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ワシントンポストのIOC批判のコラムを、和訳してみました。Washington Post May 5 (knak.jp)日本は損失を減らし、IOCにオリンピックの略奪品をどこかで得るように言うべきです どこかで、国際オリンピック委員会のぼったくり男爵(バロン・フォン・リッパーオフ)と他の金メッキの偽装者は、日本を彼らの踏み台として扱うことに決めました。 しかし、日本はオリンピックの開催に合意した時、主権を放棄しませんでした。 東京夏季オリンピックが国益を脅かすものになった場合、日本の指導者たちはIOCに、略奪するなら別の公国を探しに行くように示唆すべきです。 キャンセルは難しいでしょうが、それは治療でもあります。 ぼったくり男爵、別名IOCのトーマスバッハ会長とその随伴者は、巡行中に州内のすべての小麦の束を消費し、無精ひげを残している王族のように、ホスト都市を破壊するという悪い習慣を持っています。現在パンデミックの最中に日本の国民の72%は15,000人の外国人アスリートや役員をおもてなしすることに消極的または不本意ですが、IOCは、大会を継続しなければならないと主張しています。IOCは、どこで折り合いをつけるのでしょう? IOCはオリンピックの「ホスト契約」から厳格に強制力を引き出しているというのがその答えです。 これは非常に明確な文書であり、高度な組織に関する事柄と、どのようにホスト都市に壊滅的な債務を課するのかについて多くの事を明らかにしています。 7ページにわたって、主催者がオリンピックの資格を持っているいかなる人にも無料で提供しなければならない「医療サービス」について記されています。 その医療サービスはオリンピック関係者専用の病室を確保することが含まれます。東京の主催者は、IOCの要求に応えるために、約10,000人の医療従事者を転用する必要があると見積もっています。 先週の聖火リレーで、8人のオリンピック労働者がコロナウイルスの検査で陽性でした。マスクを着用しているにも関わらずです。 日本の人口の2パーセント未満が予防接種を受けています。 日本の医療従事者組合のトップである森田進が、大量の医療資源を枯渇させる可能性に激怒しているのも不思議ではありません。 「私は、患者と看護師の健康と生命へのリスクにもかかわらず、オリンピックの開催を主張することに激怒している」と彼は声明で述べています。 日本の指導者たちは、この取引の残りの部分から抜け出すために残り11週間で、損失を削減し、今すぐ削減する必要があります。 オリンピックは常に不合理な金額を要しますーそして、それらは不合理な決定を導きます。 世界的パンデミックの中で国際的なメガイベントを主催することは不合理な決定です。 悪い状況の後も多くのお金を投じ続けることも同様に不合理です。 この時点で、誰もが夏季オリンピックを進めることを検討している主な理由はお金です。 日本はオリンピック開催に250億ドル近くを投資しています。 しかし、毎日のテストやその他のプロトコルを行って15,000人の訪問者をバブルし、セキュリティと膨大な輸送および運用コストを提供しようとすると、どれだけ多くのコストがかかりますか? そして、より大きな災害コストは何でしょうか? 日本が契約を破ったとしよう。 IOCは何をしますか? 訴える? もしそうなら、どの裁判所で? 誰が管轄しますか? そのような訴訟は、パンデミックの最中にストレスと苦しみのある国で大会を強制するというIOCの評判にどのような影響を与えるでしょうか。 日本の指導者は、彼らが想像以上の力を持っています。少なくとも、制限付きまたは遅延バージョンの大会を開催するために、IOCから最大限の譲歩を引き出す立場にあります。それは、ホスト都市を守ることにつながります。 東京の窮状は、オリンピックにおけるより深く、より長く続く病気の兆候です。 大会は関係者全員にとって苦痛と倦怠感の危機に瀕している運動になり、これらの条件を受け入れることをいとわない国は少なくなっています。 貪欲と爆発のコストは、それを極度の災害に対処するイベントにしました。 9月、オックスフォード大学のビジネススクールからの報告によると、IOCは、開催のリスクとコストについて一貫して各国を「誤解」させてきました。 例:IOCは、約9.1%の不測の事態が予期しない費用をカバーするのに十分であると偽ります。 IOCがこれらのリスクを過小評価するのには理由があります。それは、すべての(IOCの)略奪を見た後に、IOCと取引をしたい国がますます少なくなっているためです。 IOCは意図的に過剰を奨励しています。 それは収入のために精巧な施設とイベントを義務付けており、そのほとんどはホスト都市に完璧に費用を投じさせながらそれ自体を維持させるとともに、ホスト都市はすべての資金調達を保証しなければなりません。 IOCは、サイズと設計基準を設定し、ライセンスの利益と放送料金を厳重に抑えながらオックスフォード大学の論文「Regression to the Tail:Why the Olympics Blow Up」で、著者のBent Flyvbjerg、Alexander Budzier、Daniel Lunnは、オリンピックの大会はコストの急増という点で、メガダムや トンネル掘りといった地球上の他のすべてのナショナル建築プロジェクトを矮小化すると考察しています。 ますます複雑化と費用が増加し、計画期間が長い(7年から11年)ために、オリンピック大会は、インフレからテロの脅威、「大きくて太ったブラックスワンが飛ぶリスク」まで、あらゆるものの影響を受ける可能性のある不確実性の高いプロジェクトになっています。厳しい景気後退の真っ只中2016年に開催されたリオ大会は、当初の予算を352パーセント上回りました。 そして、これらの爆発は「体系的」であり、偶然ではありません。 「9.1%の不測の事態で十分であると主張してIOCは、実際のコストリスクについて惑したり、IOCが不快な事実を故意に見落としていることがあります。 どちらの場合でも、開催都市と国はミスリードされています」と彼らは書いています。 これが、IOCと関係を持つことになる事実上唯一の政府指導者が、名声のために労働を強要し、無制限に費やすことができるウラジーミル・プーチンや習近平のような凶悪犯である理由です。 過去20年間で、他の潜在的なホスト都市は枯渇しました。 IOCに賢明にノーと言った人々の中には、バルセロナ、ボストン、ブダペスト、ダボス、ハンブルク、クラクフ、ミュンヘン、オスロ、ローマ、ストックホルム、トロントがあります。 2028年の大会でIOCから重要な譲歩を取り除いたロサンゼルス市長のエリック・ガーセッティは、ほとんどの都市が「適切なモデルを見つけない限り、オリンピックに再び賛成することは決してないだろう」と述べています。 これは男爵の大食いが彼らを導いた帰結です。 これらすべてが、日本の指導者たちに、自分たちと自分たちの国民のために最善を尽くす力を与えるはずです。 大会が国際的な観光収入の源として合理的に説明されることができれば、おそらく費用のいくらかは正当化されるかもしれません。 しかし、今では日本国民の様々な費用は経済的なものよりもはるかに深刻です。 IOCが偽の公国で、壮大なふりをしている行商人のためのよく壊れる現金保管箱であることを覚えておく時間と場所があったとしたら、これはまさにそれです。 IOCには、参加国から一時的に付与された権限を除いて、実際の権限はなく、日本には何の義務もありません。 キャンセルは苦痛ですが、きれいにする機会です。
2021.05.10
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米有力紙、日本に五輪中止促す IOC批判「開催国を食い物」共同通信社 2021/05/06 【ワシントン共同】米有力紙ワシントン・ポスト(電子版)は5日のコラムで、日本政府に対し東京五輪を中止するよう促した。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び、新型コロナウイルス禍で開催を強要していると主張。「地方行脚で食料を食い尽くす王族」に例え、「開催国を食い物にする悪癖がある」と非難した。コラムは大会開催を前進させている主要因は「金だ」と指摘。IOCは収益を得るための施設建設やイベント開催を義務付け「収益のほとんどを自分たちのものにし、費用は全て開催国に押し付けている」と強調した。こちらは、毎日新聞の記事です。添付写真も西日をあびる五輪マークと意味深です。東京オリンピックを巡り、米ワシントン・ポスト紙(電子版)は5日のコラムで、日本政府は五輪中止を決断し、負担の「損切り」をすべきだと主張した。コラムでは、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を「ぼったくり男爵」と表現。「地方行脚で小麦を食べ尽くす王族のように開催国を食い物にする悪い癖がある」とし、多額の大会経費を開催国に押しつけていると批判した。新型コロナウイルス対策によるさらなる経費増大を踏まえて、「パンデミック(世界的大流行)の中で国際的メガイベントを開催するのは非合理的」と指摘した。また「中止は痛みを伴うが浄化される」として、早期の決断を促した。【小林悠太】日本のマスメディアも、これくらいはっきりモノ申せれば素晴らしいです。共同と毎日は紹介しましたが、「公共放送」のNHKはどうでしょう。オリンピックに疑問や反対の声は無視する方針のようですから、やはりスルーでしょうか。お昼のニュースでは触れられてませんでした。スガは五輪返上を決断できず、最後はやっぱり涙ながらに小池が返上するとのくさい芝居じみた会見シナリオがうわさされています。森が2年延期を主張したのに、自分の任期中に開催したかったアベが私利私欲で無理やり1年延期にしたなんて情報も。昨年7月には国産ワクチン開発を信じていたそうです。まあ、ここは政治決断の前に専門家のご意見をというのが筋のはずですが、分科会にはいまだ開催可否の諮問がないそうです。どうでもいいことですが、またスシローがでしゃばって発言です。田崎史郎氏、小池都知事が東京五輪を返上「説はある」 - ライブドアニュース (livedoor.com) 田崎史郎氏、古市憲寿氏から「官邸のスポークスマン」と評され「僕は事実を伝えるのが仕事」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
2021.05.07
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竹田恒和JOC会長:招致買収疑惑猪瀬直樹東京都知事:不透明な借入金問題下村博文文科大臣:国立競技場高額建設問題電通から出向の組織委員会局長:大会エンブレム盗作問題森喜朗組織委員会会長:女性蔑視発言佐々木宏開閉会式演出統括責任者:オリンピッグ問題菅野薫演出担当(電通クリエイティブデレクター):関連会社社員に対するパワハラまさに、そして誰もいなくなったです。ウミを出し切ったと思ったら、今度は橋本会長が組織委員会の内情を暴露した文春を訴えると恫喝です。女性を会長にして理事を増やしても、つける薬はないようです。菅首相のチグハグ対応で橋本会長が”文春砲”火に油注ぐ ”老害”二階幹事長は「解散とGo To」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット) (asahi.com) 「文春への抗議は組織委単独ではなく、官邸の意向も踏まえてのものです。支持率回復の特効薬として五輪成功にすがるしかない菅(義偉)首相と、官邸の意向を何の疑いもなく受け入れ、とにかく全力で遂行しようとする橋本会長のノリとが組み合わさって、余計におかしなことになったという構図です。菅首相は東京オリンピックに対する文春報道に危機感を抱き、火消ししろと激怒。それを忖度した橋本会長が却って火を付けた、という今の政権のチグハグさを象徴している事例です…。丸川(珠代)五輪相も官邸ばかり見ていますし、情けない限りです」(政府関係者)
2021.04.07
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聖火リレーは7月23日に新国立競技場で行われる開会式まで121日間をかけ、約1万人のランナーが全国の859市区町村を巡るが、海外メディアも、聖火リレーのスタートを次々と報じた。 新型コロナウイルスの影響で1年延期された聖火リレーには、今なお開催への反対意見が根強い、東京五輪の気運を高めることへの期待もあるのだが、巨額な放映料をIOC(国際オリンピック委員会)に支払い、多大な影響力を持つ米NBCは「新型コロナウイルスの恐怖がある中、東京五輪大会の聖火リレーが始まる。これは廃止されるべき」という厳しい意見記事を掲載した。 記事はスタート地点を福島県とした聖火リレーについて触れ、「東京2020五輪(新型コロナウイルスのため1年延期となった)は、福島の復興を示すように元々は『復興五輪』とされた。だが、この地域の多くの人々は、資材が五輪を準備する東京へと流れ、それにより福島の復興が遅くなったことで東京五輪を非難している」と、現状を指摘。 「大きな問題は、聖火リレーで始まった夏季五輪が、実はパンデミックの状況を悪化させるかもしれないということだ。日本のワクチン導入は、まだ始まったばかりで、五輪が始まる時にもすべての人々が完全にワクチン接種を終えていないだろう。五輪組織委員会は、海外からの観客を認めないと発表したが、何千もの選手、コーチ、報道関係者がワクチン接種を要求されない中で入国することが考えられる。日本の世論は、当然のことながら神経質になっている」と問題提起した。IOCは、先日、海外から日本へいく選手団へのワクチンを中国が提供する考えがある方針を示したばかりだった。 そして記事は、「(新型コロナウイルスの)パンデミックのまっただ中で始まった東京の聖火リレーは、ずばりナチスによって始められた五輪の伝統儀式だ。(今回も)公衆衛生を犠牲にするリスクを冒している。特にナチスの宣伝活動に由来するような伝統のいくつかは廃止されるべきだ」と聖火リレーの廃止を主張した。「劇場のような聖火リレーというショーをなくすべき別の理由がある。(聖火リレーは)五輪聖火を通じて彼らの信条を広げる手段として、1936年の夏季五輪でナチスによって考案されたものだからだ」と、1936年のベルリン五輪で始まった聖火リレーが、当時、ドイツ政権を担っていたナチスの政治的なプロパガンダとして利用されたという経緯があったことを紹介。 「現代では、聖火リレーを(政治的な)プロパガンダとして使うことは少しばかり困難な道のりにはなってきた」としながらも「2008年の北京夏季五輪での聖火リレーは、『調和の旅』と組織委員会によって名付けられていたが、チベットを支援する人権活動家たちは、自分たちの主張を表現する機会として利用し、街々で、小競り合いが起きていた」という事象があったことを伝えた。その上で、「今回も、福島の活動家たち、そして日本中の人々が、聖火リレーが始まる前に、リレーを止めるように呼び掛けていた。我々は(その声に)耳を傾ける時だ」と否定的な意見で締めくくった。 NBCは、東京五輪組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言を行った際にも「辞任すべき!」との意見記事を掲載。一度は、留任に傾きかけた動きにストップをかけるほどの影響力を与えたことがある。 巨額放映料払う米NBCは「聖火リレーは廃止せよ!」…海外メディアは東京五輪聖火リレーのスタートをどう報じたか?(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) 聖火リレーに対してずいぶん否定的ですね。大スポンサーNBCのきつい一撃です。復興五輪が消えて今はコロナに打ち勝った証としての五輪だそうですが、ここ数日の状況を見るとリバウンドが始まって第4波が懸念されます。第3波の山の2倍との予想です。この際いっそ、日本経済のためにやるとはっきり言った方がすっきりするように思います。数万人の人が海外から来るそうですから、少なくともワクチン接種を条件にしてほしいですね。来日する方もそちらの方が安心でしょう。ワクチン大国中国の好意を、つまらない面子で無視する必要もないでしょう。 NBC「聖火リレーは廃止すべき」寄稿文で主張 五輪に影響力 - 産経ニュース (sankei.com)
2021.03.28
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東京五輪「中止か延期」が7割超 米など5カ国で世論調査共同通信社 2021/03/21 公益財団法人「新聞通信調査会」(西沢豊理事長)は20日、新型コロナウイルス感染症が世界的に収束していない中での東京五輪・パラリンピック開催の是非を海外5カ国で尋ねた世論調査結果を発表した。「中止すべきだ」「延期すべきだ」との回答の合計が全ての国で70%を超えた。特にタイでは95.6%、韓国で94.7%に達した。昨年12月~今年1月に面接か電話で調査し、各国で約千人ずつから回答を得た。他に中国は82.1%、米国が74.4%、フランスが70.6%。なんとも残念な結果というよりは、ワクチン接種が遅れている日本開催ですから当然ですね。 外国人観客お断りと相まって、オリンピックの関心は急速に冷え込みそうです。 一部ではホストタウンを辞退するところも出ているそうです。 事前合宿ができないとなれば不利ですが、どうするのでしょう。 不公平な条件下で日本人がメダルをたくさん取っても、素直に喜べないですね。
2021.03.22
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橋本聖子、浅田真央に 安倍首相とのハグ強要2021年2月25日 08:15週刊文春フィギュアスケート選手・髙橋大輔への「キス強要」が問題視されながら、五輪組織委新会長への就任が決まった橋本聖子氏。その橋本氏の新たなセクハラが明らかになった。“被害者”は浅田真央。橋本氏は浅田に、当時首相であった安倍晋三氏へのハグを強要していた。 この“事件”が起きたのは髙橋への「キス強要」から2ヶ月後、ソチ五輪後の懇親会でのことだった。歓談中に橋本氏は、安倍氏に「(浅田が)総理にハグをして欲しいって」と声をかける。突然のことに浅田は「いやいやいや」と手を振って拒絶。安倍氏もやんわり断ったのだが、その後も橋本氏はハグをするのが当然かのような空気を作り、最終的には嫌がる浅田がハグをする羽目になった。 また、取材を進めると、橋本氏は、知人が経営する北海道の牧場でも二十代の男性従業員に「キス強要」をしていたことも明らかに。そんな橋本氏の下、本当に国民に祝福される東京五輪を迎えられるのか――。一連のセクハラ行為や、橋本氏の金銭問題を含む全文(7172字)は購入することで読むことができる。文春の報道を受けて、ハフポストが詳報です。動画が動かぬ証拠と言う事ですかね。橋本聖子氏が「浅田真央選手に安倍首相とのハグ強要」と報道されたシーン、政府の動画に残っていたハフポスト日本版 2021/02/25 12:42東京オリンピック・パラリンピック大会組織委の新会長に就任した橋本聖子氏をめぐって、2月25日発売号の「週刊文春」が「新たなセクハラが明らかになった」と報じた。2014年にソチ五輪の選手団代表を務めていた橋本氏は帰国後の記念品贈呈式で、フィギュアスケートの浅田真央選手(当時)に、安倍晋三首相(当時)との「ハグを強要していた」という。■嫌がる浅田選手に何度もハグを勧める週刊文春によると、問題の行動があったのは2014年4月25日。ソチオリンピック・パラリンピックの入賞者を集めた安倍首相主催の記念品贈呈式の場だった。この様子は政府インターネットテレビの動画に残っている。浅田選手と安倍首相の間に立っていた橋本聖子氏。17分50秒あたりで「(浅田選手が)総理にハグして欲しいって」と橋本氏が安倍首相に告げる。浅田選手は当惑して、手を振って拒否。安倍首相も「ファンに怒られちゃうから」とやんわり拒否するも、橋本氏は「大丈夫です」と太鼓判を押す。安倍首相は「聖子ちゃんとは何回もハグしてるんだけどね。一杯飲んだら」とジョークを飛ばして、この場は収まったかにみえた。この後、報道陣による記念撮影の後に、動画では19分50秒あたりで再び橋本氏が「(ハグ)してもらいたいよね?総理に」と、浅田選手らに促す。この流れで高橋成美選手(当時)が安倍首相とハグ。続いて羽生結弦選手が「僕したら、真央ちゃんもしなきゃダメだよ」と言ってハグ。これを受けて浅田選手も安倍首相とハグしたが、背筋が伸びて緊張した様子だった。テレ朝ニュースは当時、報道陣からハグの感想について質問されたときの浅田選手のコメントを報じている。「ハグ?どうなんですか。あの……その辺はちょっと。そういうハグではないので」と戸惑いを隠せない様子だった。 橋本は、浅田選手をアベへの貢物としたと言う事でしょう。なんとも嫌なひどい話です。この調子では、他にもあるし、また今後もありそうですね。やっぱり、森の子分だけのことはあると思ってしまいました。
2021.02.26
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女性蔑視発言の森を父と仰ぐ子分がなったこと。過去のセクハラが問題化するリスクがあること。不透明な選出方法で選ばれたこと。スガが暗躍して決めたこと。などから、今回もオリンピックの理念にそぐわない決め方でした。昨日までは自民党議員のままでと言う事でしたが、政治的中立性に関して批判されて離党するそうです。会長職に専念するのであれば、議員も辞職すべきでしょう。会長職の報酬は月額200万円だそうです。議員に居座る続けるなら、議員歳費を返上してはどうかと思います。ところで、森前会長は「無報酬」で働いていることをずいぶん強調していました。本当?表面的には「無報酬」なのでしょうが、いといろとうま味があったようです。「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金女性蔑視発言をきっかけに、五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任することとなった森喜朗氏。森氏は自著『遺書 東京五輪への覚悟』(2017年 幻冬舎刊)に、組織委の仕事は「無報酬」であることを誇らしげに記していた。〈(ロンドン五輪組織委のセバスチャン・コー会長は)年間六千万円だか八千万円だかを貰っていたそうです。それに引き換え日本の組織委員会会長は、一円も貰っていないどころか、飯代も自分、車代も自分、運転手も自分で雇っています〉だが、その“ボランティア精神”は本当なのだろうか。森氏は2012年に政界を引退したが、自身の政治資金管理団体「春風会」は2017年まで存続した。その収支報告書を見ると、組織委会長に就任した2014年1月以降も多額の資金を集めていたことが分かる。2014年は年間で6000万円超の収入があり、そのうちパーティー券収入は約5200万円。2016年にはザ・プリンスパークタワー東京の忘年会で一度に4902万円のパーティー券収入を得ている。政治資金規正法に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。「収支報告書を見ると、プリンスパークタワーのパーティー券の購入者数は608人で、企業や団体が買ったと推測できる。現役の国会議員以上の集金力です。 引退後も2014~17年まで自民党最大派閥の清和政策研究会へ計1300万円の献金を続けており、政界に大きな影響力を維持していたことが想像されます」パーティー券の購入者には森氏の地元・石川県の企業が多く名を連ねるが、その中に東京五輪と関連する会社もあった。オフィスの間仕切りやトイレの個室の壁などパーテーションメーカーとして国内トップシェアを誇るコマニー(石川県小松市)はそのひとつ。春風会の収支報告書によれば、同社は2014年に40万円分のパーティー券を購入しており、東京都オリ・パラ準備局が発表した「東京2020大会に係る共同実施事業の契約案件一覧」には、選手村関連の間仕切り工事を受注したことが記されていた。日経電子版(2018年11月29日)では、〈コマニー、五輪効果〉の見出しで、〈首都圏で建設が続くオフィスや五輪関連の施設からの受注が増加(中略)増収増益に〉と取り上げられている。パーティー券の購入についてコマニーに聞いたが、「回答につきましては差し控えさせていただきます」(経営企画部社長室)とのことだった。五輪関連受注企業との関係は他にも指摘されている。森氏は2009年から、五輪招致活動に関わった一般財団法人「嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター」(2020年に解散)の代表理事も務め、2013年にセガサミーホールディングスから同団体へ3~4億円の献金があったことが報じられた。そのセガサミーは東京五輪公式ゲームソフトの開発・販売ライセンスを独占取得している。「当社が取り組むスポーツ振興活動の一環として、一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センターへの寄付実績がございます。ライセンス契約をしているグループ会社のセガは2008年の北京オリンピックより冬季大会含めて継続的にゲーム化権を取得しており、東京オリンピックも引き続き契約を締結しています」(セガサミーホールディングス広報室)「無償でやっている」と言いながらも五輪で潤う企業から献金を受け取ってきた“五輪のドン”。森発言に嫌気が差して辞退した「本当の五輪ボランティア」はさらに怒りを覚えるに違いない。※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金 (msn.com) (参考) 森喜朗は政界引退後もなぜ重用される? スポーツ界で影響力を増した背景に何が (msn.com)
2021.02.19
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2020 吉田 詩菜 西山 真湖 utana yosida singo nisiyama ローザンヌユースオリンピック ユース五輪 FShttps://www.youtube.com/watch?v=_LNdMPZVNsE オリンピックイヤーなのに、4年に一回開催のユースオリンピックはほとんど無視の状態です。フィギアスケートといえば、シングルだけで、ペアやダンスは注目されません。団体戦もあるのにどうしてと思いますが、私が知らないだけで素晴らしいカップルがいるのですね。高橋大輔さんがアイスダンスに転向したのも楽しみですが、若い人に期待したいです。それにしてもうたなとしんごは、まさに新語のお名前ですね。Utana Yoshida & Shino Nishiyama - Rhythm Dance - Ex National Gala 2019https://www.youtube.com/watch?v=fPzjDGgzXyE 憧れは羽生結弦選手。アイスダンスの西山真瑚選手・吉田唄菜選手がユース五輪混合団体戦で金メダルを獲得https://www.youtube.com/watch?v=_Y5EUsbr0Qc
2020.01.18
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朝日新聞からですが、見出しが興味深いです。3枠獲得で、宇野選手もほっとしたことでしょう。それにしても、オリンピックの時からスケート靴がいたんでいて、テープを巻いていたなんて知りませんでした。怪我からの回復の一年でした。銅メダルは、努力のご褒美ですね。フリーで転倒しましたが、彼女はやはり日本のミスパーフェクトですね。フェルナンデス選手が引退して、誰が勝っても初優勝の大会でした。加計学園の田中刑事選手は、オリンピック疲れでしょうか13位でした。とても小さな扱いでした。歴代メダリストのリストです。渡辺絵美さんは、全日本8連覇、和製ジャネット・リンなんていわれたことも。今は58歳。お元気なのでしょうか。
2018.03.28
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樋口新葉選手に続いて、男子でもうれしい展開がありました。可愛い新ヒーロー!なぜ19歳友野一希は世界フィギュア枠死守に貢献できた? 2018.03.25 06:00 PAGEフィギュアスケートの世界選手権の男子フリーが24日、イタリアのミラノで行われ平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20、トヨタ自動車)は、179.51点の計273.77点で2大会連続で銀メダルを獲得、初出場した友野一希(19、同志社大)は、自己ベストを大きく更新するフリー173.50点の合計256.11点で5位に入った。結果、日本の上位2人の合計順位が7位で、ノルマの13位以内となり来年埼玉で行われる世界選手権での出場枠「3」を死守した。優勝はフリーで4回転を6本入れたネイサン・チェン(18、米国)で初。フリーはチェンを除く最終滑走グループの上位陣が次から次へと転倒する荒れた展開となったが、練習量では国内で1、2を争う宇野と友野が、その土台に支えられた演技でSPからの逆転につなげた。特に注目は、故障欠場した羽生結弦(23、ANA)の代役で出場してSP11位から大きな飛躍を遂げて世界に名を売った友野。来季のGPシリーズ参戦も濃厚で、羽生、宇野に続く“第3の男”が不在だった日本の男子フィギュア界において面白い存在のスケーターが出てきた。最高の笑顔。そして右手でガッツポーズ。ミラノのファンのスタンディングオベーションが止まなかった。羽生の代役だった友野が素晴らしい世界デビューを飾った瞬間だった。「失うものは何もない。フリーではやれるだけのことをやる」腹をくくってリンクに向かった友野は、冒頭の4回転サルコーから2回転トゥループの連続ジャンプこそ、少しバランスを崩したが、続く単独の4回転ジャンプを綺麗に着氷した。高さのある美しい4回転ジャンプだった。3回転アクセル+3回転トゥループの連続ジャンプも成功させて、後半に入ると、3回転アクセル+2回転トゥループ+2回転ループのトリプルジャンプを決め、「ウエスト・サイド・ストーリー」のポップなテンポに乗っていく。会場のファンのハートをつかみながら、3回転ループ、3回転サルコー、3回転ルッツと単独ジャンプにすべて成功。まったくスピードが衰えない。8本目のジャンプとなる3回転フリップも危なげなく決め、フリーで自己ベストの155.42点を大きく更新する173.50点を叩き出した。ショートでは「怖かった」と演技終了後に泣きだした友野に涙はなく、厳しい指導で知られる平池大人コーチが、力強くその肩を抱き寄せた。最終滑走グループの上位陣が次々と転倒、ミスを重ねて“自爆”していく中、“準パーフェクト”の演技を見せた友野は、順位をキープして5位入賞を手にした。そして、なにより宇野の銀メダルと合わせて来年の世界選手権の出場枠「3」の死守に多大な貢献をした。ひとつ友野よりも年上の宇野も、「僕のおかげではなく、友野さんのおかげ」と絶賛した。「結果は信じられない。本当に今、できることを全力ですべて出し切れた。それができたから、今、この結果があると思う。思い切って楽しんで滑ることができた。それが要因だと思う」ネットの検索トレンドワードでも「友野」の名前が急上昇。SNSでは、「可愛い」「感動」「キュンときた」などの言葉が並んだ。インタビューも初々しくスター性があるのかもしれない。ジョージ・チャキリスになりきった衣装で、のびのびと演技していました。初出場で前日もひやひやものだったので、どこかで失敗したり転倒するのではないかと見ていましたが、記事にもある通りミラノの観客の声援を味方につけてのびのびと演技して自己ベストを20点近くも更新です。素晴らしいですね。樋口選手同様、若さ爆発でした。それにしても、最終グループが転倒ラッシュで5位とは驚きです。宇野選手が銀メダルだったので、余裕の3枠獲得でした。来年は、羽生選手も加わった活躍を期待したいです。 インスタグラムには、こんな写真も。
2018.03.28
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オリンピックが終わって1か月、先週はミラノでフィギアスケートの世界選手権が開催されました。何人かの有力選手欠場したり引退したりして、おなじみの顔がないのは残念でしたが、新しい顔を見ることができて、興味深かったです。来年は、埼玉で開催です。男女とも、3人の出場枠を獲得すべく、底力を見せた大会でした。樋口新葉、北京五輪へ「倍返しの始まり」大逆転の銀[2018年3月25日9時15分 ] 日刊スポーツ<フィギュアスケート:世界選手権>◇23日(日本時間24日)◇ミラノ◇女子フリー女子SPで8位の樋口新葉(17=東京・日本橋女学館高)がフリーで完璧な演技を披露し、145・01点の2位で逆転の銀メダルを獲得した。オリンピック(五輪)に行けなかった悔しさを大一番にぶつけた。五輪4位でSP3位の宮原知子(19=関大)は合計210・08点で銅メダル。07年金の安藤美姫、銀の浅田真央以来11季ぶりに日本女子がダブル表彰台に立ち、上位2人の順位合計が「13」以内となったため、さいたま市開催となる来年の出場枠は今回の2枠から最大の3枠を確保した。五輪メダリストでも地元のヒロイン、コストナーでもなく、この日一番の喝采を浴びたのは樋口だった。「絶対にできる」。そう口に出し、自分を奮い立たせて滑り始めた。演じたのは映画「007」のスパイになりきった「ワカバ・ボンド」。ジャンプを決める度に、拍手の量が増えていく。喜び、怒り、悲しみ…。変幻自在の表現で会場のボルテージを上げていった。終盤は気持ちが高ぶり、思わず「うわー」と叫んで見せ場のステップへ。そこからは「記憶がないです…」。歓声も拍手も聞こえなくなるほどの集中力で、そのままフィニッシュ。我に返ると、「やったー」と両手を天につきあげ、顔をくしゃくしゃにした。スケート人生で初めてのうれし涙だった。忘れられない悔しさをここにぶつけた。「今年の分は、全部出し切れました」。五輪最終選考会だった昨年12月の全日本選手権では力を出し切れず4位。右足首を痛め、激しい痛みがあったが、薬でおさえ、試合が終わるまで報道陣にはもちろん、コーチにさえ明かさなかった。五輪代表から落選したクリスマスの夜、思いを自身のツイッターでつづった。『今日のことがあったから頑張れるって思えるようにこれから倍返しの始まりだ』。人気ドラマ「半沢直樹」の決めぜりふを使って、次の北京五輪に向けたリベンジを誓った。樋口は「まだここで終わりじゃない」と前を向いた。さらなる成長へ止まっている暇はない。来季は大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をプログラムに入れる予定で、さらに「4回転は、いずれ挑戦したい」とプランも描いた。「あと4年もあるので、『倍』をどこまで伸ばせるか。完璧な状態で毎年、毎試合滑っていきたい」。「倍返し」は始まったばかりだ。【高場泉穂】 ◆樋口 新葉(ひぐち・わかば)2001年1月2日、東京都生まれ。17歳。3歳でスケートを始める。15、16年の世界ジュニア選手権で3位。昨季は世界選手権で11位。今季はグランプリ・ファイナルで6位。全日本選手権は13歳だった14年に3位、15、16年は2位、17年は4位。名前は2001年1月2日という新世紀の始まりに生まれたことに由来。競泳の池江璃花子と仲良し。身長153センチ。名古屋や関西の選手が多い中で、東京出身の選手です。専用のスケート場がなく練習環境が厳しいそうですが、スポンサーがついていくぶんよくなっているとのことです。007というと「ロシアより愛をこめて」が多いですが、今回は「スカイフォール」。オリジナリティあふれる記憶に残る演技でした。テレビからも、「やったー」の声が聞こえてくるような演技でした。
2018.03.27
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産経系のzakzak が、反協会、伊調擁護で、続報です。不正をただすのは歓迎ですが、安倍首相の国民栄誉賞乱発のように重大課題から国民の目をそらさせるためなら問題です。伊調馨、リオ選考でも冷遇されていた 内閣府は関係者聴取の意向、国を巻き込んだ騒動に 女子レスリング五輪4連覇の伊調馨(33)=ALSOK=が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワハラを受けたとする告発状が内閣府に送付された問題で、2016年リオデジャネイロ五輪の選考でも伊調が“冷遇”されていたとレスリング関係者が証言した。協会側は告発状の内容を否定、伊調は告発状に関与していないとしたが、パワハラについては否定しなかった。内閣府が関係者聴取の意向を示すなど、国を巻き込んだ騒動に発展しそうだ。関係者が問題視しているのは、リオ五輪女子レスリング代表の選考過程だ。五輪前年の15年9月の世界選手権で優勝した48キロ級の登坂絵莉(24)、53キロ級の吉田沙保里(35)と58キロ級の伊調は、栄氏が定めた規定に従い、同12月の天皇杯に出場しさえすれば五輪内定とされた。この天皇杯で、栄門下の登坂は53キロ級、吉田は55キロ級と1つ上の階級で出場した。つまり栄氏による規定は、「五輪で実際に出場する階級でなくても大会に出さえすればOK」という不可思議なもので、2人は減量苦を免れたのだ。これに対し伊調は、しっかり調整して本来の58キロ級に出場した。規定の詳細を伝えられていなかったとされ、「田南部力コーチ(42)ともども怒り心頭だった」と関係者は明かす。内閣府の公益認定等委員会に送付された告発状をめぐってさまざまな文書も飛び交った。日本レスリング協会は1日、《伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はない》《田南部力コーチに対し、伊調選手への指導をしないよう不当な圧力をかけた事実もない》など、告発状に記載されたパワハラ疑惑を否定する文書を出した。文書では田南部コーチに男子の育成・強化がおろそかにならないよう注意喚起したことや、伊調が男子合宿に参加する場合は、男子選手の全体練習の終了後に指導を受けるよう伝えたことは認めており、これらは「不当」ではないということのようだ。伊調は同日、ALSOK広報部を通じたコメントで、告発状への関与を否定した。一方でパワハラについては否定せず、内閣府などの聴取には応じる意向を示した。伊調が国民栄誉賞を受賞していることもあってか、政府は今回の問題に敏感に反応した。菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「必要があれば(内閣府公益認定等)委員会で適切に対応する」と言及した。日本レスリング協会が公益増進を目的とした公益財団法人であることを踏まえ「同法人は、適切なガバナンス(組織統治)の下で事業運営が行われる必要がある」とクギを刺す。内閣府の公益認定等委員会は、協会に事実を確認する意向を示している。担当者は、まずは協会に「意見聴取するなどして事実関係の把握を行う」と述べた。政府が実態解明に動き出すなか、1984年ロス五輪に日本代表として出場、プロレスラーから政界に転じ、レスリング協会副会長を務める馳浩・元文部科学相(56)はこう弁明した。「レスリング協会の福田(富昭)会長と高田(裕司)専務理事が事実関係も含めて一元化して対応している。伊調さんにしろ、田南部さんにしろ思ったことがあるなら福田会長や高田専務理事や幹部と膝を突き合わせて話せばいいだけだ。誰がどういう目的でこういう告発の文書を内閣府に出したのか分からない」栄氏がレスリング部監督、吉田が副学長を務める至学館大学学長でレスリング協会副会長でもある谷岡郁子元参院議員(63)はツイッターで、「陰湿なパワハラ体質が中心にあって、沙保里はじめこれだけの強くも明るく、爽やかなチャンピオンたちが育つと思いますか? 栄監督の指揮の下、高校生、大学生でこの9年余、退部者は1人もいません。事実が人間性の証明」と栄氏を擁護するツイートを連投した。これを吉田が一時、リツイート(拡散)したが、その後削除された。至学館大学学長でレスリング協会副会長でもある谷岡郁子元参院議員(63)は、数年前の女子柔道の暴力、パワハラ、セクハラ問題の顛末を忘れたみたいですね。http://number.bunshun.jp/articles/-/789109http://plaza.chu.jp/diary/2013/02/japan-women-judo-power-harassment.html谷亮子に国民栄誉賞を与えなくてよかった?それにしても、栄、谷岡、吉田、福田、高田、馳とつながり一方の当事者ですから、ここは第3者による調査でしょう。「吉田が一時、リツイート(拡散)したが、その後削除された。」は、さすがにまずいと思ったのでしょう。爽やかなチャンピオン至学館大学は地方の3流大学なのでしょうが、女子レスリングで生き残りを図ろうとしたのでしょう。ここにきてぼろが出たということでしょうか。いっそ大学は返上して、女子レスラー養成所と看板を架け替えたほうがスッキリするのではないでしょうか。
2018.03.04
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まずは、大々的に報道された米国の会社の予想です。金メダル4、銀メダル7、銅メダル4 計15個の予想でした。こちらは朝日新聞の予想です。米国の会社の予想を上回り、これまでの最多の10個の倍の20個の予想でした。結果は、金メダル4、銀メダル5、銅メダル4 計13個 と、予想には及びませんでしたが史上最高の成績でした。メダリストは、16人。入賞者は43人。素晴らしい成果でした。男子のスケートやスキーでもう少し、メダルが取れればよかったと思います。メダルには縁がなかったですが、スマイルジャパンが2勝できてよかったです。金本位制なら11位、総数なら12位でした。ベストテンまでもう一歩、惜しかったです。(朝日新聞)熱狂ぶりは、テレビの視聴率にもあらわれているようです。選手の皆さんお疲れ様でした。怪我を治して、ゆっくり休んでください。PS:これまでの実績です。トリノのメダルは、荒川静香さんのフィギア金メダルですね。札幌が3つとは意外でした。
2018.02.26
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昨日は、東京マラソンでの日本記録更新で1億円にわいた一日でした。オリンピックは賞金は出ませんが、好成績の選手には報奨金が出るようです。金銀銅とすべてのメダルを取った高木美帆選手は、JOCとスケート連盟から合わせて1600万円です。すごいと思っていたら、パシュートとマススタートで優勝した姉の方は2000万円です。姉妹で3600万円。少しは、報われたでしょうか。カーリング協会は、おカネがないのでゼロです。JOCからの100万円だけですね。LS北見の年間の活動費は3000万円だそうです。神宮のスケート場は、一般営業との共用で、深夜まで営業中です。早朝はフィギア、深夜はホッケーの強化練習だそうです。選手強化用の専用リンクがないのが不思議です。クラウド・ファンディングやふるさと納税で選手を資金面で支える知恵者がいないものかと思ってしまいます。https://entert.jyuusya-yoshiko.com/takasa-betu/2000万円のベンツでとった銅メダルでしょうか。とにかく長年の努力が報われて、メダルがとれてよかったです。これでCMをキープできそうですね。年収は5000万円くらいとか。*ワールドカップの優勝賞金は、3000SF 約34万円です。
2018.02.26
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大会終盤でうれしい金メダルです。そして、そだねージャパンも相手英国のミスショットからのうれしい銅メダルです。ベスト4進出同様、このチームはついていますね。金メダルの翌日の朝日新聞の朝刊は、やはり1面です。日経新聞は、「中国、海洋強国へ着々」の見出しが、トップ記事です。元々、スポーツの扱いが小さい新聞ですが、女子フィギアスケートは例外でした。カラー写真で、全面を使って報じていました。スポーツ新聞みたいです。なぜかオズモンドやコストナーは、こちらでも取り上げられませんね。こちらは夕刊です。キャプションはひと昔前の感じでしたが、コラムはおもしろかったです。名古屋の名伯楽羽生結弦ら世界中の選手を教えるブライアン・オーサー氏は、今大会で3大会連続の金メダルコーチとなった。一方、名古屋でフィギュアスケートのイロハを教えた子どもから、3人目の銀メダリストを生んだのが山田満知子コーチだ。伊藤みどり、浅田真央に今回の宇野昌磨。宇野の樋口美穂子コーチも、小学生の頃から教えた。後継者まで育てたところも白眉といえる。宇野の銀メダルは日本から見届けた。伊藤さんを教えた頃、「芸術のカタリナ・ビットにジャンプの伊藤みどり」と対比され、今よりはるかに欧州の影響力が強い時代に苦労してきた。この競技の表も裏も知るからか、「順位はどっちでもいいって考え。持てるものを100%出せるように頑張りたい。1位をとる作戦とか考えない。だから自然と子供たちも気にしないのかな」。宇野が順位に執着しないのも、山田コーチのポリシーの影響もありそうだ。個性の大切さも身に染みて知る。小さい子を教える時も強制せず、話し合いながら進める。今季前半戦の宇野は4回転ジャンプを5本入れたフリーでミスを重ねた。そんな教え子を「イケイケゴーゴーだったわね」と苦笑しつつも見守った。「ある程度のレベルまでいった選手にはそれなりの考えがある。尊重して、私たちの意見も言ってお互い納得する形でやる」。その後、宇野の方から4回転の本数を減らすと言ってきたという。山田コーチの洞察力を持ってしても、宇野がこのレベルまでいくと想像しなかったそうだ。今の宇野は申し分ないという。どの選手にも「みんなに愛される選手になってほしい」というだけに、人間性を指してもいる。「正々堂々といい勝負をする。余計なことは一切話さないけど、いい性格だなぁって思うの」スケーター宇野には、まだ求めるものがある。「ルッツは大変かなと思うけど、そのうち4回転ジャンプは全種類跳べる気がする。5回転の時代が来るかな。彼なりにやれば私の思い描く昌磨選手になるわ」そんなに跳ぶとケガが心配では? 「2回転から3回転に変わる時代も言われた。進化する時、大丈夫か?という意見が必ず出る。大丈夫、人間はうまくできているの」。この世界に入って半世紀以上、世界で初めて女子にトリプルアクセルを跳ばせた名伯楽の貫禄は慈愛に満ちている。(原真子)「後継者まで育てたところも白眉といえる。」なんて、日経らしいいい記事でした。今日のエキシビジョン中継はテレビ東京です。あの町田樹さんの解説で4時間。力が入っていますね。地方では映らないところもあるので、残念ですね。PS:町田「先生」の解説は、一味違いました。 最後の町田セレクションは、納得です。Q:「エッジが深い」というのは、どういうことでしょう。A:エッジというのは、スケート靴のブレード(刃)の滑る時に 氷に接している部分です。 「エッジが深い」というのは、このエッジが傾いている事です。 スケートはエッジが深く傾いた状態で滑るのは、技術的に難しく、 イン(内側)・アウト(外側)のエッジにしっかり乗って、 円の軌道を描く様に滑るのが、良いスケーティングです。ということらしいですが、素人にはテレビで見てもよくわかりません。
2018.02.25
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メダルが決まるフリーのテレビ中継は、テレビ朝日とNHKBSでした。朝から4組24人とたっぷり見せてくれました。第3組は転倒やミスが多かったですが、韓国のチェ・ダビン選手が自己ベストを更新して会場をわかせました。キム・ヨナの後継者ですね。米国の長洲選手はトリプルアクセルに挑戦しましたが、シングルでした。SPも転倒でしたので、成功は団体戦だけでした。オリンピックでの成功者は、伊藤、浅田、に次いで、3人目。団体戦で銅メダル獲得です。フリーは、ミス・サイゴンでした。怪我から復帰の宮原選手は完璧な演技で自己ベスト更新です。フリーに弱いオズモンド選手がブラック・スワンで崩れなかったので、惜しくもメダルには届きませんでしたが立派です。*クリックで拡大します。フリーは同点ですが、演技構成点が優先なのでメドベージェワ選手が1位です。こちらもけがを克服しての銀メダルです。後半にジャンプを集中して作戦勝ちです。ドン・キホーテは彼女にぴったりの曲でした。練習では、3回転ジャンプを連続5回も披露したそうです。練習で150%、本番で110%のパフォーマンスだそうです。モスクワの同じクラブでは、予備軍も入れると700人がしのぎを削っているそうです。専用リンクやトレーニングセンターを有し、授業料は無料です。但し、選抜は厳しく、基準を満たさない生徒は退学だそうです。すでに、4回転ジャンプを飛ぶ子もいて、日本勢の脅威です。御大のコメントです。来月の世界選手権が楽しみです。
2018.02.25
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女子パシュートの金メダルも素晴らしかったですが、今週はなんといっても冬のオリンピックの華、女子フィギアスケートでした。朝日新聞もカラー写真で熱戦を伝えていました。団体戦では精彩を欠いた坂本選手ですが、個人戦では実力発揮でした。SPの技術点では、宮原選手を抜きました。結果は、技術点で上回ったロシアのザキトワ選手がトップでした。良かったのは、カナダのオズモンド選手。エディット・ピアフの「パリの空の下で」「ミロード」にのって、ダイナミックなスケートは見ごたえがありました。*オズモンド選手とコストナー選手の写真は新聞には載っていませんでした。 こちらはネットからです。 *クリックで拡大します。フィギアスケートは、自己コントロールのスポーツだそうです。
2018.02.24
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続きです。 ■衣装が引き出す気持ちや力 ファッションデザイナー・丸山敬太さん肉体表現の美しさを見せることが重要な競技です。衣装そのものがどう見えるかよりも、選手の気持ちや力を引き出す役割を衣装が担っているといえます。写真や画面で見ると多くの衣装が、そしてメイクも、トゥーマッチ(過剰)な感じがします。でも、生で見ると動きがすごく速いので、あれぐらい作っておかないと残像が残らなくて映えません。使った曲と選手本人が持つ背後の物語が、競技技術の高さとトータルでばしっと、ビジュアル的にマッチした時に一番感動します。背負っているものは選手によって違う。お母様がひと針ひと針縫った服とかね。忘れられないのは、映画「シンドラーのリスト」の曲でロシアのユリア・リプニツカヤ選手が着た真っ赤なコートドレスや、クリスチャン・ラクロワが作ったスルヤ・ボナリー選手(仏)のドレス。羽生結弦選手の衣装も、曲の内容と溶け合っていましたね。ソチ五輪の浅田真央選手の服も素晴らしかった。日本選手は絶妙なコスプレ感がある。お約束っぽい面白さ、様式美がそこには感じられます。もう少しバランスや飾りの位置とか洗練されて欲しいけれど、余計なお世話かな、とも思います。(聞き手 編集委員・高橋牧子)女子の衣装やメイクは興味を引きます。むかしひどかった中国人選手も、今はそれなりです。今日のカナダの選手二人は、目のまわりが真っ黒なメイクでした。また、長洲未来選手は、太ももに赤でUSAとプリントです。団体戦は黒で、「入れ墨」かと思いました。「クリスチャン・ラクロワが作ったスルヤ・ボナリー選手(仏)のドレス 」気になったので、ネットで調べて見ました。デザインしたのは、このおじさんですね。日本も、次はアルマーニ?いや、コスプレ感のある衣装のほうがいいですね。3枠あれば、新葉ちゃんの007も披露できたことでしょう。残念です。余談ながら、女子SPでもロシア勢の衣装は、3人とも素晴らしかったです。フリーも楽しみですね。おしまいです。
2018.02.22
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フィギアスケートは、スポーツと芸術の融合が魅力の競技です。専門家に聞くと称して、朝日新聞(2月21日)が興味深い記事を載せていました。■技にも物語にもバレエの美 舞踊評論家・村山久美子さんフィギュアスケートには19世紀、バレエ教師によりそのポーズやステップなどが導入されました。ですからバレエの要素を見つけるのは簡単です。例えば、片足を軸に、もう片方の足を後ろに上げて氷上を滑る姿をよく見ますが、これはバレエ独特のアラベスクというポーズです。つなぎの動きでの足のおき方や使い方もとてもよく似ています。フィギュアをバレエとしてみると、極となる二つの美しさがあると思います。一つは金メダルを取った羽生結弦選手が体現している。技それ自体が美しく、技と技の間に一切の無駄な動きがない。ゆえに全体としても美しい。もう一つがロシアのメドベージェワ選手の演技です。それぞれの技が有機的に線のようにつながり、プログラムを一つの物語として表現する。役柄や作品の本質を表現するために技がある、という意味ではよりバレエ的です。近年は高難度のジャンプが成功するか否かで結果が決まるスポーツとしての面が強くなっています。にもかかわらず、五輪の演技をバレエとして採点しても、トップ数人の順位はほぼ変わらないと思います。「氷上の芸術」と呼ばれるようにフィギュアと美は切り離せないのです。(聞き手・高久潤)バレエがDNAとしてしみ込んでいるロシアの選手の演技は、やはり魅力的ですね。フィギアでなくバレエの道に進んでいても、それなりのポジションを獲得していたかもしれません。 ■「魅せ方」知るのがスター 元宝塚歌劇団娘役・田尾真里子さん2014年から16年にかけて、宮原知子(さとこ)選手の表現指導を担いました。当時、宮原選手は演技構成点が伸び悩んでいて、表現力を磨きたいということでした。まず、宝塚歌劇の代表作「ベルサイユのばら」のせりふに挑戦してもらいました。フィギュアもお客様を引き込む力が大事だからです。「私は、マリー・アントワネットでございます」。宮原選手は謙虚なので、王妃らしく演じたつもりでも、最初は使う息の量、動き、伝えたい気持ちの大きさが全然足りなかった。現役タカラジェンヌや、宝塚を目指す子たちの教室を開いています。生徒には常に、素直に喜怒哀楽を表せる人、人から愛される人になりなさいと言います。宝塚歌劇は声楽やダンスなど技術の点数で順位がつきますが、下位の生徒でもトップスターになれる。技術が足りなくても「魅(み)せ方」で勝負できる。スターとは愛される人なのです。フィギュアのトップ選手も同じ。自分を一番魅力的にみせる方法を知っている。音楽を上手に使い、プログラムに個性を出す。何よりフィギュアを楽しんでいる。宮原選手も、練習を重ねて表情や身体の使い方が変わりました。宝塚の魔法だと思っています。(聞き手・尾崎千裕)フィギアのスターと言えば浅田真央さんです。ロシアでバレエを練習に取り入れていたことは知られていますが、スター性のほうはどうだったのでしょう。こちらは、訓練しなくとも天性のものを持ち合わせているように思います。
2018.02.22
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息が合うまで5年はかかるというアイスダンスですが、3年で日本歴代最高に並びました。村元・リード組は15位 衣装はがし「満開」表現2018年2月20日 朝日新聞平昌五輪第12日は20日、フィギュアスケートのアイスダンスでフリーがあり、村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下グループ)は総合15位だった。優勝はバンクーバー五輪金メダルのテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)。村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下グループ)の村元がフリーの演技中盤、衣装の両肩部分を留めたテープをはがした。下に隠れていた明るく鮮やかなピンクが現れ、冬を越えて桜が咲くまでの姿を表現した。「私たちも桜のように満開に咲きたい」という思いを込めた演技は、97・22点を獲得。総合160・63点とした。フィニッシュで伸ばした手を握った村元は「満開にできたと思います」。リードも「強い演技ができた」とうなずいた。坂本龍一メドレーにのせた演技は、今までで一番よかったフリーでした。世界最高点で、「ムーランルージュ」を踊ったカナダペアとフランスペアの競い合う演技はすごかったですが、3位に入ったこちらのペアも良かったです。アジア系初のメダル獲得です。「ハルミとヒデオ」アジア系初のメダル アイスダンス2018年2月20日平昌五輪第12日は20日、フィギュアスケート・アイスダンスのフリーがあり、マイア・シブタニ、アレックス・シブタニ組(米)が銅メダルを獲得した。母が東京都出身、父方の祖父母も日本生まれという兄妹。五輪のアイスダンスではアジア系で初めてメダリストになった。2人にはミドルネームがあり、マイアが「ハルミ」で、アレックスは「ヒデオ」。1976年のインスブルック大会で始まったアイスダンスは、今大会で12度目の五輪開催。マイアは「努力すれば道は開ける。今後、別のアジア系のカップルが続いてほしい」と誇った。スロー再生でもぴったりシンクロしている二人のツイズルは、まさに神業です。全米2連覇のふたりです。3連覇はできませんでしたが、オリンピックで雪辱しました。*写真はウィキペディアより
2018.02.21
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男女シングルは放送されますが、ペアやアイスダンスは日本人の有望選手がいないので最近はなかなか放送されません。今回は午前中だったので、BS放送でライブを見ることができました。ペアの優勝は、アリオナ・サフチェンコ(ウクライナ出身)とブリュノ・マッソ(フランス出身)のドイツペアでした。ショート4位からの優勝ですが、前2回銅メダルだったアリオナ・サフチェンコにとっては悲願の金メダルです。こちらは、引退した前パートナーのロビン・ソルコビーと。どちらも、ドイツ人の一般的なイメージとは、異なるように思います。日本人ペアは惜しくも予選落ちでしたが、団体戦で見ることができてよかったです。ペア競技は、見るからに男性は大変そうですが、女性も筋力を求められるそうです。アジア勢では中国が強いですね。バンクーバーでは、 申雪・ 趙宏博が金メダルです。中国が強いのは中国雑技の伝統だなんて言われていますが、どうなのでしょう。*写真はウィキペディアより
2018.02.21
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朝日新聞は、20日にこんな含蓄のある天声人語を載せています。(天声人語)小平奈緒と李相花スピードスケートの小平奈緒がレースを終え、リンクをゆっくりと回る。客席から大きな歓声があがる。小平は指を立てて口にあてた。「静かに。次のレースがあるから」と言うかのように。その瞬間の写真が韓国の新聞「朝鮮日報」の記事に添えられていた ▼次に控えていた韓国の李相花(イサンファ)は、五輪での3連覇が期待されていた。小平のしぐさは李への気配りのように見えた、と記事にある。結果は小平が李にまさった。泣き崩れそうになった李を小平が抱擁したことも韓国メディアは手厚く伝えた ▼国際大会で何度も戦うライバルは、やがて友人になった。李は語っている。「彼女が韓国の家に遊びに来たことがあった。私が日本に行けば、いつも面倒をみてくれる。特別な友達だ。」2人はいっしょに走ってきた、とも ▼ライバルの語源はラテン語の「川」にあり「対岸に住み同じ川を利用する2人」を指した。水をめぐる争いがあるためという。しかし2人の選手を見ていると、同じ川の流れのなかでで生きる人、と読み替えたくなる。 ▼頂点での勝負について回るのが、美しい気持ちばかりとは思えない。敵愾心も嫉妬心もあろう。国際大会となれば、国対国の色も帯びる。だからこそ選手と選手のつながりに心が動く。先日は羽生結弦がスペインのライバルと抱き合う場面もあった。同じコーチのもとで練習した仲だという ▼競い合い、励まし合い、尊敬し合える友達がいる。そうありたいと願うのは、もちろん競技の世界に限らない。小平選手の行動は、韓国でも反響を呼んだようです。小平と李の友情、日韓関係もこうなら…韓国ネット反応2018/02/19 17:57 朝日新聞 18日のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)と、地元で五輪3連覇をめざしながら銀メダルに終わった李相花(イサンファ)(韓)。その友情を肯定的にとらえるほか、日韓関係と対比させる反応が韓国で出ている。9人のガールズグループTWICEなどが所属する芸能事務所のCEOで歌手のパク・ジニョンさんは「勝負より偉大なものがある。人種、国籍より偉大なものがある。尊敬、友情、愛……、2選手に感謝」とインスタグラムに書いた。男性有名歌手のユン・ジョンシンさんはフェイスブックで「すべてが終わった瞬間、ライバルというよりは伴走者のようだった」と書き込んだ。また、小平が李を韓国語でねぎらった一方、李が小平に世話になった逸話を語ったことを報じたハフィントンポスト韓国版のフェイスブックには、「人と人の関係はこんなに美しいのに、政治関係がこうならないのが残念だ」といった書き込みがあった。そのほか、「2人がそれぞれの国旗を持って滑る姿は、そうはならない現実を見た時に残念さが募る場面だ」「両国の関係が良くないからと、個人同士の関係まで悪くみてはいけないと思った」などの書き込みも相次いだ。(中小路徹)
2018.02.20
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オリンピック新記録での金メダルです。素晴らしいですね。新聞は、金メダルをとるまでの苦労話などを詳細に伝えていました。注目されたのは、スポンサーです。信越化学や三協精機を買収した日本電産など、長野県ゆかりの企業がありそうなもですが支援してくれる長野県の企業はどこもなく、地元の相沢病院が年間1千万円ほどの費用を支援してくれたそうです。文句がでたら俺の給料を減らせばよいと言っていた病院の理事長も平昌に応援に駆けつけていました。患者さんも応援し、今回の小平さんの金メダルは病気と闘う人たちを勇気づけることでしょう。とても価値ある金メダルでした。優勝後の記者会見で、小平選手がもう少し選手生活を続けたいと控え目に言っていました。彼女の希望を支援するところが、出てくるといいですね。
2018.02.20
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朝日新聞に載っていた今回の演技の採点結果です。ショートプログラムの分です。100点越えには、演技構成点(50点満点)の高得点も必要ですね。若いふたりの選手はこれからですね。羽生選手のトリプルアクセルのGOEが3点の満点で話題になりました。これを受けて、フリーの実績が載っていました。羽生選手が怪我明けですから、いい勝負でしたね。フリーの結果です。ここでも羽生選手は、GOEの満点がふたつ。美しいジャンプでした。フリーの1位は、ショート17位のネーサン・チェン選手でした。まさにソチ大会の浅田真央さんみたいでした。215.08点。技術点が127.64点とずば抜けています。4回転に6回チャレンジして、5回成功です。これで演技構成点がよければ、大きな脅威です。18歳という年齢も成長しろがあります。残念だったのは、スペインのフェルナンデス選手です。バンクーバーは14位、ソチは4位でしたから、メダルは悲願だったのでしょう。金メダルをとる実力もチャンスもあっただけに、残念です。試合後、羽生選手と顔を寄せ合いながら話している姿が、印象的でした。お互いの健闘を讃えあったそうです。世界選手権で2連覇、欧州選手権は6連覇のフェルナンデス選手ですが、スペイン初のフィギアスケート銅メダルです。なんか、バンクーバーの高橋大輔さんみたいです。今日現在のスペインのメダル数は、銅が2個で24位です。オリンピックが終われば、次は世界選手権(3月19~25日 ミラノ)です。宇野、ネーサン・チェン、金博洋は出てくるでしょうが、フェルナンデスはどうでしょう。今度は、ノーミスの「ラマンチャの男」を見てみたいです。
2018.02.19
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金曜日と土曜日は、所用で見られないかと思いましたが、何とか羽生選手の演技をライブで見ることができてよかったです。ショートでよい成績だった他の2選手がうまい具合に崩れて、何とか飛べるサルコーとトーループの2種類の4回転ジャンプに絞って、ミスを抑えたのが勝因でしょう。転びそうになっても、よく耐えました。演技構成点が高いののはわかっていたので、賢い選択だったと思います。前日のショートで完璧な滑りを見せて、他の競技者にプレッシャーをかけたのも効果的でした。この雰囲気のこのあとで、演技するのはベテランのフェルナンデスでも大変です。「転んでも銀」なんて見出しはNGですが、僅差で銀メダル獲得は立派です。試合後、ふたりでテレビに出ずっぱりでしたが、「オリンピックと言っても一競技会」との宇野選手のコメントが、興味深かったです。羽生選手が欠場した昨年暮れの全日本のほうが緊張したともコメントしていましたね。事前予想が銅メダルだったのもプレッシャーが少なかったのかもしれません。団体戦でショートをミスしたのも良かった?ミスしても100点越えでしたから、実力を確認できたことでしょう。試合ごとに成長する伸び盛りの20歳です。首相動静 2月17日【午前】公邸で過ごす。【午後】2時17分、東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」。「NAGOMIスパアンドフィットネス」で運動。6時16分、東京・富ケ谷の自宅。17分、報道各社のインタビュー。9時29分、平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手を電話で祝福。安倍首相は、「興奮と感動の週末」とは言うものの、見ていなかったみたいですね。しかし、なぜ時差もないのに9時過ぎに電話したのでしょう。誰かの入れ知恵ですね。
2018.02.19
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団体戦が終わって、いよいよ個人戦。団体戦の様子を見ていると、女子シングル金メダルはロシアのふたりに絞られそうです。怪我から復帰のメドベージェワ、伸び盛りのザギトワ。それはそれで楽しいですが、ちょっとさびしいですね。テレビ中継では、技術点がリアルタイムで見れますが、演技構成点の中身を見ることはできません。翌日の新聞に、うまくまとめられて掲載されていました。団体戦に出た選手は疲労が残るそうです。当然、でない選手と差が出ます。個人戦を先にやれば選手間に差が出ないので、逆にしたほうがよいのではないでしょうか。ただ、これでは「興行的な」面白味は減ります。
2018.02.17
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フィギアスケートもいよいよ個人戦です。きっと羽生選手一色になるのでしょうね。少し前に、こんなサイドストリーが載っていました。10代の摂食障害、気遣うコストナー 異例の31歳現役後藤太輔、浅野有美2018年2月10日 朝日新聞平昌五輪開会式前日の8日に31歳になった。フィギュアスケート女子で2014年ソチ五輪銅メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)は、10代で選手がピークを迎え、今大会に出場する他の29選手が24歳以下という女子フィギュアの中では異例の存在だ。女性の活躍の機会が、広がることを願って競技を続ける。 この年齢で続けられる理由を聞かれたとき、こう話したことがある。「(テニスの36歳)ロジャー・フェデラーや他のトップ選手と比べると私は若いでしょ」フィギュアスケートは細く小さい方が、ジャンプで回転しやすいとされる。10代でピークに達して10代のうちに衰える選手も珍しくない。前回ソチ大会で、ロシアの団体金メダルに貢献したユリア・リプニツカヤは拒食症に苦しみ引退。個人でロシアに金メダルをもたらしたアデリナ・ソトニコワは、ほとんど大会に姿を見せないままだ。そんな中、コストナーは169センチの長身で長い手足をバレリーナのようにしなやかに使い、伸びのある滑りで得点をかせぎ、高度なジャンプを跳ぶ10代と競う。リプニツカヤや、米国の有力選手だったグレーシー・ゴールドが摂食障害で苦しんでいることを気に病む。「私の家族も病気になったことがある。落ち込んだり、間違いを起こしたりすることは怖くない。大事なのは、また立ち上がること。年齢は問題ではないことを示し、私が一つの例になることを望んでいる。将来、フィギュア選手が長く成長し続けられることを願う」自身も、国の期待に押しつぶされたことがあった。地元イタリアのヒロインとして臨んだ06年トリノ五輪は9位。10年バンクーバー五輪でも多くのジャンプで失敗して16位だった。そして気づいた。「才能があると言われ、結果を求めすぎた。でも、私がスケートをするのは好きだから」。10回目の挑戦となった12年世界選手権、25歳で初優勝を遂げた。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が15年秋に「(当時の恋人の)ドーピング抜き打ち検査に来た検査官に対し、誤って不在だと伝えて誤解させた」と認定。コストナーも自身の行動がドーピング規定違反に当たると認め、資格停止処分を受け入れた。14年4月から21カ月の資格停止処分を受けた。それでも前向きに、大学で美術史を学び、バレエ学校へ通ったという。「練習以外のことも必要だと感じています。大学に行き、友達を持ち、旅もする。スケートがうまくいってもいかなくても、私の世界がなくなるわけではありません」国民の期待に応えなければならない、常にスポーツとだけ向き合わなければならない――。そういった過度な重圧や義務感から自分を解放した。昨季、復帰し、3大会ぶりの世界選手権で6位になった。今大会も、メダル候補の一人だ。(後藤太輔、浅野有美) イタリアチームは4位でメダルは取れませんでしたが、十分存在感を示した演技でした。コストナー選手ほどではありませんが、年長選手で存在感を示したのはオリンピックで3人目のトリプルアクセルを成功させたこの選手ですね。NHKBSの「アナザーストーリーズ」は、先週、今週とフィギアスケート特集でした。「浅田真央 伝説のソチ五輪」「宿命のトリプルアクセル それぞれの選択」後者の方は、19日(月)にもう一度再放送されます。http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2018-02-19/10/28264/1453013/
2018.02.16
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平昌五輪第6日 アイスホッケー女子1次リーグB組最終戦 日本4ー1コリア(14日、関東ホッケーセンター)日本女子「スマイルジャパン」が五輪3大会13戦目で悲願の初勝利を挙げた。 韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」に4―1で勝利した。会場は北朝鮮の“美女軍団”も応援にかけつけ完全アウェー状態。 何とか1勝を挙げたい日本は、第1ピリオド1分7秒で 35歳のエースFW久保英恵(西武)が先制ゴール。 同3分58秒にも小野粧子(36)=御影グレッズ=が追加点を挙げた。第2ピリオド9分に1点を失ったが、 第3ピリオド11分42秒に小池詩織(24)=道路建設ペリグリン=が、 残り1分27秒にも、浮田留衣(21)=ダイシン=が だめ押しの4点目を加えた。 激しいプレーにさらされたが耐え、反撃を1点に抑えた。(スポーツ報知) 結果は4-1でしたが、けっこうハラハラドキドキの試合でした。 実力が上と言っても、あの大応援団も相手です。 コリアチームがパックを奪っただけで大声援ですから、コリアが初得点をした時は どうなるかと思いました。 第3ピリオドに追加点を取るまでは、日本チームは攻められることが多く バランスが崩れていました。 対スイス、対スウェーデンといい試合をしていたのに負けてしまったので 今回の勝利はうれしかったです。 それは、オリンピックでの初勝利です。 予選リーグは敗退ですが、順位決定戦で最高5位を目指してほしいです。 今日は、彼女たちにとって努力が報われた日だったでしょう。 PS: アイスホッケーの映画と言えば、『スラップ・ショット』 1977年米国 監督ジョージ・ロイ・ヒル 主演は、ポ-ル・ニューマン続編が作られたので好評だったのでしょう。
2018.02.15
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9日の夜行われた開会式は、なかなか良かったです。2時間強とコンパクトで、2回目のせいか国威発揚色もうすく、韓国の過去と未来を表す演出もなかなかのものでした。日本との類似性も感じさせました。観客席のLEDパネルは、電子マスゲームですね。ハングル順の入場行進も新鮮でした。東京はあいうえお順でしょうか。統一コリアの入場行進で韓国の人は、しあわせな気持ちになったことでしょう。最終聖火ランナー、いやスケーターは、予想通りキムヨナさんでした。その前の、南北女子ホッケー選手の登壇には驚きでした。スロープに階段ができ、登ると順次消えてゆく演出は素晴らしかったです。あとのしんどかったというコメントが面白かったです。東京オリンピックで日本の若者が、聖火台をのぼっていったシーンを思い出しました。韓国の人たちにも、心に残るシーンだったでしょう。少し武骨な感じが、韓国っぽい?違和感を覚えたのが、日本選手団の入場行進で安倍首相の映像が無かったことです。直前まで行かないと言っていて、アメリカに指示されて行ったオリンピックですからニコニコ顔はできなかったので、映させなかったのでしょうか。意図的にカットされていました。昨日の、日本テレビ夕方の「バンキシャ」では、付き人と旗を振ってこたえる姿がロングショットで放送されていました。どんな表情かは不明です。国内の右翼勢力に臆せず、堂々と日本選手団を声援する姿を映し出してほしかったです。PS:赤い服の乱入男には、気付きませんでした。 それにしても2回もだなんてどうなっているのでしょう。 これも韓国らしさ?
2018.02.12
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平昌五輪のフィギュアスケートは午前中に始まる。巨額の放映権料を支払う米NBCの要望で米時間のゴールデンタイムに中継するためだ。選手は試合前の食事や練習時間を考慮し、未明に起床する。体内時計の調整が勝敗に響く。スポンサーファーストゆえの苦労だ。▼米国の視聴者は恵まれているな、と思っていた。が、実はそうでもないらしい。早稲田大学のリー・トンプソン教授が昨年、日本スポーツ社会学会の研究誌に寄稿したNBCの五輪放送を分析した論考を読み、認識を改めた。多くのスポーツ愛好家が、CMの過剰さや番組の編成方針にストレスを感じている、というのだ。▼競技に関心が薄い層の視聴率を上げるため選手がいかに試練を克服し、栄冠を勝ち取ったのかという「人情話」を放送する傾向が顕著という。競技そのものに集中したい視聴者を中継専門の有料放送に誘導し、収益を最大化する戦略らしい。「株主に対し義務がある」というNBC幹部のコメントが論文で紹介されている。▼こうした五輪放送への不満をまとめるツイッターのハッシュタグ「#NBCFail」がこの時期、全米で盛り上がると聞いた。さっそくのぞくと、こんなつぶやきがあった。「NBCと北朝鮮の国営放送。どこが違うの?」。需要に合った番組が提供されぬ共通点を皮肉った。独占も独裁も、過ぎれば不幸ということか。日経新聞(2月10日付け)の「春秋」です。トップ記事は、もちろん黒田続投です。カネの力にはかなわないといえ、何ともひどい話ですね。心配した通り、昨日のフィギア男子シングルは転倒の連続でした。朝練でジャンプを飛ばなかった宇野選手も、転びそうになったのはそのせいかもしれません。条件がいっしょだからOKですまされない問題です。ベストな環境での演技を見たいものですね。東京オリンピックが心配です。猛暑なので早朝や深夜に競技?それとも、24時間都市東京にふさわしい24時間オリンピックになったりして。
2018.02.10
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日経新聞夕刊の駆ける魂は、フィギュアスケート選手のハビエル・フェルナンデスさんです。昨日から3回のシリーズです。故郷スペインでたっぷり1カ月過ごし、ハビエル・フェルナンデスは8月初旬、カナダの練習拠点であるトロント・クリケット・スケーティング&カーリングクラブに戻った。来年2月には平昌五輪がある。羽生結弦ら練習仲間の始動は例年より早く、既に1カ月以上前から滑り込んでいる。その間、フリープログラムを振り付けたほかは、友達や家族と旅行し、スケート教室を開いて過ごしてきたフェルナンデスの動きは明らかに鈍い。略のんびり休暇を過ごしながらも、フェルナンデスは昨季のことを考えていた。「悪くないシーズンだったと思う。欧州選手権は5連覇したし、世界のトップを競う位置にいると証明できた」。ただ、3連覇がかかった世界選手権の後味は悪かった。ショートプログラム(SP)を首位発進しながら、最終滑走だったフリーでミスを連発して4位。自分の前に演技した選手たちが4回転ジャンプを次々と成功させ、わき上がる歓声を耳にして緊張した。普通に滑れば優勝できる点差はあったのに。「ほかのスケーターがよかったからって、僕がナーバスになる必要は全くなかった。僕の仕事は自分の演技をすることなのにさ。いい勉強になった」しかし、3連覇できなくてよかったとも思っている。「世の流れとして、今季はすべての注目が現世界王者であり、前回五輪覇者のユズ(羽生)に行くよ。一歩引いて落ち着いていられるのはいい」15、16年大会の優勝はSP2位から、フリーで逆転してのものだった。「ハビはアンダードッグ(勝ち目の薄い人)でいるほうがいい」とオーサーも話す。テニス、サッカーとスターを輩出し続ける母国だが、冬季競技はお寒い限りだ。フェルナンデス以前の男子フィギュア五輪代表は1956年まで遡り、冬季五輪のメダルも計2個だけ。「僕個人は金メダルがほしい。でもスペインのためには何が何でも表彰台に乗ることが大事」と話す。そんな彼にオーサーが選んだフリープログラムは2~3年前から温めてきた、スペインが舞台のミュージカル「ラ・マンチャの男」だ。「代表曲『見果てぬ夢』の歌詞にあるだろう、手の届かない星に到達する、って。演技する姿を考えただけで胸がいっぱいだ」。オーサーはうっとりと目をつぶった。きれいなジャンプで、花のある選手です。世界チャンピオンの経験もあるし、羽生選手の手ごわい相手です。フリーが「ラ・マンチャの男」だそうですが、楽しみですね。それにしても、平昌オリンピックは来年の2月なのですね。巷では、北朝鮮のミサイルで騒いでいますが、まるで明日にでも日本に向けて撃ってくると言わんばかりの報道です。辺とか武貞とかという専門家が、しきりに脅威を煽り立てているのには閉口します。韓国内はいたって平静です。日本からも多くの人が観光で訪れています。米軍も本当に戦争になると思っているなら、在韓米軍の家族数万人を避難させるでしょう。日本企業の関係者も同様です。北朝鮮は米軍が戦争できないことは承知ですから、国内引き締めにうまく利用しています。GDPが20兆円にも満たない国が、ICBMだ核開発だなんて言っているのですから経済を大きく圧迫することでしょう。おまけに今年は干ばつがひどく、食糧不足が懸念されています。「存立危機事態」なんていう大臣もいますが、安倍首相は来客もなく六本木のグランドハイアットホテルのジムでのんびり運動とマッサージです。ビールも美味しくいただけます。先日のJアラートや避難訓練もひどいものでした。日本は戦前と変わらないと外国メディアに皮肉られていました。いっそ竹やりとバケツリレーもやればよかったと思います。新型のSM3やイージスアショアを買わされるくらいなら、核シェルターを整備したほうがよいと思いますが、そんな気はないようです。それにしても、イージスやPAC3の迎撃ミサイルが有効と思っている人は、どのくらいいるのでしょう。この際、米国にICBMなどを撃ってもらって、撃ち落とすテストを行ってみたらどうでしょう。
2017.08.22
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オリンピックの目的は、オリンピック・ムーブメントを推進することです。だからこそ、4年に1回順繰りに世界各地で行われます。その点では、今回のリオデジャネリロでの開催は、南米での初開催ということで意義深いものでした。 オリンピック・ムーブメント(Olympic Movement)とは、「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」という、クーベルタンが提唱したオリンピックのあるべき姿(オリンピズム)を推進する運動です。 「オリンピックで重要なことは、勝つことではなく参加することである」というのもクーベルタンの言葉として有名です。小学生の頃、学校で習いました。1954年9月21日生まれの安倍少年もたぶんそうだったでしょう。1964年開催の東京オリンピックの頃ですね。 「オリンピックの理想は人間を作ること、つまり参加までの過程が大事であり、オリンピックに参加することは人と付き合うこと、すなわち世界平和の意味を含んでいる」とクーベルタンは考えていました。 *スリックラインですね。JR御茶ノ水で見かけました。さて、NHKの刈屋解説委員によれば、オリンピック・ムーブメント推進とは別に、オリンピック開催国には5つのメリットがあるそうです。すなわち、次の5点です。 1、国威発揚 2、国際的存在感 3、経済効果 4、都市開発・街づくり 5、スポーツ文化の定着 前々回のロンドン大会は、2兆円かけてロンドンの再開発に成功し、都市のイメージアップを成し遂げて、訪問したいという人を増やしました。経済効果も大きく、英国経済は安定的に成長しました。 今回のリオ大会はどうだったでしょう。 コルコバードの丘に象徴される素晴らしい景観ですが、殺人強盗などの治安の悪さ、貧困、海の汚さ(人食いバクテリア)、ジカ熱とマイナスイメージのオンパレードでした。米国競泳スターのロクテの事件は狂言でしたが、メダリストが殴られたり、報道陣が襲われたりで、オリンピックそのものも、その後も行きたいと思った人は少ないでしょう。むしろ減ったのではないでしょうか。 競技会場も空席が目立ったようですね。もっとも映像のほうは、あらが目立たないようにがらがらの客席はあまり映さなかったようです。(昨年の安倍さんの国連演説を思い出します。) スポーツ=サッカーのブラジルですが、金7、銀6、銅6 計19個のメダル獲得で13位でした。これを機会に、いろいろなスポーツが盛んになるといいですね。スラム出身の女子柔道選手シルバさんは、子どもたちに大きな希望を与えたことでしょう。 1兆円近くのお金を使って開催したオリンピックの経済効果は不明です。反対派の声はオリンピックの熱狂で消えたとは思いませんが、報道はなくなりました。 さて2020年の東京大会は、何を目指すのでしょう。開催都市の知事からも、組織委員会からも、明らかにされていません。政治家からは経済効果が喧伝され、費用問題はうやむやにされそうになりましたが、先の知事選で民意が反映されました。 1脚9万円という3倍の価格の木製の椅子を競技場に設置することを支持した操り人形候補は、落選しました。小池知事は今のところ親分の森と一線を画しています。仮設施設の検討・拡大は、ゼネコンをがっかりさせたことでしょう。土壌問題がくすぶる築地市場の豊洲移転も、一応検討するとのことです。たった2週間のオリンピック時の渋滞解消よりも、食の安全です。しかもこれには都政のドンがからんでいます。都の役人の土建屋への天下りも50人以上にのぼるとのことです。 とにかく、小学生でもわかるような開催目的を明らかにしてほしいです。まさか「景気対策」だけなんてことはないでしょうね。
2016.08.30
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ソン・ミョンジュン(22 サムスン電子)が131位(2時間36分21秒)、シム・ジョンソプ(25 韓国電力)が同138位(2時間42分42秒)と日本人だったがカンボジア国籍を取得したお笑い芸人・猫ひろしさん(139位・2時間45分55秒)と「最下位争い」を繰り広げたことについて、韓国のファンは失望を通り越え、怒りを見せているとのことです。 猫さんにとってはとんだとばっちりですが、今回のオリンピックでも帰化した人や旧植民地の人たちの活躍が目立ちました。 卓球は、シンガポール、ドイツ、ルクセンブルグと中国人が多かったし、女子ゴルフではオーストラリアやニュージーランドの選手は韓国人でした。陸上もイギリス代表は黒人が多かったですね。 オリンピックは国家の代表が競い合うということなのでしょうが、今回は難民選手団なんていうのも登場しましたから、個人の参加にもっと門を開いてもよいと思います。反体制選手団?は、政治的すぎるので、なしですね。私が子供の頃は「成績は二の次、参加することに意義がある。」なんて言われていましたが、今は最高のスポーツイベントで、高い放映権料に値する競技内容が求められる時代なのでしょう。*今日は29日で肉の日だそうです。 NHKの朝の番組でも、お店や家での美味しい肉の焼き方を やっていました。閑話休題 代表の認定に関して、選手はまだは縛りがあるようですが、コーチなどは自由なのでしょう。今回金メダルを獲った女子バトミントンについての次の話が、興味深かったです。シンクロの井村コーチみたいな話ですね。 バドミントンの女子ダブルスで初の金メダルをもたらした立役者が、韓国人の朴柱奉監督です。朴監督は韓国の元代表選手。バルセロナオリンピックで金メダルを獲得し、世界選手権などでも優勝を数十回重ね、2001年には世界バドミントン連盟に殿堂入りした重鎮。英国、マレーシア、韓国などでのコーチを経て、2004年にバドミントン日本代表のヘッドコーチに就任した。以来、日本のバドミントンは急速に力をつけ、2012年のロンドンオリンピックでは女子ダブルスで銀メダルを獲得している。 朴監督について、韓国のネット上では「朴監督は親日派か」と揶揄する声や「これほどの指導者をどうして韓国にとどめておけなかったのか」という声もあったようですが、「韓国人指導者が他国に金メダルをもたらした」と賞賛する声が多かったそうです。(ダイヤモンド・オンライン) フェンシング初戦敗退・引退の太田選手は、東京オリンピック組織委員会入りを画策しているようですが、コーチや監督となってもっと競技力向上に貢献してもらいたいものです。選手ともども指導者も世界で活躍してほしいです。
2016.08.29
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まずは朝日新聞に毎週木曜日に掲載されているTVランキングからです。どの週もNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」がトップです。開会式は23.6です。前回のロンドン大会が24.9ですから、まあまあですね。競泳、体操、卓球などメダル期待の種目は高視聴率です。選手の人気度、スター性も関係しているでしょう。惨敗したマラソンは、男子が23.7、女子が22.6と高いです。結果に関係なく、日本人好みの競技なのでしょう。それとも増田明美さんの「マラソン講談」のせいでしょうか。意外なのがメダル量産の柔道がランク外ということです。女子レスリングもそう高くはないです。大河ドラマの「真田丸」くらいは抜いてほしかったです。家内も見ていたので女子バレー初戦の日韓戦が14.0なのはわかりますがトランポリン男子決勝が14.4というのは不思議です。トランポリンだけにポ~ンと跳ね上がったということなのでしょうか?私はサッカー男子決勝ブラジルVSドイツ 16.8を見ました。オリンピックは2線級選手の試合ですが、ブラジルVSドイツですから見逃すわけにはゆきません。余談ですがあのすったもんだでブラジルにやってきたナイジェリアが3位です。強いですね。日本のサッカーチームは善戦だった?政府専用機で乗り付けた安倍マリオが大活躍した閉会式については、次の通りです。NHK・Eテレが22日午前に生中継したリオデジャネイロ五輪の閉会式の平均視聴率は、関東地区で7・5%、関西地区で8・6%だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。(日刊スポーツ)ちなみに前回は、11.6でした。世界的には次の開催地が東京ということを知らない人がほとんどだそうですから、多くのメディアで取り上げられてよかったですね。たかが視聴率、されど視聴率です。いろいろなものが見えましたが、低視聴率のランキングも見てみたいものです。銅メダルを獲った競歩は、女子ゴルフ中継に割り込んで放送されました。「急きょここで、・・・」には、笑ってしまいました。(参考) ・リオの閉会セレモニーの山場は2020年の東京五輪のプレゼンテーションだった。もしリオでのこのプレゼンテーションが何らかの指標になるものだとしたら、本番はすごいものになりそうだ。日本のクリエ―ティブな側面が聴衆を驚かせ、歓喜に導いた。2020年にも同じことが起きてくれることを望もう。(アメリカの人気デジタルメディア、Quartz) ・閉会セレモニーの最も大きな喝采は、安倍首相がマリオになって登場した時におくられた。2020東京は日本のポップカルチャーのアイコンたちをフルに恥ずかしげもなく活用したものになるだろう。(英BBC) ・日本の首相がマリオになって登場した時、東京でのオリンピックはepic(最高)のものになることがわかった。(英BBC のツイッター) ・観客が驚きの声を上げるのと同時に、インターネットも興奮に陥った。ツィッターはマリオが首相だとわかると、熱狂の渦に包まれ、「日本の首相は史上最高の登場を遂げた」などといった声にあふれた。(英Daily Mail) ・スーパーマリオか安倍晋三か?日本の首相がリオで勝利の登場。安倍晋三の最高の登場シーンは、東京五輪の興奮の幕開けとしては、これ以上のものはなかった。(米Fortune) ・スーパーマリオが閉会式の主役を奪う。マラカナ競技場は安倍首相がコスチュームを脱ぎ、登場した瞬間に喝采と拍手が沸き起こった。(米NBC) ・東京2020。君はもう僕らを夢中にしたよ。(Yahoo! Sports) ・ビデオはすごかったし、私も日本に行きたくなった。(英The Guardian) ・首相はマリオになり、ショーの主役を奪った(米CNN) ・安倍首相(のパフォーマンス)に対するソーシャルメディア上での反応はおおむね好意的だった。ユーザーは首相が愉快なスタントができることに喝采をおくった。(米Bloomberg)
2016.08.28
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今回は男女ともJUDOが快進撃でした。オリンピックの前半、朝4時頃目覚めてテレビをつけると、いつもJUDOをやっていました。欧米、日中韓、そしてモンゴル、キューバ、そして今回は開催国ブラジルの選手が活躍していました。リオで「神の街」と呼ばれる、暴力が横行するファベーラ(貧困街)で生まれ育った24歳のラファエラ・シルバ(Rafaela Silva)選手の金メダルは、多くの人に希望を与えたと思います。柔道は、今や各民族固有の格闘技の技を吸収し、柔道着を着てたたかう総合格闘技JUDOです。世界柔道連盟の加盟国は199か国。欧米での人気は非常に高く、フランスの競技人口は日本以上だそうです。パリのマレ地区を散策していたら町の道場に遭遇したことがあります。好奇心からのぞいたらちびっこが練習していました。フランスのリネール選手が、100キロ超級で金メダルを獲るはずですね。NHKの「ミラクルボディ」で羽賀選手と高藤選手を取り上げていたので、期待していました。結果はともに銅メダルでしたが、JUDOの面白さや難しさを見せてくれました。技あり、1本と一瞬で勝負が決まるので、目が離せませんでした。他国の選手はどうであれ日本人選手は、礼儀を重んじる柔道選手であってほしいと思います。表彰台に上がった選手は、いい顔をしていました。*大雨で工場建設予定地が池になっていました。 それに比べて女子レスリングの吉田選手の号泣にはすこしがっかりです。試合直後はともかく表彰台まで号泣では、自分をコントロールできていないと思いました。国民栄誉賞を受賞したほどの人ですから、笑顔で新鋭の米国選手を祝福してほしかったです。帰国後の会見で、彼女は主将として金メダルを獲れなかったことを詫びていましたが、この人は考え違いをしていると思いました。勝負は時の運、ベストを尽くしたのであれば、それで十分です。旗手を務めた十種競技の右代選手は、臆することなく堂々としていました。メダルを獲れなくとも7人制ラグビーのように立派な成績を残したチームもあります。女子の体操も頑張りましたね。どちらも価値ある4位です。メダル獲得者だけでなく、入賞者をもっと称えてもよいように思います。4~8位は47です。メダル41と合わせて88(入賞者総数:170)です。*大雨の後は、きれいな夕焼けです。 話は変わりますが、フェンシングの大田選手の1回戦敗退後の投げやりなコメントにはがっかりしました。あっさり引退です。あのさばけた表情は何なのでしょうか。一発屋という言葉が浮かびました。フェンシングは、男女とも入賞しているだけに、このコメントがマイナスにならなければよいと思います。
2016.08.27
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陸上の華マラソンは惨敗でした。佐々木悟選手が2時間13分57秒で16位に入りました。また、36歳の石川末廣選手は2時間17分8秒で36位、北島寿典選手は2時間25分11秒で94位に終わりました。入賞者はゼロです。カンボジア代表として出場した猫ひろしさんが、15人が棄権した中、140人中139位で完走したのが国際映像で15分も流されました。東南アジアの選手なんて見向きもされない陸上競技ですが、これがカンボジアの人たちの刺激となればいいですね。一方、選考で話題をふりまき、「リオで金だべ」なんて軽口をたたいていた福士加代子選手は14位で惨敗でした。終了後の彼女のコメントを聞いていると、オリンピックのマラソンに出場できただけで満足だったようです。 競技とは別に、マラソンの話題は解説です。そうあの人ですね。今回もTBSでやっていました。 佐藤(TBS女子マラソン実況担当アナウンサー) 解説は、増田明美さんです。 ──増田さんの解説を聞きたいというファンもいるくらいですが、実況アナウンサーとしては、どういった心意気で掛け合いをしていこうと? 佐藤 増田さんは、選手の情報から家族の情報、好きなものや朝食べたものまで、全部頭の中に入っていますから。増田さんならではの特徴的な情報を楽しみにしているファンの方も多いと思います。そこをうまく引き出しつつ、うまくバランスを取りながらやりたいと思います。まあでも、「増田節」がもうこれだけ世間に浸透していますから。 ──増田節がどこで出てくるか。 佐藤 はい(笑)。増田さんのモットーは、まずその選手のお母さんの電話番号を知ること。まずお母さんに電話をかけて、幼少期をぜんぶ引き出す。先日は、福士加代子選手の大親友に密着マークをしていましたから(笑)。2時間半、たっぷり時間はありますから、それをどのタイミングで出すか。3人の話題をできるだけ多く引き出したいですね。ぜひ、レースの最初から最後まで、お楽しみいただきたいと思います。(アメーバニュース8月13日より) 増田さんの解説を楽しみにしている人も多いようですが、今回のような結果だとむなしいですね。「マラソン講談」もいいですが、競技者の実力をプロとして判断して解説しないと信用を失ってしまうのではないでしょうか。ちなみに、男子のベテラン石川選手は8位入賞を目指すと言って、期待をふりまいていました。テレビ局にとっては重宝な人なのでしょう。でも、よいしょだけではだめですね。(参考)リオ五輪 マラソン惨敗 日本陸連の指導力に課題日本のマラソンは、選手が所属する実業団や大学がそれぞれ強化を行い、日本陸上競技連盟が主導的に強化を図るシステムになっておらず、今大会も日本陸連は、男子については直前の7月の合宿でようやく選手の状態を確認する状況でした。今回の事態を踏まえて、麻場一徳強化委員長は「ノウハウを共有して結集し、チームジャパンとして戦うことが日本的な戦い方だ」と現状を変える必要性を強調しました。 東京オリンピックまで4年を切っているなか、世界に大きく水を空けられた日本のマラソンが、高橋尚子さんや野口みずきさんが金メダルを獲得したような強さを取り戻すには、今こそ所属チームの垣根を取り払って強化を進める必要があり、日本陸連にはそのための強いリーダーシップが求められます。(NHK 8月22日)日本のマラソンをだめにしているのは、マラソン講談だけではないようです。
2016.08.26
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今回のオリンピックのメダル獲得数は史上最多だそうです。金12、銀8、銅21の合計41個。メダル獲得種目は、常連組の水泳、柔道、レスリング、男子体操に加えて、卓球、シンクロ、重量挙げ、カヌー、バトミントンです。前回のロンドン大会では、ボクシング、女子サッカー、女子バレー、アーチェリー、フェンシングでとっていますが、今回はなし。それ以前だと、野球、ソフトボール、射撃、テコンドー、自転車です。 30近く競技種目がありますが、関心はやはりメダルの取れる水泳、柔道、レスリング、男子体操が主体でしょう。これらの競技は予選から決勝までLIVE,録画、ハイライトと詳しく放送していました。今回は卓球が面白かったです。女子バトミントンもよかったですね。男子の違法賭博スキャンダルも払拭できた?それにしても、NTTはどうして懲戒免職にしなかったのでしょう。男子サッカーや女子バレーが振るわなかったので、放送枠もたっぷり確保できたのでしょう。シンクロは銅メダルを取りましたが、2~4位の日本、中国、ウクライナの差は素人目にはよくわかりませんでした。ロシアは別格ですね。新体操もしかりです。採点競技は釈然としませんね。解説も「できた。成功。」だけでは、わかりません。せめて体操くらいに説明(D難度、E難度)してほしいです。陸上競技は主要競技のひとつですが、アフリカ勢と黒人の独断場ですね。米・英・仏なども選手は黒人ばかりです。単に走ったり飛んだりするのは、彼らに分があるようです。やり投げやハンマー、棒高跳びも時間の問題?やり投げはネットで独学のアフリカの選手が活躍していたのが印象的でした。走りから転向したケニアの陸上選手ジュリアス・イエゴさんが銀メダル獲得です。ジャマイカのウサイン・ボルトは別格でしょうが、私は好きではありません。いつも力を抜いた走りで、真剣さが感じられないからです。世界のトップ選手は決勝戦でしか本気を出さないそうでが、それにしてもです。今回は不調だったそうですが、記録に挑戦してほしいと思います。 その点男子400mリレーは興奮しました。上位チームが本気を出さない予選で2位のタイム。解説者が決勝ではメンバーを入れ替えたり本気を出すと言っていたので、4位くらいか3位に入ればいいと思っていましたが、結果は37秒60のアジア新記録で2位銀メダル獲得です。失格したとはいえ米国を抜いての2位です。素晴らしかったですね。残念だったのは、一人当たり9.4秒/100mですが、家内にこのことを説明しても理解してもらえなかったことです。小学生の頃は足が速くてリレーの選手だったそうですが、頭のほうは別物のようです。タイムよりも順位?解説では、バトンリレーを称賛していましたが、スタートからトップスピードに乗るまでの日本人選手の「加速性能」についても触れてほしかったです。(参考)陸上男子1600mリレーは、予選1組の7着、全体の13番目となる3分2秒95のタイムで、3大会ぶりの決勝進出はなりませんでした。*バイクと車のちがいでしょうか。 余談ながら今回はロシアの選手が締め出されたのが残念でした。過去にドーピングを行った選手は一律に排除すべきで、特定の国を標的にしたのは疑問です。あとは、黒人勢の躍進が目覚ましい陸上ですが、中国チームには見かけませんでした。さすがグレイトチャイナです。PS:写真は8月21日(日)夕刻の富士山です。 翌日は雨の天気予報でしたが、きれいな夕焼けでした。
2016.08.26
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