三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2024.01.05
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カテゴリ: 原発
地震直後から安全が強調された 志賀原発 ですが、日にちがたってこれは問題と思うことが報道されています。




・配管が壊れて絶縁や冷却のための油が漏れ出す

・使用済み燃料プール 水が一部床面にあふれ出る
の2点については、NHKが詳しい記事を載せています。

志賀原発 外部電源一部使えず 安全上重要な機器の電源は確保 | NHK | 令和6 年能登半島地震

トランスのオイル漏れは生々しいというか危ないですね。



さらに、こんな指摘も載っていました。

1 号機が 1993 7 月に 2 号機が 2006 3 月にそれぞれ運転を開始しました。

事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれるタイプで、出力は 1 号機が 54 万キロワット、 2 号機が 135 8000 キロワットとなっています。

いずれも原発事故があった 2011 年に運転を停止し、その後、新たにつくられた規制基準への対応が求められたことから、現在も停止したままです。

このうち 2 号機は、 2014 年に再稼働の前提となる審査を申請しましたが、 敷地内の断層が将来動くかどうかの評価に時間がかかったことなどから審査は長期化 していました。


敷地内に断層があること自体が問題だと思います。
今回の地震を教訓にして、再稼働を考え直してほしいと思います。

他にも、ふたつ報じられていました。

志賀原発内の水位変化を訂正  なしを 3 メートルに「情報共有不十分」

石川県能登地方を震源とする最大震度 7 の地震で、北陸電力は、志賀原発(石川県志賀町)の敷地内に海水を引き込んでいる水槽の水位が約 3 メートル上昇したことを明らかにした。

当初、「有意な水位の変動は確認できなかった」としていたが、 情報共有が不十分だった として訂正した。

この水槽は、発電機などの冷却用の海水をためるもの。沖合の取水口から約 500 メートルの地下トンネルで海水を引き込んでいる。

3 メートルの水位上昇について北陸電は、海面の水位を測ったものではないとして「襲来した津波の高さに対応するものではない」と説明。今後、水槽へ海水を引き込んでいる地下トンネルの影響を踏まえて解析し、津波の高さを評価するという。

北陸電によると、 1 日午後 6 時ごろまでの約 15 分間に、水槽内の計器で約 3 メートルの水位上昇を確認した。普段の水面は敷地より約 11 メートル低いため、海水が敷地に流れ込むことはなかった。

発電所関係者からの指摘でデータを確認し、発覚したという。(福地慶太郎)

志賀原発内の水位変化を訂正 なしを3 メートルに「情報共有不十分」 (msn.com)



本社と現場の不十分な情報共有が、事故の拡大につながるというのは福島原発事故の教訓だと思いますが、これはどうなのでしょう。


志賀原発の北、空間線量 14 カ所で欠測 規制庁「監視に問題ない」

北陸電力志賀原発(石川県)の周辺にある空間線量を測る モニタリングポスト のうち、 4 日午後 4 時現在でデータを確認できていないところが 14 カ所 に上っている。原子力規制庁が集計した結果を明らかにした。

能登地方を震源とする最大震度 7 の地震やその後も続く地震が原因とみられるという。

最新の測定状況は、原子力規制委員会のウェブサイト( https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/ )から確認できる。

規制庁によると、志賀原発の周辺には自治体や国が設置したモニタリングポストが 100 カ所以上ある。このうち 14 カ所は、国のシステムで測定値を確認できない状態で、いずれも原発の北に 15 キロ以上離れた地域にある。 装置の問題で測定ができていないのか、通信トラブルが起きているのかはわからないという。

規制庁は、より原発に近い地域での測定ができているとして「監視体制に問題はない」としている。

北陸電によると、志賀原発は 2011 年から運転を停止中。 1 2 号機のプールでは計 872 体の使用済み燃料があるが、地震の発生後も冷却を継続できているという。

国の指針では、原発事故の時はまず 5 キロ圏内の住民が先に避難し、 5 キロよりも遠い地域は空間線量の上昇に応じて避難すると定めている。(福地慶太郎)

志賀原発の北、空間線量14 カ所で欠測 規制庁「監視に問題ない」 (msn.com)




この記事からは、欠測の原因やいつからなのか不明ですが、どれも必要だから設置されているのでしょう。
やたらに安全性を強調する姿勢は大事故の引き金になるというのが、福島原発事故の教訓だったのではないでしょうか。

参考:
臨界事故の隠ぺい
1999 6 月18 北陸電力 志賀原子力発電所 において 制御棒 1 本の緊急挿入試験中、操作手順を誤った事から 3 本の制御棒が炉から引き抜かれた状態となり、炉は 15 分間 臨界 となった。
しかし北陸電力はこれを直ちに国に報告せず、検査記録を改竄するなどして隠蔽を計り、 2007 3 月15 になってこの事故の存在が明るみに出た。
(ウィキ)





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Last updated  2024.01.05 12:00:10
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Re:志賀原発をめぐる報道 ~ 早すぎる安全宣言、再稼働は大丈夫?(01/05)  
クロンシュタット さん
地球温暖化対策という推進派の論拠は、国家のCO2削減目標値が達成された時点で絵空事になるのでしょうか。
また新たな論拠を作り出しすり替えに来るのでしょうね。温暖化よりも原発事故の方がはるかに恐ろしいと思うのですが。
そもそも日本国内での対策にシャカリキになっても意味がありません。協力しない諸国を巻き込む努力が重要です。地球は一つです。

また電力市場において、消費者側がもうこれ以上いらないと明示しているのに、供給側はこれでもかと増産しています。
需給バランスを詳細に分析予測して生産するのが商売だと思うのですが、売れなくなったら生産体制の縮小等に向かわないのですかね。
税金まで使ってばかばかしい限りです。何か怪しい商売をしていると勘繰られるのも当然ですね。

志賀原発もそうですが、今回の地震津波で、若狭湾の危険性が再認識されたと思います。報道はほとんどありませんが。 (2024.01.06 04:27:27)

Re[1]:志賀原発をめぐる報道 ~ 早すぎる安全宣言、再稼働は大丈夫?(01/05)  
maki5417  さん
クロンシュタットさんへ

昨日の首相会見の終盤で、指名されなかった記者の「それでも原発を再稼働させるつもりですか。」という絶叫が印象的でした。

その後たいした予定がないのに、質疑応答を早々に切り上げるというのは、国民の疑問に答える気がないということでしょう。 (2024.01.06 23:09:17)

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