脆弱な日本語の基礎で、世界に通用する英語を身につけること出来るか。
このところ日本の首相は、その品性、その教養において、とても日本を代表するにふさわしい人格を備えているとは思えない人が三人続いている。共通するのは、その生まれが育ちが、日本の超上流ということを自慢している階層の人々である。日本の超一流のエリート階級はこのような人格の持ち主しか育ててこれなかったのかと驚いている。
今回の就任して、まだ2ヶ月の麻生太郎首相は、とりわけ大金持ち、素性も日本の超エリート、華麗なる麻生一族である。麻生太郎氏は、漫画愛読者で、それを自慢し、秋葉原のオタク族に人気があることが売り物で登場した。これは、自民党に若者の人気をつなぎとめておく方便、戦術かとはじめは思っていたが、最近の麻生太郎氏の発言を観察していると、戦術ではなく、根っからの漫画族であることをさらけ出している。
まず語彙の貧困。これは、現代の多数の中高生と全く同じ、瓜二つなのである。
首相は7日の衆院本会議で、自らの歴史認識を問われ、「アジア諸国への侵略を認めた1995年の村山富市首相談話を ふしゅう
する」と答弁。 踏襲
(とうしゅう)と言うべきところを ふしゅう
と読んだ。
読み違いというより、「 とうしゅう」
という日本語を知らないのではないか。
まあこれは、漢字「頻」が読めなかったのか。
低学力の実態は 2009.07.02
ノーベル物理学賞受賞者たちの学んだ大学 2008.11.07
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