クーとの出会い
クーとの出会い♪
２００１年のお正月。
何故かお正月は何処にも出かけず「○×区内」に潜伏しているクーママ一家は、その年も恒例のように自宅で静かな時を過ごしていました。
１月５日・・・・運命の出会いの日（チト大げさ・・・）
その日は、２人の息子達が通う「スイミングスクール」の初練習の日でした。
車で送りに行ったクーママと旦那様は、２人が泳いでいる間「時間つぶし」の為近所のペットショップへ行ってみる事にしました。
しかし、犬を飼う事に「断固反対！」な旦那様は何だか浮かぬ顔・・・・・
「見るだけ！ホントに見るだけだからぁ～」
疑うような視線を投げかける旦那様をどうにか宥めすかして店内へ。
おおお～いるいる！丸いのやら、クチャクチャのやら、ちっこいのまで色んな犬種がよりどりみどり・・・・
「やっぱチワワが可愛いよねぇ～♪」
ショーケースにへばり付くようにチワワを眺めているクーママに「抱っこできますよ～」と近寄ってきた愛想笑いの店員さん・・・・・
（お愛想なら負けないじょ～～）とばかりにクーママも満面の笑みを浮かべて「ワンちゃんが飼いたいと思ってるんですよぉ～ このチワワちゃん抱かせてもらいたいんですけどぉ～」ってな事でチワワちゃんをこの手に抱っこ！！
いや～ん、可愛いっ！ちっちゃいわぁ～♪
「ねぇ～パパぁ～ このチワワちゃん・・・・」
あれ、パパどこ・・？
ふと見ると、旦那様はあるケースの前で何やら固まっている様子。
抱いていたチワワを店員に返し、岩になりつつある旦那様の元へ・・・・・
そして、動かなくなった視線の先を追った先にいた者は・・・へそを天井に向け、短い手足を「だら～ん」と投げ出すように眠っていたコーギーでした。
「俺はこーゆー顔立ちの犬が好きだな・・・・」ポソッと呟く旦那・・・・・
（やァ～るなぁ～らい～ましかねぇ～～～っ！）
「ねぇーパパ！このコ家に連れて帰ろうよ♪」
「えっ！？」
「チワワとどっちがいい？」
「それなら絶対こっちの犬だよ！！」
「じゃあ、決まりねっ♪」
かくして、まんまと罠にはまったパパは仔犬を飼う事を無理やり承諾させられ、クーは我が家の３男坊となりました。
（息子達が、浮かれて踊りだすほど喜んだのは言うまでも無い・・・・・アハ♪
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