2007/12/11
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カテゴリ: バルセロナ
バルセロナがワイン産地の近くにあることを知ったのは、現地に赴く前の週。
ペネデスまで列車で行けると知ったのは数日前。
どの駅で降りればよいのか知ったのは、実際に赴く前日、バルセロナの観光案内所であった。

ヴィラフランカ・デル・ペネデス。それがワイン産地ペネデスの中心地で、バルセロナからは列車で1時間あまり。運賃は片道3.50Euroとずいぶん安い。しかし、正しい列車に乗るのは、スペイン語が出来ない場合は少々難しい。
理由その1:時刻表通りに列車が来ない。
理由その2:ひとつのホームに様々な方面行きの列車が停まる。ヴィラフランカは途中駅である。「~方面行き」とはあっても、土地に不案内だと戸惑う。
理由その3:駅のアナウンスと電光掲示板の表示はスペイン語とカタロニア語のみ。
そこで、英語で「コレハ、う゛ぃらふらんかニイキマスカ?」と聞きまくるしかない。返ってくる答えはスペイン語であることが多いが、それでもみんな親切であった。
15分ほど遅れて来た列車に乗ってしばらくすると、車窓から葡萄畑が見えはじめた。スペインの葡萄畑を目にするのは初めてだ。だだっぴろい平野はそれでも弱冠の起伏があり、光の加減か黄色を帯びていた。

ペネデス
ヴィラフランカ近郊、ペネデスの葡萄畑。

こぢんまりとしたヴィラフランカの町の一角にワイン博物館がある。
郷土博物館を兼ねていて、土地のワイン造りの歴史などに関した展示が興味深い。一部改装中のため入場無料であった。町はずれにミゲル・トーレス醸造所があり、アポなしで試飲訪問出来ると聞いていたが、車で10分ほどの距離にある。
「あるいて行けますか」
「危ないから、やめた方がいいよ」とワイン博物館の女性。歩道のない、車が飛ばす道の端を歩くのはお勧めできない、と。バスは無く、タクシーで行くしかない。

ミゲル・トーレス醸造所
ミゲル・トーレス醸造所

西洋糸杉の並木を抜け、古い圧搾機の鎮座する車廻しの奥に、ミゲル・トーレス醸造所はあった。何年か前に行ったシャンパーニュの大メーカーのツアーを思い出す。4Euroで試飲つきのガイドツアーは、醸造所の歴史についての15分ほどの映画から始まり、葡萄畑の四季の『匂い』を再現したという空間でツアーバスに乗り、葡萄畑を抜けて巨大ステンレスタンク群の中のバリックセラーを見学した後、直売所の手前の試飲所で終わる。

トーレス醸造所ツアー
ツアーバスと発酵タンク(たぶん)。収穫はタンクの上方のプラットフォームで破砕される。

トーレス醸造所ツアー2
バリックセラー。ガイドのモンセラート嬢は地元の葡萄農家出身。「友達の中で英語を話せるのは私だけ」とか。

ツアーで一緒になったのはオーストラリアのホートンワインで働く若手醸造家たちであった。ヨーロッパで研修中だそうで、中の一人はDr.ローゼンにいるという。そんな面子だったので、本来1種類の試飲も気軽なヴィーニャ・ソルからフラッグシップのマス・ラ・プラナまで結局12種類。全体に南の産地にしてはアルコールの高さ気にならず、酸もほどよく効いて良好なバランス。一番のお気に入りは2005 Salmos、プリオラート。濃厚、パワフル、エレガント、調和、土の香り。

サルモス
ミゲル・トーレスではプリオラートに約100haの畑を1996年に開墾、2005年が初収穫。セパージュはガルナッチャ、シラー、マズエロ、カリニェーナ、カベルネ・ソーヴィニヨン、配合比率は不明。28℃で3週間マセレーション発酵後、9ヶ月新樽バリック熟成。

ヴィラフランカから醸造所までタクシー代10Euroくらい。バルセロナに来たら、足を伸ばすだけの価値はあると思う。醸造所にレストランはないので空腹を抱えながら、バルセロナへの帰途についたのであった。

Bodegas Torres
www.torres.es

Bodegas Torres liegt in Vilafranca del Penedes, wo ca. 1 Stunde mit dem Zug von Barcelona entfernt. Der schwierigste Teil dieses Besuchs war den richtigen Zug zu erwischen. Denn die Beschriftung und Ankuendigung im Bahnhof waren ausschliesslich Spanisch oder Katalanisch. Darueber hinaus hatte der Zug etwa viertel Stunde Verspaetung, aber wurde man nicht informiert. Solche Verspaetung koennte in Spanien ganz normal sein. Auf jeden Fall war es mehr oder weniger stressig, dank meiner Freundin hat das geklappt, den richtigen Zug zu nehmen. Die Kellereifuehrung von Torres liess mich an denen der grossen Champagnerhaeusern in Epernay und Reims erinnern, die ich vor einigen Jahren besucht habe. Die Teilnahmegebuehr kostete 4 Euro, dafuer ca. eine Stunde Fuehrung und Verkostung. Es lohnt sich absolut.





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Last updated  2007/12/12 08:57:03 AM
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ミゲル・トーレス醸造所訪問  
りーすりん  さん
僕もここ行きました。先祖がスペインの無敵艦隊の将軍か何かで褒章にぶどう畑を頂いたのがきっかけだとか言っていたような。プリオラート美味そうですね。ガウディの建築物とかも寄って帰りましたか? (2007/12/14 08:26:59 AM)

Re:ミゲル・トーレス醸造所訪問(12/11)  
mosel2002  さん
りーすりんさん、

>僕もここ行きました。

やっぱり(笑)。でも行く価値はありますね。

>プリオラート美味そうですね。

なかなか美味しかったです。CSのMas la Planaより好きでした...醸造家の人たちは別の意見のようでしたが。

>ガウディの建築物とかも寄って帰りましたか?

はい。印象的ですね。奇抜なだけでなく、実用性も考慮しているところが発見でした。
(2007/12/15 09:40:52 AM)

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李斯。@ お久しぶりです。 御無沙汰しております。 何時も拝見してい…
pfaelzerwein@ Re:ひさびさのドイツ・その64(04/05) 「ムスカテラー辛口」は私も買おうかと思…
mosel2002 @ Re[1]:ひさびさのドイツ・その54(03/14) pfaelzerweinさん >私の印象では2013年…
pfaelzerwein@ Re:ひさびさのドイツ・その54(03/14) 私の印象では2013年からは上の設備を上手…

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