は短いのですが、京都から山科を通り大津へ抜ける国道1号線は、関西と関東方面を結ぶ要所となっています。昨年にも輪島ヘ向かう時にこのルートを使っていますが、なかなか走りにくい場所だという感じがしていました。そこで、もう一度走ってみてどうなのかを考察してみようと思います。このルートは、ここで道路が集中する場所でもあります。高速道路への入口、出口も有り国道との区別がつきにくい場所でもあり、交通量も多く自転車は路肩を走るような形になりますが、常に恐怖を感じながら走ることを強いられます。車のスピードも半端ないような気がします。それで、歩道や裏道を選択して走るようになるのですが歩道は地元の方々の生活道になっており、人と自転車、自転車同士のすれ違いにはお互いのコミュニケーションが必要になります。そのような状態なので、些細ななにごとかあれば、それこそトラブルになりかねません。地元のロードバイク乗りは、車道を走っているみたいなのですが、車道を走るには慣れが必要であり私のような遠方からのサイクリストにとっては難所と言わざるを得ません。かと言って、自転車を誘導するようなピクトも見られず、どう走れば良いものか迷うところです。もともと車優先で出来た道路なので、自転車は考慮されていない状態で今に至っていると言った感じです。ひとつに、行政が道路のインフラを自転車も考慮に入れた形で開発を進めてほしいのと、サイクリストも走るマナーやスキルを身につける必要があると感じています。日本にはまだまだこのような場所は沢山あります。少しでも改善していただけるようにサイクリスト側からも声を上げて行きたいなと感じます。さて、目的地石山寺では、梅の開花状況がどのようなのかを楽しみに向かったのですが、まだちょっと見ごろまでは達していませんでした。しかしながら、多宝塔の優美さに見とれながら境内を散歩出来たのは嬉しい限りです。京都には外人観光客が多く見受けられましたが、ここ石山寺ではまだまだみたいです。自転車で走っていると世間のいろいろなモノやコトへ出会うことが出来ます。自転車を楽しく走るためにも日々の練習を怠らずに頑張り長く乗り続けることを目標に前進したいと思っています。お昼に食べた「おこわご膳」が1600円と踏ん張った店長でした。
2023.02.24
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1月末の寒波襲来時の近所の交差点での様子です。朝方9時ぐらいです。雪がぱらついて若干薄っらと積もっている場所もあると言う状況でしょうか。この交差点は川の両側の道路と交差する幹線道です。交通量はこの通勤時間帯ではそこそこ多く、近くに阪急電車の駅があるために通勤のサラリーマンなどが多く見受けられます。今回の報告ポイントは、「橋の上の路面状況」です。阪神地区は、年間での降雪量はほとんど無く、滅多に雪を見ることはありません。写真の様に、降ってはいるものの積雪の気配は無く、吹き溜まりに薄っすらと雪の積もったのが見れる程度です。ですから、車道では何の問題も無く車も走れますし、自転車の往来もいつもの日常とさほど変わらないのかな?と思ったりします。多くの方は、日常のルーティンが優先で、自転車のリスクは二の次です。そこで自転車も大丈夫だろうと軽く考えてしまうと、とんでもない事態に見舞われます。写真でも確認できると思いますが、橋の上では雪が解けずに残り薄らっと積もっているのが分かります。川の上を吹く風によって橋が冷やされて凍結していてもおかしくない状況となっているのです。不用意に橋の上に差し掛かってブレーキなぞをかけようものなら滑って転倒に繋がり兼ねません。注意が必要なポイントですね。慎重に走る必要があります。特に風の強い日には、橋の上の路面だけが凍結している場合がありますので注意が必要です。平素から危ないと思われる橋や日陰、雪が吹き溜まりそうな場所を確認しておく必要があります。そして、いざこの日の様に少しでも降ろうものならば大事を取って別の移動方法を選ぶか予定を変更する勇気を持つべきです。そうそう、この辺りは下り坂が半端無いので、下り坂の凍結、そこも注意が必要です。近年では、子供乗せ自転車が普及し、かなりのお母さんが利用されています。この地区では、坂道が多いと言うこともあって、ほとんどが電動自転車です。そんなお母さん方に注意して欲しいことがあります。前に子供さんをのせる場合には必ず子供さんにヘルメットを着用させることです。子供さんの前乗りに関してはよほどしっかりとしたガードが無い限り危険のリスクを排除することは出来ないと感じています。ですから万が一の為にヘルメットとシートベルトの着用は必須と思っていただきたいと思います。また、たまに、0歳児ぐらいの赤ちゃんを自分の胸にだっこして走るお母さんを見かけます。客観的に見るにつけ、このお母さんがプロ並みに自転車を乗りこなしていることを願うばかりです。誰も自分が事故を起こすとは考えてもいません。私も、自転車の運転には自信がありますが、過去2度の事故に遭遇しています。ですから、事故は誰にでも起こり得ることだと考えた方が良いかもしれないのです。もし、子供を自分の胸元にだっこしていたとすれば、自分の身が危うい様な大きな転倒では子供の安全を守ることは到底出来ないでしょう。私はそう思います。何となく、自分の子供を近くに置きたい気持ちは分かるような気はします。お母さんは、自分はこの子の母親だと言いたいのは良く分かります。この子を守るのは私だと。しかし、現実は厳しいでしょう。毎日の通勤や送り迎えは大変な作業だと思います。ですから、事前に危機に対する知識を蓄えて備える必要があります。「備えあれば憂いなし」です。これを読んで、考える切っ掛けになればと思います。今年は、自転車が健全な乗り物になれることを望む店長として発信したいと思います。
2023.02.07
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一連の写真は、昨日走った西宮から明石までのサイクリングコース・国道2号線の様子です。一見さほどパニックになるほどの状況ではないようにも見受けられますが、現状は相当ひどいものでした。今回のサイクリングで実際に目の当たりにした風景をここに報告します。国道2号線は六甲山の南側、海岸線に沿って東西に走っています。大阪より尼崎、西宮、芦屋、住吉、三宮と関西を代表する都市圏、阪神神戸エリアとなっています。ご存知の様に、このエリアは六甲山の南に位置し、あの有名な「六甲おろし」がある場所です。今回の寒波では、この六甲おろしが都市の交通機能を完全破壊している現状に遭遇しました。まず、今回のサイクリングは知人からの提案で、淡路島にある渚のリトリート ロキデアワジシマ (lorchidee-awajishima.com)にて「おがくず酵素風呂&ヒーリング」を体験することです。何と優雅で上品なサイクリングなのでしょうか(笑)渚のリトリートロキデアワジシマは淡路島の入り口である岩屋から南へ13kmほど走った東海岸に位置しています。自転車ではゆっくり走って小一時間と言う所です。いつも練習で走る岩屋から洲本までは31kmほど。いつもならタイムトライアルと称して全力走行約1時間で走り切る場所なので、この場所はほとんど気にもかけていない場所ではあります。数日前より寒波が全国レベルで襲い掛かってくると散々TVにて聞かされてはいましたが、サイクリングは自然を楽しむことがモットーの私たちは、雨であろうが雪であろうがお構いなしです(笑)出発直前にロードからMTBに切り替えて臨むこととしました。というのも、前日は猛吹雪で積雪は少なかったものの路面はすっかりと白くなっていたからです。出発は6時半。予定の7時から30分早め、時間をかけて40km先の明石ジェノバフェリー乗り場を目指します。6時半と言うと、まだ暗い時間帯です。暗い中、路面状況に気を使って走る必要があります。気温は氷点下4度。完全に凍っている温度です。走り始め住宅街を抜ける必要がある為に更に注意が必要です。住宅街では積雪はさほどではないものの水溜まりの凍結が各所で見受けられます。MTBであっても凍結でのスリップは免れません。日が昇り太陽が顔を出せば路面状況も変わってくるかな?と思いつつ幹線道路である国道2号線までまず走ります。2号線まで出れば、車の交通量も増えて路面状況も良くなるはずです。実際西宮辺りでは難なく走れる状況ではありました。日が昇るにつれて、状況は良くなるだろうと想像していましたが、それが甘かった。夙川辺りよりツルツルの凍結路面が牙をむいていたのです。交通量が多い幹線道路ならばそこそこ路面は温もり走れるかと思いきやどこまで行っても路面はツルツルの状態なのです。一見乾いているように見えている路面が実は氷で包まれている状態です。車道全体がその様な状況なので路面一面アイスバーンです。各所でスリップが発生し、当然車の渋滞が発生していました。芦屋、住吉辺りの地形を見ると六甲山より海へ向かって南向きの斜面が続きます。つまり、六甲山に向かって坂道の多いエリアとなります。車の後輪が空転し一向に進まない。仕方なく、路側帯へ寄せようとするも車が言うことを聞きません。そんな風景をあちこちで見られました。前日の降雪量はさほど多くは無かったもののこれほどに凍結がひどいのには理由があるはずだと考えました。それが、六甲おろしです。大阪市内では溶けてしまう路面の氷がここでは溶けずに残ってしまったのです。太陽が昇っても気温は上がらず、出勤時間となる8時9時辺りでも路面は凍ったままです。私たちは、歩道側の雪が残っている部分を走ります。MTBでも氷の上は走れません。ですから経験上、雪道のグリップが確保できる場所を探して走ります。緊張感はありますが、渋滞している車を横目に走るのは楽しくもあります。増してや雪道を走る機会はこの関西では滅多にないので、これはこれで楽しいものです。通勤時間帯の8時9時になると、革靴で歩くサラリーマンやハイヒールのOL、それにスーツ姿で自転車で走る姿も見られます。驚いたのは、細身のタイヤ25Cとか30Cとかのロードバイクやクロスバイクで走っている人達です。目の前での転倒こそしなかったものの、その表情をみれば転倒を相当怖がっていたことは間違いないです。立ち止まり、スマホで勤務先なのか言い訳の電話をしている方を多数目にすることが出来ました。このような状況では自転車通勤は自殺行為であるということです。危機管理能力が問われる状況なのですが、一方実際走ってみないと分からない部分は沢山あると感じます。多分に推測するに、この日多くの転倒者がいたと考えられます。私も実際1度は転倒しました。ヘルメットもしっかりと被っている為、ほとんど無傷で済みましたが、打ち所が悪ければ一大事となります。車と関わる事態でもあれば更にダメージは大きくなります。このような事態に対処する方法はあるのでしょうか?わたしは、自転車の知識や経験が深ければ回避できることもあるかと考えます。危険回避能力が問われるところです。まず、タイヤの太さです。最近は通勤とか通学でもロードバイクをノーヘルで使っている人を多数見かけます。ロードバイクの25Cとかクロスの30Cでも雨や雪では注意が必要です。雪であれば即取りやめで、他の移動手段を考えましょう。気温が氷点下とか低い場合でも取りやめです。部分的に(木陰とか)凍結しています。とにかく最悪のことを考慮して行動しましょう。滅多にないコトは偶にあることです。そんな滅多にない事態にこそ適切に判断できることが重要です。自分の自転車がどのような状況に適しているのか一度確認しましょう。ロードバイクとクロスバイクでも違いはあります。更に、クロスバイクとMTBでも当然違います。それぞれに性格が違ってくるので、自分の乗っている自転車がどのような性格のバイクであるかをきちっと理解しておく必要があるでしょう。それだけでも、未然に事故を防ぐことが出来ます。次に、ブレーキの使い方が重要だと考えます。これは、各個人の技量の部分になってきますので、自転車に乗ることをどの様に自覚しているかに依ってきます。本格的にロードバイクとかに乗る人なら、それ相当の技術や知識を持って乗っていらしゃると思いますが、ママチャリとなるとそこまでの技量は無さそうですし、意識もずっと低くなりそうです。ママチャリでもブレーキは大切なので、最低限のブレーキテクニックは知っておいてもらいたいと思います。雪道では、急なブレーキやコーナリング中のブレーキはご法度です。かけ方もジィワ~ッとかけることが大切で、路面とのグリップを感じながらの走行となります。どうしてもブレーキが欲しいという方には、ペダリングをしながらブレーキングをすると自転車の挙動が安定し易くなり安全です。このように、自分の自転車を良く観察することや自転車のテクを磨くことで今までよりずっと安全に走ることが出来ると考えます。私たちの様に「いつでも輪行サイクリング」を楽しんでいる人達は、知識と技量を身に付けることを惜しまず常にトレーニングしています。そのトレーニングこそが安全で安心して走ることが出来る何よりの方法で、そこに楽しさが生まれてくのでは無いかと考えます。私たちは、どのような状況でも的確に対処し乗越えて行く冒険的な新発見的なサイクリングを目指して行きたいなと考えています。今回は、すっかりと雪とじゃれあって楽しめました。長い時間でのサイクリングで疲れましたが一方では面白い体験をした感じがします。もちろん、淡路島での「おがくず酵素風呂」は最高でした。冷え切った身体をポッカポカにしていただいてありがとうございました。雪上サイクリングとおがくず酵素風呂は最高の組み合わせだと思いました(笑)やってみなくちゃ分からない。帰りは、明石より電車での帰宅となりました。
2023.01.26
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明けましておめでとうございます。私の中では、コロナ時代は終わりを告げています。インフル&コロナ、共に一緒に生きて行くことがこれからの当たり前です。ゆえに、3年前コロナ以前からの続きがこれから始まるのです。やっとです。やっと何とか普通の生活に戻れるのです。幸せなことではありませんか。希望を持ちましょう。新たな生活に。自分に気合を入れる店長でした。
2023.01.02
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この2022年は、何してた?「いつもと変わらず自転車に乗っていました。」これが正解です。この2022年は、自身のテーマとして10000mサイクリングを実践していました。10000mサイクリングとは?毎日欠かさず自転車に乗り続けること。10000mはkmに直すと10kmです(簡単だ~~っ)ジテツウで毎日往復12kmほど走っているので、それだけでクリアできる距離ではあります。至極簡単そうではありますが、現代人にとって容易い(たやすい)ことでも無いと言うことがやってみれば分かるはずです。365日毎日欠かさず10000m自転車で走るのです。猛暑の日も、嵐の日にも、台風が来ていても走るのです。どんな都合が合ったとしても走らなければいけません。たとえ不幸があったとしても例外ではありません。何があろうと、10000mは走るのです。これは、ある意味お坊さんがお経を唱えるようなものだっと思ってもらえば解り易いかも。お坊さんは365日欠かさずお経を唱えているはずです。お経を唱えることには、様々な意味が込められています。その様々な意味が、10000m走ることにも込められていると思ってください。毎日決まったように10000m自転車で走ることで自分が変わって行くと感じます。ほらっ!自分と自転車は切り離せない関係になっているはずです。2022年は私にとっては空白の年にしたいと思うのです。区切りと言うか?変換点と言うか?とにかく、この22年を境に、いままでのリズムとは違うリズムで生きる必要があると感じています。それがどんなリズムなのかはまだ分かりません。手探りです。じゃ、今年2022年はそれ(10000mサイクリング)だけかと言うとそうではありません。自転車を継続させる為にしっかりと走りました。冬の箱根駅伝本番直前のヒルクライム、春の京都鴨川桜サイク、夜の高野山桜地院(とうちいん)サイク、7月の石鎚山ヒルクライム2回目、猛暑日の嵐山かき氷サイク、万博公園太陽の塔再認識サイク、8月はチャレンジ能登半島輪島自走400km、生まれて初めての京都伏見稲荷サイク、豊能コスモス園ビックリサイク、そして11月には念願の白川郷サイクと箕面の絶景紅葉鑑賞サイク、更に最後年末には、山口県秋吉台健康感謝のサイクで今年の締めとなります。今年のチャレンジは能登半島400kmでした。久々の夜間走行と雨の中でのパンク修理で結構ダメージの大きかったサイクリングでしたが、400kmは達成感が半端無くいいですね。深夜での痛快ダウンヒルでのパンクもショックは大きく楽しかったですが、何と言っても替えのチューブが尽きていた状態でのリカバリーの凄さが際立っていました。自画自賛です。そして、印象に残っていたのは箕面の絶景紅葉ですね。今年は本当に素晴らしい紅葉が鑑賞することができました。いままでの箕面での紅葉を遥かに超える感動を覚えました。カエデの赤が素晴らしいく際立っていました。深く記憶に刻み込まれたと思います。今年のサイクリングは、23年から始まる新たなスタートをどのようにすれば良いのかを考える1年間だと捉えています今だこれと言って良いアイデアは無いのですが、何から何まで、来年1月1日から再出発したいと考えています。私も相当熟して(高齢化)来ましたので、熟したなりの走り方を模索しながら走りたいと思います。60代も折り返しの70歳に届こうとしています。3年前は、鈴鹿でのシニアクラス参戦を目指していただけにこのコロナ禍のこの3年間は非常に大きいものがあります。ただ、ここまで押さえ付けられて来たエネルギーを爆発させたいとも思っています。70歳らしさってなんでしょうか?後3年で、それを見つけたいと思います。その為には、走り続けることが大事であると感じています。走りながら人生を感じるのが自転車の醍醐味であることを知っている店長でした。
2022.12.11
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今年も、昨年が無事に過ごすことの出来たお礼と今年一年の安全と繁栄を祈願するために、西宮神社を参拝しました。参拝で起こった出来事をひとつ紹介します。私は、参拝を済ましたところで、おみくじでも引いて今年の運勢を覗いてみようと考えました。そして出たのが、おみごと!大吉です。どれどれとばかり読み上げてみると、金運良し、健康良し、探し物見つかる、などなど良きことのオンパレードです。思わずほくそ笑んでいました。そうだろ、そうだろ、当たり前だろう、今までどんだけ苦労したか、大吉で当たり前だろ!今年は、文句無く運気が高いこと間違いありません。何もかも上手く進むに違いないのです。何か一安心というか、ほっとした気分になりました。天気も晴れ間が出ていてポカポカと暖かかったので、気分は最高となりました。何でも出来そうな自信に満ちた自分がそこにはいたのです。ところがです。いざ洋々と神社を去ろうとした時です。神社へ入るときに鳥居の前で脱いだキャップ(帽子)が見当たらないのです。あまり外ではキャップを脱いだりはしないので、それをあまり意識していなかった為に、境内のどこかに落としてしまったのだと思いました。なんのことは無い。今年は大吉。おみくじには、「落とし物見つかる」とも書いてありました。なんせ、今年は強運なのです。ちょいと心当たりのある鳥居前に行ってみれば、すぐ見つかるに違いないと確信していたのです。おみくじ後のハイテンションのためか、少しも迷いは無く気持ちは動じていませんでした。鳥居前に戻りキャップを探すこと数分。しかし、そこにはキャップはありませんでした。その後、考えることの出来るすべての場所をくまなく探すも、見つけることは出来なかったのです。あれ~~~っ?どうしてこうなっちゃうの?強運でしょ?何で出てこないの?普通出てくるでしょう?これだけ強運なんだから。結局諦めざるを得なかったのですが、気持ちをどう持って行って良いものかしばらくは雲の中の自分でした。強運であるはずの自分と今突きつけられている現実の矛盾をどのように自分の中で消化して良いものか、その処理法に困惑していたのです。あなたは神様や仏様を信じますか?信じるとしたら、なぜ?信じようと思うのですか?救ってほしいからですか?何を期待するのですか?期待を裏切られたら、信じることを止めますか?新年早々に、試されている自分に気づく店長でした。
2022.01.13
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あけましておめでとうございます。私は、比較的ロングライドを好む性格かも知れません。ロングライドの後半では気持ちが千切れそうになるのですが、目標があればそこへ向けて意識を集中することでなんとか乗り切ることが出来ます。今私たちに必要なのは、その目標なのではないでしょうか?このコロナ禍で混沌とした状況の中で、しっかりと未来を見据えて、目標を持つことこそが今を乗り切る鍵となりそうです。あなたの今年の目標はなんですか?明確な目標こそが私たちの希望となることを信じたいと思います。この苦境を転機として、更なるパワーアップを計ろうとしている店長でした。
2022.01.08
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はい!少し遅れての報告です。11月3日の行ったサイクリングイベント「奈良公園で鹿に鹿せんべいを」の報告です。解除明けの祝日だったために、奈良公園は多くの観光客で賑わっていました。まるで、堰を切ったダムのように一斉に各地の観光地へと向かったと思われます。その影響でか、鹿が一向にせんべいを食べてくれませんでした。すでに、沢山のせんべいを食べてしまっていてお腹がいっぱいの状態となってしまったのだと思われます。まるで、見向きもしませんでした(笑)私達も久しぶりのサイクリングとなり楽しく走ることが出来ました。一日中コロナのことを忘れて走ることができたのは嬉しい限りです。こんな日々が続くことを願うばかりですが・・・ただ、今までのコロナの後遺症がここそこかで残っているような気がしてならないのが不安です。
2021.11.25
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街中の雰囲気が、少しずつ変わってきたように感じられる。お店前を通り過ぎる人の表情にも、笑みがこぼれている。足取りも軽い。中には私のように半信半疑の人も当然いるようだが、どうしても明るい雰囲気に負けてしまう。なんと言っても長い長いトンネルだったから、仕方が無い。とりあえず、笑える時に笑っておこう!世界は変わった。今思うことは、どう変わったか実際に自転車で走って様々な現場で感じてみたい。これからの社会を生き抜いてゆくために、自分をどのように変えれば良いのかを知りたいのだ。前進あるのみ!話は変わるが、先週ヨーロッパで行われたパリ~ルーべを観戦していて、何かガツンと頭を殴られたような衝撃を覚えた。「これは一体!自転車競技なのか!!!」パリ~ルーべと言えば、30の石畳区間を走破する過酷なレース。別名「北の地獄」と言われている。その地獄が、今年は雨のコンディションで、更に過激さを増していたのだ。スタート時より、雨の中の走行を強いられた選手達は、石畳区間に入り正にその地獄を味わった。とにかくごつごつとした石畳は、もとより激しい振動に悩まされる上に、雨でドロドロになった路面は滑りやすく落車が続出。プロの選手がプロの技術をしても到底かなわないような状況の路面となっていたのだ。選手の背中を追いかけるカメラには、オドオドとまるで初心者のような動きの選手が映っている。その姿は泥だらけで、見るのもためらうような走る姿がが延々と展開されていたのだ。これほどに簡単に落車してしまうのか?と疑問に思うほどに、次から次へ落車シーンが映る。しかし、感動は最後のシーンだ。優勝者コルブレッリは、ゴールと同時に地面に仰向けに倒れ号泣したのだ。人目をはばからず泣き続けるその姿は、レースの過酷さを余すことなく表現していた。思わずもらい泣きをしてしまった。と同時に、これこそがプロなんだという思いが込上げて来たのだ。感動した。正に感動だ!
2021.10.09
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10月から非常事態宣言が解除される。街中や観光地には人が溢れかえるのは必然だ。不安な要素を残しつつの解除だが、後戻りは出来ないだろう。私たちの行く末は、未だ見通せずといった所が正解だと思われる。そんな巷の動きとは裏腹に、人気の無い山に入ってひたすらMTBの走りを楽しむ。唯一、コロナとは無縁の世界と言える。オンロードもそうだが、オフロードになれば更に孤独な世界となる。以前は、下界の喧騒から逃れるために山に入ったが、今はコロナストレスから逃れるために山に入る。ただ、どちらにしても楽しいMTBがあるからいちいち理由を求めなくても構わない。今も昔も変わらない私のスタンスだ。世間がどのように変容しようと、このスタイルは変わらないということだ。ただただ、自分の意識を走りに没頭させるだけなのである。走りに意識を集中させていると、ふと自分の存在が尊く思える瞬間に出会える。肉体と精神が見事にシンクロする瞬間だ。ピッタと照準が合うように、自分の思い通りにMTBが動いてくれるときがそうだ。全神経をトレイルの状況に集中させ、それに会わせてMTBをコントロールして行く。足の先に伝わる振動を感じてそれを身体の中へと吸収させることで、MTBの制御を行う。振動の激しさに負けてしまうと、とたんにMTBは不可解な挙動をし、さもなくば容赦なく身体を地面へたたきつけるのだ。自信と不安が行きかう状況で、どちらが勝つか一か八かの賭けに出る。そして、難関をクリア出来た瞬間の感動は半端無い。ダウンヒルのスタート地点である山のてっぺんまでの登りの大儀さに比べ、ダウンヒルにかかる時間は数分しかないが、その中に凝縮された感動の固まりは計り知れない重さを持っている。この感覚を知っている者達は、コロナを恐れることは無いだろう。なぜなら、人間とコロナは互いに自然界の生物だからだ。
2021.09.30
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暑く息苦しい生活を強いられてきた今年の夏を経て、やってきたのは爽やかで澄んだ青空の初秋でした。とは言っても、3連休の前日は台風が四国を横断し大雨を降らしていました。このすばらしい彼岸花の群生に出会うまでは、まだ息苦しさを感じていたのは事実です。岡山県津山市の実家のお墓参りに出かけました。久しぶりに出雲街道を疾走して、自転車の爽快感を取り戻したのです。更に、目的もなく自由に走り回ることで自転車の楽しさを再認識できたのです。常々,輪行を楽しんできましたが、今回ほど自由に動き回れる輪行の楽しさを堪能したのは初めてです。少しストレスがたまっていたみたいです(笑)さすがに、2日目には好天に誘われて出てきた人々が多く見うけられ、以前と変わらない風景に近づきつつあることを実感しました。意識はまだマスクではあるものの、確実に人々は元の生活に戻ることへ動きだしています。これでまた以前の感覚を取り戻し、前へと進むことが出来そうです。四十曲峠からの30kmにおよぶ長い長い下りは本当に爽快でした。思わず笑みがこぼれていました。さてお次は、どこへ出かけましょうか?
2021.09.20
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7月の13日から21日までの1週間で、九州の火山地帯を走って参りました。題して、「火山前線完全走破」です。昨年同様、期待通りのかなりのガッツリ感がありました。なんでしょうか?人間って不思議なもんで、苦しんだ時の思い出の方が、しっかりと記憶に残っているものですね。高千穂から人吉までの土砂降りの中でのヒルクライムが、今回の記憶に残るシーンとなりました。高千穂入りした夕方から、宮崎県内に発生した線状降水帯の影響で高千穂峡も土砂降りの雨となりました。丁度深夜の12時前ぐらいに、高千穂峡の暗闇の中に高々と警報が響いたのです。雨量が増した河川の水面が上昇したためと考えられます。ご存知の様に、高千穂峡は狭い峡谷です。急激に増水すれば一気に水面は上昇するでしょう。その限界が来たと言う知らせです。私のサイクリングの予定では、次の高千穂から人吉までの区間が最長区間となっていて、しかも激坂のヒルクライム区間があるとあって、人吉まで走り切れるかとの心配があったのです。その距離170km。天候に問題が無ければ、走り切れる距離だと計画していたものの、この状況に置かれて不安は高まるばかり。深夜に警報が響き一気にその不安は爆発したのです。そこで決断したのは、雨雲レーダーを頼りに、少しでも雨足の弱まった時間帯に出発することです。時間的なゆとりがあれば、後は雨をなんとか我慢するばかりです。深夜1時、意を決して出発することにしました。雨は、相当に降ってはいたものの走行にはさほど影響は無かったので、ライトの明かりだけを頼りに地味に進んだのです。今までの経験から、このような深夜の走行は慣れていたので、忍の一字で耐えることにしました。意外とこのような緊張した状況の方が楽しかったりするものです。何かおかしいでしょうか?結果、70kmほどを暗闇の雨の中をゲリラ走行し、薄明るくなる朝の5時頃に、美里町の三和交差点のコンビニへ到着しました。ゲリラ的な豪雨からは免れたものの、この三和交差点からは激坂が始まります。13・6km先の峠、二本松峠まで今度は激坂との勝負です。先を見ずに、まずは足元の10mを走り切ることが大切となってきます。つまりは、覚悟することで。後は時間が解決してくれるでしょう(笑)どれほどの時間を費やしやしたのかは分かりません。しかし、着実に走ることで目的地へ到着することができたのです。ゆとりある時間のお蔭です。サイクリングの極意でもあると感じました。少しづつ、少しづつ前に進むことにジッと耐えるということです。不思議なもので、美しい景色とは縁が無いようなそのような体験こそが心の中に深く刻まれていることは確かです。後は、写真で楽しんでください。
2021.08.09
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今年のテーマである「火山の国九州縦断」を決行する。ジッと鳴りを潜めていたこの数か月、もう我慢が出来ない(笑)昨年と同様、長丁場での一人旅をすることを決断したのだ。「火山前線完全走破」と言うタイトルの通り、由布山を始めとして九重・阿蘇・霧島・桜島と続く火山を連続的にこなして行く。途中、オンロードから逸れて、オフロードまでをも走ろうかと考えている。ブリジストンXR9を足として、オンもオフもこなそうと言う魂胆だ。昨年の四国同様、山は楽しい。九州の山は四国と違い本格的な火山となる為に、更に楽しさが加速しそうだ。今、九州の火山は、活動を活発化させている。桜島は今年初めに噴火をし、つい先日は鹿児島の南の島諏訪ノ瀬島で噴火が発生している。九州の火山前線(火山フロント)の地下では確実に何かが変化してきているのだ。人間の営みを遥かに凌駕する地球の活動はあまりにも巨大で計り知れない。そんな環境に身を置くことで、ちっぽけな人間のささやかな悩みを吹き飛ばしたいと考えるのだ。あ~~あっ、たまらん。ワクワク感が、今から湧き上がってくる。
2021.06.24
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昨日は、存分に楽しませていただきありがとうございました。春の陽光が降り注ぎ、桜は咲き誇り、生命の息吹を感じるこの季節に走ることが出来るなんて・・・素晴らしいことであると、しみじみ感じ入ることが出来ました。今年から、おじいちゃんへの仲間入り(65歳以上)が出来る喜びと悲しみが絶妙に交じり合う今日この頃ではありますが、まだこんなに走れちゃうなんてと思うと、なんと素晴らしいことではないでしょうか?毛は抜け落ち、老眼は加速し、腰は曲がり、ばね指は戻らない、そんな状態にも関わらず、時速30km以上のスピードで颯爽と走り抜けるその姿に涙するのです。もしこの世に65歳以上のスーパーマンが存在するとするならば、その彼は常人より遥かに速く強く鋭く生きて行くことが出来るのです。そんなスーパーマンに私はなりたい。と言う気分にさせられた昨日でした(笑)この気持ちを忘れずに、一生走り続けたいと思っています。こんな私ですが、一緒に走っていただける方を募集いたします。
2021.03.28
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2021年の春は、嬉しいことには少し早めの春となりそうです。桜の開花の便りが、あちこちで聞こえてきています。そんなタイミングで、MTBにて北摂を走るのも終りとなりそうです。MTBからロードへ乗り換えの時期です。21年に入って、1月2月と頻繁に山に入り込んでは、楽しんできました。新たなトレイルにも巡りあい、満足したシーズンであったことは間違いありません。この日も、少しハイペースでのダウンヒルを楽しんでいると日常の悩みや悲しみを全て吹っ飛ばしてくれます。日常のストレスを解消するには、MTBで山を走ることに尽きます。これを自転車の効能として実感している自分ですが、なかなか皆にこの効果を知ってもらうのは難しいことです。山を降りて、クタクタに疲れ切った体を労わりながらスローペースで走っていると、目に飛び込んできたのは、梅の花でした。その梅ノ木は、相当年代ものの古民家の庭に咲いていました。少しおじゃまして、自転車をその前に寝かしてのスナップ写真です。梅の花のピンクと自転車のピンクがなんとも言えず綺麗に思えました。少し自己満足の世界に浸ります。写真を撮り終えるて、ふと後ろを振り返ると民家の窓からこちらを眺める中年の女性の方がいらっしゃいました。咄嗟にぺこりと挨拶を送ると、手を振って答えてくれました。知らないお家のお庭にお邪魔していたので、申し訳なく感じていたのですが、さわやかな対応に和みました。こんなコンタクトこそが本来のサイクリングでの出会いだと感じたのです。また、旅に出たいと思いました。ハードなダウンヒルをこなした後の脱力感の残る、春先のうららかな日の出来事でした。
2021.03.12
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本日は、気温もグンッと上がり春めいた陽気となりました。早朝より気温が高く、走ると汗ばむ様なコンディションです。まだ2月ではありますが、徐々に暖かい日々が増えてゆくのだと感じます。それに従って、体の方も自然と軽くなり、芯から疼く感じとなります。明るい希望が見え、最も興奮する季節とも言えます。そんな中、今日の朝連では、ちょっと変わったサイクリングを実践してみました。題して、「サイクでクイズ」です。猪名川沿いにある史跡や仏閣を巡りながらそこでクイズを楽しもうと言う企画です。調べてみると、近場にもかかわらず、以外に知らなかった場所・コトが沢山出てきました。地図と睨み合いながらサイクリングルートを作成していると、そんな新たな発見に出会い、のめり込むほどに楽しくなってきます。グーグルにて地図を見ていると、どんどんその楽しさは拡大して行くのです。自転車に、決まったコースなどありません。自由に走ってそこで得た知識や感動を実感するのみです。行く先に道が無くなれば、新たな道が見つかるまで自転車を担いで歩けば良いだろうし、人がひとりやっと通れるような道さえあればどんどん先へと進むことが出来るのです。それが自転車の最も良いところだと思います。更に、そんな自由気ままなサイクリングに楽しさを加えるのが、「サイクでクイズ」です。たとえば、「モスリン大橋を所有していた会社の作っていたものは何?」とか「有岡城に幽閉された秀吉の家臣は黒田官兵衛ですが、大河ドラマでその役を演じた俳優は誰?」と言った具合です。現物を前にして頭を働かせることで、更にその場に臨場感を与えます。自転車なら自由に移動できるので、いつもなら見過ごしてしまうスポットでも発見することが出来、それらのスポットを更に詳しく調べることで、意外なことに出会うこともあるのです。そうして発見したスポットが、偶然点から線へ、線から面へと広がって行くのが最高にエキサイティングです。そんな化学反応がサイクリングに感動を与えることになるでしょう。是非、お試しあれ!
2021.02.21
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明けましておめでとうございます。さて、2021年が始まりました。地球上で何事が起ころうが、時間だけは確実に前へ進んで行きます。私たちの未来には希望だけしかありません。しっかりと大地を踏みしめて希望を叶えて行きましょう。恒例の初走りに参加してくださった皆様、ありがとうございました。この初走りがあってこそ、新年が始まったと言うような気持ちになることが出来ます。私たちのホームグラウンドである有馬で初詣でをするのは今回初めてでした。新年早々にもかかわらず、しっかりと蓬莱峡のヒルクライムをこなすことが出来たのはうれしい限りです。温泉寺にて、健康安全と厄病退散を祈願してきました。もう今年は厄病退散しかありませんよね。初出勤の今日の朝、情報番組トクダネでの占いでは、私の星座おうし座が1位でした。更に、通勤途中で天から降ってきた鳥のウンコが私の腕に落ちてきました。ウン(運)が付いたのです。最高の出だしです。今は誰でもが、行き先の不安にストレスを感じているに違いありません。だからこそ、明るい希望ある一年を信じたいのです。どんな些細なことでも、それが私たちの幸せに繋がるのなら、それはそれで前向きなことなのかも知れません。そんな些細な幸せを探してみましょう。きっとあるはずです。新年の温泉寺前での記念写真にはすばらしい後光が降り注いでいます。きっと、何か感動的な幸せの知らせなのかも知れません。さて、今年の抱負です。まず、昨年叶わなかった乗鞍サイクリングを決行しましょう。乗鞍でのあの感動をもう一度味わいたい願いが、益々高まってきました。そして二つ目に、大地の鼓動とシンクロ・九州の火の山巡りサイクリング(仮)です。桜島から始まり、霧島連山、阿蘇山、九重連山と走り別府温泉でゴールです。走り応えたっぷりのサイクリングとなるに違いありません。オンロードとオフロードを明確に分けて、移動としてオンロード。火の山エリアでオフロードを楽しみます。三つ目としては、MTBスキルを充実させたいですね。ウィリーを復活させて、九州サイクのための技術を磨くことが目的です。必ずや実現してみせましょうや!夢のサイクリングを早速、九州全図を買いに走る店長でした。
2021.01.04
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関西のここ阪神地区では、紅葉のピークを迎えようとしています。本日の初心組朝連は、有馬温泉・瑞宝寺までの16.5km。いつもの、蓬來峡のヒルクライムをこなしてからの、有馬瑞宝寺での紅葉観賞です。ドンピシャでの晴天となり、ここ一番の秋晴れとなりました。自転車との相性もドンピシャで、少し追い込んだときの気持ち良さは格別です。ヒルクライムをこなしながら、視線を山に向けると、そこには燃えるような紅が目に飛び込んできます。今年の紅葉は格別に鮮やかな色彩となっています。1年我慢し続けたご褒美のように、今、山が燃えています。出来る限り気持ちを穏やかに保つことが出来れば幸せだと思いつつも、刻一刻と変化する数字に惑わされてしまいそうになるのを必死で堪えようとしています。気持ちが切れる前に、なんとか収束に向かうことが望まれるところです。自転車に乗っていたことが本当に幸せだったと痛感する、今日この頃です。
2020.11.15
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今月、サイクルスポーツの特別編集として、関西ヒルクライムコースガイドが発売されました。私が良く知るフリーライターの米山一輝さんが、その一部を担当しています。その本を見ていると、大阪南部エリアにある和泉葛城山が紹介されているのが目に留まりました。数年前に一度登ったことのある和泉葛城山です。その頃にも、「葛城山へ向かうルートは7つある」と言うことは知っていました。その7つのコースが、正に紹介されていたのです。ビビビッと何か背筋を走るものを感じました(笑)これを走らずしてどこを走る?と言う感じでしょうか?そして昨日、7葛をチャレンジしに、大阪はJR日根野駅へ向かったのです。日根野駅からまず向かった先は、犬鳴山コース。なんといっても犬鳴というホラーがかった名前が、背筋をゾクゾクとさせます。丁度中間地点ぐらいに犬鳴隧道というトンネルがあります。演出じゃないのかと思わせてくれるように、なんとなく後ろに何かがいるような・・・そんな雰囲気にさせてくれるトンネルであります。そんなこともあってペダルに力が入りすぎている感は否めません。そして、そのトンネルが過ぎた辺りから今度は激坂が始まるのです。波状攻撃のように、激坂が押し寄せてきます。しかしながら、その区間をじっと堪えていると直に緩くなります。犬鳴山コース恐るべし、です。1本目でしたが、かなり時間がかかりました。この時点で、7葛がでれほどにすごいものかが予想がつきました。そして2本目は、蕎原(そぶら)コースです。まず、蕎原コース自体をスタート地点の蕎原バス停前まで下ります。下っている途中でも、すでに激くだりでのブレーキがいっぱいっぱになり、これはヤバイぞと感じていました。案の状、折り返しのヒルクライムは道半ばにして足が回らずリタイヤ。予定を変更して、2本目は塔原(とのはら)コースへと切り替えることに。塔原コースは、一定の勾配で足は回りました。しかしながら、距離が結構あるので忍の一言です。時間を費やして黙々と登るばかりでした。塔原コース途中にて、植林さんと言う方にお会いしました。葛城山の常連さんと言うことでお話を伺ったのですが、後で調べると、岸和田ツーリングの会長さんでした。「葛城山100本目がもうすぐです。」とおっしゃっていました。御年79歳と、見事に私が理想とするシニア像でした。尊敬すべき人物と出会うことが出来ました。そんなこんなで、2本目を何とか完走することが出来ました。途中、牛滝コースと合流するのですが、牛滝コースは現在のところ通行止めとなって走ることが出来ません。実質、今は6葛までしか出来ないと言うことになりますね。2本目を終えた時点で、非常にお腹が空いてきたのでハンガーノックを起こさないためにもお昼にすることにしました。ハイランドパーク粉河にある「ゆたか茶屋」です。話好きの親父さんが、いろいろと教えてくれました。以前には、40cmほどの積雪があったそうです。近年は雪こそ少なくなったものの、雪の降らない阪神圏から比べたら雲泥の差があります。そんな冬場でも営業されていると聞き驚きました。あったかい月見うどんを食べながら、眼前に広がる紅葉の絶景にしばし浸ります。これからは、温かいものがうれしい季節になりますね。そして、最後に神通コースを堪能して終了となりました。考えてみたら「7葛おそるべし」です。ゆっくりと足をためながら登るだけでも限界に近いものがあるのですから、そこへスピードが要求されるとなると、お手上げです。しかしながら、やっぱりヒルクライムは楽しいですね。ここ和泉葛城山は、一エリアで7コースも楽しめるとあっては、登るしか無いでしょう。結果、私の今回のチャレンジは、3.5葛でした。
2020.11.12
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サラリーマンの方にとっては、紅葉の季節にドンピシャで見頃に出会うということは結構難しいものです。私達も、毎年のように紅葉を求めて幾度となく走ってはいますが、感動の風景に出会えるのはかなり低い確率となります。もっとも私達は、紅葉を目指すよりもそこへ至る里山の風景の移り変わりを楽しんでいることの方が重要だったりします。ただ、目的地はしっかりともっておかないとなあなあのサイクリングとなってしまうので、目的地の選別には時間をかけたりしています。頑張った先のご褒美と言ったところでしょうか。まだ少し紅葉には早い時期であることを覚悟しつつ、今年初めての紅葉サイクリングです。福知山市の長安寺は、紅葉スポットとして有名です。シーズンとなれば多くの観光客が訪れる所と聞いています。そんなところには、このシーズン前の今ごろが良いかも知れません。とばかり、宝塚より約90kmを自走しました。丹波篠山まで40km、更に篠山より福知山まで50km走ります。結構なロングライドとなりました。道のりは、かなりのアップダウンを余儀なくさせられるのかと思いきや、176号線の宝塚より三田までの登りが最もきつく、その後は緩やかなアップダウンをこなすと言った、快適サイクリングとなりました。176号線、そして丹波より先の175号線は道幅が狭く交通量が多いので、車の追い越されには緊張が走ります。特に大型のトレーラータイプの車両には注意が必要です。道路の端っこでも安定して走り切るスキルが必要となってきます。ただ、一旦幹線道路を離れると、のどかな里山の風景が待っています。黙々とペダルを回しつつ田園風景の中を快走することは、本当に気持ちの良いものです。秋のサイクリングの醍醐味です。福知山市街より数キロ北西へ向かうと、小高い山の中腹に長安寺があります。長安寺の入口数キロ手前は神社によくある激坂です。その激坂をこなすと長安寺となります。長安寺は、西国四十九薬師霊場のひとつの禅寺となります。敷地もかなり広く、本堂の屋根なども立派な造りとなっていることが判ります。境内には京都の龍安寺のような石庭もあります。更に極めつけは、裏山になる神山で行われる大文字焼きです。お寺としての格式の高さを物語っています。現在は、薬師堂が一般の方の見学が出来るようになっており、中を観覧することが出来ました。天井には竜が彫られその竜の形相に威圧感を覚えます。肝心の紅葉は、さすがにまだ早いタイミングではあったものの染め始めた紅葉を見るに付け、見頃の時期には相当見ごたえのある風景となるのは間違いないでしょう。機会があれば、また足を運びたいお寺となりました。
2020.10.29
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気が付けば後2ヶ月で今年も終わりです。今年は、新型コロナに振り回された1年となりました。未だ収束のめどはたっていないものの、せめて未来への希望だけは捨てずに生きて行きたいと思います。そろそろ来年に向けて、今年の締めくくりの準備にかからなければいけません。そんな折、毎年恒例となっている年末の禅走(無心となってひたすら走る)は「屋久島」に決まりました。30年ほど前、まだサラリーマン時代だった頃に一度、屋久島をMTBで訪れたことがあります。まだ、自転車初心者だった頃なので、MTBで途中1泊を入れて、2日がかりで1周しました。その頃を思うと、今の自分が自転車に於いては、随分と上達したと感じられます。唯一、自慢のできる特技?と言えましょうか。「もう一度行きたい!あの屋久島に。」と言う思いが強くなって来ました。ひとつには、原点に戻りあの頃の楽しさと今の楽しさを比べてみたいと考えています。自分の身体があの頃とどのように変わったか感じることにわくわく感がいっぱいです。禅走として無心に走る。屋久島で・・・1周を6時間で走ることを想定して、24時間ならば4周回となります。今までの経験から出来うる範囲で、且つチャレンジャブルであることが求められます。島の外周が約100kmと、見事にわかり易い距離となっています。ですから、4周回で400kmとなります。100kmだけならば、6時間と言う時間は問題なくこなせる時間ではあります。しかし、それが4周回となると難易度は一気に上がると思います。そこが自分への課題となります。その課題をこなすことで、新たな自分に巡り合えることを目指すのです。とか何とか言いつつも、屋久島を満喫してきたいと言うのが本音ではありますが(笑)GO TOトラベル万歳です。果たして屋久島には、いくつ信号機があるのか?、興味津々の店長でした。
2020.10.27
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2か月半ぶりのブログ更新となりました。気が付いてみると、すっかりと秋めいているではないですか。コロナに振り回されている間に、季節は変わり、今年も残り少なくなってきました。何か今年はちょっと損をした気になってしまいます。余命が少ない中期高齢者にとっては、大事な1年=楽しみを奪われてしまった様な気がするのです(笑)その割には、「お店を休んでは走っているだろ?」と突っ込みを入れられそうですが、それについて弁解はいたしません。7月に「四国の背骨を走る」で四国縦断をした後は、9月20日にお店のイベントである「秋のムーンテイルサイクリング・マキノから敦賀」を行いました。健脚組と初心組の2班の分けて、それぞれの楽しみ方で好天に恵まれた一日を過ごしました。この日は、GO TOトラベルが始まり観光客が集まり始める頃だったので、車で集合した方達は、帰りの渋滞に巻き込まれて大変だったと聞きました。ご苦労様です。サイクリングの場合には、ほとんど人との接触は少ないのでこのコロナ禍では多くの人たちに好まれているようです。この期に、サイクリングのブームが再燃するのでしょうか?そして昨日は、ムーンテイルテイルイベント「グランフォンド100km」でした。先週の始めに台風が日本に近づきイベント断念を覚悟しましたが、台風が進路を大きく外れて南下したために、台風一過の晴天となりました。コースは、あのブルベの神戸グランフォンド200kmの約半分で、前半の古市駅までのコースを走ります。六甲山から始まり、蓑谷~淡河・岩谷峠~西脇~黒石ダム~古市と走り、最後古市から176号線を40kmほど快走してお店フィニッシュでした。「グランフォンド100km」と言っていましたが、実のところは140kmのサイクリングとなりました。朝7時発で、途中分散、合流、休憩を繰り返しながらの、お店4時着なので、まずまずのペースで走れたのではないでしょうか?小さな?大きな?トラブルもいくつかありましたが、奇跡的に回避できたことは幸運に恵まれている証拠かも知れません。このロングライドは、定着の感ありです。次回は、古市までの反時計回りコースを企画する予定になっています(来春3月か4月)是非参加してみて下さい。
2020.10.12
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19日に帰宅して4日ほど経ちます。出発前に測定した体重が63.5kgと少し太めの重さでした。帰宅直後の体重はなんと59.2kgまで落ちていたのです。4kg強の体重が落ちたことになります。それほどに、過酷だったと言えます。そして驚くのは、現在の体重が64.3kgなのです。見事にリバウンドしたとも言えそうです(笑)四国カルスト、石鎚山、剣山へ、重量15kgの荷物を背負ってのヒルクライムは楽しさの領域を遥かに超えて、苦行の世界でした。その中でも、四国カルスト天狗荘までのヒルクライムは限界を超えていました。最後の1kmは自転車を引きずるようにして登り、たった4段しかない階段さえも相当の時間をかけて登るしかなかったのです。夕食は喉を通らず、部屋に辿り着くとその場で死んだように眠りに付いたのです。ただ、数時間の睡眠をとることで超回復が自分の身体の中で起こったのです。不思議な体験をしました。早朝4時ぐらいに目を覚ますと、意識が冴え渡り、ものすごい空腹感が襲ってきたのです。朝食と水分をたらふく取って、まるで何事も無かったかのように、2日目の道のりへと向かうことが出来たのです。それは、スーパーマンへと生まれ変わったクラークケントのようでした(笑)とにかく涙が出るほどの感動ものでした。とにもかくにも、沢山の経験をしてきました。自転車の楽しさ、特にMTBでのサイクリングの楽しさを存分に楽しみました。詳しくは、またこのブログにて詳細を報告したいと思います。体重をあんなに絞れたのになぜ?・・・と悔しがっている店長でした。
2020.07.24
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迫って参りました。 「四国の背骨を走る」スタートは16日早朝午前3時、足摺岬です。4日間をかけて、高知足摺岬より徳島フェリー乗り場までの約600kmを走ります。タイトルの通り「四国の背骨」、つまり四国山岳を代表する四国カルスト、石鎚山、剣山の尾根尾根を縦走するということです。推定獲得標高差も2万メートルを越すのではと言われています。ただ今、スタートに向けて準備の段階ですが、この数日全国的に梅雨前線の影響で大雨に見舞われています。四国も相当量の雨量を記録していて、要注意エリアともなっています。ただ、この記録的な豪雨も今週がピークで来週は落ち着くという予報が出ています。気を抜くことは出来ませんが、走行可能な状況ではないかと判断しました。そこで、雨対策の一環として「雨の中でも確実に走る」をテーマにレインウェアーの選定に頭を悩ませています。サイクリングでの雨具は、晴れたら無用の長物、降ったら神様と言われるように、いざと言う時のために必要ではあるのですが、それ以外の時に重荷となってしまうのはNGです。要は軽くて嵩張らず機能的なものが良いのですが、そんなものがなかなか無いのが現状です。選定のポイントとしては、軽さが最優先で快適性は多少我慢すれども防水機能は優秀なものです。私の場合は、こんな工夫を施しています。まずインナーに他のスポーツで良く使用される発汗性の高いポリエステル系素材の長袖のアンダーウェアーを着ます。肌触りが良いので、多少汗で濡れたとしても苦になりません。その上に、良く100均などで売っていそうな簡易雨具を着ます。更にその上に、自転車用に開発されたウォータープルーフレインジャケットを着ます。ジャケット自体は、ウォータープルーフとうたっていますが自転車用のウィンドブレーカーに近いもので、防水性能はさほど高くありません。お尻を包み込むように尻尾の部分が長いので、しっかりと雨をブロックしてくれるのが嬉しいです。ジャケットだけでは、雨具としての機能を十分には果たしてくれませんが、重ね着をすることで、効果を発揮します。つまり、雨具として高機能、高価格帯の雨具(得てして嵩張り、重い)よりかなりの効果が得られ且つ軽くなります。その他にも、ヘルメットにシールド付きのものを揃えたり、シューズカバーを工夫することでかなりの雨量でもそこそこ快適に走ることが可能となります。まあ、雨の場合覚悟はもちろん必要となります。しかしながら、備えあれば憂いなしと言うように、しっかりと準備さえ整えておけば、思いの他快適に走れると言うことを体験することも、必要ではないでしょうか?そのような意味では、今回は雨を存分に楽しみたいと考えています。理想の雨具はないかと、ひたすら土砂降りの中で雨具のテストを重ねる店長でした。
2020.07.11
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昨日は、梅雨の合間に恵まれて久々の快晴となりました。知人からのお誘いも有り、それではと出かけた先は、検見山、大峰山です。もちろん、MTBです。実は、今年に入ってこのコロナ禍では、密かに山に入ってはライテクを磨くことに専念していました。3密を回避するには絶好の場所ともいえる里山で、ひたすら走り続けることでストレスを発散していたのです。昨年末にニューバイクを手に入れてからは、新たなMTBワールドが広がり、今モチベーションがダダ上がりの状態となっています(笑)近年ではあまり入らなかった大峰山・鳥脇山・検見山が、今最も手頃なエリアとして見直されています。昨日も気持ち良くライドに集中することが出来、確実に自分のスキルがアップしていることを感じることが出来ます。登りも下りも、スキルがアップすることで乗車率が上がります。更に、スキルアップで転倒も少なくなり安全性も上がります。今課題となっているのは、検見山山頂へ向かう途中の長い激坂登りの攻略と、大峰山尾根道からの最後の難関である切返しの多い激下りの攻略です。感触では徐々に攻略のコツを掴みつつあるので、今後回数を重ねることで達成することが出来るのではと考えています。切返しの多いテクニカルなトレイルは、何ともゲーム感覚で走ることが出来るので、「楽しい!」の一言です。しかしながら、昨日は道路上にマムシの死骸を発見していまいました。どうやら、道路を横断する際に車に潰されたようですが、その外皮の柄からマムシだと断定出来ます。気温も上がり、マムシなどの爬虫類も活動が活発になっていることは間違いありません。木々が生い茂り、足元も見えにくくなっているのも不安要素ではあります。注意が必要です。さて、そんな中昨日はチームジャージのお披露目となりました。写真(モデル植中S)思いの他元気の出るジャージに仕上がったのではと、自賛しています。今後は、このジャージにてイベント参加やレース参戦を考えています。皆様と一緒に走れる機会を楽しみにしています。話は変わりますが、この時期はツバメの子育ての時期でもあります。例年、お店の近所ではツバメが子育てを始めます。以前はお店にも巣作りをして1度だけ巣立ちを見たことはありますが、それ以降は、何度トライしてもカラスに荒らされてしまいます。それも、ツバメの子が巣立ちの寸前に襲い掛かるのです。何度かその様な光景を目にするにつけ、どうにかツバメの子育てを助けることは出来ないか?と考えました。今年は、お店向かいのマンションの管理室の奥に巣を作り子育てをしていました。残念ながら最初の子育ては、悲しくも飛び立つ寸前でカラスの餌食となってしまいました。現在は、2回目の雛が孵って、子育ての終盤を向かえています。そこで、何とか1回目の悲惨な状況を回避できないかと考え、管理室入り口に、ムーンテイルオリジナルのカラス撃退グッツを仕掛けさせてもらうことにしたのです。それが、写真です。ネットで探したカラス撃退グッツ(よくクリスマスなどに使うスパイラル状のキラキラした飾りに似ています)を自転車の部品であるリムに取り付けてカラスから良く見える所へ取り付けました。今のところカラスは来るものの、そのグッツのお蔭かツバメの巣がある管理室奥には入っていないようです。カラス自体も、この時期は子育ての時期でもあるのです。ですから、餌を求めて飛び回る姿を頻繁に見かけることがあります。20羽ぐらいの集団で、この宝塚エリアを飛び回っては餌のありかを探すのでしょう。カラスは賢いのもあって、一旦目を付けると執拗に襲い掛かってきます。ですから、そこに餌があると覚えると何度も同じところを襲うのです。それはツバメにとっては大変な脅威です。体の大きさが違うカラスとツバメでは、いくらカラスを追い払おうと威嚇してみても一向に動じません。自然界の摂理と言わざるを得ないのかも知れませんが、このようなツバメにとって不都合な環境を作り出したのは人間の責任でもあるのです。現在、すでにツバメの雛は卵から孵って、後10日ほどで巣立つ時が来るはずです。ここは、どうしてもツバメに加勢してあげたいものです。巣立つまでは出来る限りのことはしてあげたい、と日々考えている店長でした。
2020.06.18
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6月に入り、徐々にではありますが日常を取り戻すべく動き始めています。ムーンテイルでは、宣言解除後初めての朝連を行いました。集合場所を郊外の十万辻(常連にとってはお決まりの場所)のトンネル前に設定しました。街中の集団走行を出来る限り避けるためにとった処置です。こんな風にして、日常生活のすべてのことがコロナ感染防止対策に向けて変化して行くのでしょうか?息苦しさがあるのは否めません。しかしながら十万辻に集合した本日は、見事に快晴で、朝方は気温も低く自転車で走るには最高のコンディションだったことは間違いありません。十万辻から先は、ほとんど田舎。新緑が美しい田園と緩やかに連なる緑の里山がなんとも癒される風景となっていました。「気持ちい~~っ。」と叫びたくなるような爽快感が身体中を巡ります。思わずペダルにも力が入りペースアップします。久々のロードバイクでの走りを堪能しました。閉じ込められていた鬱積が一気に開放された気分です。同じように、走り込んでいるライダーの方を数人確認することが出来ましたが、きっと彼らも私達と同じように感じていることでしょう。里山を走っていると、すっかりとコロナのことは飛んでしまいます。コロナとは無縁の場所のように思えてしまうのです。畑で仕事をしているおばちゃんがマスクをしている姿は、どうしてもイメージ出来ないです。案の定、畑仕事のおばちゃんはマスクなしで作業していました。なぜかほっとした気分になれました。きっと新型コロナウィルスは、現代社会に突きつけられた試練ではないかと思われるのです。これ以上の濃密な社会を築く必要があるのかないのか?世界がグローバル化することが果たして良い事なのかどうなのか?自然界が人間に対して詰問しているように思えてならないのです。十万辻より北へ上佐曽利のダリア園まで走り練習を終えました。やはりいいですね、自転車は。思いっきりストレスが発散できるような気がしました。「今日のビールは格別だ。」と密かにほくそ笑む店長でした。
2020.06.07
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こんなに空が青くても、こんなに身体が疼いても、自転車で勝っ飛べないなんて~~っ。と、お思いの方にはちょっとしたスペースで出来る「MTBテクの鍛錬」と言うのはいかかでしょうか?ハマると病みつきになること間違いありません(笑)小生、30代の頃にトライアルに若干ハマり、公園を見つけてはテク練をしていたものです。MTBでのテクニックの練習は、実際にフィールドを走る際に威力を発揮します。フィールドを荒らさない走り(ローインパクト走法)を習得するためにも、出来る限りの練習を積んだ上で、フィールドへと入ることが大切です。練習メニューは、ジャックナイフから始まるジャックナイフターン。ワンエイティ(180度)を目指します。そして、目立つ技としてはフロントリフトからのウィリーですね。ウィリーは、しこたま練習に勤しんだ経緯がありますが、腰を痛めてからはなりを潜めていました。更にステアケース(段差上り・下り)。更にさらに、フロントリフトからのダニエルへの道。と、切りはありません。お店横の車2台分の駐車スペースで、練習場所は確保されます。6つの練習メニューをひとつづつこなして行くだけで、小一時間かかってしまいます。汗もしっかりです。これらの練習は、身体全体を使ったトレーニングとなりますのでロードバイクでの走行練習とは違った効果が得られます。特に、ジャンプ台を使ったジャンプの練習では、身体にかかる振動が身体全体の骨格や筋肉系に作用して、自由自在に動く身体づくりにはかなり効果的だと言えるでしょう。最近では練習に加えて、ジャンプ着地に耐える身体を作る為に縄跳びを始めています。縄跳びは、ジャンプ時の着地で受ける振動を上手く関節と筋肉で受け止める練習となります。今年分の老いを少しでも食い止め、来年に向けて今年以上のパフォーマンスが発揮出来るように準備することが、今できる事ではないでしょうか?それと雑情報ですが、コロナには太陽の光が良いそうです。ほんとかどうかは、信じるか信じないかですが、太陽が生物にとって大切なエネルギーとなっていることは間違いないことなので、ここは太陽の光を身体全体に浴びてみるのも良しとするところだと思います。部屋に籠りっきりとなってしまうことは、身体にとっては残念なことではあります。新たなMTB(XR9)を手に入れて、新境地を見出しつつある店長でした。
2020.04.27
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2020年のメインイベントである「四国の背骨を走る」です。世の状況がこんな時だからこそ、期待を込めて入念なプランを考えて行きたいと思うのです。そのコースがほぼ確定しました。スタートは、当初より考えていた足摺岬。足摺岬をスタートして、当然サイクリストとしては押さえなければいけない四万十川を延々とその源流まで遡ります。そして、四国カルストから始まる四国の尾根道=背骨をアップダウンをこなしつつ走り続けます。四国カルストからは、久万高原、石鎚山、祖谷渓谷、剣山、剣山スパー林道と走ります。その総走行距離約610km、獲得標高も18000m以上となります。今回使用する機材は、ブリジストンMTB・XR9リアリジッドです。カーボンフレームのおかげで車重10.4㎏と軽量で、オンロード走行もオフロード走行も快適にこなすことが出来ます。林道(グラベルロード)の多い今回のコースでは、その性能を存分に発揮してくれると期待します。MTBの良い所は、ウィリー、ポッピング、ジャックナイフなどの技から始まるバイクコントロールが優秀で、グリップ力の高いタイヤと相まってかなり高い安全性が確保されることです。MTBと言うと、オンロードでは重くて遅いと言うイメージが定着していますが、近年の機材の進化のおかげか、XR9に限っては微塵もネガティブなイメージは無く、体力的に衰えかけている私にとって優しい相棒となっています。のんびりと走るサイクリングでは、これで十分と言っても過言ではありません。更にです。今回は、この機材を担ぎ上げて剣山への登頂を目指そうと考えています。祖谷渓谷から剣山スーパー林道へのアクセス(今回最もルート選定で苦労した場所)は、オンロードを走ろうと考えるとかなり遠回りを余儀なくされます。そこで、ショートカットをするべく、剣山越えを考えました。見ノ越駐車場から担ぎ上げし、剣山頂上ヒュッテ雲海荘に宿泊します。次の朝、南方のほら貝の滝を目指して下山。剣山スーパー林道へと合流します。剣山越えをすることで、背骨感をより強く感じることが出来るのではないかと考えています。妄想するだけでもワクワクです。四国カルスト、石鎚山、剣山の四国最高峰をじっくりと堪能しながらのオールラウンドサイクリングとなるでしょう。今回のチャレンジは、ただ走り続ける耐久系では無く、四国の自然を身体で感じることをテーマとして、時間をかけてじっくり走ることにしたいと考えています。四国カルスト、石鎚山へ各1泊。剣山ではトレッキングに要する時間なども考慮して2泊。4泊5日のサイクリングとなります。とにかく、山道では疲れたとしても泊まる場所も無く、グラベルロードでは夜間での走行もかなりリスキィとなると考えられます。夜間は、身体を休めるべく事前に宿泊場所を確保しつつ走り続けることにしました。こんな状況で準備時間がたっぷりとあるので、しばらくは妄想をフルに発揮してシュミレーションに没頭しようかと思っています(笑)お店に籠りながらも、四国の山中を漂っている店長でした。
2020.04.13
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チームムーンテイルの新しいチームジャージが完成しましたので、ご紹介いたします。ムーンテイルでは、サイクリングを通じて「自然と親しむ」ということをテーマとして活動して行きます。競う以前に、まずはペダルを回すことの楽しさを知り、そして風の流れを全身で感じることの嬉しさを知ることができれば最高です。停滞している現状も、いつかはきっと元の生活へと戻ることでしょう。その時の為に、今できることを着々と準備して行くことも、大切なことであります。未来の感動的なサイクリングへ夢を馳せて、この現状を打破して行きましょう。
2020.04.06
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今、脅威が刻々と迫っていることに対して実感が湧いてこないのは、私ばかりでは無いと思う。連日、増え続けて行く感染者の数字が伝えられている。それを頭の中では理解しようとするものの、ポカポカと降り注ぐ陽光にさらされると危機感は吹っ飛んでしまう。どのように受けとり、どのように行動するべきなのか?迷いは、やがて無責任さへと向かって行く。自転車に跨りペダルを回すと、それこそひとりの世界へと導いてくれる。ゆっくりと春の温もりを感じながら走り出すと、気分は高揚し、すっかりと朝方のテレビで聞いた「ロックダウン」も忘れてしまう。一旦、雑情報を頭の中より追い出し、必要なキーワードのみを抽出する。そこから、自分の考えや取るべき行動について整理する。自転車の上では、朝睡眠より覚めた時の爽快感と同様の効果が得られる場所でもあるのだ。人は今の立ち位置で、自分にどれほどの影響があるかどうかを常に推し量っている。立ち位置によっては、自分には影響が無いと楽観する場合もあるだろう。逆に、切実に身に迫る恐怖を感じる場合もあるのだ。その感じ方は千差万別、一様に同じ危機感を抱くことは無い。それが今回の難しさのポイントでもある。万民同じ考えとしては、いつもの春の様に幸せを感じることが出来る春でありたいということだ。しかしながら、今年は違う。無条件で幸せを受け入れることは出来ない。今年の春に幸せを感じようとしている方がおられたら、それは身勝手な方なのかも知れない。今年の春は、この苦境を少しでも癒してくれる「癒しの春」と言えそうだ。来年こそ幸せになれる春を迎えるために、今は桜の花に癒しを頂いてこの難関を耐えるのだと、自分の心に言い聞かせてやることが大切だと思う。人間は、自然と共に生きることこそ自然なのである。人間そのものこそ自然なのだ。自然に与えられた脅威は自然界の摂理として受け入れ、自然界の中の人間として乗り越えてこそ、意味があることだと考える。
2020.03.27
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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。2020年の初走りもポカポカの陽気の下、楽しく走ることが出来ました。今年は、オリンピックイヤーでもありイベントも盛り沢山で、あっと言う間の一年間となりそうです。ひとつひとつ、しっかりと地を踏み締めながら確実に前進して行きたいと思います。さて、今年は躍進の年となるのでしょうか?楽しみです。
2020.01.04
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昨日の20日水曜日、大阪市河内長野のプラザ阪下にて、自転車協会主催のオフロードバイクディーラーサミットが開かれました。この会は、販売店向けに開催されるもので、MTBの販売促進に向けての活動となります。特に目立ったのが、各メーカーが力を入れるe-バイクですね。この日は約100人ほどの販売店の方々が独占してe-バイクに試乗できるとあって、時間のある限りe-バイクを楽しむことが出来ました。正に極楽MTBワールドとなりました。私が、会場に到着するとすでにメーカーのブースの準備は整っていました。早速手続きを済ませて、試乗です。会場となるプラザ阪下はモトクロス用のコースとなっています。そのために、道幅は問題無いのですが結構な激上りや激下りがあって、MTBには過酷なコース設定となっていました。ところがです、e-バイクで走り出すと激坂がまったくと言っていいほどに苦になりません。激坂を目の前にして初速0に近いスピードでも難無くクリア出来てしまいます。通常挫けてしまいそうな登りでも登れてしまうあの感覚は癖になりそうです。それに加え、下りでの走破性も十分問題ありません。むしろ、車体の重い分安定感があってスピードが乗ります。タイトなコーナーが無ければ、初心者でも相当のスピードで下ることが出来るでしょう。e-バイクをどこまで認めるのか否かについては、賛否両論あるかと思うのですが、免許無しにどのような方?でもあれほどの激上りや下りが楽しめることは画期的なことではあるのでは無いでしょうか。各社、e-バイクが出揃ってきた感があります。さてこれからはその使い道を模索する段階へと入って行きそうな気がしています。そして、e-バイクの試乗のほかにプロ選手のスクールを受講してきました。井出川直樹選手と小笠原嵩祐選手です。私もMTBで近くの里山を走っているので、それなりに自信はあります。しかしながら、プロの方に指導していただくと、なんと基本が出来ていないかを痛感させられました。なかなかMTBの基本を教わる機会は無いのが現状ですが、まずは基本をしっかりと身に付けた上でトレイルに出向くことを心がけたいと感じた次第です。最後に参加者ひとりずつ登った激坂は面白かったですね。私は、e-バイクでトライしましたがやはり最後の詰めは自分自身の技術(技量)だと思いました。改めて、MTBのテクニックを見直す切欠になりました。両選手、ありがとうございました。楽しい時間を過ごすことができました。これからの活躍を期待しています。朝9時から始まったMTBディーラーサミットは、午後3時に閉会となりました。MTB三昧の一日となりました。
2019.11.21
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ブログの更新が少し遅れました(反省)先月走った日光いろは坂、台風後ということもあって関東方面は少し心配ではありました。浸水被害を受けられた方にとっては不幸な自然災害ではありますが、ニュースなどを拝見し、現地の方々が前向きに復興に取組む姿を見るにつけて、逆に私達が勇気付けられる気持ちです。どうか一日も早く日常を取り戻すことが出来るよう心よりお祈りいたします。そんな気持ちを抱きながら日光に辿り着くと、そこでは日常と変わらないような風景が広がっていて、ホッと安堵した次第です。宿泊先のご主人に尋ねると、「日光はいつも通りの営業をしています。ご安心ください。」との返事が返ってきました。私は、それで思う存分楽しんで走ることが出来ると安心しました。今回の目玉は、いろは坂2周回です。いろは坂は、麓の馬返しから中禅寺湖を結ぶルートとなります。馬返し辺りが標高870mぐらいです。そして、中禅寺湖が1270mぐらいですので、標高差300mぐらいを上る感じとなります。300mと言うとヒルクライマーにとってはさほどインパクトの無い上りに思えますが、どっこい、崖っぷちのような地形となっているために九十九折の連続となります。ヘアピンカーブごとに高さを増して行くのが何とも快感となります(笑)上りでのヘアピンが20箇所、下りが28箇所です。いろは坂は第一と第二とがあり完全一方通行のループ状となります。第二いろは坂が上り専用で第一いろは坂が下り専用となります。私達が楽しむのはもちろん第二いろは坂(約9.2km)の上りです。九十九折れのおかげで、斜度は5~7パーセント程度だと感じました。少しハイペースで気持ち良く走ることが出来ます。距離も手ごろで、走り切り感はたまったものではありません。ロケーションとも合わせて高得点評価のヒルクライムコースとなるでしょう。ただ、走る時期には注意が必要です。11月に入ると紅葉の季節となる為に車の渋滞が発生するようです。自転車も走ることは可能ですが、もそれなりに注意が必要で、気持ち良く走ることが出来るかどうかは保障できません。紅葉とサイクリングの両方を楽しみたいと思ってしまいがちですが、どっちかに絞ったほうが得策だと感じました。事実、私達は紅葉前だったので車はほとんど走っておらず、車を気にする事無く思いっきり走ることができました。1周回、1時間前後で走ることが出来ます。是非、2周回3周回といろは坂ヒルクライムを楽しんでみてはどうでしょうか?2度目の走りは、極上の蜜の味だと感じた店長でした。おわり
2019.11.05
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三連休の最終日の16日に、小豆島サイクリングを楽しみました。小豆島は淡路島のほぼ半分。島の中央には標高700m弱の寒霞渓が有り、東西南北からヒルクライムが楽しめます。コンパクトな島だけに、自分のコンディションに合わせて自由に走りまくると言うのも有りかと思います。しこたま走った後には、オリーブ公園などでのんびりするのもクールダウンには持ってこいですね。久々の小豆島は、快晴に恵まれて快走することが出来ました。ヒルクライムで標高を稼ぐと島々が浮かぶ瀬戸内海がなんとも美しく、疲れた身体にパワーを漲らせてくれます。深夜便のフェリーを使って週末の仕事終わりに島へ乗り込めば、一日楽しむことが出来ます。サイクリストにとっては天国のような所です。お疲れ様でした。
2019.09.19
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2019.09.02
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