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2007.02.02
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: 日記
Sちゃんに借りたダン・ブラウン著「天使と悪魔」を読みました。
読む前に「あまり面白くないかも(ダ・ヴィンチ・コードに比べて)」という評判を聞いていたので、大きな期待はしないで頁を開いたんだけど。。。
面白かったです、ダヴィンチコードより。

正直、「ダ・ヴィンチ・コード」は「女性と宗教」という見地に立ってみると面白かったんだけど、ネタ的にはキリスト教徒でない私には衝撃は薄かったし、キャラクターにも魅力を感じられませんでした。で、こちらの「天使と悪魔」はというと、、、テーマは「宗教と科学」。こう書くと、ああそうですか、くらいの印象だけど、読んでるうちに、ずっと個人的に気になってた事項に深く関わってることに気がつきました。

気になってたこと、というのはマルグリット・ユルスナールというフランスの作家のことです。もう10年くらい前になりますか、この作家のことを書いた須賀敦子さんの「ユルスナールの靴」という本に大感銘を受けた私はユルスナール作品を読んでみたい、、、と熱望しつつも、一冊も読破出来ないでいます。(一度図書館で借りたんだけど、古くて分厚い英語版は頁のあいだに蛾のしおりが挟まっていたため、即放棄。)
このフランスの作家の作品のなかに「黒の過程」という小説があって、前述の本の中で須賀氏が紹介されているのですが、これは異端審問かけられて死を迎える16世紀の錬金術師の生涯を描いたものだそうです。この作品の解説に、須賀氏はジョルダーノ・ブルーノやガリレイといった異端審問にかけられた人物と歴史的背景に触れています。
科学がそこにあって当たり前の現代。教会の(聖書の)意に添わないという理由で、たくさんの人が異端審問にかけられ、迫害され、殺されてきた事実。遠いヨーロッパの古い歴史、と片付けてきたけれど、実はそこから、苦難を経てなお新しい知識を追求した人々から科学は生まれたのだ、と須賀氏の本を読んであらためて愕然としたのでした。

気になっていたこと、もうひとつ。
クライストチャーチでとてもお世話になった先生のこと。
元ジャーナリストで、いつも世界情勢から経済まで関心の目を光らせていたとても知的な先生。なのにある日話題が「進化」に及んだとき、彼は断固としてダーウィンの進化論=人間はサルから進化した、を否定されたのです。最初は冗談かと思いました。でも彼は真剣で、ダーウィンの進化論をまるで汚らわしいとでもいうかのような顔をして、私たちの意見にも耳を貸してくれません。そんな先生の態度は初めてでしたし、まさかどれほど敬虔なクリスチャンでも進化論をいまだに信じてない人がいるなど、知るのも初めてでした。
これはかなりのカルチャーショックでした。

が。「天使と悪魔」を読んでいて、実は先生のような考え方をされている人は少なくないのだ、と分かりました。アメリカの多くの学校では進化論を取り上げてない、とか、ハーヴァード大学で神学部の学生が遺伝子工学のカリキュラムに反対するデモをした。とか。
異端審問のあった中世から時を経た今でも、宗教と科学はいまだに対立しているんだ。。。

そんなわけで、個人的に興味のあった事柄に迫ってくれていた「天使と悪魔」。面白かったのは舞台がヴァチカンだったからかもしれません。10年前にはパッケージツアーで気がついたらサン・ピエトロ広場に立ってたけど、あのころは無知で無邪気なおのぼりさんでした。今ならじっくりミケランジェロを見たいです。ベルニーニも。

あと。物語の核となる「反物質」。物理は苦手ですが、ここはそれ。主人公と同じように「あー、スター・トレックね」と納得しました。やっぱり分系頭脳ではこれが精一杯。。。?






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最終更新日  2007.02.02 19:08:23
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なるほど。  
SAMUMMY さん
興味の対象が話しに織り交ぜてあれば、興味深いでしょうね~!

自慢にもなりませんが、、、
私にとって、全編を通して「知らないこと」の塊の内容だったため、理解するというよりは、字ズラを追っているだけの小説でした。

彼の本は私のような無知な人間にとって危ない小説だよな~と思ってしまうのも事実。どこまでが現在、「本当」とされていることなのか、、、どこまでが彼の「作り話」なのか、、、判断できないのです。

どちらにしても、トムさんが主人公なら映画はパスですなぁ~。(笑)

同じく、気が付けばサンピエトロ広場で写真を摂ったおのぼりさんです。(今も変わらないかな。。。) (2007.02.05 07:52:55)

Re:なるほど。(02/02)  
MsBunny  さん
SAMUMMYさん
興味のあったこと、というより心に引っかかってたことへのちょっとした答えがこの本に載ってた、っていう感じでした。ああ、そういうことだったのねえって。

でも基本仏教徒(の国出身者)にしてみると、ちんぷんかんぷんなことばかりでしたね。「人間は神様が創り給うた存在」であって「サルごときから進化したのではない」っていう主張からして、アタマで理解は出来ても心は頷けないです~。
宗教/文化の違い溝は、宗教VS科学の溝より深いかもー。







(2007.02.06 13:47:24)

期待!  
とらちよ  さん
とらちよまだ買っただけで読んでなかったの。
「ダヴィンチ・コード」で疲れた。
面白いんだけど一気読みするので非常に疲れるのよ。
でもこちらも面白そうなので再び一気読みするっす!
というわけで、本を読んでからブログをちゃんと読ませてもらいます。

「ダヴィンチ・コード」は映画より断然本の方が面白かったよね。特にシラスのくだりが。
(2007.02.06 21:03:14)

Re:期待!(02/02)  
MsBunny  さん
とらちよさん
こっちのほうが映画向きな感じがするよ。ダヴィンチのトムさんにはがっかりしたから、もう映画館に足は運ばないだろうけど、「タイムリミット付きアクション映画」を作りやすいお話だと思う。時間があるときにぜひ一読を~。



(2007.02.07 18:11:43)

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