静寂の灯



静かな雨音の真夜中
微かに残る君の笑い声
辺りの明かりを消し
ゆっくりと瞳閉じる

時という名のささやきに抱かれ
孤独という刹那に包まれても
何も怖がることはない
そっと
心のキャンドルに灯を燈し
僅かでも暖めよう

影からそっと悪戯されるかのように
胸に刺さるもどかしい痛み
波の寄せ返しのように
繰り返し何度も翳める

白砂の中で拾い集めた小さな輝石
心のポケットに添えてみる
キャンドルに照らされて
暗闇でさえも 数倍に輝きを齎す

偽れない想いの中では
冷たい言葉でさえ聞きたくなる
小さな灯でも強くたくましく光を放つ
それは
君の心を包み込み
やさしく暖めたいから


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