11月18日(水) 吉祥寺バウスシアター
最近流行りのマイコー映画については最後にまた見てから書くとして、もう一人のマイコーも出てる、こちらの感想行ってみよっ
最初は、キアヌがカナダのヘビメタバンドの映画を応援してる、との記事を読み、またキアヌてば酔狂な・・・とか思ってたら、なんとそのバンドがアンヴィルで、しかもかなりの高評価と言う。
・・・歳がバレるからコッソリ白状しよう、実は私はスーパーロック'84で生アンヴィルを見ているのだそう、この映画の冒頭に出て来るだっさい観衆の中に私もいたのでR。
別にファンじゃなかったから、初来日のボン・ジョヴィと彼らの演奏時はのんびりお弁当食べてましたけどね。
アンヴィルなんて当時はヘンタイバンドとして名高く、ボン・ジョヴィとは逆に全然女子に人気なかったもんね。
ギターのデイヴはちょっと可愛かったけどインタではヘンタイ発言ばっかりだったので、友達と「夢を壊すデイヴ・アリソン」と呼んでいた
大体、ドラムのロブなんて覚えてねーし。後で当時の写真見て、あぁそう言えばいたね~って思い出したけど。
当然アルバムも持ってないし、曲も知らない、彼らがそんなに後続のバンドに影響を与えてたのも初めて知ったけど、 マイケル・ムーア
監督や ダスティン・ホフマン
氏も絶賛するほどの良い映画なら、昔のよしみ?で見てやるか、と興味湧いた。
海外の試写会では最後に当人達のミニライブがあるらしい・・・ Zepp
でやるってことは日本にも来るかと思ってたら、案の定、昔のロック友(ストーンズヲタでスーパーロック経験者)からお誘いが。
駄菓子菓子。その10月20日は東京国際映画祭で「 シングル・マン
」のチケを早々に取ってしまってたのであった。
日程が近い ラウパ
にも出演と知り、こりゃ確実にミニライブあるな、日本公開が決まってて舞台挨拶もない日の「シングル・マン」よりこっちの方が面白そう~とも思いましたが、遅かった。後で聞いたら、かなり盛り上がったみたいね。
少し情報仕入れ過ぎて、ストーリーも彼らを取り巻く状況もわかってたので、何も知らない方がもっと楽しめたかもね。
思ってたよりは爆笑も号泣もしなかったけど、 EMI
からお断りメールが来たシーンは前日に自分も似たようなメールを受け取って凹んでたところだったからキタわ・・・
よく「 レスラー
」と似てると言われてるけど、ああいう悲惨さとか壮絶さはなく、ところどころに辛い現実を挟みつつも、全体的にほのぼのしたトーンで話は進む。
セックス&ドラッグもほぼ皆無でロック映画としてはかなり異質だし、あのヘンタイ・アンヴィルの映画とは思えない
勿論、厳しい状況ではあるんだろうだけど、とりあえず健康で、精神的にも金銭的にも支えてくれる家族や友達に囲まれた小さな幸せは確保してるんだよね・・・結構、小綺麗でいい家住んでるし。
多少のいざこざはあれども修復不可能なまでに家族愛や友愛が破綻することはなく、一生一緒にいる、などと誰もが望むが、なかなか達成出来ない人間関係が確立された上で夢を追い続けていられるとは、私なんかよりずっと幸せじゃないのか・・・
あんなに自分をさらけ出して、それを受け止めてくれる人がいつも傍にいるなんて、実に羨ましい。
リップスは芸術家肌で気難しそうだけど、あんな素直で育ちのいいお坊ちゃんだったんだ。家族は皆、手堅い職業に付いてるようだし、環境ってのは人格形成に多大な影響を及ぼすね。リップスのキャラって演技だったのか
ロブがまた、飄々としていい味出してる。リップスの面倒見られるのは、ほんと彼しかいないな。
二人共、メタル・キッズがまんま大きくなったみたいで、プロデューサーのタンガリーディズ氏が凄く大人に見えた
彼らのおかんやお姉ちゃんらもいい人達だったけど、また奥様二人がエエ嫁でねぇ~
ロックスターと結婚するってのは彼女らの夢でもあったはずだけど、あの内助の功は、もう演歌の世界ですよ。
アルバム制作の裏側がわかったり、往年のミュージシャンがたくさん出演してるのも面白い。ラーズのデコにはビックリしたが、JJとかメイクまで全く変わってない人達にも驚いた
そんな中で笑いを取ってた、もう一人の マイコー
。えぇ、私にとっても神でしたとも・・・今でさえ。ダメだよ、彼にそんな昔のこと訊いちゃ
スラッシュに至っては、ストーンズとザ・フーとアンヴィルを並べるか
日本がとてもいい国に見えるとこも良かったな。お寺の境内を歩くシーンが美しかった。
先の「一生一緒だ。」の科白が被るストーンヘンジの場面も綺麗だったけど、彼らを景色の良い所に放り込むと面白い効果が出る(パンフの町山氏評によると「 スパイナル・タップ
」へのオマージュみたいですが)。
それはこの映画全体がそうだけど、アンヴィルの持つ特異なイメージを、全て真逆の物で包んでやると、その個性が際立つ反面、親近感が生まれ共感し易くなるのを サーシャ・ガバシ
監督はわかってる。最後のテロップまで、笑いの間の取り方もいいね
公式サイトの監督ノートを読んだら、何故彼がこの映画を撮ったのか、彼がこのバンドと映画にどんだけ愛情を注いだのかが良くわかって、また泣けた
ファンを大切にするアンヴィルと、彼らを愛し続けるファンの強い絆。映画館でも、スーパーロックと初来日の日本青年館と両方行った、なんて話してる方がいらしたよ。
なんかこの監督、ホフマン氏とも泣ける話があってさ・・・人の繋がりって大事にしなきゃいけないって思ったね。
SWと同じでいろいろ思い出すこともあるし、ノスタルジーもある。夢や希望はもう底を尽きそうだけど、彼らを見たら年齢問わずまた頑張ろうって思えるよ。今しか出来ないんだからね、今やるしかない。継続は力なり。求めよ、さらば与えられん。
メタル嫌いの方にも、あっちのマイコー映画と一緒に是非見ていただきたい1本
「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」公式サイト
Anvil The Movie
アカデミーは逃しちゃったね、残念
アンヴィル
The ANVIL Homepage
スーパーロック'84パンフより。ビデオもあったかも
LAプレミアでガバシ監督と
この指とこの指を立てて・・・
♪メタル・オン・メッタ~ル!
クラウザーさんも応援
THIS IS THIRTEEN ~夢を諦めきれない男たち~
スーパーロック行ったぜって方はポチッとねん
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追記(11/23):
拍手下さった方々、ありがとうございました ケヴィン・スペイシー先生
の次に多かったよ(当社比)。
以下、コメ下さった方への返信。
ルディファンの方、こちらからもVielen Dankです!!
スーパーロック組にはたまらん映画でしたね!チラッと映ったコージーにも涙・・・。
私ゃ、1月のミヒャエルにも行きますですよ!
「あなたは私の婿になる」 2017.05.10
「アサシン クリード」 2017.03.09
「エゴン・シーレ 死と乙女」 2017.02.28
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