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2009.03.17

思い出したこと

(1)

カテゴリ：カテゴリ未分類

何も、変わりません。
本当に、怖いくらいに。

あたしの生活は何も変わらないんです。
それが悔しくて、悲しくて
申しわけなくて。

だけどある時、ふと思い出したことがあるんです。

あたしは、父がいなくなってしまったあの日から
もう本当に、自分は生きていてはいけないんじゃないかと思って。

だけど、あたしは臆病で、自分が可愛いから。
少しの希望を持ってしまったんで。

もしかしたら、どこかで生きていてくれるかもしれないって。
もう一度、会えるんじゃないか、一緒に暮らせるんじゃないかって。

そんな事を考えたら、もう少しだけ、もう少しだけって。
自分を責める言葉は、全部頭の奥にしまいこんで、ここまで生きてしまったから。

あたしにはそれがすべてでした。
だから、生きてきて、生きてこれて。

だから決めていました。
父が生きている可能性がある間は、あたしも生きようと。

父が亡くなったと聞かされて、あたしは昔自分が誓ったことを、すぐには思い出せなかった。
思い出したくなかった。

臆病で、自分が可愛いところは、全然変わらない。
少しも、成長してない。

少し時間がたって、あたしは今まで通りの生活に戻って
それが当たり前みたいに。

そんなはずないのに。

だけど思い出して、
あの日誓ったこと、思い出したんです。
もう何が正しいかなんてわからないけど。

あたしが、今まで生きてきたのは
やっぱりどこかで期待してたからで。

でも、もう何もなくなってしまったから。

やっぱり、このままでいいはずないんですよね。

唯一の希望だったから
やっぱり本当は、いつまでも希望のままであってほしかった。
ずるくて、弱い考えだけど。

どこかで生きてるって思って生きている間は、
自分を責めて、泣いてばかりいたけど
やっぱり、そこに希望はありました。

明日はどうなるか、全然わからなくて
明日になれば全然違うことを考えいるかもしれないし、同じかもしれない。

もう、ダメなのかなって、今は思うけど
明日は大丈夫になっていないかなって。
やっぱりあたしは弱いからですね。

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Last updated 2009.04.26 02:22:24
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■コメント

自分の中の弱さ

他界

自分の中に弱さがない人間はいない。

多くの場合。
それに気がつかない振りをしている。

時々
心の表層に上がってくるけど

ごまかしてみたり
なだめてみたり
こんないいところがあるじゃないかって
自分を説得してみたり

それが弱さそのものなんだけど・・。

自分の弱さと対面しようというのは
どうしても避けたいものなんだけど。

その弱さをも
ちゃんと理解して

そして
それをも飲み込められるだけの
力をもちたい。

と
なんか
一般論を書いたけど。

こうやって
弱さをさらけ出せる場が
普通に生活していると
なかなかない。

ここなら
もっと
どろどろぐちぐちと吐き出しても
いいかもね。

(2009.04.26 02:51:36)

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