ちゃと・まっし~ぐ~ら~!

ロンドンの「やめろーっ」第一弾

本当はロンドンの「キライ」第二弾にすべきかとも思ったが、私にとって
もっと反射的にイヤなことなので、感情を込めて、新タイトルとした。
こうして、いろいろな第一弾ばかりが増えるかも知れないと思うと、少し
不安な気もするが。

何がこんなにイヤなのかというと、イギリスの女は超好んでTバックを穿いて
いることである。
わかります?Tバック。
日本でも売っているだろうけど、イギリスはひどい!
下着売り場に行っても、通販のカタログを見ても、売っている半分のパンツは
Tバックなのだ。
(注.ここで私が言う「パンツ」は下着である。いわゆるアウターは私に
とっちゃ「パンツ」ではない、そりゃ「ズボン」だ。おズボンだ。
私は下着のパンツを「パンティ」と読んだり、しゃれくさっておズボンを
「パンツ」と呼ぶ気はさらさら無い。)
Tバックの宣伝は得てして「下着のラインがアウターにひびかない」などと
いう決まり文句で治まっているが、別に下着のラインが外から見えることが
かっこ悪いことはないじゃないか。
アウターの上から下着を穿いていりゃ、そりゃおかしいだろうけれども。

穿いている本人は、そりゃ好きで穿いているだろうし、知ったこっちゃない。
しかし、何がガマンできないかというと、そいつらがしゃがんだ途端に見える
Tバックは、ほんとに げー なのである。
その状況がご理解頂けるであろうか?
誰かがしゃがむ。

おズボンの穿きこみ口が、しゃがんだことによってぐっと下がる。

見えるのは、パンツの上部どころではない、しっかりTバックのヒモごと
すべてが見えるのだ。

こうなると、見えるものを上から羅列するなら
上の服のすそ→肌(腰の続き)→ヒモ→肌(ケツの上部)→おズボンの穿きこみ口
となる。

つまり、腰部のお肉をヒモがしっかり横切っているということだ。

見ていて、こんなに気持ちの悪いものはない。
昨日はなんと、隣りの課の一人のねーちゃんがスカート(スカートなのに
である)でしゃがんでおり、その横をたまたま通ってしまった私の目に
突き刺さった光景は、スカートのベルトの上部から、ロイヤルブルーの
ヒモがぱしーっと自己主張していたのである。
このヒモがただ真横に一直線ならがまんできなくもない。
しかし、問題はその先だ。
当然、Tバックだから、Tの縦棒が存在するわけだ。
縦棒の存在しないTバックというのも考えにくいが、そう、問題は縦棒だ。
考えてもみてほしい。
●今、自分がうっかり眼にしたTバックの縦棒はどこに通じているのか?
●果たしてこの人は今日の腹具合はOKなのか?
●何かの拍子にずれたらどうするのか?
●・・・巻きつかないのか?
このTバックは、体格に関わらず一般的に穿かれているため、ものすごい
体格の人が穿いていると、Tの横線がみごと体に食い込んでしまい、本来の
ヒモが糸状態になってしまっている。
家で焼き豚を作る時、ちょうどこんな感じで豚肉をタコ糸でしばっているので
「あ、そうそう、焼き豚切れてたから作らなきゃ。」と思い出させてくれる
ことが唯一の利点と言えなくもない。

生理的に気持ち悪いものを眼にしたショックの上に、上の4つの●のような
憶測が新たな憶測を呼び、思考能力が停止しそうになる。
うちのスタッフに、話のついでにきいてみた。
素晴らしき、我がチーム。
やはり日本人女性はそんなものは穿かないのだ。
イギリス人男性と結婚している何人かは、ご主人連から「ああいうものも
穿いてみないか」と言われたことはあるが、断ったらしい。
パンツはおシリをしっかり覆い、気合を入れて自分でおケツを叩いて
うぉっしゃ~という気になるものしか穿けないとみんな言う。
それに、穿きこみが浅くてズレ下がるようなパンツもだめだ。
すっぽりと・・・
しっかりと・・・
それも綿100%のものに限るのだ!
こういう万全の備えあるやまとなでしこがいやん、いやんと恥らうから
色気もあるというものなのだ。
見えるだけ見せるというのはあさましいだけで、美学ではないと私は思う。
ちなみに、私は、こっちの女性はほとんど穿かない(だから、売れないし
売っていない)ガードルでびしっと気合を入れていることが多い。
しかし、最近はお腹のほうもガードルの外圧をはねのけるくらいの抵抗力を
日々、着実に付けてきている気もするのが複雑だ。

ともかく、イギリス人女性はどうも色気、というものを履き違えている気が
多分にしている。
詳しくは、この際だから私の過去の日記も是非参照してもらいたい。
恐るべしイギリス女性~独善的独白


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