Rikacyan

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小学生の作文(3)(3年生)

どんぐりのせいくらべ

 新学期には学校で、せのじゅんをきめます。まず、朝の会などでせのじゅんきめを発表してからやります。
 ぼくたちのクラスは2日目にやりました。
 ぼくは、2学期のさいしょは4番目でした。けれど2番目のあきら君が転校したので3番目になりました。
 今回のじゅん決めでは、2番目のいさむ君はだれが見てもぼくより小さいので、ぼくのうしろのあきと君とくらべてみることにしました。すると、ほんの少しだけぼくのほうが高いのです。はかったとおる君も、
「想一のほうが高い」
と言っていました。そのときはうれしくて、
「やったー、あきとに勝った。」
と思わずさけんでしまいました。
 次の日はしんたいそくていでした。
 ほけん室へ行くときは、出せきばんごうじゅんでした。だからせの高さのことはかんけいなくてがっかりでした。あきと君は、ぼくより前によばれていたけれど、先生が本人にしか教えないので、あきと君のしんちょうはすぐにはわかりませんでした。
 ぼくの番がきたとき、(何センチかな。あきとよりどのくらい大きいかな。)と思いました。2学期にはかったときの身長はおぼえていないけれど(すごくたくさんのびたな)と思いました。
 教室に帰ってからあきと君に
「身長何センチだった?」
と聞かれました。ぼくが
「126センチ」
と答えると、
「やったー、ぬきかえした」
とうれしそうにあきと君は言いました。ぼくは(うそ)と思いながら
「あきとは何センチなの?」
と聞くと
「126センチ1ミリ」
とニコニコして言いました。なんと1ミリ負けてしまっていたのです。おまけにきのうはぼくのほうが高かったのに。
 たった1ミリが1センチにも10センチにも感じられました。
 お母さんに話したら、
「前から2番目と3番目で大きいとか小さいとか、まるでどんぐりのせいくらべね」
と笑っていました。
 いきなり大きくはなれないけど、4年になったら前から5番目ぐらいになりたいです。(了)

母としては、一番好きな作文のひとつです。
身体測定に行くときの件なんかすごくいいと思う。終わり方ももの足りないけど、がんばるようなものじゃないし、素直な気持ちってこういうことじゃないかな。

ちなみに小51学期現在、クラスで一番背が小さいらしい。(; ;)


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