tibet ②

◎チベット 2日目 2002年 9月3日◎


AM8:00ごろに日が昇る。
中国ってあんなに広いのに、時差がない。なんじゃそりゃ。
きっと8:00ごろが6:00なんだろう。。。

私は朝が苦手なので朝ご飯は食べない。14日で、3日だけ食べた。

この日は『ジョカン』というラサの中心にある大きなお寺へ。
チベット仏教ゲルク派の三大寺院の1つ。
中に入ると、僧侶がお経を唱え、お参りに来た人に何か書いてあげてた。 (おふだみたいな?)
階段で上に上ると、天井はなくてラサの中心部を見渡せるようになっていた。
おじいさん僧侶に「タシデレ~」 (こんにちは) というと
「タシデレ~」と返してくれた。

部屋がいくつかあって、事務所とか僧侶の部屋になってる。
サンタさんがプレゼントいれるようなおっきい袋が部屋を仕切るようにたくさんあって
「なんだよう?」とよく見たらお札だった。。。そう、 お賽銭。
こんなに無造作に置いててよいのでしょうか…。まぁ盗まないね、こんなところで。

で、ココにはお経が缶のようなものに書いてあり、それが壁一面に貼り付けてある。
それをゴロゴロ廻しながら順番に周っていくと、お経を唱えたのと同じご利益があるのです。
それをやっている人が多数。そして『マニ車』。
その缶みたいなのを棒につけて手に持ち反時計回りに廻すと、お経を唱えたことになる。。。
というものを、比較的お年を召した方が持っている。

お寺に来る方はみんな慈悲の心に満ちている。。。
パンチェンラマ(*1)という先代の法王を拝むのに、列をなしているのだけど、
私達が「どこから並ぶんだろう?」とうろたえてると、おじいさんが手招きして列に入れてくれる。
パンチェンラマのご本尊さまのところの祈祷の仕方も独特なんだけど、僧侶の方が
教えてくれた。

みんなバター灯という、ヤク (高山にいる野生の牛) からで来たバターを蝋にしたもの。
いろんな部屋に、『観音菩薩』とか色々な仏像がある。ほんとうに壮大で美しい。
敬意を表さずにはいられない。

遠くの地方から五体投地(*2)をしながらこのお寺まで巡礼にやってくる人もいるという。
お寺の前でも朝から晩まで(夜中でも)五体投地をしてお祈りしているひとでいっぱい。

(*1)パンチェンラマ…ダライ・ラマと同じくチベットの最高位の高僧。
代々輪廻転生するとされていて、ダライ・ラマと交互にゲルク派の最高位を継ぐ。
現在はダライ・ラマ14世が法王(亡命政府へ亡命中)。本来は、ダライ・ラマ法王の写真が街中に飾られているはずだが、中国政府から禁止されているため、先代のパンチェンラマの写真が飾られている。次世代のパンチェンラマについても中国政府と闘争中。

(*2)五体投地…立ち姿で両手を合わせ、①ひざ②手③腕を伸ばす④全身 という順番で地面に体をつけ、全身で祈祷する行為。その場でやることが多いが、この行為で腕を伸ばす時に前に進みながら、『ジョカン』の周りを廻り続けたり、巡礼にやってきたりする。一番の修行になる。その場合、手や胴には滑りやすく痛くないように固いもの(ダンボールとか?)をつけている。


◎チベット 3日目 2002年 9月4日◎


高山病で何人かは倒れた。
1人は高熱、1人は入院した。何人かも具合いが悪い。

今日はダライラマの夏の離宮である 『ノルブリンカ』 見学へ。
『ポタラ宮』より少し離れたところにあって、敷地内にはなんと 動物園 もある。
(鹿がいた)

「夏の離宮」だけあって寒い。大体チベットは富士山と同じほどの標高にあって
夏だって秋ほどの格好をしないと寒い。乾燥してるし。
涼む必要はないんじゃないのか…??
でも法王だもんね。。。離宮は必要だ!!

とにかく立派としか言いようがない。とにかく広くて、きらびやかで。
敷地の中にはダライラマのお母様が住んでいた家もある。
(出家僧とはいえ、ダライラマになると両親を側に置くことことが許されるらしい)

丁度雨が降っていたので、とにかく寒かったことが1番記憶に残ってしまった。

病院みたいなところに連れて行かれ、昼食の時間になる。
「一体ここはどこなんだ!この食べ物はなんなんだ!!」
ツアーっていうのは得体が知れないのが困りどころ。。。
でも、じゃがいも料理はやっぱりおいしい!!
(チベットのジャガイモはおいしくて有名)

一度ホテルに帰り、次の 『じゅうたん工場』 の見学へ。
何せ慣れない土地(気圧が)だから、休み休み動かないと高山病になり兼ねない。
だからゆっくり、ゆっくり行動!!

なんだかめんどくさくなったけど『じゅうたん工場』に行った。
チベット仏教の黄帽派、3大寺院のひとつ『デプン寺』の入り口にある工場。
工場っていっても、小さなコンクリートのマンションみたいな建物があって
その中でひたすらじゅうたんを編んでる。

小さな建物の中にたくさんの織り機があって、体験させてもらえる。
大きな庭には、おっきい鍋みたいなのがあって、その真ん中にヤカンが置いてある!
ソーラー発電みたいなかんじ!?
チベットでは太陽熱を利用してお湯沸かしたりするみたい。
(それだけ日差しが強い。。。毎日日焼け止めガンガン塗りたくってた!!)

羊の毛を毛糸にする人がいて、
「タシデレ~!」 (こんにちは)
って建物の中に入っていくと何人かおばさんが照れくさそうにアハハと笑う。
かわいい!!純です!!

そろそろ帰るか~ってときに、工場のおじさん数人が友達の
「地球の歩き方チベット編」
を熱心に読んでる。

「おー!ここはラサだ!!ジョカンだ!!」
「こんなとこあるんだなぁ~」
「ここに親戚がすんでるよ!」

みたいなことを (すべて想像) おじさん同士でおしゃべりしてた。
そのうち 「この本くれ!!」 と言い出しちゃった。
友人は「ヤダ!!返して!!!」って必死にさけんでた。。。

なんだかそのおじさんたちと友人の姿がかわいくて面白くて、吹き出しちゃった!
「いくらなんだ?」って聞いてきたから「すごく高いんだよ!」って私が答えた。
友人はもうおじさんと話したくないみたいで。
私は本あげたいなーーって思ったけど、まだ初日だしなぁ。。って思ってやめちゃった!
ごめんねおじさん!!

でもどこに行ってもガイドブックは引っ張りだこだったな。
珍しいんだろうね~。


そろそろ日本食が恋しくなって、欧米人でいっぱいのレストラン
『ラサ・スノーランド・レストラン』へ晩御飯を食べに行く。

ヤクのお乳でつくったチーズケーキ、ヤク肉のミートソーススパゲッティ
ヤクチーズのピザ

などを食べた。すっごいおいしい!!
ヤクのクセはやっぱりあってチーズケーキはちょっとムリだったけど、
ミートソースは全く変わらない!!
値段は高かったけど。。。でも満足☆




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