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2005年08月13日
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カテゴリ: イギリス映画


2001年   イギリス/ドイツ/オーストラリア
ケイト・ブランシェット   ビリー・クラダップ

1943年、第2次大戦下。看護婦のシャーロットは、ロンドンに向かう列車の中で役人のリチャードに声を掛けられパーティに誘われる。出席したパーティでシャーロットは英空軍のパイロット、ピーターと知り合い、たちまち恋に落ちる。また、リチャードから堪能なフランス語の能力を活かして、ナチス占領下のフランスでレジスタンス運動に参加するよう持ちかけられたシャーロットは正義感からこれを引き受ける。数週間後、ピーターがフランスで消息不明となると、シャーロットは危険を顧みず諜報員として南フランスのレジニャックへ降り立つのだったが…。

戦争中のロマンス映画として小粒って感じがした。
だけどこれだけの演技派を揃えて制作しただけあって観終わった後に心にずっしりとくるものはありました。
第二次世界大戦中の話なのでユダヤ人の迫害が随所に盛り込まれてるけど、何度観てもこの行為は気分が悪くなります。
ユダヤ人というだけで子供までが虐殺された歴史・・・。
ほんまに悲しくなります。
映画を作るうえでリアリティーを追求したためにユダヤ人の迫害を描かなければいけなかったんですね。
出来ればフランス人になりきってるシャーロット・グレイに英語で話しかけるのはおかしいのであのシーンはフランス語にしてほしかった。

ケイト・ブランシェットは本当に演技が巧い!
大袈裟やけど心に響く演技をします。
特にこの映画や【エリザベス】のような映画に出た時に彼女の良さが発揮されると思います。
なんか【バンディッツ】系の映画の彼女には魅力を感じないです。
そうそうジュリアンの父親役のマイケル・ガンボンを忘れてはいけません。
メチャクチャ渋い演技をするんで観る価値ありですよ。

【ネタバレ】
列車で連れ去られる子供達にタイプライターで手紙をうつシーンは名場面でした。

評価★★★☆☆(3.1)





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最終更新日  2006年11月22日 23時07分06秒
コメント(8) | コメントを書く
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Re:シャーロット・グレイ(08/13)  
ケイト・ブランシェットってホントに
演技力ありますよね。

”エリザベス”は作品的にも大好きです。

この映画と”ヴェロニカ・エリン”は
ずっと気になっているんですが、ちょっと
重そうなので、手が出ないでいます。 (2005年08月14日 00時15分01秒)

うむ。  
pannie  さん
ロマンスは苦手なんだけど、重みのありそうな作品ですね。
ユダヤ人迫害は、どの映画で観ても許せませんね。絶対。 (2005年08月14日 00時41分14秒)

カイザーソゼ2世さん   
あつぼう~  さん
この映画の彼女の演技には圧倒されます。
メチャクチャ美人ではないと思うけど、存在感は抜群です。
エリザベスは名作ですよね。
なんか続編が出来るって噂があったけど・・・。
あつぼうもヴェロニカ・エリンは手が出ないです。
でも観てみたいかも。
(2005年08月14日 08時01分15秒)

pannieさん   
あつぼう~  さん
ロマンス部分は結構抑えられてますよ。
シャーロット・グレイの生き様に焦点が当たってます。
ユダヤ人迫害ってあまりにも悲しい出来事なんで観ていて辛いです。
最近は自分の子供をダブらせてしまうのでさらに辛いです。
(2005年08月14日 08時03分15秒)

これも  
見てないなぁ(苦笑)。
【バンディッツ】の方見てたから、彼女の魅力はまだ理解してません(爆)。
(2005年08月14日 14時23分52秒)

おっちゃん改さん   
あつぼう~  さん
【バンディッツ】ではなかなか彼女の魅力を感じれないですよね(笑)。
彼女の魅力を知るためにもちょっと観て欲しい1本です。
(2005年08月14日 22時37分08秒)

Re:シャーロット・グレイ(08/13)  
PINGE  さん
カヘの方に感想書いてまして、その中で
「フランス潜入に踏み切ったり、命懸けでユダヤ人の子供たちを追いかけある物(例の手紙)を渡したりする彼女のエネルギーの源が、強く細やかな愛情であるというところが、女性の監督が描いたこの戦争映画の美しさだと思う。」なんちゃって書いておりました。
手紙を大急ぎでタイプするあのシーン良かったですよね。
(2005年08月21日 23時46分10秒)

PINGEさん   
あつぼう~  さん
たしかに女性監督ならではの演出も多々ありましたね。
カフェに書いてたPINGEさんの文章はいい所ついてますね。
最初はあのタイプライターで何を打ってるんやろうって疑問に思ったけど、まさかあんなにいいシーンになろうとは・・・・。
(2005年08月22日 19時04分41秒)

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