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2006年06月03日

１０年前、近畿青年洋上大学という自治体が主催をする親睦の船のツアーに参加したことがあります。その時に訪問したのが中国と韓国です。２週間かけて船でまわるのです。

その時に鮮烈に印象があるのが中国のトイレ事情です。公衆トイレはトイレとは名ばかりで延々と続く巨大な溝です。前でトイレをしている人のお尻を見ながらのトイレです。

そして地方に行くと家にトイレがあるところとないところがあります。ないところではどうするのか？それは巨大なつぼで用を足します。ひょっとしたら今、日本で骨董品としてありがたがっている昔の中国のつぼは便所だったかもしれません（笑）

そして今日、こんなニュースを見つけました。毎日3000トンの“糞尿”が線路に。これは中国の列車における糞尿処理のお話ですが、まだこの状態であるということです。これを見て、ぴんと来る人はビジネスマンだと思います。

そう、今後、急速に近代化が進むと一番最初に行われるのがこの糞尿処理の部分です。だから今から糞尿処理の技術を持つところは中国にターゲットをしぼると良いビジネスが出来るような気がします。特に浄化槽の活用なんかはいいのではないでしょうか？

日本では廃れ行くビジネスでも中国ならこれからのビジネスです。ビジネスの時間差攻撃は国を超えるだけで出来るのでいいですよね。こういうビジネスモデルをメディカルで考え中です。

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