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仙台のお父さんComments
こんばんは... (今日は行事多く書き始めが夜遅くなってしまった...)
皆さん心霊現象って信じますか? (急に何言うんだ~)
これって信じる人と信じない人がいますが実際怖い目にあった場合は信じざるをえませんよね... 私の場合は、実家の母親が霊感が強かったのでいつも怖い話を聞かされてうんざりしてました。
母は私が子供の頃より病院で試験管や器具の滅菌消毒をする仕事をしていたのですが、努めていた総合病院ではその仕事場が地下1階にあり何故か霊安室のスグ近くの部屋だったんです。
朝起きると仕事に出かける前に朝食準備や弁当作りをしながら「今日は夢で3人霊安室に入って行く夢見たから3人だわ...」と言ったり、「今日は2人だわ...沢山泣いている人達がきて大変だった」とか、とにかく日によって何人の人が亡くなるか言うのです。 仕事から帰ると「やっぱり3人だった...」とか「沢山親戚の人達が集まって泣いて大変だったよ、やっぱり2人だった」とか朝言ってたとおりの人数の方達が亡くなってしまうのです。
いつだったか母の仕事が終わったら一緒に買い物して帰ろうという事になって職場によった時の事、仕事ももう終わるという時になって急に「あら、何だ~火消してはダメだよ~」と言うなり霊安室に入って行くではありませんか!
私はビックリして「何してんの!やだ怖くないの?」と言うと母は「何~寂しいんだかロウソクの火を消すんだよ~(御遺体が)だから又火を付けてあげたんだ~」って平然と言うのです。 たまにそういう事があるのだというのです。仕事してると自然に分かるというのです。(怖くないですか?こんな母)そこは地下室で窓もなく扉だって1ヶ所だし強風が吹くような場所ではないから火が勝手に消えるって何ですかね?
そんな不思議な母にはつらい過去があるんです...
母は岩手の出身で家が貧しかったので尋常小学校というのを終わったあと(昭和一桁生まれなんです)東京へ出稼ぎに行ったようです。10年以上働いた後、岩手にもどり地元の男性と交際したようですが、その相手が結婚する為にお金が必要だから給料もらったら返すから貸してくれとか、親が病気だからお金を貸してくれとか、とにかく何か理由を付けてはお金を借りるのだそうです。母は東京で貯めたお金を少しずつ貸していくうちに何か変だと気づき相手の家をこっそり見に行ったのです...
するとそこには奥さんも娘さん(3人)もいて...
結婚するというのは全くのウソでただ単にお金をだまし取られただけだったのです。ものすごく後悔したのも束の間、自分が妊娠している事に気づいたのです... 母は相手の男性に結婚は無理でも子供の認知だけはしてほしいと懇願したようですが分かった分かったと言っただけで、日にちが過ぎていきました。 とうとうお産は実家では受け入れてもらえず(当時未婚女性が子供を産むのは近所中にうわさになって恥をかくからと嫌がられた)一人で青森県八戸の産院にいき出産したようです。
相手の男性に子供が生まれた事を電話すると、病院を退院する日になってようやく訪ねて来てくれ子供に名前をつけてくれたようです。退院して家に帰る途中、男性は八戸市役所へ行って出生届けを出して来てやるから待っていろと母をタクシーに残し自分だけ降りて行ったそうです。しばらくして男性は届けはしておいたと言ってそれっきり立ち去ったようです。
その後、何か変だと思った母が出生届を見に行くと、戸籍欄には母の私生児と届られており男性の名前などどこにも書かれてはいなかったのです。
母はたった一人で私を育てていく覚悟を決めたのでした。
私はこの話を幼い頃から聞かされて育って来ました。だから、自分の名前が大嫌いでした。その男性を恨んでもいました。自分がそういう男の血を半分受け継いだ人間だという事が物凄く物凄くイヤでした。
母はその男性のせいでとても苦労をしました。私の手をひいて何度も深夜の八戸の海へ行った事もありました。そのたびに私が大声をあげて泣くものだから我にかえって踏みとどまっていたようです。
その後母は私が6歳の時に現在の実家の義父と知り合い再婚しました。
再婚した義父は最初はいい人でありましたが、その後また母の苦労が始まったのでその事は後日書きたいと思います。
私はそういう生い立ちであるので本当の父に当たる男性の顔を全く知りません。
写真も見た事がありませんでした。
私が中学校に入った頃だったと思うのですが、ある夜母が「今玄関の外が見えた!」と言うのです。何バカな事言ってんだろうと思いました。だって玄関のドアは閉まっているのに...
ところが「イヤ今外が見えたんだって!ドアが開いて!」と言い張ります。また霊感か?気持ち悪いな~と思いました。
その日から数日後の深夜...寝ていた私は何か息苦しくなり目が覚めました。仰向けに寝ていた私の足元に急にドスンと何かが落ちてきたように重くなったのです。『エッ何?何なの?』と思っているうちにその重さはドンドン上に向かって来るのです。
重さが膝、もも、腰、お腹まで上がってきて、怖くなった私は助けを呼ぼうと声を出そうとしたら声が出ないのです!これは何なのかと首から起こしてお腹の方を見ようとしたら左の耳側からグット右の方へ顔の向きを変えられ右の耳が枕に押し付けられるような格好にされたのです。そこから何度もお腹の方は見ようと頑張ったのですが、ずっと押さえつけられて見ることが出来ないのです。
怖さのあまり知らないけどお経の一節を繰り返しました。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏そうしているうちに体がすっと楽になって行きました。
少し動けるようになった私は急いでお腹の方をみると足元の壁に貼ってあったポスターの中にボヤッと白い光がすいこまれていくように見えたのです。まもなく母が部屋に入ってきました。何か異変を察知し来てくれたのでした。もちろん今起きたことを全部話しました。
翌日になり母の実家から電話が入りました。
父だった男性が亡くなったのだと...
夜中に来たのは...父だった男性か...
最後まで私に顔を見られたくなかったんだ...と思いました。
今となって本当に顔を知らなくて良かったんだと思う...
でも、きっと自分は似ているのだろうな...悲しいけど...
私は怖い思いはもうしたくない。あの夜のような...
瓶を集めて・・・ 2009.08.28
ギャンブルがきらいな訳 2008.11.28