彼(ボク)の寝てる間に・・・

彼(ボク)の寝てる間に・・・

薄場皮膚科受診まで



息子がアトピーと診断されてから、インターネットや図書館でいろいろ調べるうちに平成10年にTBSで放送されて、有名になったという八戸市の薄場皮膚科を知る。予約までに1年以上かかり、また一日の受診者数は皮膚科で日本イチだと言う。


へぇ~程度で聞き逃していたのですが、
(・・・というか、息子を重病化したくなかった。そこまでしなければならないのか、と逃げてたんですねぇ。)

アトピーの症状もだいぶ落ち着いて来て、どちらかと言うと、食物アレルギ-の方が深刻化していた1才過ぎ、偶然にも向かいのママ友達が学生の通っていた、また行き付けの美容師さんからも同じような話を続け様に聞きました。


もちろん、インターネットでもいろいろと調べました。

何種類もの軟膏を重ね塗りする重層法という治療をする事、
ステロイドを含む、含まないと賛否両論が有る事、
予約まで半年~一年かかる事・・・
先生が高齢(85才?)で、・・・後がない事。


その頃の息子は夏の盛りで汗をかいてかゆみが増す、ああどうしよう、
こんな時さっと塗れて安全な軟膏が有ればなぁ・・・

幸い症状はだいぶ落ち着き、アトピーに対して、ドシンと構えれる様になった私は、
「やってやれる事はやってみよう!試せることは試してみよう!(先生死んでは大変だ!)」
一番酷い時を慌てふためいて過ごしてしまった分、何か吹っ切れたように感じました。


「電話は出ないよ」
はぁ?今どきそんな病院があるのか?
半信半疑で受診依頼の「お便り」を出しました。

半年は覚悟していたのですが(先生、ご無事で・・・だけを祈り)
何と!2週間後には受診予定日の連絡が来たのです!

(その間、よさそうなクリームやら、ナントカオイルやら、買ってしまってたよぉ。だって、なんでも試してみるって決めたんだものぉ。無駄金。。)


受診予定は一ヶ月後。

届いた封筒には、病院までの地図やら周辺宿泊施設、受診の心得等が同封されており「とてもお困りのようですから、たくさんまっておられる患者さんがいらっしゃるなか、特別に早期受診します(強調!)」のような事が書かれておりました。

その日から(るるぶ片手に)受診の日を待ちました。

続く・・・



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