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来月、3月15日(土)に、福岡天神アクロスで、午前一つ、午後に一つ、二つの講座を開催します。午前中の第一部「初めて会った人が仲良くなる方法」鮫島宗哉が、コーチングとファシリテーションの良いとこどりのスキルを「場つくり」と「人と仲良くなるには」の視点で、ご案内します。以下チラシから。;:;:;:;CWA シリーズ 「ファシリテーション」inアクロス「初めて会った人が仲良くなる方法」~場を作るとは? そして人と人の絆を作るには?~開催日 : 2014年3月15日(土)開催時間 : 9時30分~12時00分会場 : 福岡天神 アクロス 東オフィス棟10階アクサ生命 大会議室。定員 : 20名程度鮫島宗哉が、 アナウンサー、アドマン、そしてコーチ、ファシリテーターとしてこれまでのコミュニケーションの仕事、42年間の中で培った経験と知識のサワリをこのワークに込めました。進行:鮫島宗哉/アナウンサー・コーチ・ファシリテーター 3月、4月は色々な人と別れ、出会いが交錯する季節ですね。皆さんは、初対面の方に気軽に話しかけられますか?今の世の中、コミュニケーションがすべてといわれ、巷にはさまざまなハウツー本も出回っています。皆さんそんな本を手にとって学ぼうとされたことありますか?「コミュニケーションの本沢山読んだよ!」ですか。読んでみていかがですか?読んでも、「?」でしょ!いくら読んだって、実際にやってみなきゃわかんないものがコミュニケーションの手法。やってナンボが、コミュニケーション。私の専門のファシリテーションも、コーチングもやってみることができる「場」が大事なのです。そして、テーマである、その時のコンテンツも、重要な要素です。今回、コンテンツは「初めて出会った人同士が仲良くなる方法」とにかく体験、体験、体験で、練習してみる「場」を作りました。そして、実感、実感、実感!を得ていただこうとおもいます。これを身につければ面接も婚活も就活も、新人研修も何も怖くない、むしろ楽しみになってしまうでしょう!”僕たちは、ほんとはもっとみんなに自分のことを知ってほしい、そして同時に僕たちはあなたたちのことももっと知りたいと思っているのです。”そのためには、ちょっとした「フレームと技法」を知ることで、それは、解決可能なのです。「へー?」と、思われた方は是非、いらしてみてください。さあ、「初めてみんなが出会うその時、僕たち私たちの新しい時間と空間!」どうぞお楽しみに!進行内容は、まだ秘密です。どうぞ「身体一つ」と、「明るい気分」を、ご持参ください。当日のお越し、楽しみにしています。行き当たりばったり、イエ、当意即妙、いや、臨機応変なファシリテーションを一緒に楽しみませんか?お問い合わせは このブログの問い合わせあるいはコメントで、
2014.02.22
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コミュニケーションの勉強会の活動に、この10年参加している。コーチングを学び始めたことがきかっけで、テーマを立てて学びあう仲間との切磋琢磨に多くの、気づきと、チームワーク、リーダーシップなどについてのヒントをたくさんもらっている。私の主な、コミュニケーションの学びを得ている参加グループは、日本コーチ協会、日本ファシリテーション協会、それと、「学習する組織」という本をベースにした「LOLO1丁目」の3つ。ファシリテーションを学ぶ仲間は、運営に携わってもいた運営委員は、定例勉強会での企画から開催までのすべてを体験している。人前で、あるテーマに沿った企画を、組み立て、実際に人前でリードするというまさにファシリテーションを実践実感していく。ある日の定例会開催後、担当の仲間の一人とのメールでのやり取りをご紹介する。生き生きと、人前で何かをする体験からの興奮が改めて伝わってくる。;:;:;;:;:K・Nさん鮫島宗哉です。土曜日は、お疲れ様でした。今回企画をKさんにおっつけ、ほおり投げた当事者?としては素晴らしいご自身の振り返りを拝見して やはり、よかったと安堵しています。 初めて定例会に参加された方の中には 当初から、きわめて印象深い雰囲気の人がいます。 最近では、A。Hさん、S.Mさんなど僕にとってはそういう方です。そして、このグループを超えても大事な仲間になってくれています。 Kさんにも当初からそんなイメージがありました。 先の7月定例会で、企画チームとして我々運営メンバーからの要請に手を挙げてくださったときに内心シメタと思ったくらいです。そしてその後、打ち合わせを経て”やってね!”という、正式な担当決定はほぼ数日前でしたね。当日プログラムをまず自分自身のものにする準備そして当日、それを進行してく決意そのあたりから、前に立つ意味合いと価値がKさんに化学反応をおこしたのでしょう。インプットは、アウトプットが前提となるとまったく違うものになる、僕自身の体験的学習法ですがKさんも見事にはまっていただきうれしく、内心ニヤニヤしています。すっかりはまってまたすぐ、次回の、登壇機会を得てファシリテーション、やりたくなりますよ。その時は、テーマからKさんが最初から企画し、考え、組み立て皆へ提示ができるのです。もう一度おなじ企画メンバーで何か新しいテーマで、やってみることができたらということもも楽しみです。メールでとびかっているAさん、Hさんのフィードバック、各人自身の気づき・振り返りも的確で、合点の行く、感想でした。 私自身は なるべく参加者目線で、ワークに参加し後で、フィードバックをと思っていました。おせっかいならないよう気を付けたことが結果は、ほとんど何もしなかった時間になりました。それは、それだけ、Kさんが、堂々と落ち着いて、初めてのファシリテーター体験をされていると見たからでした。振り返りの時間で、参加の皆さんからのフィードバックでのホワイトボードへのグラフィック進行は、ご自身のことについての内容だったのでKさんが自ら書くのはちょっと大変でしたね。そこは、私がグラフィックを変わってサポートできたタイミングだったのに何もせず、ごめんなさいという気持ちです。”何かをやってみて気づいたとき、人は成長する”、これは真実です。また前へ進みましょう。今回企画チームメンバーのA.Hさん、Hさん Mさん、そしてH.Tさん ありがとうございました。また、やりましょう。楽しみにしています!;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:>みなさま、おはようございます、K。Nです。>先週土曜日はお疲れさまでした。>私にとって、学び、得るものが多かった一日でした。> >元々、前でなにかをしてみたいという考えはあまり持っていなかった自分が、>前で話してみたい自分に変わったのは、FAJに来ている皆様と話してきたからですね。>「前に立つと学びが多い」「なによりも場数が重要」その話を聞きながら、>なにかしたい、という思いが醸成されていったように感しました。> >定例会、>失敗が前提ではありませんでしたが、>なにもかもがスムーズに行くなんて思っていませんでした。>ただ、都度真剣に考えて進めました。> >しかし、場数が足りないからワークごとの時間配分(増減)や、>参加者の顔を見ながらなにが必要かを考えること、それができない。>じゃあ、ここでこのように変えたらどうか、>でも、その先のイメージはうまくいくイメージにしかならない、>うまくいかない場合の想定が出来ないと、色々と場に働きかけをすることにためらい がうまれるな、と。>挑戦の1日であったのだから、もっといろいろ試行錯誤できればよかった。>(それも、場数が増えてくればきっと出来るはず、ですね。) >自身の至らないところが浮き彫りになるのは、やはり前に立ったからだと思います。>受身の参加では苦悩や気遣いはわからないですね。>所作、立ち居振る舞い。何度も経験して良いものが身についていれば、>参加者の立場でももっとワーク全体を俯瞰してみることができるかな、と。> >1.私の意識が時間配分や進行にばかり行きすぎ。>(早めることだってOKですよね、場の準備が出来ていれば。>また、自然に進めることが出来るようになっていれば、話し合いにも入っていけるよ うになるかな) > >2.進み方のイメージが説明不足で、不安・戸惑いを感じさせた。>(元々の意図があるとしても、参加者の顔をもっと見る必要があった。) > >3.もっと楽しい雰囲気を出したかった。>(私の緊張が、場に伝わってしまったと思っています。反省。) > >4.相方(ペアー)のA,Hさんに甘えすぎた。> >5.ワーク1でグループ分けする際は、一度全体共有をすればよかった。> (話してしまうと時間がかかるから全員で眺める感じで、> そのうえで、面白そうなテーマどれ?→じゃあ、そのテーマで話したい人、> これを繰り返してみたりして、小さなチームを作っていってもよかったかもしれない) > >6.構造化は、シミュレートが甘かった。> >------------------------------------------------------>「よし、きっとうまく進行できるだろう、じゃあ定例会担当したいって手をあげるか」>なんて考えていたら、いつになるかわかりません。>まずやってみる、大事ですね。> >チャレンジする機会をいただき、>暖かいフィードバックをいただいた皆様や参加者の方々に感謝です。>これからもチャレンジしていきます。
2013.09.12
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来月、福岡市赤坂にある青年ボランティアセンターで、ミニセミナーを開催する。タイトルは「超初心者のためのファシリテーション入門」FAJ日本ファシリテーション協会というNPOの活動をほぼ丸9年僕はかかわっている。さて、「ファシリテーション」という言葉の認知度は残念ながらなかなか向上しているとは思えないのだ。多分10%あるかないかなののではと改めて思う。もっと気楽にファシリテーションを考えてみたい、そう思った。ファシリテーションとは、「場をとらえ、関わり、そこに働きかけ、その場に居合わせる人々がみな幸せになること」と僕、鮫島宗哉は捉えている。企業の会議室にはもちろん、地域の合議に、学校の授業に、そして家庭で夫婦や親子のコミュニケーションにも、それはあるのだ。僕は、スーパーのレジの列にもファシリテーションはあると思っている。自分よりレジの後ろのお客がもし、たばこひと箱をもっていたら、お先にどうぞ、と言ってあげるのもファシリテーションだ。人と人の関係をもっとよくしたいと思っている方、そんな方には、ファシリテーションという、コミュニケーションの見方、技法はお役にたつ時間になります。お一人での参加、もちろんOKです。職場や、学校の友人や、お仲間、周囲の方を伴われて参加されると実は、その後の効果はより増進し、実践しやすいのではとも思います。これまで、職場での会議の実施や運営に、悩みや疑問、また何とかしたいという意欲を持っている方がいらしたら、きっとお役に立てると自負しています。”超初心者向け”、と銘打ったのは、出来るだけ、平易に、易しく、気楽に、コミュニケーションの場を満喫いただきたいと思っているからです。ファシリテーター、ビジネス・コーチ、そしてアナウンサーの鮫島宗哉のパフォーマンスに、ご参加ください!”行き当たりばったり!?、イエ、準備万端!、当意即妙!、臨機応変の!!!「ファシリテーション入門講座」開催デース!かなり楽しいコミュニケーション時空間になりますよ。ご参加ください!;:;:;:;:;;:「超初心者のためのファシリテーション入門」 開催期日 : 2013年6月8日(土) 18:30 受付開始 18:45~21:15 場 所 : 赤坂 青年ボランティアセンター 6階 あすみん 募集定員 : 20名程度 申し込方法 : ここのメッセージ欄をご利用ください。 ;:;:;:;:;周囲の方で、興味をもたれそうな方がいらしたらお声をかけていただけたらありがたく、よろしくお願いします。
2013.05.23
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今年の5月、日本ファシリテーション協会(略称 FAJ)のフォーラムが名古屋で開催された。そのFAJ の設立時に力を尽くされた一人に池田隆年さんがいる。社団法人「日本経営協会」で理事をされている方だが名古屋で久しぶりにお会いして、お話をする機会があった。池田さんは、FAJのHPにソーシャルキャピタルという概念について24回にわたって、コラムを書かれている。この内容は、ファシリテーションが社会的関係の発展に役立ち、その結果「良い関係」は増幅され、スパイラルになるという内容。説得力に富む立派なレポートで、読みやすく素晴らしいと私は思った。当日、FAJのレポート、素敵だとお話したことから、その後池田さんから、後述の2冊の著書をお送りいただいた。しばらく読み終えるまで時間がかかったのだが「社会関係資本とファシリテーション」「地域経営の創造性に向けて」の2冊。それぞれ、1ページに約1500文字で、80ページ、もう一冊は、122ページの冊子と呼ぶにはもったいない、大著だ。今日は、「地域経営の創造に向けて」を紹介したい。サブタイトルは、~コトづくりとソーシャルインノベーション~新しい仕掛けを創る地方自治体職員という長いタイトルである。冒頭に、地方自治体とその職員たちの地域創造への継続的な事業手法についてと述べておられる。私自身は、行政には属さないが仕事で、多くの公務員の方との接触がある。今の自分のコミュニケーションの仕事への関心をよりいっそう励ましてくれる大変示唆に富む、そして、ワクワクする感じで読み進んだ。どのページにも印象に残るフレーズが一杯、少し紹介。「良いニュースは自ら作る」「メディアになる」「モノとモノづくり」から「コトとコトづくり」へ「公共性の捉えなおし」「我々は何のために存在するのか」「暗黙智の共有化」「ブランドは、消費者の心の中に何らかの価値を植え付け、育てる力を持つ」「参加・経験・驚き」という仕掛けがエンターテイメント「アト始末でなくサキ始末」「フィードフォワード」(フィードバックではなく!)「内部顧客という考え方」「P71のコミュニケーションの役割機能の図」「可能性のいちば(市場)」「感情を言葉にし、比喩にし、物語にする」「ダライラマのことば:肯定的な感情は熟慮の末に起こりやすい、否定的な感情は無意識のうちに生じる」「合意形成とは、お互いの価値の届けあい」「P83は、示唆に富みすぎのページだ」「小さな差異を大切にする」「あそこには何かあるという期待感」etc‥ちょっとメモから抜粋してみても、改めて刺激的なキーワードばかりの本だと感嘆する。私はアナウンサーの経験から「日本語や思いを言葉へしていく」そして、広告マンの経験から「戦略的思考」定年してコーチングを学び「行動への道筋」この3つをバックグラウンドにして今の残りの人生の仕事をコーチングやファシリテーションの普及に力を尽くしたいと思っている。コミュニケーションの手法を自分の内部に向けえられる自己発見が外の方向へ向かって、他者発見に展開しそれが複数の人々との関係になると、仲間、組織(企業)、地域発見、社会、世界へとなっていく。そういうネットワークの道筋の成果が人々のコミュニケーション力の価値、意味ではと思う。”共有ビジョン”とは結局結果は「文化」のことなのだと最近ピーターセンギの「学習する組織」の学びの中からも感じ、関連で広がっていくことがますます楽しいのだ。ぜひ、ハードカバーの本として出版の実現の時こそ私自身は、まさに「可能性のいちば」ではと期待する著作だ。
2010.12.13
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勉強会のレポートをこの2日間したので、このLOLO1丁目という「学習する組織に関する勉強会」について紹介したい。以下、会の紹介から。福岡で開催する「学習する組織」の勉強会のメンバーとこの活動に関心を持たれる方のためのコミュニティです。 1.会の基本理念は? 1)LOLO1丁目は、 - 何かをよりよくしようと願い、何かを実践しようとする人たちが、 - オープンなネットワークをつくり、 - 「学習する組織」について、相互学習する場です 2)LOLO1丁目は、「学習する組織」を学ぶ会のあり方や運営自体も、「学習する組織」でありたいと考えています 2.名前の由来は? 1)「LOLO」は、Learning Organization of Learning Organization (「学習する組織」を学習する組織)のことで、 「ロロ」と読みます 2)「1丁目」は、この会がスタートしたときの思いを名前に残しておこう、ということで、つけられました。つまり、実践に向けた学習のネットワークをつくりたいという思いをもった人たちがある日、ある街の1丁目に集まって、立ち上げを企画したという出自を示すものです 3. 基本的な原則は? 1)LOLO1丁目は、オープンな場です ・会の主旨に賛同し、この会に参加したいと思った人は、どなたでも適任者です。知識や経験の有無、所属する組織等は問いません ・多様なバックグラウンドをもつ人がネットワークをつくることで、 変化を生み出す力となると考えます 2)? LOLO1丁目は、安全な場です ・メンバーは、お互い敬意をもって接します ・ メンバーは、お互いの発言や自己開示を批判しません 3)? LOLO1丁目は、相互学習の場です ・ 会は、メンバーの積極的な参加を通じて運営されます ・ 学習にあたっては、グル(導師)も、先生もいません。ダイアログ(対話)というメソッドを通じて、お互いに学びあいます (No Guru, No Teacher, but with method) ・継続的な学習によって、メンバーと組織の力を高めます以上。関心をもたれた方はお問い合わせください。
2010.12.12
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私が参加している「LOLO1丁目」という名前の勉強会がある。LOLOというのは”学習する組織”を学習する組織、!?のことで「Learning organizasion」by「「Learning organizasion」を省略し、LOLOそして「1丁目」の意味は、勉強会会場が、福岡市内某町内の1丁目にあるところからのネーミング。月一回の開催で、今年の8月で13回目だった。昨夜は、その14回目にあたったがゲストスピーカーを、招くことが出来たのだ。小田理一郎さんという、システム思考の日本での第一人者で、ファシリテーターである。昨日、小田さんに2時間ほどの勉強会のスペシャル編としてシステム思考をネタに、いろいろとお話を聞こうという時間を持ったのだ。当初、小田さんから、学習する組織の著者のピーターセンギ(センゲではないそうだ)の話や、アダム・カヘン(未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術)について話題を提供していただこうかという話もあったが打ち合わせでの小田さんのかもし出す雰囲気がとても素敵なのだ。19時からの勉強会の前に進行役をおおせつかった私は事前打ち合わせの時間を小田さんと持ったのだがこれがとても楽しい会話だった。何かの理論を懸命に打ち込んでいる人のオーラというのが彼にもある。それは、オーラといっても周囲を威圧したり、ここにありと言った光を放つものではなく穏やかで、朗らかで、心地よい空間をかもし出している。大変フランクな姿勢でいてくださってその雰囲気を、本番でもそのまま皆さんに向けてもだしていただこうと思った。私が質問を小田さんにして、それに答えながらこれまでのシステム思考との出会いや自分に与えた影響など、うかがえたらと思った。参加者からも質問を同時に受けてと思ったのだが日本ファシリテーション協会の仲間である参加していたMさんが最初に手を挙げた”小田さんは、どうして「システム思考」を信頼できる理論だと思ったのですか?”この質問に答える形で小田さんの話がスタートしたのだがこの展開は小田さん自身にもよい質問だったとのこと。システム思考について日本の第一人者から直に話しをいただくという機会はめったにない素敵な時間だし、参加者は12人と多くはなかったがそれだけ親密な密度の濃い時間となった。小田さんの著書の一冊位を事前に目を通しておこうとトライしていたものの読み進むのが大変なところがあったのがこの本。「なぜあの人の解決策はいつもうまく行くのか」枝廣淳子+小田理一郎 著 東洋経済新報社システム思考を一番易しく書いてある書籍と聞いて僕には難しいなあと一瞬気持がメゲていたのだが嬉しいことに改めてもう一度読む気持が、ムラムラとおきた。小田さんの「システム思考」との出会いきっかけが、フーズフー誌のインタビューに答えようとしてそれまで自分は社会貢献行為を何もしていないことへ気付き、そこから行動が始まったというのもナマで聞けるお話こそのものだった。思いを言葉に、言葉を行動にそして行動は習慣に、習慣は人生になるというが、そのままの展開だなあ。社会貢献の思いがNGOへのサポートという行為へ、その後共著もある枝廣淳子さんと出会い、その先に恩師とあおぐデニス・メドウスにたどり着く。さらに「もし世界が100人の村だったら」のドネラ・メドウスにつながりというご自分の半生そのものがシステム思考で捉えられるというあたりは大変エキサイティングで「対話スタイルでの、講話?」だった。地元大手企業のサラリーマンのS.Mさんの仲立ちで、これまでも「シナリオプランニング」の西村行功さんや元ホンダ技研の小林三郎さんなどそれぞれの著書に接する前に、当のご本人から話を伺う機会をいただいている。これは大変刺激的なこと。今回も小田さんのお話もこれまで以上の刺激をいただいた。学習する組織の勉強会であるLOLO1丁目の2年目の勉強会への更なる意欲付けもいただきチョッと知的に集中した時間を過ごしたのだった。
2010.09.02
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福岡市環境局の主宰する青少年のためのエコライフの推進事業として「U-30」事業というものがある。U-30、つまり30歳以下の若者対象に、エコライフを意識し、実践してほしいという願いをこめた市の活動のひとつだ。この「U-30」に3年前から、学生と市をつなぐ立場で、ファシリテーターを依頼され、夏から暮れにかけて、学生たちとの交流接触を楽しんでいる。最初の2007年は、九大、九大大学院、福大、北九市立大の学生グループ7人たちが、地元のコミュニティラジオで、エコをテーマのラジオ番組を制作するという活動のサポートをした。昨年は、大村文化学院の学生たちと大濠公園の清掃活動をテーマにした。今年は、S大のマーケティングゼミの有志7人が、自分たちの考えるエコライフをテーマに、小冊子を作り、福岡の市街や各大学のキャンパスで配布したいと事業応募し、採用された。私は、このチームをサポートしている。女子学生がリーダーを勤めることが多いのが最近の特徴で、メールで、時々、相談のメールを送ってくる。男子3人、女子4人のグループだがなかなか、会議の時間が守られなかったり役割分担どおりにみなが動かないことがあるようだ。リーダー役の彼女は、そのつど小さな胸を痛めている。こんなメールがあった。”こんばんわ。 ご相談があります。 なかなか行動をしてくれないH君には 私たちの想いを伝えました。 受け止めてくれたとは思います。 一応、今日中にこれからどうするつもりなのか、 担当している仕事を、もう一度するのかどうか考えて、 メーリスで決意表明を今日中にしてくださいと伝えてあります。 集まろうとしているのですが メンバーがインフルエンザになったりで、 なかなか集まれず、また上手くまとめることができません。 申し訳ないのですが、 チーム内のいざこざはもちろん、こんどの発表の形態でも とても迷っているので、相談にのっていただきたいです。 まず私たちが全員集まることが出来るのが、大事だと思うのですが いつだったらご都合は良いでしょうか? 場所は、教室を借りることができます。 私の力不足を感じています。 よろしくお願い致します。 Y.H ”;:;:;:こんな風に返信した。「こんばんは、 メール拝受しました。 時間が決まったら連絡ください。 Y.Hさんの真剣で真摯な思いは きっとみんなに伝わると思います。 それから、 どういう話し合いになったら 7人がグループではなく、「チーム」として みんなにとって良いのかを良く考えましょう。 ”みんなにとって”と言うのは、リーダーである Y.Hさんにとってもという意味でもあります。 何を得ようとする会議かよく考えておいてください。 全員で合意したいことは何か? 一人一人が当事者として自覚し行動するよになるには 何が重要か、順位付けも大事です。 会議をする時は、まずリーダーである自分が準備する、 つまり、みなより、イメージを先に描いておくということ。 そして、会議では、自分が言いだしっぺになる 自分が最後はまとめる でも 会議が始まったら、途中は、 皆に自由にたくさん発言してもらう 発言しやすいための配慮は全部トライする これは、「決意がいる」ことだとおもいます。 そして、会議の締めは 皆に、役割はどうする? いつまでに、何をやる? というチェックと それを各人が、自分たちの責任と才覚で、 会議の場に対し、コミット(同意と約束)をするように エンディングに持っていくのです。 それから、 これまでの振り返りをする場合は よく出来なかったことは 後回しにして良いのです。 まず、最初は、うまく行っていることを ブレーンストーミングのように 出しあい、共有、共感から始めてはいかが。 だからといって、もし意見が異なったり、対立しても コンフリクトを恐れないこと、 むしろだから、解決したら嬉しいというスタンスでよいのです。 会議での、机や椅子の並べ方も大事です。 会議の発言は、黒板に書き出すこと。 経緯を記録し、みなに、レポートすることも 問題把握、解決の道筋探し、 まとめる力になります。 チャレンジしてみましょう! Y.Hさんならではのリーダーシップ、 自信を持って発揮してください。 これだけの思いをもっているY.Hさんならば きっとできると思っています。 良い成果を期待しています。」
2009.12.08
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毎月第1土曜日、今月は5日、日本ファシリテーション協会九州支部の定例会、九大箱崎キャンパスの教室を借りて開催された。2009年も最後だねとテーマは「振り返り」。田坂逸朗九州支部長、会員の峰さん、清川さんら3人が、ファシリテーター役で今回の企画を考えた。3つのテーマが示される。1、「ロジカルに振り返りをしてみる」2、「ナラティブな振り返り」3、「振り返りをファシリテーションする」僕は、3に参加。「振り返り」という言葉からそれぞれの感じるイメージを自由に話すことから始まる。ファシリテーションの「共有」というファーストステップだ。出てきたのは、「復習」、「ポイントの確認」、「行動や計画のチェック」、 「反省」、「リスケジュール」、僕は、「ふりかえるとは、文字通り、立ち止まって後ろを眺めてみること、過去を意識すること」と時制で捉えてみた。”過去の思い出されるポイントを現在で、改めて考え、定着させ、未来へ繋ぐこと。”面白かったのは、”振り返りたくないという気持ち”がありますという発言。この人はSEだったが、業務で、「振り返り」とはある結果に対して、全部をやりきれなかったり不完全だったことが必ずあって、振り返るとそれが思い出されて、つらいというのだ。この発言が、わがチームの「振り返りのファシリテーション」の、論点を活性化する目玉になった。次のステップで、「振り返りは重い」、「ネガティブなこともある」などについて、発言が増えてきた。ここは「発散」という段階だ。振り返る事で、われわれは何を得ようとしているのか?と話が進んだ。”行動が伴わない振り返りなんて、意味が無い」という意見もでてきた。さて、「収束」を図ろうとする第3ステップで、振り返りは、いい、悪いであるよりも「節目」なのではというところへ落ち着いた。別のグループの発言にも似たような表現で「階段の踊り場」という言葉もあった。われわれのチームで説得力ある話となった「人によって、振り返りはつらい」、と、ネガティブとこともあることも確かだ。一方、振り返ることで、未来へのやる気や、行動計画が見えるというポジティブな面もたくさんある、いずれにせよ、振り返ることで、・自分をそこに確認する、・それまでの自分を定着させる、という意識は生まれる。この日九州へ出張中で、支部の定例会に参加されていた前FAJ会長の堀公俊さんが”私は、振り返りは、行動を伴わなくていいと思っています。まず意識するということでよいのでは”と発言があった。「行動にならなくても、いいのだ!」と、安堵の気分が僕の中にはあった。振り返りが行動をともなうこととすると振り返りはやはりつらいかもね。振り返る時には振り返りに徹しよう。振り返りを「節目」の1つとして、”習慣化できること”が大事だろう。行動は、その先に自発的に生まれる…かな?!
2009.12.06
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28日の夜、福岡天神の市の運営する施設、赤煉瓦文化館で、ミニセミナーを開催した。昨年7月まで、「声のレッスン・パート2」として,毎月一回勉強会スタイルでセミナーをやっていたがちょうど1年ぶりに開催した。当初、10名も来て頂いたらそれだけで所期の狙いは十分と控え目に考え、募集をスタートした。メール中心で、友人知人に案内、他はブログにも書いたように新聞のPR欄での告知等を図った。結局24人の方から申し込みがあり当日欠席などもあって17人が来て下さった。男性9人、女性8人。最年少15歳の高校1年生の男子から上は、71歳の私のご近所さんの団体代表の浜野巌治さん岩田屋コミュニティカレッジに2年前参加してくださっていた今82歳のおばあさま。職業は、学生、大学院生、主婦、教授、会社員、カラーアナリスト、コーチと多彩。皆さんが下さったメールから、一部をご紹介する。>今、昨日の楽しかったセミナーの余韻に浸っています。皆さん一人一人とお話したのは短いお時間ですが、心地よい刺激を受けました>来年の4月から、大学1年生にファシリテーションを取り入れた科 目を開講しようと思っており、セミナーで得られた良いところを取り入れたいと思います。感謝。>先日のセミナーの話しを妻に聞きました。家では無愛想な息子が明るく話していたと聞き、驚きと同時にうれしさが込み上げてきました>昨晩は、大変有意義な時間をセミナーという形で過ごさせて頂きまして、本当にありがとうございました。また、レジュメを送付して頂きまして、ありがとうございます。昨晩のことを振り返り、自分の中の知識と体験を固めて、自分から外に放出出来るようになるので、大変助かります。次回も都合がつく限り参加します。>昨日のセミナーはとても楽しく充実した気持ちで帰宅しました。ちょうど今日と明日カラーセミナーの仕事がありますので昨日のセミナーで得たことを活かしたいと思います。雰囲気作りは、とても大切ですね。昨日のセミナーのおかげで楽しくできそうな気がします。>楽しいセミナーでした。余計なことを考えないで、素直に受けましたが、内面の感情の変化に発見の多いものとなりました。漠然とコミニケーションに対する苦手意識を持ってましたが、個別課題に落とし込めて、今後何を変えればいいかがわかったので、すっきりしました。今後も、何が課題なのかを具体的にし対と思います。発見の多い楽しい開催をよろしくお願いします。>鮫島さんがずっと笑顔で、笑声で、なにか楽しそうにワークをされていたのが印象的でした。コンテンツの内容はさることながら、その表現方法、つまり鮫島さんの振る舞いに参加者が同調したことが、あれだけみなさんが楽しそうにしていたことの一つであるように思いました。コンテンツも、全てのワークでみなさんが楽しんでいましたし、実際最後にはあれだけお互いが仲良くなり、帰り際には笑顔で「お疲れさまでした」を言えていたこと、この事実はすごいことだなと思いました.皆さんの下さったメールはどれも今後,月1回開催をする「コミュニケーションワークinA」にとってすばらしい、激励のメッセージだ。次回、参加募集中!鮫島宗哉のセミナー開催第2回「コミュニケーション・ワークinA」福岡!タイトル:「声のレッスン:思いをことばにする練習」・日時:9月17日(木) 18時30分~20時45分・場所:福岡市天神 福岡市赤煉瓦文化館
2009.08.29
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“アナウンサーでコーチ・ファシリテータ-の鮫島宗哉が、学生むけの「コミュニケーション・セミナー」を開催!”8月28日(金)18時半から、場所は、福岡市赤煉瓦文化館こんなタイトルで、ニュースリリースを作成した。PRをしたい時、最寄の新聞社や雑誌社に掲載を狙って内容をあらかじめ作成してモデル記事にしておくがこれをニュースリリースという。プレスリリースという行為は、その原稿を新聞社へ入れ(送稿する)、PR担当として、新聞社にネゴし掲載にこぎつけることをいう。広告は有料で掲載ということが特徴だがパブリシティという形態は、その情報に、ニュース的観点から価値ありと新聞社が判断すると、無料で取り上げて掲載してくれることを狙うことである。広告に比べて、記事になると客観的で、情報性が高まる。すると、読者が純粋に予断を持たずに読んでくれるのではということで有効なコミュニケーションの手段の一つである。元、広告会社にいたのでそういうやり方は100も承知、であるが自分の主催するセミナーに関し、新聞社へ「パブ依頼」しようとは実は、発想していなかった。1週間ほど前、福岡の友人知人達へメールで案内をしていた。;:;:;:皆様おはようございます。梅雨がようやく明けセミの声の喧騒が嬉しい鮫島宗哉です。8月28日(金)に、福岡市内でセミナーを企画しています。実は、こんな記事を見ており今回は、特に学生さんに来ていただきたいと思っています。良かったら、周囲のご友人にご案内をいただけたらありがたいです。http://benesse.jp/blog/20090728/p4.html案内の概要は以下です。;:;:;;:「コミュニケーション・ワークinA」福岡 タイトル:「初めて会った人と仲良くなる方法」日時:8月28日(金) 18時30分~20時45分 場所:福岡市赤煉瓦文化館 ベルサイユ宮殿?の一室をおもわせる素敵な環境です! (日銀福岡支店斜め向かい、西鉄イン対面の赤煉瓦) http://averse.hp.infoseek.co.jp/kan/ka010.html 内容: 1、「場」の作り方 2、ブレーンストーミングをやってみよう 3、効果的な自己紹介 4、あなたは、どんな聞き方、話し方をしていますか? 5、コミュニケーション上手へのステップこれまでmusamejiが学び仕事にしている アナウンス、コーチング、ファシリテーションなどの コミュニケーションの手法を 一回正味2時間程度で、 今後、月一回10回ほどで開催して参ります。 より豊かで、真に楽しい人生を送るために 私は、人とのコミュニケーションの重要性を知ることが とても大事だと常日頃考えています。 積極的に、前向きに相手を知ろうとすることで、 必ず、人同士は仲良くなることができます。 心だけあっても、十分ではありません。 必要なスキルとはどういうものか、 当セミナーで体感していただきたいと思います。 ・お問い合わせは、musamejiまでお願いします。ご参加希望の方は、以下についてコピペしていただき、ご返送ください。よろしくお願いします。・お名前(複数参加の場合、連名でお願いします)・ご連絡先電話番号・メールアドレス・メッセージ(書いていただけたら嬉しい!);:;:;:;:;;:なお、第2回は9月17日(木)「声のレッスン 思いを言葉にする練習」です。チラシ、申し込み用紙は別紙です。詳細見ていただけたら幸いです。皆様の周囲の方をお誘いいただけたら嬉しいです。ありがとうございました。:」:」:」:」:」すると、福岡で、PR会社をやっている永年の友人がメールにすぐ返事をくれた。「学生の為にという要素は、パブリシティのネタになるかも知れないですよ。確かに、今の学生は、コミュニケーションを苦手としていますね。新聞社にリリースを送ってみたらいかが?私がやると有料!?になりますから!!」というのだ。すぐさま、内容をリリース向けに直しN新聞社に渡そうと考えた。思い立ったがなんとやらで早速、古巣の後輩を通じ、地元新聞社へのツテを相談した。持つべきは何とやらで、彼が早速N社の局次長氏の名前を上げてくれる。昨日8月12日、紹介を受けたM局次長を訪ねて、資料一式をお預けする。さて、掲載されるかどうか?まず行動、だけは今のmusamejiのたった一つの?!とりえ。”学生向け”を正面にうたってはいるが、初めて出会った人同士が学生だけでなく老若男女、色々な職業、色々な所からの方であることは大事な要素。「コミュニケーションをテーマに集まる方」でどんな雰囲気を当日かもしだすことができるかファシリテーターmusamejiとしては楽しみでもある。どうぞお待ちしています!改めてご案内です。・「コミュニケーション・ワークinA」福岡 タイトル:「初めて会った人と仲良くなる方法」・日時:8月28日(金) 18時30分~20時45分 ・場所:福岡市赤煉瓦文化館・学生は半額問い合わせは、musamejiの掲示板へどうぞ。
2009.08.13
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26日の金曜日の夜、都内港区の公共施設を借り実施。「コミュニケーション・ワークinA」とタイトルの、musamejiの自主開催セミナーも、今回で、4回目となった。”in「A」”というのは、当初は、赤坂の意味合いだったが、今は麻布ということも含めている。いろはの「い」、ABCの「A」という、はじめの一歩という意味も込めている。略して「CWAの会」という名前もできてしまった。今回は、募集に苦労というか、人数確保に心配があった。結局、8人の参加を得て、ファシリテーションのワークを実施するための最小規模の効果を出せる人数になって、ホットしながらの開催だった。参加者は、第1回からの4回連続皆勤賞参加が、3人!3回目お1人、2回目お2人、そして初参加はお2人という内訳。皆様忙しい中、最優先で参加を図ってのmusamejiにとって大変ありがたい方たちであった。6月27日というこの日程は、多くの企業の株主総会の期日とぶつかり常連で参加くださる役員秘書の人がNGだったり、他とのスタンバイで当日にならないとわからないという方も。開始時刻の6時45分までに6人がこられる。お2人は、8時近くなりそうという連絡。そこで、6人でのワークを工夫した。テーブルを2つ組み合わせ、周りに座っていただく。開始早々から、6人での、話合いをお願いする。テーマは、6人の中の「共通項探し」。制限時間は5分。いきなりの、こちらからのテーマにかなり戸惑った様子だったが、やがて年長の男性が、まず話し出す。自己紹介を始める。他の人は、聞くだけで、自分からは話し出さない。2分経過、まだ何も、共通項が見つからない。結局、共通項としてあがった点は、みんな東京に職場や、学校がある。5分で、1つ、共通項が見つかった!!次は、musamejiがファシリテーターとして入って今度は、3分間。そして、見つかったのは、みな服装がモノトーン、みんな人間、今朝のマイケルのニュースにびっくりした朝食は全員食べた、みんな靴を履いている、など。全体の進行役がはいると少し、進行が早まり促進されることを実感いただく。どんな人が今日はいるの?というところで自己紹介タイムに。その後のワークのひとつは、「トレード」ゲームをする。じゃんけん、くじ、立候補はだめで、一人を選出するというゲーム仕立てのアイスブレークなのだが今回は、初めて、「2人を選出」としてみた。後から来る2人のために新しいチームを作るので6人の中から2人を新しいチームに送り出すという設定。話し合いでの、転換点は、女子大生がこれから来る2人が、男性2人の場合、女性2人の場合、男女2人の場合を想定して、3通りの選出案を作りませんか?というアイデアを出したとき。この提案で、俄然みなが、張り切って、マトリックスの表をつくり後から来る二人の属性に合わせて、組み合わせを作るという選出2案が出来上がった。かかった時間は15分。その後、実際に現れたのは、男女の2人。新しいチームは、男性2人、女性2人で発足した。残ったチームは、男性1人、女性3人。休憩をしてから、テキストを配布し一通りのファシリテーションの説明をしたあと「合意形成」をテーマに、2組のチームは熱い討論を始めることになった。テーマは、設問1「結婚したら恋をしてはいけないか?」設問2「楽観主義と悲観主義、これからの日本にはどっちが重要か?」各グループ内でどっちのテーマで話し合いをするかの議論を2分していただく。次に、役割を決めることを促し、その分担の話し合いを2分。ファシリテーター役、グラフィック役、タイムキープ役、チャチャを入れる役の4役。両チームが選んだのは?終了の9時15分までは20分足らずだったが盛り上がった、みなが佳境に入ったところで、時間がUP!2時間半では、ほんのさわりだけだが皆さんはいろいろ感想を持った様子。知らない人同士があつまっても話ができることがわかった、これまでPTAや地域の話し合いに参加することが怖かったが今度は楽しみという感想などあり所期の成果は、果たせたようだ。次回は、7月24日、25日を想定。さて、「コミュニケーションワークinA」第5回は、‥?ご参加、問い合わせお待ちします。
2009.06.27
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2月にスタートした、自主開催セミナー「コミュニケーション・ワーク」6月第4回を、26日(金)、27日(土)に実施する。いよいよ今回、新しいセミナーとして「ファシリテーション」についてご案内することにした。ファシリテーション、まだまだ一般的な認知度は低い。コーチングのセミナーなどで、参加の方へお尋ねするのだがだいたい30人中3人、10パーセント以下が多い。コーチングとファシリテーションこれは企業や、組織でのコミュニケーションの2大スキルではと僕は思って色々な機会に紹介をしてきている。端的にいってしまえば会社、学校、地域など、様々な場面での話し合いにおいて効果的で、建設的、かつ楽しい会議運営の技法のこととなるが、人が集まれば、いたるところにファシリテーションは存在するのだ。既に、コーチングを学んでいる方にとっては、ファシリテーションの中の対人関係のスキルがそれにあたり、さらなるコミュニケーションスキルの向上が期待できるわけだ。以下の要領で、東京での第4回「コミュニケーションワークinA」は、2つのセミナーを開催します。;:;:;::概要;:;:;:; タイトル:第4回「コミュニケーション・ワークinA」 1、6月26日(金)18時45分~21時15分 「みなが参加したくなる会議」 ~ファシリテーションを体験しよう~ 2、6月27日(土)13時30分~16時 「元気と発見が生まれるコミュニケーション」 ~コーチングを体験しよう~両日とも・休憩時間に、コミュニケーションタイムを設けます。・お腹が空いてご参加の方は、サンドイッチなどお持ちください。・終了後、お時間のある方は、懇親会にも行きませんか?・場所: 港区内お申し込みは問い合わせは、このページの「コメント」か「掲示板」からどうぞ
2009.06.05
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9日に記した140人のファシリテーション。某社の新年会での、講演会依頼をうけて、双方向で、会場に皆さんが、参加できるワークショップスタイルで実施を試みた。11時15分、某レストランの大広間。参加者は、125人。7人がけ、または8人がけで円卓で、16席。この日は、10時からは、式典で、会社方針発表会、永年勤続者表彰など硬い雰囲気だったとのこと。休憩のあと11時15分からが、私の出番だ。事前打ち合わせで入ってくださった係長氏が司会だ。私のプロフィールを響きの良い日本語で、きちんと紹介いただく。「私、アナウンサーもするんですが、顔負けの司会でご紹介いただき、ありがとうございます!」と、スタート。この日つくっていた進行台本は、パワーポイントで、ページ数20コマ。社長以下、この会社の全社員125人が、一堂に会している。営業所は九州各地にあるとのことで、社員同士、必ずしも、全員顔を知っているわけでもない。新入社員や、この1年の中途採用の社員の方も10数人もいて、この方たちには初めての会社の新年会参加なので、馴染ませて欲しいとのことだ。円卓の席割りは、普段接触のないメンバー同士を組み合わせだという。そこで、自己紹介の後、僕が、皆さんに提示した最初のワークは、”笑顔とアイコンタクト”まず、周囲をそれぞれの席から見回していただく。そして皆さんに、席を立っていただき、握手して会場内を、自由に歩き回るようお願いする。「お願いがあります声は出さないでください。握手とアイコンタクトだけでーす。」つまり、言葉を使わないでとコミュニケーションで肝心な「言葉封じ!」声をつかわない、皆さん同士のコミュニケーションをお願いする。約2分。つぎ、皆さんに、A5サイズのカードを配る。カードに、ご自分の名前を書いていただく。そのカードには、20コの枠が書いてある。「皆さん、今度は、新年のご挨拶を自由に相互で、今度は、自由に、言葉を使って、沢山お話をなさってください。5分間差し上げますので、出来るだけ多くの方と、ご挨拶してください。お話がすんだら、相手のカードにサインしあってください。出来るだけ多くの方のお名前を集めてください。」このワーク、一番多い人で、15人だった。「10」という、用意していた数字(社長の誕生日の数字)と、人数があった方には、お年玉を用意してあったのだ。ところが、10人の名前を書いているひとが19人もいらして、お年玉袋が足りなくなってしまった。おたずねする。今、ご自分が沢山話したなと思う方、それとも、相手が話すのを自分は聞いていた方だと思う方あるいは、両方で程ほどにバランスよく話したなという方、あなたはどれ?なんと、バランスがよく話した方が半分以上いらした。皆、コミュニケーションが上手な方たちだ。自分が話すことが好きな人が、普通はこんな時多いんですが、皆さんは、お話を聴くのほうが得意そうで、何よりです。もう、今日のコミュニケーションワーク、やらなくてもいいくらい。終わりにしましょうか!と言ってしまったほど。次は、お隣の方とペアを組んでいただく。お互いに向かい合って、どのくらい近づけるかな?これは、日本ファシリテーション協会、取って置きのアイスブレーク”ココまでおいで”というヤツだ。初対面の人とは、人は、ある距離以上は近づけない。その距離は、だいたい45cmという。それ以内に相手が来ても平気な場合はよほど、親しいか、家族の関係だ。皆さんの足元を、見ていただく。45センチくらいがやはり多い。男女のペアは、真正面が恥ずかしくて、斜めで立っていたりする。45cmから120cmをパーソナルディスタンス、それ以上360cmまではソーシャルディスタンス、さらにそれ以上は、パブリックディスタンスといいます。いま皆さんと私の距離は、3メーターくらい、そうソーシャルディスタンスですね。では、片一方のかた、しゃがんでください。そして、見上げてください。どうですか?あいてが、こわいですね。アイコンタクトは、上目線や下目線より平行がいいですね。イーブンな関係は、視線の撮り方から始まります。互いに、相手の顔の見え方の変化にふーン。互いに、立ったり、座ったり。その後、”肩もみ”をしていただいた。これも、ボディコミュニケーションですね。相手の気持ちがよいところを捜して、揉んであげるんですよね。皆さんが、心身ほぐれたところで、それぞれの円卓のメンバー内で”自己紹介”をしていただく。名前、所属、自分の長所、1月といえばの4つの項目で、順番に回す。このとき、”ファーストネームのアイウ順”でとお願いする。次は、グループ内で共通点探しをしていただく。2分で、できるだけ沢山!皆、日本人だ、九州に住んでいる、今ここにいる、ひとつベースを押さえると、どんどん出てきて、早いグループ。一方、互いに質問して、ひとうひとう確認して、捜しているグループ。今朝、朝ごはん食べてきた人?ハーイ。では、次、全員メガネだ、右利きだ、サッカー好き、酒好き、など話しあって、見つけたグループもいる。見かけで分かる共通点、話し合ってわかる共通点相手のことを、もっと知るともっとたくさん出てきそうですね。さて、次は、”自分を食べ物にたとえて、絵を描いてください”僕は、ゆで卵ですと例を示す。その心は、殻はありますが、中身はやわらかいですよ…。皆さんから出てきた食べ物は納豆、にがうり、するめ、モモ、りんご、そのココロは、粘り強い、苦いが飽きない、かめばかむほど味、可愛いでしょ、今食べごろ!などなど。そして、”チームに名前をつけて”くださいとお願いする。すでに5分後には、”ブラック2(色が黒い、ハラも黒い!?とか)””○○と、愉快な仲間””チーム:バラとお茶(バラエティをかけて)”中でも面白いチーム名だったのは、”ムク・チーズ!”エッ、どんなチーズ?ときくと全員無口なメンバーで、話が盛りあがらず、開きなおりました、とのこと。中々クリエーティブな、皆さんだった。エーそんな具合で、前半は終了。続きは、また。
2008.01.19
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いま、九州大学の学生グループが毎週日曜日の15時半から生出演し自らで、企画し、制作している番組がある。http://www.768.jp/学校放送といえばそんな感じもするかわいい、一生懸命がとりえの、知る人ぞ知る!?,番組ではあるがそれでも、聞いている人は半径10キロ程度に結構いるはず。福岡には、いくつかの、地域FMがあってそのうちの1つ、中央区百道(ももち)にある『スタイルFM』というミニFMが、彼らが番組をもっているところ。コミュニティFMであるが、我が家は近くなので、感度も良く、他のFMにまけない、受信が出来る。小さなメディアでも、ダイヤルの上では、NHKや地元のFM福岡に肩を並べて、いっちょう前である。そのスタイルFMに、(周波数 76.8MHz、出力 20W) 毎週日曜日、15時30分にダイヤルをあわせると、テーマ曲が流れ、DJ役のアスカ君が話し出し、ゲストが、インタビュ-をうけ、そして合間には彼らが思いをこめて選曲した音楽がかかると言う具合。僕は、彼らの活動を、8月から、ファシリテーターという立場でサポートに入った。福岡市が、”環境啓発U-30(アンダーサーティ)事業として若年層に対する環境啓発を目的として、学生団体やNPO法人を公募し、コンペにより選出し活動をはじめているのだ。九大生のグループは、メンバーは、九州大学,福岡大学,北九州市立大学で構成され『チ-ムライフ』という。エコに関する身近な情報を「楽しく、分かりやすくそして、受け止めてまれる冷静な企画として」発信し“きっかけ提供型”ラジオ番組として制作・放送したいと言うことでコンペを勝ち抜いたのだ。このチーム、大学院に通う、女子学生1人と、7人の男子学生たち。白雪姫と7人の仲間、といった風情と申し上げておこう。彼らのチームワークの良さ、一人ひとりの思いの発露の素直さにすっかり見せられて、僕自身、あまりサポートを十分する時間を確保できてはいないのだが8月から、彼らの会合に時々参加、番組制作へのアドバイスやエコライフでの、自分たちのできることの確認何を成果として得られれば、満足なのかなどという原点を常にチェックすることからほんのさわりだが、手伝った。たとえば、会議で、書記役を必ず設定すること、終了時間をきめて話し合うこと限られた時間内で、決めなくてはいけないことを選定し実践すること、反省会では、うまく言ったことから話し始め付け加えとして、何をするともっと良かったと言うめんから改善点を話す。最初からだめだったことを言わない、など…。彼らの吸収力は、貪欲で、素直でちょっと話したアドバイスをすぐ実行し成果を示してくる。彼らは、MLを通じてもその活動ぶりを、伝えてくれて打ち合わせの内容が、すぐ、MLへアッされその活動振りを、垣間見る、僕も嬉しい気持ちになれるのである。そして、活動は、ちゃんと成果も得ることに!それは、昨年の12月末に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された『エココン(第5回全国大学生環境活動コンテスト)』に、全国各地からの64の学生環境団体と共に参加し、なんと、「TEAM LIFE」は、参加者全員投票の最多得票者に贈られる「会場賞」に選ばれたのだ。彼らが、発表実施したのが、ラジオでのトーク番組を舞台でそのまま再現したものだった。http://www.ecocon.infoメンバーたちは、大学院の修士論文などに追われる仲間もいながら1月いっぱいまでの、人々のエコライフへの気づきときっかけを、訴えたいと、交互に、毎週のラジオへの生出演をこなしている。さて、今週の日曜日は、スタジオへ、立会いに顔をだそうかな?
2008.01.10
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ある県内企業の新年会で、『講演』を依頼された。過去数年、90分ほどの講演会を、正月にちなんで、開いているとのこと。今年は、時間を2時間半と増やし、その後を親睦会とするのだそうだ。社員同士、コミュニケーションが活性化すればもっと良い会社になるはずと社長から提案があり、担当になった営業部長氏から相談を、受けたのだ。対象の社員の人数は140人。予約している会場は、中華料理店の大広間8人がけで、17テーブルで、着席するという。全九州から集まって、年1回一同に会す意味も大きいという。講演の内容は、新年にふさわしい明るい賑やかな、楽しくワクワクする集いにしたいと企画担当の総務部長。では、ファシリテーションスタイルを用いて社員の方にも何か参加していただくワークショップスタイルはいかが?というとすっかり、乗り気になってくださった。ファシリテーションという言葉も、ほとんど、初めて聞いたと仰ったにも関わらず、である。150分間、タイトルは『新春コミュニケーションワーク』とすることで意見が一致した。さて、具体的には、テーブルを単位として、ワークショップスタイルで何かを仕掛けなくてはならない。コミュニケーションの活性化を実感できる具体的でおもしろいワークを紹介し参加していただいた方たちが、またそれぞれで実行したくなるアイスブレークをと考えている。まず、コミュニケーション活性化をテーマとして何を言いたいか、羅列してみる。・自己開示するには勇気がいるが、それだけの価値がある。・自分から自己開示をすると、相手もしてくれる。・まず、話は二人ですると、親しみやすい。・思いは、言葉にして喋ると、具体的で実行しやすい。・人は、外からの印象に、内面のパーソナリティの一片が付け加わると 親しみが増す。・人同士で、共通項を見つけると、仲良く親しみがわく。・全員でやる共同作業を、他と競争しながらといわれると、 一層はかどり、一体感が生まれる・当事者意識を持つと、責任感やリーダーシップが生まれる・相手のことをより良く知ると、その先に仲間が見つかり、 そして社会が見えてくる。・意見の違いや、衝突はむしろ、新しいアイデアの宝庫だ、歓迎しよう。・自己信頼がある人が、他人も信頼することが出来る・問題や課題は、ひとりでは解決できない。 未来視点で、皆で一緒に考えよう。ファシリテーション的コミュニケーションを紹介するにしても言いたいことは、いくつもある。すべて、ワークに落とし込み、実施は時間的にも不可能。3つか4つにワークを絞って、どの順番でどんな風にやろうかなあ。皆さんに楽しんでいただけるか、事前の進行表作成に全てが、かかってこよう。参加者が新年の出だしをワクワクした気分で、気持ちよくスタートしていただけるかどうかが、作成のポイントである。作成に当たって、今回のベースの考え方は、日本ファシリテーション協会の定例会で”正月といえば?”という視点があったことをひそかにヒントと思っている。さて、準備万端、用意に抜かりなしで、臨みたい。そのためにはまずプラン作成をするときイメージが具体的に浮かぶことが大事である。それを手伝ってくれる仲間何人もいることが今年のmusameji、何よりも強みなのである。では、実施済みとなったら、ここにもご報告のつもりと申し上げて今回は、終わり。
2008.01.09
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加留部貴行さんが、”では、もったりと、のんびり何でもお話ください”どのコタツも、皆がすっかり正月気分で自由に話をはじめた。休憩時間が10分、設定されていたけどほとんど、みな、コタツを囲んで離れない。小道具のミカンが、また甘くて美味しかったんだ。これが、スッパかったら、また、興が削がれるそがれるところ。うーん、できすぎだねえと、ぼく内心。加留部さんの、場の作り方への驚きと、喜びだった。コタツ会議でのメンバーの感想。”特に話し合いしなくても、「コタツ作って」の一言でイメージがあたえられたから皆、すぐに行動して、誰が何をするなんて、いちいち確認しなくてもいつの間にかできていったよね。ファシリテーションなんて特にしてないよね。””普通、この会場の広さに、50人詰め込みはきついよね。でもそれを、逆手に使って、最高の効果をつくったね。プロセスデザインの重要さがわかったね。”さて、平山さんが第2部。バトンタッチして、出されたお題は、「これまでのそれぞれのファシリテーションの旅はいかがでしたか?初めてのファシリテーションに出会った時の話をしてください」これまでの定例会への常連むけへの設問だ。そして初めてこられているオブザーバーには「今日、何がきっかけで、ここへ来たのか教えてください。」コタツの中で、30分、どうぞご自由にという、新年のスタートに、それぞれが自分にとってのファシリテーションを再認識する場を、得たともいえる時間だった。参加者の中では、古手だったので、僕がまず話しをする。2004年の6月に日本コーチ協会福岡支部の勉強会に加留部貴行さんが講師できてくれたこと。ファシリテーション紹介を、ビジョンつくりというワークで体験した。それが、加留部さんとの出会い、そして俄然、ファシリテーションへの興味がひろがったこと。何かに出会う時、人との出会いが、その背景にある。ファシリテーションは、人と人のあり方や関係をテーマにした「コト」だけど、加留部さんという「ヒト」、パーソナリティの魅力で、それは、より自分に効果的で、大きなものを与えてくれた、と話す。初めて参加の人のきっかけも、書籍やインターネットのほかに職場の先輩だったりなんと、大学のゼミの先生からなどもでてくる。ファシリテーションとの出会いに、影響をあたえてくれた人の名前が、我がコタツは多く挙がってきた。ヘー、そう、あの人が紹介したの?と知人がでてくると、互いの話がますます、共感、共有になっていった。7人が一通り話をおえると丁度30分がたっった。平山さんがひとこと。”今度は、ひとりをコタツにのこし、他のメンバーは、周りの7つのコタツへ、旅に出かけましょう。他のコタツで、何が話されたのか、よく聞いて、そこでは、自分コタツで話された内容を、新メンバーにシェアしてください。”各コタツからの選抜メンバーが、まるで「大使」のように、そこのコタツであらたな情報を仕入れ、交換し、自分のことも伝えようとする。僕の訪れたコタツでは、初参加の女子大生の驚きと興奮の話で盛り上がったとのこと。彼女は、大人と話したくてここへきました、それが簡単にできてすごい、という感想だったのだ。ファシリテーションの力を、垣根を越えての関係が出来るというファシリテーションの原点を感じさせてくれる話だった。そして、効果的なファシリテーションって、反対意見があったときの方が、むしろいいよね。それと、誰かがファシリテーターをしていますというよりなんとなく、うまく話がまわるというきょうのコタツの雰囲気って、最高だね。和やかな中にも、真剣な、気づきや、やり取りがそこにはあった。また30分が経過。さて次はどうするのかな?と思うっていると、平山さん、”では、皆さん、もとのおコタへ戻ってそれぞれの経験を、お話下さい”戻って、自分の仕入れてきた話を元のメンバーに話すのだ。ファシリテーションの流れは共有、発散、収束、そしてまた共有(共創}の流れで循環構成される。絵に描いたような、ファシリテーションがコタツコミュニケーションにだった。
2008.01.06
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私が、運営委員をしている、日本ファシリテーション協会九州支部の定例会が恒例の第1土曜日、ということで松の内の5日であるが、開催された。新年の最初で、皆さん熱心に参加いただき50人の定員に54人が集まった。この日のテーマは、この1年間の日本ファシリテーションのビジョン策定のための第1STEPという位置づけであった。進行役が3人支部長の加留部貴行さん、副支部長の田坂逸朗さん、そして事務局長の平山猛さんの3人がリレー形式で担当。僕は、純粋な参加者の立場を得て、久しぶりに、定例会を、堪能できた。運営委員の立場で参加することと純粋に参加者として参加するのではまったく違う。参加者になると純粋に、ワークや、参加者同士の話に没頭している自分がいる。ところが、運営委員の仕事をしながら参加すると周囲をいつも見回して全体に気を配っていくので自身のワークや、気づきは中々後回し、得にくいのだ。長いこと、運営委員の立場で参加してきてこれはやはり、フラストレーションがあったなあということを実感。運営側でなく、参加者に徹する良さ、アドバンテージを、改めて感じることができた。逆に言うと、運営委員もたまには参加者になりきることのできる定例会スタンスを設定することも大事ということかも知れない。日本ファシリテーション協会九州支部は加留部さんが2004年の1月に、福岡で発足させ以来ずっと、支部長を務めてくれている。2年程経過したところで、加留部さん自身が大変忙しくなり彼がいなくても定例会を開催をしなくてはということになってきた。当時の参加メンバーのほとんどが加留部さんの個人的魅力、”加留部信者”というほど彼の魅力、ファシリテーション能力のあざやかさに引かれてファシリテーションって何だ?と思って参加してきていた。かくいう僕も、その一人でコーチングを学びつつあった、当時の僕に加留部さんのもたらした『ファシリテーション』はこれからの企業や組織に、コーチングだけでなくファシリテーションも一緒にあって、組織のコミュニケーションはより円滑に、活性化していくと、思ったのだ。その後、九州支部は、加留部さんのほかにも熱心で、献身的なメンバーがあつまってきて加留部さんがいなくても大変充実した、参加しがいのある定例会の運営が出来るようになった。さて、この日のワークは久しぶりに出だしから、加留部さんが、鮮やかに、進行していく。まず、参加者全員にお年玉が配られた!中身は、飴玉が一個入っている。8種類の味でわけてあり同じ飴の仲間でグループを作った。1グループ、7人ほど。みな、仲間を見つけグループを形成。たったままで、自己紹介をする。遠く、鹿児島、大分、長崎そして関西、中部、東京からの参加者も。普段は、30人程度の参加者が、机を島にして5,6人でグループを作りちょうど良い広さの会場だが今日は、立ったままでずっと話をしていく。さて8つのグループはこの先、どうなるのだろう?このままではしんどいよなあ。と思いきや、おもしろい仕掛けがそこにはあったのだ。「今日は、まだ、松の内です。皆さん、自由にしゃべくりましょうよ。でも、このまま立ったままではつらいですよね。さて色々な、小道具を実は用意しました。そうです。お正月といえばコタツ、コタツを囲んで今日はすごしましょう。」と加留部さん。出てきたのは、ダンボール、90センチ角のベニヤ板、テーブルクロス風のブルーの布切れ。1畳分のビニールシート、おや、ミニクッションまで、そして、ガムテープ、そのほか、なんと、みかん、スナック菓子という、おやつまで。コタツ作りに必要とおもわれる備品とコタツにかかせない、小道具までがあって、心憎い。ファシリテーションは、事前のプロセスデザインで決まるというが演出がここまでされていると参加者のほうも、すっかり、気分が高まってくる。たちまち、誰が何をということも特に話あいをするまでもなくどんどん気が付いたことを自分の作業としてやりはじめる。だれかが早速、ダンボールをこさえる。すると、シートをまずひろげようと、また誰かが。僕がしたことは、みかんを人数分確保すること!5分もしないうちに、各グループみごとなコタツを囲んだ、グループが小さな部屋のように、見事に出来上がっていた。ココまで、開始か45分。ではどうぞ自由にお好きにおしゃべりを、というのが加留部貴行さんのファシリテーションだった。狭けりゃ狭いなりに密度がたかまる。ではそれを、活用してプラスにしてしまおうというしたたかな加留部貴行さんのアイデアだった。たくさんの引き出しがあると加留部さんなら、その場その場でもなんとか一番よい場を、作り出すことができる。しかし、この新年最初の場の設定は、十分事前に計算され用意された「しつらえ」だった。なんか、「茶の湯ならぬ、コタツの平成の千利休」というイメージが加留部貴行氏に浮かんでしまった。それにしてもコタツの備品準備は田坂さん、平山さんも、大変だったでしょう!この後、2部、平山さん、3部田坂さんへ進行役のファシリテーターは引きつがれるのだが続きは、次回。
2008.01.05
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ファシリテーション、簡単に、言ってしまうと企業などでの「会議」を、もっと活性化し、むしろ面白い、楽しくしてしまおうと言うスキル。[会議]と言うのは、企業にとって、時間単価のかかる社員達を複数集め、集まって実施する、いわば原価の掛かった時間のはずなのに、当の参加者達のホンネは会議なんて出たくないという意識がどこかにあるのではと思います。そんな状態が続くことは、会社にとっては、利益機会も失う、もったいないことでは?その解消を図りませんかと言う意味合いがあります。ファシリテーションと言う意味は、”集団の知的創造プロセス”を促進し、引き出し、円滑にすると言う意味合いなのですが、これから、コーチングと並ぶ、コミュニケーションのスキルとして注目されるものと思います。コーチングは、”あなたの中に答えがある”という前提があります。ファシリテーションは、”この会議の場に、答えがある”と言って、進めます。コーチングとファシリテーション、これからの企業や組織で要求される2大コミュニケーションスキルであると言っても過言ではないでしょう。両者共通の部分もありますが、個別のコミュニケーションと、集団でのコミュニケーション、その微妙な違いは、コーチングを学んだ方では、気づきの違いも面白いものです。むしろ、組織としては、ファシリテーションの方が、実利的面もあるかも知れません。会社の同僚同士、上司と部下の方が共に参加されると効果はより増進し、実践しやすいのではと思います。これまで、組織や企業の会議運営などに疑問や、また改革意欲を持っている方がいらしたら、きっとお役に立てるものと自負しております。どうぞよろしくお願いします。;:;:;:;:;:K.Tさまメール拝受しました。ファシリテーションに関心を寄せていただき感謝です。>それで、お願いですが、>1、ファシリテーションのことがわかってできたら何が可能になるか>2、研修時間はどれくらい必要か?>3、費用はどれくらいか?>>他に伝えるプレゼン資料があればありがたいのですが・・・ご期待に添える内容か分かりませんが書いてみます。まず、ビジネス現場でのファシリテーションの意味合いは、企業や、NPOなどの組織で、で会議運営や、知らない人が集まって意見をまとめる時などに、円滑なコミュニケーションを可能に有効なスキルとして、取り入れ、効果をあげており、注目されてきているところです。問いの1、ファシリテーションのことがわかってできたら何が可能になるかですが、A,組織で、地域で、人があつまる活動において、メンバーの意見、参加を引き出し、当事者としての意識を持たせることが出来る。B,意見の異なった人たちが、話し合いを通じて、能力を持ち寄り、合意形成をめざし、問題の解決に向けて円滑なコミュニケーションのプロセスを踏むことができる。C,その成果は「相互が享受すること」でより効果を増し、一人ひとりの中に潜在していた意識や、資質が引き出され、仲間やグループとしての一体感やまとまりを生みだすことも出来、いわば民主主義のベースを形成することができるものとも言える。D,会議の面白さに目覚めると、組織が明るくなり、計画の実行が速やかになり、それはすなわち、」企業業績の向上として、きわめて目に見える効果が出てきます。E,また、人事での対人関係がコミュニケーションの活性化で円滑になり、働きやすい、人を大切にする社風を生み出すことも可能でしょう。など、目に見えること、目に見えないこと双方で、変化と向上がもたらされます。2、研修時間はどれくらい必要か?研修としての基礎講座としては、A、1日8時間の研修初歩的な知識と、構造を把握、体験型(ワークショップスタイル)でのグループ研修を通じて、実感、体感を得ていただけます。B、2日間16時間の研修さらに、グループでの体験型研修の数を増やせ、テーマを具体的にして、時間をかけることで、深化させることが可能です。また、書く、描くスキルの習得の時間を充実することが可能となるでしょう。大体、2日間あれば、十分ファシリテーションの基本と初歩的応用まで、学習が可能です。3、費用はどれくらいか?研修講師のギャラは、1日30万から40万が主流です。熟練者で、東京では50万以上でしょう。会場費、教材費がその他見込まれます。必須のツールは、ホワイトボード。他に、模造紙、マーカー、付箋紙(ポストイット)、セロハンテープなどです。研修人数は、10人から30人くらいまでが、一番効果的効率的でしょう。ただし、100人でも、2日間としての研修構成は勿論可能です。私の、「1日ファシリテーション研修の勧め」企画書を添付します。ありがとうございました。
2007.02.16
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今月は、「コーチング1日講座」を2月24日(土)、「ファシリテーション1日講座」を翌25日(日)に開催を控えている。何人くらい、いらしていただけるかと、やはり気になる。早くも、友人を誘って参加しますと、ファシリテーション講座のほうにはお申し込みがちらほら。ありがたい事である。これまでも、講座を開催することを決めるのはいいのだが宣伝PRは、基本的に友人知人へのメールでしか告知しないので、やはり簡単に人は集まらない。わが身は広告会社出身ではあるが、マス媒体を頼らず、口コミ頼みでそろそろ、西日本新聞や、西日本リビング新聞、など地元活字メディアの効果も確認しなくてはいけない。福岡地区の、コミュニケーションに興味を持っていただけるターゲットにパブリックリレーションが成立すればと思うのだがなかなか難しい。そんなやや、憂鬱なこの数日の間に、実は嬉しい話が、2つ起きている。今日はそのうちの一つを、お話する。昨年12月、札幌で、「ファシリテーション講座」を実施した。http://plaza.rakuten.co.jp/musameji/diary/200612130000/その参加者の中から、4人の方たちが、2月1日に、”FAJ日本ファシリテーション協会”の会員登録をしてくれたのだ。そして北海道でもファシリテーションの普及を願って、FAJ北海道支部の設立をしたいとの意向まで表明くださったのだ。僕のファシリテーション講座は、自主講座であるが、FAJの伝えようとする基本部分は押さえていると自負している。そもそも昨年8月に、2日間研修として北九州の某市で、講師役を依頼されたことが、ファシリテーションの講師にも手を染めた最初である。講師をするにあたり、テキストはオリジナルを求められた。作成にあたっては、巷の関連書籍をかなり読み込み僕なりにそれまでの、基礎知識と情報を再構築し構成した。結局出来上がったテキストは、なんとFAJ会長の堀公俊さんの著作数冊からのメモや抜粋が一番多くなった。結果、まとめたレジュメは、軽くパワーポイント200枚を越すものになってしまった。つまり資料作成のための読み方、要旨をつかみ、メモを作りながらという作業で、僕にとってはFAJ会長の堀公俊さんの著書[ファシリテーション入門]日経文庫が中でも一番すごい本だということが、明確に分かってきた。新書の小さな本ではあるが、ファシリテーションの把え方と説明、密度の濃い内容と全体の構成がすばらしい。理論だけにとどまらず、多くのアイスブレークや、スキルを漏れなく、ダブりなく紹介、触れているが、決してカタログ的ではないのだ。簡素で的確な説明の奥に、ふかい知識と経験がこめらている堀さんの文章が伝わってくる。実際の講座進行に当たっての、アイスブレーク、ツール紹介、そして時間配分など、FAJ九州支部の加留部貴行支部長から学んだメモの書き込みが、講師手元用のテキストである。さて、出来上がったテキスト、これは、堀さんにも見ていただかなくては、と思った。こんなテキスト作ったのですがご承認を頂きたたいと思った。まず、どうしたらいいかなと、支部長加留部さんに、みてもらい相談した。すると、こともなげに”堀さんに直接相談しちゃったら?”この一言で、福岡にいらしたときの堀さんにお会いした。その後資料をメールで見ていただきあっさり、そして快く、ご了解を頂けたのだ。出来上がったテキストは、7割FAJ公認!?、3割鮫島宗哉オリジナル!という構成のモノになった。そんなテキストをベースに2日間研修をまずは8月に実施したのだ。おかげさまで、希望者81人に対しての講座であったが、無事終了。その後送られてきた、研修評価でのアンケートが、皆さんから想像以上の好意的反応で、大変嬉しかった。それは、僕もファシリテーション研修をこれからは実施できるという大きな自信になったのだ。http://plaza.rakuten.co.jp/musameji/diary/200608180000/”頼まれごとは、試されごと”とはsumairuさんが、ご自分の日記で書いていたがまさにそのとおり。そのときの2日間を「1日研修」に圧縮して、札幌で実施をした。札幌での講座の始めに、日本ファシリテーション協会北海道の結成を皆様には目指していただければ嬉しい、とアジテーション!したが、見事にそれに答えてくださったと思うのだ。北海道での発起人のS,M氏から、準備にあたって、何をまずしたら良いのか、規約や組織表はあるのだろうかと、鮫島へ相談があった。僕からは、直ちにFAJ九州支部の運営委員たちにメールをした。会長の堀さんにもメールが目に留まり、すぐご自身からもメールを頂いた。北海道でのこのような動きガあることを喜んでくれた。後はお任せできることになった。本部の理事のお1人が、今北海道釧路で長期出張で仕事をしているなど情報もあってサポート体制イメージも固まってきた。今後、北海道の立ち上げを、もし福岡からもサポートできたら九州支部運営委員もかなり嬉しいはず。だって、まだ北海道行ったことないという九州支部会員は意外に多いのだ。直行便が増えるきっかけ!にはならないか。今日は、ファシリテーション関連での、一つ目のニュースを、書いてみた。明日は、もう一つの嬉しいニュースを書いてみる。
2007.02.06
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ファシリテーション、初めての人々同士が集まっているとき、緊張感がとれて、だんだん打ち解け話をしたくなって、互いが、相手から引き出し、新しい何かを作り出したり、やりたくなったりする。そんなことではと思う。ファシリテーションの講座の準備をするとき、今回はどうしようかなあと考えているときが結構楽しい。例えば、しょっぱなの「グループ分け」をどういうやり方で、実施するかということなど。もし、20人の人が集まっている、とする。その当日初めて出会った人ちを、5,6人で1グループとし5人なら4組、4人なら5組としたいと運営進行したいこちらは、考える。一番簡単な方法は、こんなやり方である。全員を、アイウエオ順で、グルっと円になって並んでもらう。普段は「姓」で並ぶことが多いそれぞれの名前。今日は、下の名前、「ファーストネーム順」で、行きましょう、なんて言うと、すぐ、盛り上がる。職場では、ファーストネームで自分を呼ばれる事などほとんどないから新鮮である。大企業の、部長が、ゆういちくん、まさおさん、けいすけさん、などと分かるとほほえましかったりする。たまに、姓は違うのに、名前は、一緒で”ひろしくん”同士だったなど、お互いの親密度が上がることもある。ではア行の方は、この辺ね、あきらさんという名前のかたいますか?次、カ行の方は?…では、出来たところで、一番最初の方から、番号を入ってください。1,2,3,4、5まで、一巡りして、では、1番の方でここへ、2ばんの方でここ…などとグループを作る。これは、ラインナップという、「アイスブレーク」の一つ。他に、誕生日順(誕生月も)とかも、作りやすい。ラインナップではみな、自分のことを、言わないと、人との位置関係が取れないので、いやおう無しに自己開示する。それを情報として、自分の位置を知ることになる。そのためには、自分のことを、それそれが、クチにだし、人に伝え、アッピールし会場を動き回らないと、自分の場所が決まらない。その場所は、他人との関係で、明らかになるのだ。簡単なワークであるが、ファシリテーションのための一番最初の自己開示と、他者の情報の必要性、重要性を感じていただける。今回はほかに、もっと面白いグループ分けはないかなあと別のやり方も、考えようかなあ。例えば、当日の全員の中で、”同じことでくくる共通の仲間さがし”をするのはどうかな。特徴、特性は何かを考え、全員にアンケートしながら、その人たちが全体で何人くらいいるかを見るのって面白そうだ。めがねの人、フーン50パーセント以上だ、とか。ネクタイの人。今朝、6時前に起きた人!などもある。会場の皆さんにも考えてもらう。大体、外観など、外からわかる事実で聞いていく人が多い。だんだん、工夫したくなる。今日の行動ですが、交通手段で、バスで来た人!とか、今朝、ご飯を食べたか、パンをたべたか、それとも食べなかったか、さらに、好き、嫌いを聞きたくなったりする?ホークスファン?、ファイターズファン?ジャイアンツファン?、タイガースファン?音楽ではどう?クラシック派?ポップス派?ジャズ派?など。うーん、もうちょっとひねって、”10人に1人”という条件で、全体の10パーセントのことは何だろうと考えて見ましょう、というやり方でグループを作るのはどうかな。自分の特徴や、個性で、”10パーセントの仲間がいること”って何だろう?結構この発想は面白そう!例えば、福岡に住んで、10年以上経った人!40歳まで、独身だった人!転職経験がある人!ピアノを習ったことがある人!ウン?だれのことだ?!ひょっとして自分を基準に言ってないか!!タモリの、「笑っていいとも」の番組の中で、ゲストに、100人に1人の確立のアンケートというのを、毎日しているけどあれも、アイスブレークの一つだね。その会場の参加者全員が一つになって共有空間をつくり、一緒に番組を進行し、盛り上げていくという雰囲気を作るのだ。ファシリテーションの導入で用いるアイスブレーク、氷を割る、つまり、緊張感のある、初対面の集まった人々の気持ちを溶かす、そして、まず気持ちから一つにまとめていくという意味合いだ。ファシリテーションなんて、難しくいうけれど要は、気持ち共有することから、まずは始まるのだ。そして、共有できることは気持ちから、情報へと、だんだん進み、自己を開示すると、他人の開示も受け入れやすくなるというプロセスになっていく。あなたも、こんな、プロセスを一緒にやってみませんか?2月25日(日)鮫島宗哉のファシリテーション講座、お楽しみに。
2007.02.03
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北海道の皆様へ鮫島宗哉ですあす、午後、札幌へ入ります。お天気はどうなのでしょう?雪靴OK、コートも厚めのものかな、などと思いをめぐらせて準備中です。おかげさまで、10日の「ファシリテーション講座」、申し込みは17人になりました。ここまで来たら20人満席で実施したいなどと欲も出てきました!将来の「特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会(FAJ)北海道支部」の発足母体の幹部になっていただく方が、きっとこの中にいるはずと、そんな大きな期待をこめているんですが、どうなりますか。もし、お時間ある方は是非お越しください。
2006.12.06
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北海道の皆さまmusamejiこと鮫島宗哉です。ここ福岡は、まだまだ20度近い温度で、秋の日和の1日でしたが札幌は、今日は雪が積もったとか!つくづく日本は、大きい国かも知れないと思いますね。さて、既報のように、札幌で12月10日、ファシリテーション講座を1日開催します。実は参加の皆さんで、もしより一層興味を持っていただけたら”日本ファシリテーション協会北海道支部”の立ち上げのきっかけになればと言うひそかな願いも持っているmusamejiです。先日の、コーチング初級、中級講座、にいらした方々にファシリテーションのお話をしたところ、休みの日ならば、講座に是非参加したいと言われもう一度、訪札予定の12月7日からのスケジュールで日曜の12月10日に再設定することにしたのです。今のところ10人ほど参加が得られています。昨年のコーチング講座の参加メンバーからは、吉江妙子さん、エアGの中田美知子さん、千葉ひろみさん、佐藤雅子さん、夜のHBCラジオ番組を担当している河原多恵子アナウンサーも来ます。それから、さくら保育園園長の、前鼻百合江さん。先日のコーチング中級編からは、4人の皆さん(お名前出してよかったら連絡くださいね)。実は、うれしい誤算?なのは、今回申し込みで男性は1人だけ!あとは、女性ばかり!になりそうなことです。sumairuさんこと瀬川真弓さんには、ご主人にも来ていただかなくては!と無理を言っております。札幌、もしくは近郊にお住まいの北海道の皆様もし、12月10日、お時間あれば、是非お越しいただきたくご案内します。色々な方を誘っていただけたらと、ファシリテションの説明を、こんな風にしてみました。;:;:;:;ファシリテーション、簡単に、言ってしまうと企業などでの「会議」を、もっと活性化し、むしろ面白い、楽しくしてしまおうと言うスキル、ととらえていただいてもいいと思います。[会議]と言うのは、企業にとって、時間単価のかかる社員達をを複数集め、集まって実施する、いわば原価の掛かった時間のはずなのに、当の参加者達のホンネは会議なんて出たくないという意識がどこかにあるのではと思います。そんな状態が続くことは、会社にとっては、利益機会も失う、もったいないことでは?その解消を図りませんかと言う意味合いがあります。ファシリテーションと言う意味は、”集団の知的創造プロセス”を促進し、引き出し、円滑にすると言う意味合いなのですが、これから、コーチングと並ぶ、コミュニケーションのスキルとして注目されるものと思います。コーチングは、”あなたの中に答えがある”という前提があります。ファシリテーションは、”この会議の場に、答えがある”と言って、進めます。コーチングとファシリテーション、これからの企業や組織での2大コミュニケーションスキルではと思います。両者共通の部分もありますが、個別のコミュニケーションと、集団でのコミュニケーション、その微妙な違いは、コーチングを学んだ後では、気づきの違いも面白いものです。むしろ、組織としては、ファシリテーションの方が、実利的面もあるかも知れません。会社の同僚、部下の方を伴われて参加されると効果はより増進し、実践しやすいのではと思います。これまで、組織や企業の会議運営などに疑問や、また改革意欲を持っている方がいらしたら、きっとお役に立てるものと自負しておりますが…どうぞよろしくお願いします。;:;:;:;:;;:「ファシリテーション研修1日講座」 開催期日 : 12月10日(日) 9:30~17:30 場 所 : 札幌市教育文化会館 札幌市中央区北1条西13丁目 地図 http://www.kyobun.org/map.html 募集定員 : 20名参加対象 : 会議の活性化の重要性を考え、組織の中でより良いコミュニケーションの実現を図りたい、企業団体の開発部門、販売営業部門、地域のリーダーの方!そして、人間関係をもっと円滑にしたい方!参加料 : 15,750円(税込) 2人以上での参加の場合、1人14,700円(税込) 申し込方法 : お問い合わせおよび、参加お申し込み、こちらからどうぞ。 鮫島宗哉 090-1089-4678;:;:;:;:;周囲の方で、興味をもたれそうな方がいらしたらお声をかけていただけたらありがたく、よろしくお願いします。
2006.11.28
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