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【6月15日】JR上越線では6月16日までの土日中心に特急「谷川岳もぐら」号が運転されました。これは、大宮~越後湯沢を高崎線、上越線経由で結ぶもので、愛称の通り谷川岳を控えた群馬県と新潟県の境目である上越国境を堪能できるものです。使用車両は185系で、途中停車駅は、熊谷、高崎、湯檜曽、土合、越後湯沢で、渋川や水上などは客扱いしません。なので、185系で土合駅を満喫するという目的のファン向けの列車です。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^大宮駅の在来線発車案内で新潟県の駅名が出るのは今となっては珍しい。長大な新清水トンネルをくぐるために「もぐら」が愛称になっているが、他の人には何のことだろうと感じるであろう。それまでは海へ向かう特急踊り子に使われた185系が今度は山を越えて越後湯沢に向かう。愛称表示は「臨時特急」であったが、あまり飾らないのが国鉄型らしさと受け止めよう。、ひし形のパンタグラフもあまり見かけない気がする。行先表示は幕だが、一部は壊れててうまく回ってないようだ。いたずらではないと信じたいが、これが幕のデメリットだろうか。座席は国鉄~JRの世代に主流だったリクライニングシートで、今となっては少し見誇りするが、デビュー当時は転換クロスだったので改善したほうだろう。上越線の渋川付近では高台に赤城山が見え、視界が広がる。渋川から先水上付近までは利根川に沿って走るようになる。水上では客扱いはしないが乗務員交代の為に運転停車はする。徹底して土合駅までの輸送をしたいようだ。水上を出ると一層緑が多くなり、湯檜曽の手前で上り線と別れて新清水トンネルに入る。写真の左端には湯檜曽の上りホーム、中央にはループの上り線の架線柱も見える。トンネル内の湯檜曽でも3分ほど停車する。トンネルに入ったばかりなので高低差はない。湯檜曽からトンネルを4分ほど走ったところで土合に到着。ここでは約30分停車して土合駅を満喫できる。ストライプ柄の車両が新清水トンネル内に停車中。外はかなり暑いがトンネル内はひんやりして気持ちいい。地上まで486段の階段を上らなければならず、地面とホームの高低差がもっともある日本一のもぐら駅と呼ばれている。トンネルを少し上った先に停車中の185系が見える。185系デビュー時はまさかここまで走るとは思ってもみなかっただろう。階段わきには湧水が湧いている。その気になれば地上まで向かって戻ることもできたかも知れないが、時間や体力の都合で330段で引き返した。かつての土合駅は左側のホームが待避線として使われていて、列車が停車している場所は通過線だった。なので、待避線の線路をふさいで通過線にホームを設置した。新清水トンネルを抜けて土樽付近でも撮影者が多くいた。大宮から約3時間で終点の越後湯沢に到着。大宮から水上までは停車駅を絞って、国鉄特急並みのスピードを出し、水上から越後湯沢は土合での長時間停車とメリハリある運転だった。回の字が破れて「口送」になっていた。もう取り替えることはないのだろうか。新潟のE129系との夢のツーショットも実現した。
2024.07.05
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特急あかぎは、午前中の上り及び夜の下りに運転している高崎線の特急です。上野~高崎の運転がメインだが、平日には上野~本庄の列車もあり、通勤客に特化した列車です。その中でも上野18時発の1号は、上野~鴻巣46.7キロと50キロも満たない距離を走り、今回はこの列車に乗車してみた。特急あかぎをはじめ、同類の特急草津・四万はもともと185系車両が使われ、その後スーパーひたちの651系7両に代わり、現在は元房総特急のE257系5500番台の5両編成は使われ全車普通車座席指定になっています。定期の列車は上野東京ラインではなく上野を始発としており、北の玄関口上野の雰囲気をわずかに感じさせてくれます。現在の高崎線普通列車は、上野東京ライン経由で東海道線方面から来るのがメインだが、夕方以降は上野始発も存在する。たいがいが籠原や高崎行きだが、鴻巣の行き先が際立つ。普通列車は15両編成が多いが、特急あかぎは5両編成と、3分の1の輸送力だ。上野駅の雰囲気も昔からほとんど変わっていない。井沢八郎の「ああ上野駅」の碑もある。地方からSL牽引の集団就職列車で上野についた様子が描かれている。16番線の端には石川啄木の碑もある。新幹線や上野東京ラインの開業、夜行列車の廃止で上野駅の地平在来線ホームは寂しくなったが、駅周辺はそれなりに賑やかだった。かつて特急あさまやひたち、各種夜行列車が発着した地平ホームから出発する。元の房総特急では黄色と青の組み合わせだったが、改造で白と緑の組み合わせとなった。イラストはなく、特急あかぎのみの表示で、アルファベット字と交互に表示される。元々は特急どころか急行も通過した鴻巣も特急終着駅になった。距離も近く全車指定席なのでガラガラかと思ったら、それなりに乗車はあった。窓際にはコンセントもあるので便利だ。途中停車駅は、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、北本、終点鴻巣で、通過駅は、尾久、さいたま新都心、宮原、北上尾のみだ。途中高崎線の普通列車の追い越しもなく、実質ホームライナーや普通列車のようだ。うまくタイミングが合えば、同じ18時発の常磐線特急ひたちと並走するはずだが無理だった。その代わり日暮里付近では京成イブニングライナーと並走した。尾久車両センターでは遠くに、北斗星色、ローズピング、レインボー色のEF81が休んでいた。既に相方の客車はいないはずなのに機関車がこうやって残っているのはうれしい。上野から49分で終着の鴻巣に到着。途中の赤羽、浦和、大宮ではそれほど乗降はなく、高崎線の上尾、桶川、北本、鴻巣で徐々に降りていき、通勤特急の役目を果たしているようだ。上野を4分後に出た高崎行き普通が続けて到着。普通列車と所要時間は変わらないが、特急あかぎは座席指定でも料金760円(50キロまで)、えきねっとチケットレスだと660円で、普通列車グリーン車と大して変わらない。そのため、静かでくつろいだ状態でいたいときは、特急あかぎも選択肢になるだろう。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2024.05.25
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【8月15日】日にちが逆戻りしたが、この日は東海道線の特急「湘南1号」に乗ってきた(*^▽^*)特急湘南は、東海道線の東京・新宿~平塚・小田原に平日朝上り及び平日夕方~夜の下りに運転されている通勤客をターゲットにした列車である。そんな列車なので、通勤に東海道線は関係ない身としては普段乗ることはなく、平日休みであるお盆期間が数少ない乗車チャンスだ。しかも7月20日から8月いっぱいはJR東日本の「のんびりホリデーSuicaパス」が平日休日関係なく利用でき、まことにありがたい対応であるヽ(^o^)丿車両は特急踊り子で使われているE257系の全車座席指定で快適な通勤が味わえる。今回乗車した湘南1号は、東京~平塚63.8キロとかなり短く、踊り子の東京~伊豆急下田の半分にもいってない。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^平日の夕方以降の下り東海道線では1時間に1~2本の割合で特急湘南が運転され、通勤客をさばいている。先頭の愛称表示は漢字とローマ字が交互に表示され、外国の方にもわかりやすい。上野寄り9号車は貫通扉が付いているタイプで、顔つきも異なる。踊り子の時はこの後ろに修善寺行きの5両が連結されるときがある。平塚行きの特急が出るなんて、とても想像つかなかった。隣ホームにはE657系の常磐線特急ときわが到着。E653系当時同様のリバイバル塗装が施され、水戸の偕楽園の梅をイメージしたデザインだ。座席は青で涼し気だったが、国鉄時代は青の座席が主流だったので、時代が戻った感じだ。窓際にコンセントも設置されているので助かる。E257系は元々は中央線の特急あずさ・かいじに使われ、その時はコンセントは無かったので後付けのようだ。特急湘南の停車駅は、東京・品川・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚と、なんと!!川崎と横浜という政令指定都市の通過し、その代わりに大船~平塚が各駅停車という、本当に湘南地区の輸送に特化した列車といえよう。奥に高輪ゲートウェイが見える。開業して3年半たつが駅周辺は今も工事中のようだ。ちょっとピンボケでわけわからぬ写真になってしまったが、横浜を通過し、東京を7分前に出た普通列車を追い抜き、特急の風格を出している。横浜~戸塚は住宅密集地になっているようで、山の上まで家がズラリと建っているのが印象的。大船を過ぎると大船観音が見える。藤沢駅ホームには往年の湘南電車をイメージした売店がある。水戸駅ホームのE653系型売店同様インパクトある。藤沢を出ると相模大野方面の小田急江ノ島線と並走する。普段は快速(湘南新宿ラインの特別快速)すら停車しない辻堂にも特急湘南は停車する。茅ヶ崎~平塚では相模川を渡る。上下線が分かれていて名撮影地になっているようだ。約53分で終点の平塚に到着する。お盆期間で出発も退勤時間にしてはちょっと早かったが、それなりの乗車はあったように思える。平塚に停車中のE257系。特急踊り子は通過する駅に停車してるのも珍しい図だ。東京~平塚(51キロ以上)の特急料金は1020円、えきねっとチケットレスだと920円するので、頻繁には利用しづらいが、たまにリフレッシュで乗ってみるのも楽しい通勤になりそう。
2023.10.28
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【7月16日】7月15日より、東武鉄道の日光、鬼怒川方面に新しい特急車両「スペーシアX」がデビューした。現行の特急スペーシアをグレードアップした形で、普通車に相当するスタンダードシートの他にグリーン車に相当する「プレミアムシート」があるのが特徴だ。更に、コンパートメントシートやコクピットラウンジ、コクピットスィートなど格が上の車両もあり、新婚旅行など特別なイベントでも楽しめそうだ。東武鉄道スペーシアX特設サイトスペーシアXの特急料金【別途乗車券などの運賃が必要】浅草~東武日光スタンダードシート:1940円プレミアムシート:2520円従来のスペーシア・リバティ普通車:1650円欧風の品のある浅草駅が東武特急の旅のスタート。日中の東武浅草駅には、日光、鬼怒川、両毛方面の特急の他は、浅草~北千住の普通列車がメインになる。今回乗るのは13:00発のスペーシアX5号。他の特急にように「きぬ」「けごん」など方面別の愛称はなく、全てスペーシアXと呼んでいるようだ。浅草駅の改札やスペーシアXが発着する5番ホームも和風になって明るく落ち着いた感じになっている。白い車体がまぶしいスペーシアXが到着。デビュー間もないので駅は見物客でにぎわっていた。丸みを帯びた先頭部分も特徴。どことなく北陸の681系特急車両を思わす。【参考】金沢駅での681系特急サンダーバード・しらさぎ。両端の車両の窓も特徴的で、Xをイメージしているようだ。行先表示も、停車駅の他に車両の紹介画像も映し出されて、今までにないパターンだ。スペーシアXの中で最高レベルのコクピットスィートは、6号車運転台直後にあり、最大7人収容で展望を独占できる。6号車の半室はコンパートメントになっている。浅草駅先端ではカーブが急なので、車両とホームの隙間が広い。なので、特急乗車の際は渡り板を使用する。スペーシアXのプレミアムシートは2列+1列の配置なので、一人でも楽しめる。絨毯の上に並んだ黄金色のシートが高級感を出している。バックシェルもあるので、後ろの人に気兼ねなくリクライニングが出来る。もちろんカップホルダーやコンセントもある。電動リクライニングを備えているので、ゆったり倒せる。デッキにはチェーン式の荷物置き場があり、手持ちの交通系ICカードが鍵代わりになる(料金はかからない)浅草を出発し、隅田川と、生ビールをイメージしたアサヒビール本社ビルを眺める。テーブルもあるので、浅草駅で買った今半の牛肉重を賞味。スペーシアXをはじめとする東武特急にはワゴンの様な車内販売は無く、また、東武浅草駅の改札内に売店はないので要注意。スタンダードシートも明るい雰囲気で悪くない。春日部にも停まるので、気軽にスペーシアXの体験乗車が出来そう。終点の東武日光の手前でJR日光駅を通り過ぎる。JRの駅でもスペーシアXのデビューを祝う張り紙があった。JRと東武では東京~日光のライバルにも思えたが、今はJRは宇都宮~日光などの地域輸送に特化し、あまり争わないように思える。それどころか、スペーシアXの開発にあたり、JRや近鉄ひのとりなど参考にしたようで、個々ではなく鉄道全体が一丸となる姿が素晴らしい。浅草から約1時間48分で終着東武日光に到着。清掃スタッフに出迎えながらの到着になるが、きれいな列車で旅ができるのもこの方々のおかげというのも忘れてはならない。浅草駅では落ち着いて撮れなかったが、東武日光では編成全体を収められた。折り返し準備中の行先表示は「X」が表示されなかなか格好いい。最近Twitterのマークも青い鳥から「X」に変わったようで、どうしてもスペーシアXに見えてしまう。1号車はコクピットラウンジで、こちらもゆったりくつろげそう。長時間だと疲れそうだが1時間50分くらいならちょうどいいだろう。コクピットラウンジ利用者はカフェも利用でき、飲物や菓子類などが販売される。他の車両ではアプリによる予約制になるがこの日はシステム不具合で利用できなかった><どっちにしろしばらくは込み合いそうなので、落ち着いた時期にでも利用したい。ホームギリギリだが、従来のスペーシア日光詣色とのツーショットが実現した。スペーシアもデビューしてから33年たつが、それほど古さは感じられず、しばらくは一緒に活躍できると期待したい。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2023.07.28
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【5月4日】この日はせっかくのゴールデンウィークなので、デビュー間もないHC85系特急ひだの試乗を兼ねて富山方面に行ってきました。顔つきはシンプルで愛称表示などはない。JR東海らしくオレンジの帯があるが、どことなく近鉄特急にも雰囲気が似ている。【参考】この3月まで特急ひだで活躍したキハ85系通称ワイドビュー(写真は特急南紀)行先表示等はフルカラーLEDになっている。名古屋から飛騨高山と通って富山まで行く。特急しらさぎが名古屋~金沢の運転になった今、貴重な名古屋~富山の特急である。HC85系の特徴はハイブリッド車であり、そのロゴもある。普通車の座席はオレンジ色で、肘掛にコンセントもある。デッキは木目調で落ち着いた感じ。ちょっとしたギャラリーもある。ハウブリッドに関しては詳しくはわからないが、エンジンにより発電し、モーターの力により車両を動かすようだ。客室にもその辺の様子が表示される。気動車なので列車番号の末尾には「D」が付けられるが、車内の形式は電車に準じて「モハ」(モーター付きの普通車)と表記される。高山線に入り美濃太田を過ぎると山あいの景色になり、飛騨川が寄り添い、様々な川の姿が見られる。時折ダムも見える。こうしてみると水をためている様子がわかる。下呂付近は温泉街の風情が漂う。水入れ後の田んぼと鯉のぼりの組み合わせが5月を実感する。先頭車デッキから前面展望ができるが視界はそんなに良くない。高山に到着。もちろん降車客も多かったが乗車客もそれなりにいて、外国人の姿も多かった。後ろ4両は高山で切り離し。今回乗車したひだ3号は、通常は後ろ4両が高山どまり、前2両が富山行きの計6両編成。ただし、この日は富山行きも4両で、計8両編成の運転だった。自由席は高山行き富山行き各1両なので要注意。高山線の各気動車に見送られて高山発車。高山の2駅先の飛騨国府で上りひだと行き違い。飛騨古川は白壁土蔵の街並みが有名らしく、ホームもそのようなイメージになっている。高山付近から先は宮川が寄り添い、流れは日本海側に向かう。富山県に入って最初の駅である猪谷はJR東海とJR西日本の境界駅なので乗務員交代も行われる。かつては神岡鉄道(国鉄神岡線)も出ていて構内は広い。猪谷~富山のJR高山線は全て富山市を通る。富山に近づくと立山連峰もそびえ立ち、富山らしい光景が繰り広げられる。高架の富山駅に到着。かつては様々な特急が発着した富山駅も、今は在来線特急はひだのみ。東京地区から北陸新幹線・富山経由で高山方面へのルートも楽しいが、富山では新幹線と在来線特急の乗り継ぎ割引(在来線の特急料金が半額になる特例)が適用されないので要注意。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2023.05.12
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【3月12日】この日はJR東日本パスを使い、秋田から羽越線を通り新潟まで行く特急いなほに乗車した。特急いなほは、大部分が新潟~酒田の運転だが、定期で2往復、不定期の延長で1往復が秋田まで足を延ばす。新潟~秋田は距離が273キロ、所要時間も約3時間半と、現在の特急にしてはかなり乗りごたえある列車だ。秋田駅構内には秋田犬がいて人々を和ませている。いなほ10号は普段は酒田始発だが、この日は秋田始発で運転された。元々は常磐線のフレッシュひたちに使われたE653系が青い塗装で運転された。中央には青森行き特急つがる、左には701系普通も停車中。稲穂と夕日をイメージしたイラストも正面に描かれている。秋田を出てしばらく走ると雄物川を渡る。日本海の河口に近いせいか、川幅は広い。その先を走ると日本海が見え始め、風車も建っている。吹浦~遊佐では鳥海山に沿って走る。かつては、上野から上越線・羽越線経由で秋田や青森を結んだ特急や急行の愛称にもなっていて、この辺りのシンボルでもあるようだ。酒田駅構内にはハマナス色のいなほも休んでいる。酒田を出て砂越を通過すると最上川を渡り、下りのいなほとすれ違う。2005年にはこの鉄橋で強風による脱線事故も起こり、それ以来、安全対策はより強化されたようだ。鶴岡から先に行くと再び海沿いを走る。この辺りの海は岩が数多く立っていて、羽越線の絶景区間でもある。新潟県最初の停車駅である府屋も海に近いところにある。村上付近では電気方式が交流から直流に切り替わるため、車内の照明が一時消える。同じような状態は常磐線の取手付近でも見られたが最近の車両は消灯しないため、希少なシーンだ。米どころ新潟にふさわしい田園地帯を走る。夏や秋になるとカラフルなじゅうたんの様になるだろう。白新線に入り、阿賀野川を渡る。こちらも雄物川同様河口に近く川幅は広い。新潟に近い東新潟に隣接する新潟貨物ターミナルでは様々な機関車が見える。国鉄型機関車がないのは残念だが、機関車自体が存在しているのは嬉しい。高架の新潟駅に到着。いなほが到着するホームは新幹線ホームと隣接していて、中間改札を通るだけで直接乗り換えられるのが便利だ。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2023.04.14
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【4月9日】この日は浅草から出る東武特急「リバティ会津」にて会津方面に出かけた。リバティ会津は、浅草から東武伊勢崎線・日光線で北千住、春日部、栃木、鬼怒川温泉などを通り、更に野岩鉄道(やがんてつどう)で川治温泉や湯西川温泉などを通って会津高原尾瀬口、そして会津鉄道に乗り入れて会津田島まで行く特急である。所要時間は約3時間10分で、東京地区から南会津地区まで直通で行ける希少な列車で、かつ全国的に見ても乗車時間の長い分野の特急といえる。使用した切符は、上記の東武鉄道で発行している「ゆったり東武会津フリーパス」。東京近郊の東武伊勢崎線などの駅から日光の入り口である下今市までの往復乗車券と下今市~東武日光及び、下今市~鬼怒川温泉~新藤原~会津高原尾瀬口~会津田島~会津若松~JR~喜多方までのフリー区間がセットの便利なきっぷ。詳細は東武鉄道サイトのおとくなきっぷの案内か、下記の自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」を参考に^^「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^浅草6時30分発のリバティ会津は、下今市までは東武日光行きリバティけごんと併結。(どちらも3両編成)鬼怒川温泉~会津高原尾瀬口は男鹿高原(おじかこうげん)以外は各駅に停まるので停車駅が多い。ロボットの様な顔つきの特急リバティ。今回の会津の他に、きぬ、けごん、りょうもうなど多岐に使われる。東武の浅草駅はカーブでホームに隙間があるのが特徴。特急では渡し板が設置される。座席は和風の刺繡があり、コンセントも設置されている。浅草を出ると隅田川を渡る。この頃はまだ桜も咲いていた。前方にはスカイツリーも見える。日光地区に入ると杉の木が多くなる。下今市ではSL大樹用の展望室付き客車も待機中。下今市では後ろに連結していた東武日光行きのリバティけごんを切り離す。切離しが済むと貫通幌は中に収納される。下今市を出ると男体山や大谷(だいや)川が眺められる。新高徳付近では鬼怒川を渡り、しばらく並走する。鬼怒川温泉では日光詣色のスペーシアと顔を合わす。スペーシアは会津田島まではいかない。鬼怒川温泉付近では多くのホテルや旅館が建ち並び、温泉街の風情が漂う。但し、このうちの何軒かは廃業になって廃墟となったままだろう。特急リバティで鬼怒川温泉~会津田島のみの利用の場合は特急料金不要で乗車券のみで利用できる。(但し座席の指定はできない)但し、座席の指定を受ける場合や、範囲から外れた鬼怒川温泉~浅草方面にまたぐ場合は、乗車した全区間の特急料金が必要になる。鬼怒川温泉の先の新藤原からは野岩鉄道に入る。リバティの客室出入口には次駅などの案内表示があるが、会社のマークも表示されているのが細かい。川治温泉では会津若松発鬼怒川温泉行の会津鉄道AIZUマウントエクスプレスと行違う。野岩鉄道の終点会津高原尾瀬口では同社の6050系と顔を合わす。6050系はかつては東武鉄道や会津鉄道にも所属していて、このリバティ会津と同じく浅草~東武日光・会津田島の快速として運転していた。今は野岩鉄道内の新藤原~会津高原尾瀬口が主な活躍の場となっている。会津高原尾瀬口を出ると会津鉄道に入り次終点の会津田島。終点の会津田島に到着。ここからは会津鉄道の快速会津若松行きに接続し、会津若松には10時46分に到着する。浅草~会津若松は4時間16分で結ぶことになり、在来線としては割と速い。会津田島駅ホームではまだ雪が残っていて、かなりの豪雪地帯と想像できる。パシナコレクション 紅葉の野岩鉄道 [DVD]パシナコレクション 紅葉の会津鉄道 会津浪漫風号 [DVD]
2022.04.15
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【3月12日】静岡の三保の松原や静岡鉄道などを満喫した後は、静岡駅から特急ふじかわ9号に乗って甲府を目指す。静岡鉄道桜橋駅の記事特急ふじかわは東海道線を富士まで走り、富士からは身延線を走って富士宮や身延などを通り、甲府に至る特急で373系3両編成が使われている。静岡~甲府や身延線沿線の輸送の他に、静岡で静岡停車の新幹線ひかりに接続して新大阪・名古屋~甲府の輸送の役割も果たしているようだ。静岡県内の行先の普通列車が多い在来線静岡駅の発車案内に特急の甲府行きが新鮮だ。この日の前日まではJR東海の車両が使われる「しなの」「ひだ」「南紀」「伊那路」「ふじかわ」には、愛称の頭にワイドビューと付けていたが(ワイドビューふじかわなど)、この改正でワイドビューの表記はなくなり、ただの「ふじかわ」と呼ぶ様になった。特急ふじかわに使用される373系は、かつてはムーンライトながらや特急東海などで東京駅に顔を出した時期があったが、今はこのふじかわと飯田線の特急伊那路が主な活躍の場になっている。現在のJR車両では珍しく、イラスト入りの愛称マークがある。全車普通車だがフカフカした感じの座り心地の座席。約27分後の富士駅で進行方向が変わるため、静岡発車時点では座席の向きが逆向きになっている。211系普通と顔を合わす。静岡を発車後、新幹線N700系Sとすれ違う。興津~由比付近では国道1号線や柵に妨げられて思うように見れないが、駿河湾がちらりと見える。富士付近では長い富士川鉄橋を渡る。富士を出て身延線に入ると富士宮辺りまで富士山が近くに見えて身延線の中でもお気に入りの光景だ。西富士宮を過ぎると後方に富士山とその麓の街が一望でいる。身延線はこの先しばらく富士山は見れないので、まるでこの先の旅を富士山が見送ってくれているようだ。西富士宮を過ぎると単線になり山間部に入るためスピードも50キロ台と遅くなる。この先、しばらく富士川と寄り添って走るようになる。内船(うつぶな)では313系普通と行違い。時折特急ふじかわのライバルと言える中部横断自動車道が見える。身延線は案外カーブも多い。下部温泉では静岡行き特急ふじかわと行違い。甲斐岩間ではちらりと富士山の山頂部分が見える。台湾を思わす市川大門の駅舎。甲府城が車窓に見ると終着の甲府。静岡から約2時間18分の旅だった。甲府駅の身延線ホームはJR東日本中央線とは少しずれた5,6番線から発車する。駅名標はJR東日本のデザインだがラインカラーはJR東海であるオレンジが使われているのがユニーク。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^JR東海 身延線 「市川大門」 キーホルダー 電車グッズ2枚セット デザインマスク 洗えるマスク おしゃれ 人気 ファッション ポリエステル 布マスク 洗って 繰り返し 大人用 子供用 普通 メンズ レディース 男性 女性 こども ジュニア キッズ 幼児 未就学児 009535 富士山 動物 猿2枚セット デザインマスク 洗えるマスク おしゃれ 人気 ファッション ポリエステル 布マスク 洗って 繰り返し 大人用 子供用 普通 メンズ レディース 男性 女性 こども ジュニア キッズ 幼児 未就学児 009599 富士山 風景 景色 写真
2022.04.01
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【2月13日】上野から乗った仙台行き特急ひたち3号は、いわきを出発し復興区間を通り仙台への後半へ進む。常磐線もいわきから先は単線が多く本数も少なくなり、ちょっとローカルムードが漂うようになる。上野~いわき編はこちら乗り鉄お役立ちガイドでの「週末パス」の案内富岡に到着。海側では今でも工事が行われ、どの様に変わるのか興味深い。富岡~浪江は昨年3月に復旧したばかりの区間を走るが、途中夜ノ森を通過しただけで大野、双葉、浪江とこまめに停車する。大野駅は割と立派な跨線橋だった。双葉駅の山側では「さあ双葉町の未来をはじめよう。住宅用地造成中」と書かれたパネルがあった。昨年訪問した時はほとんど帰宅困難地域で街はかなり荒れていた感じだったが、これから新しい街が造り上げるようで、こちらも将来が楽しみだ。2020年3月の常磐線訪問の記事常磐線で活躍するE531系は南は品川・上野、北はこの原ノ町までやってくる。更には水戸線で小山、東北線で黒磯~新白河でも走っており、行動範囲は広い。原ノ町から仙台方面へは仙台地区で活躍するE721系や701系が活躍の場になる。相馬を過ぎると火力発電所も見える。新地~坂元~山下は特に津波の被害が大きかったところで、復旧に際して内陸の高架に移設した。なので、見晴らしはよくなった。山下付近ではイチゴ狩りもできるようだ🍓亘理駅は天守閣風の建物が特徴の「悠里館」が隣接していて郷土資料館などがある。広大な阿武隈川を渡ると常磐線と東北線の合流駅岩沼は近い。何かの工場の姿もある。上野から約4時間半で終着の仙台着。新幹線に比べると乗りごたえあったが、様々な景色が楽しめる旅で今後も東北方面に出かけるときは使う時があるかもしれない。先日の地震で東北新幹線が不通になった時も、このひたちが新幹線の代わりを果たしたようで、改めて重要な価値を実感した。末永くこの列車が走り続けることを祈りたい。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2021.02.26
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【2月13日】この日はJR東日本で発売されている週末パスを使って、2020年3月に全線復旧した常磐線を走る特急ひたちで上野から仙台まで通しで乗ってみた。大概の常磐線特急ひたち・ときわは品川始発で東京、上野を経由して常磐線を走るのだが、今回乗ったひたち3号は上野始発仙台行なので、「北の玄関口上野」の雰囲気が味わえる貴重な列車になっている。※この日の夜に福島沖で地震があり東北新幹線などの鉄道がストップした状態になったが、僕は夜10時半ころに家に着いたので何とか無事だった。週末パスの詳細は自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」をご覧願います^^乗り鉄お役立ちガイドでの「週末パス」の案内品川からくる特急ひたち・ときわは通常上野駅の高架ホーム8番線から発車するので、上野駅地平ホームから出るひたち号は貴重な存在。16、17番線では発車メロディーに井沢八郎の「ああ上野駅」が流れる。E657系で仙台行が登場するのはうれしいことだ。651系のスーパーひたち時代は11両中4両が仙台行、7両がいわき行だったが、E657系は10両固定編成なので10両すべてが仙台まで行く。上野駅15番線先端には石川啄木の「故郷の訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きに行く」の碑が設置されている。違う土地でずっと過ごしていて自分の地域の言葉が聞こえたり、外国で過ごしていて日本語が聞こえると懐かしくて聞き入ってしまうことでしょうね。コロナの影響か、新幹線や特急では車内販売が行われないので要注意。ちょっとした駅にはコンビニが充実しているので問題ないかもしれないが、それがもとで車内販売が減ったのか。南千住付近では東京メトロ日比谷線や東京スカイツリーが見れる。土浦付近ではレンコン畑が目立つようになる。ひたち3号は本来、土浦を出ると次は水戸だが、この日は梅の時期だったので、水戸のちょっと手前の臨時駅・偕楽園にも停車する。偕楽園駅は上り上野方面にはホームがない下り線用で、普段は普通列車すら停車しないが梅の時期は特急も停車する。梅が咲くにはまだ早いようだったが、いずれは梅の花でいっぱいになることであろう。朝食は上野駅で購入した駅弁「チキン弁当」を賞味。ケッチャプライスと鶏のから揚げの組み合わせで子供も喜びそうだ。上皇さまも気に入られているようだ。ひたちを過ぎると海が見え始め、茨城と福島の県境の勿来(なこそ)付近は近くに見える。上野から約2時間23分でE501系が停車するいわきに到着。大部分の特急ひたちはこの駅までだが、ひたち3号はようやくここで半分くらいだ。
2021.02.20
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【1月12日】1月12日~13日の2日間を使って久々に四国の松山方面を訪問し、伊予鉄道をメインに旅してきましたまずは東京から新幹線で岡山に出て、そこからは岡山11:35発の瀬戸大橋を通り松山へ行く特急しおかぜ9号に乗車。この列車は車体全体がアンパンマンのキャラクターで埋め尽くされている「アンパンマン列車」で、子供が喜ぶ様なデザインだった。松山寄り先頭車は流線型でスピード感がある。どことなく海外の特急を思わす。岡山寄りの車両は平べったい顔つきで、他の編成と連結が可能になっている。このしおかぜも、四国に入った宇多津駅で高松からの特急いしづちを連結する。アンパンマンのキャラクターで埋め尽くされて、アンパンマンファンにはたまらない^^乗り込むとバイキンマンとアンパンマンが出迎えてくれる。自由席の座席普通車指定席はリニューアルされてグレードの高くなり、指定席料金を払う価値がある。3号車はオレンジの座席になっている。肘掛や座席背面は木目になっていて落ち着いた雰囲気。2号車は青系の座席で3号車とは対照的。洗面台には陶器が使われていて高級感がある。天井にもアンパンマンのイラストが…。アンパンマン列車の1号車の普通車はアンパンマンシートで、座席にもアンパンマンやバイキンマンが描かれていて、子供連れにはおすすめだ。指定席発券の際にアンパンマンシートと指定できる。まるで保育園の様な車内。ビジネスで乗るにはちょっと恥ずかしそうだ(笑)列車は瀬戸大橋を渡って四国に入る。瀬戸大橋が出来て30年以上経つが、いつ乗っても感動する光景だ。四国に入ってからも瀬戸内海がすぐ近くに見える区間がある。車窓の橋と島は子供の守り神である津嶋神社。8月の大祭の2日間は津島ノ宮駅が営業する。四国内では振り子を使って走るため、カーブでは少し傾き、高速で走れるのが特徴。終着の松山では、この先の宇和島行の特急宇和海が接続する。しおかぜの先に宇和海が停車していて、階段を上り下りせずに乗換えが出来るので楽だ。松山にもアンパンマンがいた。アンパンマンの作者やなせたかし氏の出身が四国の高知なので、アンパンマンはJR四国のキャラクターになりつつある。松山行の8000系特急しおかぜの他に、高知方面の特急南風などの2000系気動車特急にもアンパンマン列車は存在する。にほんブログ村「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.01.17
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【7月14日】記事が前後しますが、リゾートしらかみに乗車する秋田までは秋田新幹線「こまち」に久々に乗車しました^^秋田新幹線はその名の通り東京から秋田を結ぶ新幹線ですが、東京~盛岡は東北新幹線、そして盛岡~秋田が在来線の田沢湖線、奥羽線を走る列車で、東北新幹線区間では新青森方面の「はやぶさ」と併結しています。赤い車体が印象的で、女性的な雰囲気だ。先頭の部分は長く、ここだけ見ると天狗のようだ。大宮を出ると仙台まで停まらない。同区間は約300キロちょっとで、そこを1時間6分で走るのだからやはり速い!!シンボルマークも女性っぽい。実った稲穂をイメージした黄金色の座席。新幹線普通車だが2列+2列の配置でゆったりしている。かつての東海道新幹線0系のグリーン車を思わせる座席だ。壁にはコンセントも設置されている。東北らしい田園風景が広がるところを300キロほどのスピードで走る。仕切り扉にも稲穂が描かれている。盛岡では新函館北斗行きはやぶさと分かれて運転。東北新幹線と分かれて田沢湖線に入る。田沢湖線でも田んぼが広がるが、在来線のため、より近くに見える。田沢湖付近の岩手と秋田の県境はかなり山の中で、新幹線とは思えない景色になる。田沢湖線は単線なので、反対側からの列車の行き違いも行われる。先ほどの高速運転をは対照的に、ノンビリした走りだ。田沢湖や角館などの観光地も通り、新幹線によって便利になった。大曲から秋田までは奥羽線を走り、在来線(線路幅1067mm・奥)の単線と、新幹線(線路幅1435mm・手前)の単線が並んでおり、全国でも珍しいケースになっている。区間によっては、同じ線路を在来線と新幹線共同で使うので、線路が3本になっている。無事秋田に到着。高速運転やローカルな景色や単線並列などバラエティに富み、意外に楽しい旅だった。秋田駅では、秋田犬やなまはげや秋田美人がお出迎え。秋田線幹線では盛岡~秋田の車内販売は行っておらず、また、東京~盛岡でも弁当などはないので、事前に食料類の購入が必要になってくる。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^
2019.08.09
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【4月7日】箱根トコトコきっぷで箱根登山鉄道を満喫し、小田原からは帰宅の途につくわけだが、ここはJRの特急踊り子号に乗ってみることにしました。箱根トコトコきっぷの記事伊豆急下田・伊東・熱海などの伊豆から東京地区を結ぶ踊り子号は、今や貴重な国鉄特急車両である185系が使用され、いつ置き換わるかわからないので、今のうちに乗ってみる価値はあると思います。これに乗って東京まで…ではなく、その先の上野を通り、常磐線の我孫子まで行きました。上野東京ラインの開業で東海道線と宇都宮・高崎・常磐線と直通するようになり、臨時ではあるけど我孫子発伊豆急下田行なんて踊り子号が出来たわけです。(全車指定席)なので我孫子、柏、松戸、北千住(東武スカイツリーライン)から伊豆方面が楽になしました。小田原駅の発車案内。かつては東海道線上りはほとんどが東京行きだったが、今は宇都宮や高崎など行き先がバラエティになった。一時は新しい色に変更になった時期もあったが、今はデビュー当時の塗装になったようだ。我孫子行きだが幕がないのか、「特急踊り子」の幕が使われる。元々は特急と普通列車の両方に使われるように転換クロスの座席だったが、今はリクライニングシートになり、特急や指定席の快速の使用が主になっている。座席の間隔は狭く、夜行快速ムーンライトながらで使用されるとちょっとシンドイと思う。特急としては珍しく、窓が開く。停車駅などの電光掲示はなく、緑色の指定席の表示が国鉄時代のようだ。ホテルの様な最近の特急車両の洗面所付近に慣れると、こちらもシンプルで時代を感じる。ファン以外の人は新車を待ち望んでいるのでは?我孫子に到着。緑の斜めの模様が185系の特徴で、昭和56年頃のデビュー当時は斬新な塗装で話題だった。我孫子に着いてからはホーム上にある「弥生軒」のそば屋でから揚げそばを注文。案の定大きいから揚げだが結構おいしく、2個でもいけそうな気がした。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.04.20
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3月16日はJRをはじめ、いろんな鉄道会社のダイヤ改正が行われましたが、埼玉地区の話題といえば西武鉄道の特急「ラビュー」(Laview)のデビューでしょう以前に新型特急のイメージ図を見たときに、まるで潜水艦のようで、これが本当に西武鉄道で走るのかと思ったら本当にこのスタイルで登場した…。西武特急は秩父の他に、所沢や飯能など近距離の利用も多いので気軽な特急の旅が楽しめる。先頭はかなり丸く、それまでのレッドアローのイメージとはかなり異なる。しばらくは注目の的だろう。いずれはこの車両に置き換えるようだが、これが主流になるのもちょっと怖い気がする(笑)行先表示は日本語と英語が交互に表示されるスタイルだが、号数や途中停車駅の表示はなく、他の新型特急に比べるとシンプルだ。側面には「Laview」の表記噂通り窓は大きく、リゾート列車のようだ。膝の下まで窓がきている座席間隔は広くゆったりできる。黄色い座席でスタイルもまるでオバQなどのオバケを連想させる^^;座席は上下スライドする枕タイプのカバーで、テーブルやコンセントも付いている。床はカーペットでリビングにいるような感じになる。停車駅表示は、日本語・英語・中国語・韓国語で表示される。この写真ではわかりづらいが、デッキは黄色一色になっていて、独特な空間になる。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.03.28
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【3月9日】最近はなかなか遠出をする機会がなくなったが、今回は日帰りであるけど久しぶりに富山方面に出かけました。片道は趣向を凝らして、高山線のディーゼル特急ひだに乗ってみました。デビューして30年近く経とうとしている「ワイドビュー」ことキハ85系。JR東海の車両なのでオレンジの帯を巻いている。これで名古屋から高山を経由して富山まで約3時間47分の旅が始まる。増結や切り離しも行われるため、貫通扉がついている先頭車もある。先頭の愛称表示には飛騨をイメージしたイラストも描かれている。北陸新幹線が金沢まで開業し、名古屋から北陸へ行く特急しらさぎが金沢止まりになった今、唯一名古屋から富山へ行く特急となる。座席はグリーン車並みにゆったりしている。座席の高さが少し高くなっているので見晴らしもよい。車内販売は無いが飲み物の自動販売機が設置されている。鵜沼付近では犬山城も見える。日本三大名泉のひとつ、下呂も通る。高山からは外国人の団体も乗り込んできた。飛騨は国際的な観光地のようだ。ひだ3号は通常、前3両が富山行き、後ろ4両は高山どまりになっている。なので、高山では切り離し作業が行われた。オレンジラインの作業着がJR東海らしい。但し、この日は前4両が富山行き、後ろ5両が高山どまりの9両で運転された。1両単位での編成の増減ができるのも気動車のメリット。沿線は木曽川や飛騨川や宮川などの川沿いを走り、絶景が続く。富山に近づくと雪をかぶった立山連峰が車窓に見えるようになる。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.03.14
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【3月21日の旅行】3月17日より小田急ロマンスカーに新車「GSE(Graceful(優雅な) Super Express)」がデビューしました。オレンジ系統の車体は結構目立ち、展望部分の前面窓や客室の窓も大きくなり、展望がより楽しくなりました。また、今までのロマンスカーにはなかったちょっとした心遣いも車内に感じられます。新宿~小田原ですが、さっそく乗ってみました。小田急電鉄のサイトデビュー間もないせいか、新宿駅では注目の的でした。もちろん展望席も健在で、複々線で通る車両も増えて楽しみが増えました。カラフルな座席。シートカバーにも「GSE」の刺繍がされていてGSE専用のカバーだというのがわかる。ひじ掛けにはテーブルが収納されて食事等に便利だ。窓枠のひじ掛け部分は少し狭く、物を置いたりカメラを置いて車窓の動画撮影は難しそうだ^^;傘用のホルダーや買い物袋等をかけられるフックもあり、雨の日は助かる。展望窓は大きく、展望席でなくても先頭車両ならばそれなりに展望は楽しめる。ロマンスカーの乗務員は専用の制服を着用し、風格が出た。各座席にコンセントがついたのもありがたい。座席上の金具は手すりの役目をして、通路を歩行の際はもちろん、座席から立つ時も楽に立ち上がれる。展示で座席番号も記されていて、展示を必要としている人にとってはありがたい機能になることだろう。2号車と6号車には女性用トイレと男性用(小)トイレがある。今までの車両は男女共用が一般的だったが、女性の方にとっては使いづらかったんだろうか?4号車には車いす対応の男女共用トイレもある。小田原駅でのGSE。今回乗ってみて、新型の観光列車ならば近鉄の特急「しまかぜ」やほかのリゾート列車のようないろんな設備が欲しかったところだが、新宿~箱根湯本が約1時間半前後で比較的短く、また、町田や本厚木などの短区間の乗車も多く、設備はこれくらいで良いと思う。(個人の感想です)老若男女様々な人の立場から、利用のしやすさを改善していったのは素晴らしいと感じた。今後、どの様な車両が出るか楽しみです。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.03.24
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【9月24日の旅行】この日に伊豆急行線が1日乗り放題の「伊豆満喫フリーきっぷ」を使って、久々に伊豆急行線を訪問してきました。この切符は2018年1月31日までの期間限定の切符で大人1,700円です。発売はJR伊東駅のみどりの窓口のみで支払いにビューカードのようなクレジットカードやスイカのような電子マネーは使えず、現金のみなので要注意。なので購入のために一旦伊東駅で途中下車する形になりますが、伊東~伊豆急下田は正規の片道運賃が1,620円なので利用価値は高い伊豆急行のサイトなお、今回の旅にあたり、先に伊豆を訪問したブログ仲間の東郷Pさんの記事も参考にさせていただきました。^^というわけで伊東までは久々に特急「スーパービュー踊り子」を利用。それも奮発してグリーン車を利用したのですが、グリーン料金を支払う価値がある列車かと思います。出発は東京駅ではなく新宿駅。デビューから20年以上経っているが、どことなくガチャピンを思わす顔は今でもインパクトが強い。グリーン車のある1号車と2号車、普通車最後尾の10号車は2階建てで、その他の3~9号車はハイデッカー構造になっている。通常の特急踊り子と違い、全車指定席で特急料金も少し高めなので要注意。この日はスーパービュー踊り子が通る横須賀線の西大井駅で人身事故が発生結局、新宿を20分遅れで発車した。グリーン車は1列+2列の配置で個人旅行にも最適だ。先頭1号車は海側が2列席で山側が1列席、2号車は逆に海側が1列席で山側が2列席なので状況に合わせて号車を選びたい。リクライニングも深く足ものせられるので快適だ。足を延ばしてもまだ余裕がある。グリーン車ではシートサービスでコーヒーかお茶かジュースが出されるのがうれしい。1号車の階下にはグリーン車用のサロン室があり、グリーン車の乗客以外は立ち入りできない。売店が近くにあるのでここで気分転換もよい。1号車先頭2列6席は展望席になっていて、行きかう列車や海やのどかな景色など楽しめる。人身事故の影響でダイヤが乱れ、横浜付近では列車の渋滞で前の列車がすぐ目の前に見えた。普通車もハイデッカーで窓が大きく乗り心地も良い。偶数号車は青の座席になっている。奇数号車は赤の座席で雰囲気が違う。国鉄時代の特急の座席は、普通車=青の座席、グリーン車=赤の座席のイメージがあるので、赤の方が高級な感じがする。普通車の5号車には売店もあり買物が楽しめる。10号車の1階は「こども室」で、ここで子供を遊ばせて退屈させない工夫がある。結局、伊東には約40分遅れで到着し、乗る予定の普通列車は行ってしまった後だ早速計画の練り直しをしないと…。ここで伊豆満喫フリーきっぷを購入して伊豆急線の旅が始まります♪「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村★DVD/(前面展望)特急踊り子185系 我孫子→伊豆急下田/鉄道/ERMA-70
2017.09.27
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京丹後大宮駅等編はこちら【5月5日】豊岡周辺の京都丹後鉄道の駅をある程度めぐったあとは、「加悦鉄道まつりきっぷ」の特典を生かして特急で福知山まで往復してきました。京都丹後鉄道では、豊岡や天橋立などから、宮福線、福知山、JR山陰線経由で京都方面に特急が何本か運転され、観光や都市間輸送の役割もあるようです。夕陽ヶ丘木津温泉駅に到着する特急はしだて2号。この列車は豊岡から京都丹後鉄道の天橋立・福知山を経由し、JR山陰線を通り京都まで行く。豊岡~久美浜は快速で、久美浜~京都が特急になる。久美浜~京都はすべて京都府を走り、距離は約160キロで約3時間近く近くかかる。こうしてみると京都府も広いのを実感する。はしだて2号には京丹後鉄道のタンゴディスカバリー車両の気動車が使われる。運転席の後ろにはちょっとしたフリースペースもある。シートカバーには丹後ちりめんが使われているようだ。福知山に停車中のタンゴディスカバリー。全体的に丸っこい車両だ。はしだて2号はここからJR山陰線に入るので、乗務員も京都丹後鉄道からJRに交代する。福知山からは再び京都丹後鉄道で天橋立まで戻る。乗車したのは「はしだて1号」で、JRの381系電車特急車両が使われている。381系は昭和50年代位から国鉄の特急として活躍していて、木曽路を走る特急しなの(大阪・名古屋~長野)や紀伊半島の海沿いを走る特急くろしお(新大阪~新宮)、中国山地を横断する特急やくも(岡山~出雲市)など、カーブの多いところを主に走り、振り子方式で車体を傾けながらカーブでもスピードを落とさずに走るのが特徴だった。オートバイがカーブで車体を傾けるバンクの様なものだと思う。傾くゆえに揺れて酔いやすく、年も経ったので、だんだんと新車に置き換えつつある。京都・大阪口の山陰線の381系は振り子制御は使われないが、287系とともに活躍中だ。福知山でタンゴディスカバリー車両の特急はしだて2号と、381系の城崎温泉発新大阪行き特急こうのとり12号(中央)が顔を合わせて乗り換えができるようにしてある。右側には381系の京都発天橋立行きの特急はしだて1号も到着した。381系特急にはちゃんとイラスト付きのマークも用意されている。更には新大阪発城崎温泉行の特急こうのとり3号も381系で到着した。国鉄特急色381系が3編成並び、これだけ見ると381系が全盛のようにも思えてくる。でも、まもなくこの381系も新形式に置き換えることになるのだろうか。381系の座席は国鉄~JR初期で一般的だった簡易リクライニングシートが残っている。肘掛のボタンを押すと1段だけ倒れる。フリーストップのリクライニングが一般的になった現在では少し古い感じもするが^^;宮津~福知山は京都丹後鉄道宮福線で、昭和63年開業と比較的新しい。なので高台を走り踏切もほとんどなく、豊岡~宮津の宮豊線に比べるとスピードも幾分速いようだ。京都丹後鉄道のページ※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2015.05.22
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GWの終盤にあたる5月4,5日に、久々に泊りがけで出かけたくなり、北近畿方面の「北近畿タンゴ鉄道」改め「京丹後鉄道」と、餘部鉄橋をメインに訪れました。なので、その様子を順次更新していきますので、お付き合い願いたく思います東京駅を朝7時発の「のぞみ203号」新大阪行きでスタート。上野東京ラインの開業で、埼玉方面から東京駅までのアプローチが楽になったのはありがたい。東京駅に停車中の700系(左)とN700系(右)新大阪からは福知山線経由の特急「こうのとり5号」で城崎温泉駅を目指す。新型の287系で、通常は4両編成だがこの日は4両+3両の7両で運転されていた。新大阪駅は伊丹空港も近いため、上空を航空機が頻繁に飛び交っていた新大阪に停車中の特急こうのとり。新大阪始発だが、入線から発車まで3分しかないので少しせわしい。愛称名と行き先が別に表示されている。「城崎」から「城崎温泉」に駅名を改称し、温泉地をPRしている。福知山線は宝塚までは住宅地だが、そこを過ぎると山の中に入り、高架のトンネルが多くなる。福知山近くになると福知山城がみえてくる。豊岡を過ぎると城崎温泉まで円山川が寄り添ってくる。温泉街の風情がある城崎温泉駅と駅前。駅前には飲泉場もある。城崎温泉駅での特急こうのとりと山陰線普通列車。※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2015.05.08
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3月のダイヤ改正で一部の常磐線特急が品川まで延長され、早速、品川〜土浦を特急ときわに乗ってみた。今回、常磐線の特急は大きく内容が変更され、主に、いわき方面に行く速達タイプはそれまでの「スーパーひたち」から「ひたち」、土浦や石岡などこまめに停車して勝田や高萩へ行くタイプがそれまでの「フレッシュひたち」から「ときわ」に変更された。「ときわ」は昭和60年3月まで走っていた常磐線急行列車の愛称となっていて、約30年ぶりの復活となった。また、全車座席指定になり、料金も常磐線特急独自のものに変更されて、今までの指定席特急料金に比べると少し安くなっている。品川を出発して旧田町電車区付近を通るあたりは少しゆっくりだが、田町を過ぎた辺りからいくらか速くなる。東京や上野からもそれなりに客を乗せ、常磐線の新しいスタイルになりつつある。品川駅に停車中のE657系特急ときわ。それまでの東海道線臨時ホームに発着している。奥では女性の乗務員同士が話をしていて、男の職場と思っていた鉄道員も雰囲気が変わってきたようだ。品川駅の常磐線列車発車案内。品川駅には、かつての郵便電車を型どった郵便ポストもある。枕のような頭もたせが心地よいE657系の普通車。全車座席指定だが、座席の指定を受けない特急券も発売される(指定席特急料金と同額)。その場合、空いている席を利用することになるが、座席上のランプが緑:発売済み黄色:まもなく発売区間に入る(例:東京駅から乗車の座席の場合、品川を出た時点では黄色になっている)赤:発売されれない座席指定の座席についていれば車内検札はしないので楽だが、このシステムが定着するまでは少し時間が掛かりそうだ。車内で特急券を購入すると割増料金がかかるのと、特急は全車座席指定との案内ポスターが土浦駅の階段にこれでもかと貼られていた。品川行きの行き先表示。クリアファイル常磐線[CD] アイくるガールズ/Answer アンサー/Let’s!常磐線(登校編)※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2015.04.08
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小田急ロマンスカーは、もともと箱根の足として重宝し、注文した飲食物を座席まで届けるサービスと前面展望が特徴だった。その後、ロマンスカーは通勤や手軽なお出かけがメインになり、30000系EXEなどでは展望席もなく、飲食物を座席に届けるサービスもなくなっていた。「小田急ロマンスカーVSE」(50000系)は、ロマンスカーを箱根の足として復活させる目的で2005年にデビューした。あ前面展望はもちろん、飲食物を座席に届けるサービスも復活し、車内も今までのロマンスカーにはない斬新さで、通勤ではなく観光を意識した車両となった。以前から乗ってみようと思ったが、今回乗ることができた。小田原に停車中のVSE。白い車体が、今までのロマンスカーとかけ離れていて、下部のライトも特徴的で、出っ歯とも呼ばれている。2階部分が運転席で、全体的に狭いため、床にしゃがみ込んで足を伸ばす形で運転しているみたいだ。ロゴも大胆に書かれていて、存在感をアピールしてる。側面の行き先表示は縦になっているのが珍しく、表札みたいだ。VSEの車掌は、夏でも上着を着用していて、優等列車の車掌の貫禄がある。VSEの座席。よく見ると、座席が窓の方向にわずかに傾いている。景色がよく見えるようにとの配慮の様だ。座席に置いてある冊子。箱根などのおすすめスポットや、車内販売で扱われている商品が掲載されている。お手洗いも木目で清潔感があり、洗面所にはのれんが掲げてある。VSEでは、アテンダントが飲食物注文を受け、後で商品を座席まで運んでくれる。氷を入れたグラスとコースターも運ばれてくるのがうれしい。大変かと思うが、ぜひ続けてもらいたいサービスだ。小田原を出て、小田原城を左に見ながら箱根湯本を目指す。【楽天ブックスならいつでも送料無料】小田急ロマンスカー・VSEにのろう! [ 松本典久 ]【送料無料】小田急ロマンスカー [ 生方良雄 ]※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2014.06.29
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【12月23の旅行】12月22日に関西に到着し、その日は「スルッとKANSAI・2dayチケット」にて関西の私鉄を乗り回して大阪市内で1泊。そして、翌日は南海線難波駅9時発の高野線特急こうや3号に乗り、極楽橋乗り換えで高野山を目指した。南海には何回か乗っているが、極楽橋や高野山方面は初めてなので楽しみだった難波を出ると、途中の天下茶屋の先まで和歌山方面の南海本線と並走し、複々線となり、関西空港方面の列車もあるので列車本数や種類も多く飽きない区間だ。高野線に入ってからは大阪南部の住宅地を快走し、難波から約45分でJR和歌山線の乗換駅和歌山県の「橋本駅」に到着する。橋本からは高野線のハイライトとなるそれまで快適に走ってきた特急こうやも急にスピードが落ち、カーブが続き、段々と山間部の景色へと変わり、建物がほとんど見当たらない区間も多い。特急こうやなど、極楽橋方面に行く車両は、長さが1両あたり17メートル(通常は20メートル)と短く、平坦部や山間部でも走れる性能を持つもの(ズームカー)に限られているもの納得する。橋本から約35分の山間部を楽しみ、特急こうやの終着駅「極楽橋駅」に到着した。ここから高野山まではケーブルカーがすぐに接続している。南海線の始発駅「難波駅」に向かうエスカレーター。大阪辺りのエスカレーターでは皆右側に立っている。普段左側に立つので、大阪に行くといつも戸惑ってしまう^^;こうや号の方向幕。列車は極楽橋までだが、そこからケーブルカーに乗り換えて高野山に行けるので、「高野山行き」と案内している。車内販売はないが、飲み物の自動販売機があるのが嬉しいピンクの座席カバーが特徴の座席難波駅で並んだ特急こうや(左)と高野線急行(右)。こうや3号は貫通型の31000系を使用している。難波駅を9時ちょうどに出発すると同時刻に発車した関西空港行きの特急ラピートと並んで走っている。難波~新今宮~天下茶屋付近は高野線と和歌山市方面の本線の複々線で、高架の直線が気持ちいい。(復路の30000系こうやより撮影)橋本ではJR和歌山線の春日塗りの105系と対面橋本の先の九度山では柿が名産で、沿線に柿も結構実っていた。極楽橋に近づくと段々と山の中に入り、大阪府内の景色がウソのようだ。カーブも多くなり、4両目の車両の窓からは先頭や2両目の車両も見られる。終着の極楽橋駅に着いた特急こうや。すぐに高野山方面のケーブルカーが出る。南海電鉄のページスルッとKANSAIのページ※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2012.12.25
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7月14日~15日の旅上野駅からは寝台特急「あけぼの」で青森を目指すあれほど多く存在した「上野発青森行き」の列車は今や「あけぼの」だけになってしまった。また、上野発の夜行列車も、他には「北斗星」と不定期の「カシオペア」だけで、「あけぼの」が上野から在来線を通り東北地方に行く唯一の存在となった(いわき行きの常磐線特急を除く)というわけか知らんが、上野駅「あけぼの」発車ホームの13番線はカメラを構えた人で賑わっていた。今のところ廃止の話は出ていないが、これから先どうなるかわからないからというからだろうか?20時50分に推進運転(機関車が後押し)で入線してきてウキウキしながら車内に入る。あけぼのは2段式のB寝台のほかに、カプセルホテルの様なB個室(ソロ)や、ちょっと贅沢なA個室(シングルデラックス)、更には2段寝台だがシーツや浴衣などの設備はなく、その代わりに寝台料金不要で指定席特急料金のみで乗れる「ゴロンとシート」などバラエティで、様々なニーズに応えている。上野から青森まで車内販売は残念ながら無いので、夜や翌朝の食料は乗車前に買わなければならない21時15分に静かに出発し、到着時刻が延々と放送される。「終着の青森には明朝9時55分に到着します」では、これから先の長い旅路を実感させるひと時だ。座って景色を見たり、横になったり出来るのも寝台車の魅力で、いつの間にか心地よい揺れと走行音で眠り始めていた秋田到着20分前に車内放送が再開し、外は日本海が広がるがあいにくの雨秋田駅の停車の様子を見た後、再び二度寝大館を過ぎると青森との県境になり、通過駅でもカメラを構えている人がいた。弘前でも結構な人が降りてラストスパート次の新青森には9時47分に到着するが、その14分後には東京6時28分発の新幹線「はやて11号」が到着するとはいえ、早朝に眠い目をこすらなくても、ゆっくりと寝ながら移動できる寝台車は、新幹線とは違った魅力・メリットがあると思う。なので、「あけぼの」だけでもブルートレインとして残って欲しいものだ。そして終着の青森に9時55分到着。約12時間40分の旅はさすがにボリュームあった。これから「リゾートあすなろ下北」で大湊線を目指します上野~長岡は「EF64」が牽引今は貴重な青森行きの幕上野駅にはカメラを構えた人がやたら多かったかなり離れているが、あけぼのとE657系スーパーひたちとの並び「あけぼの」には寝台設備はないが格安のゴロンとシートがあり、女性専用のゴロンとシート車両もある。秋田に到着したあけぼの。多くの客が下車し、車掌もここで交代。秋田と青森の県境はだいぶ山の中で杉の木も目立つ青森に到着したあけぼの。長岡~青森はEF81が牽引。あけぼのと並んだ新青森行き特急スーパー白鳥青森では反対方向にDE10ディーゼル機関車が連結され、青森車両センターに回送される※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いします♪にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2012.07.19
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【6月24日の旅】しなの鉄道「テクノさかき」駅から長野駅に戻り、特急「しなの」で松本へ。松本からは中央東線の特急「はまかいじ」で帰路につく。特急「はまかいじ」は土休日中心に走る臨時特急で、上諏訪や甲府などの中央東線を走るのは特急「あずさ」と同じだが、八王子から横浜線を通り横浜へ行くのが変わっている。車両は特急「踊り子」と同じ185系の7連で、普段は海沿いを走る車両が山の中を走ることになる。自由席は2両で、「はまかいじ」が松本を出る2分前に特急「あずさ24号」が出るせいか、松本時点ではだいぶ空いていた。それでも途中駅でこまめに客を拾い、大月時点ではだいぶ席も埋まった。八王子では立川方面の乗り換え客もいたが、そのまま横浜線に通しで乗っている人も多かった。また、八王子から横浜までの利用客も見かけた。横浜線内では普段見慣れない車両に注目を浴び、約3時間20分の乗車で18時41分に横浜駅の3番線根岸線ホームに到着した。横浜線内は「橋本」「町田」「新横浜」に停まり、東京西部や神奈川県と、山梨方面の役割を果たしているようだ。埼玉に住んでいる僕は通常はこの「はまかいじ」は利用することはないが、関東・甲信越・南東北のJR東日本乗り放題の「ウィークエンドパス」ならではの帰り方といえよう。松本駅で顔を並べた185系「はまかいじ」とE257系「あずさ」185系「はまかいじ」とE257系「あずさ」とE127系大糸線普通(右)松本駅に停車中の踊り子用185系松本駅構内での185系と、115系長野色「新宿」行きに混ざって「横浜」行きが混ざっている松本駅の発車案内ブドウと富士山とカモメで山梨と横浜をイメージしているヘッドマーク種別と列車名のみのシンプルな方向幕横浜駅に到着した「はまかいじ」。京浜東北・根岸線のホームなのでだいぶ賑やかだ。到着後すぐに桜木町方向に回送して行った。
2012.07.03
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【5月5日の旅】紀伊勝浦からは、特急南紀82号~名古屋~新幹線にていよいよ帰路につく。特急南紀はJR東海のキハ85「ワイドビュー」車両で、まだ乗ったことはないのでゼヒ乗ってみたいと思っていた。ワイドビューは前面が貫通式と非貫通式があり、非貫通式だと客室からの前面展望が楽しめ、しかも、上り(名古屋行き)の場合、自由席が先頭になっているのがうれしい。紀伊勝浦からだとまだガラガラだったので、運よく一番先頭の座席に座れた紀伊勝浦を出発して那智駅など今回の旅で通った道を進み、新宮駅に到着。ここからはJR東海エリアになり、運転士もJR西日本からJR東海へ交代するが、車掌は紀伊勝浦から名古屋までJR東海亀山運輸区が担当している。新宮を出ると非電化区間になり、熊野灘に注ぐ広大な熊野川を渡って三重県に突入する。熊野市や尾鷲などでこまめに客を拾い、列車は山間部に入り、この辺は完璧なローカル線の雰囲気で、スピードも80キロしか出ていない。参宮線と合流する「多気駅」からはスピードが100キロくらいでて、特急の貫禄を出し始めた。松阪や津などで近鉄と顔を合わせ、津からは第3セクター鉄道の伊勢鉄道を通る。ローカル線かと思いきや、線路は伊勢上野辺りから複線になり、小さなホームの駅を次々と飛ばしていく。JRの快速「みえ」も走る鉄道なので、名古屋~伊勢の大事な架け橋の役割をしているようだ。四日市付近からは工場群も見え始め、先ほどの海や山の景色とは違ってきた。この辺まで来ると複線区間では110キロくらい出すが、単線区間では行き違いも多くなり、ノンビリした足取りだ。そして17時41分に名古屋に到着し、約4時間の特急の旅だった。その後、新幹線で東京まで出て、無事この旅も終えた急行きたぐにやオーシャンアローやワイドビュー南紀にも乗れて満足な旅だった。久々に訪れた勝浦あたりは、鉄道は変わっても、自然や歴史的な建造物などは変わっておらず、いつまでもこの美しさを保っていただきたいものだ。^^最後までご覧いただき、また、コメントもいただき、ありがとうございました紀伊勝浦駅に停車中のキハ85系特急ワイドビュー南紀かつての国鉄特急のグリーン車を思わせる普通車座席新宮を出て、雄大な熊野川を渡り三重県に入る新宮の次の鵜殿駅ではコンテナ車がとまっていた新鹿(あたしか)辺りではきれいな海が眺められる尾鷲を出ると山の中を走るようになるJR東海色のキハ40と行き違い。この辺りの駅のポイントは「Y」の字になっていて、なかなか高速では通過できない。松阪では旧国鉄色に復元したキハ40と行き違い南四日市で行き違いのため運転停車。ホームから飛び出している「ど根性花」を目撃。四日市に近づくと工場が目立ってきた弥富近くで近鉄と併走しながら、迫力ある木曽川の鉄橋を渡る。弥富駅で名鉄尾西線の赤い電車と対面。ホーム側からも、南紀を撮っている人がいた名古屋に近づくと、新幹線や、あおなみ線の姿も見え、特急南紀の旅は終わる
2012.05.15
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【5月4日の旅行】新潟からの「急行きたぐに」を新大阪で降り、7時35分発の特急「くろしお1号」を待つ。その間、駅構内で朝食の「たこ焼きうどん」(370円)を食べ、「サンダーバード」「はるか」の発着を見ながら過ごした。7時32分にくろしお1号が入線。待望の283系オーシャンアロー車両だ。うわさどおり、イルカそのものの先頭だ。約3分の停車の後あわただしく出発。しばらくは東海道線と併走し、大阪駅の手前で貨物線を経由して大阪環状線に合流。各駅停車の環状線の合間を走るので、かなりノロノロ運転だ。大阪ドームを見て天王寺に到着すると、さらに乗客を乗せて満杯状態で阪和線を走る。スカイブルーの103系がかつての京浜東北線を思い出し、和歌山からは紀勢線に入り海南を過ぎた辺りから海も見え始めた。だいぶスピードも速くなり、紀伊田辺や白浜でだいぶ客を降ろし車内も落ち着き、単線になって海が一層近くに見えるようになった。そして11時31分に下車駅の紀伊勝浦駅に到着した。発車3分前に入線した283系オーシャンアロー車両のくろしお1号。本当にイルカのようだ。新大阪駅には様々な列車が発着する。サンダーバード683系とJR京都線快速223系関西空港行き特急はるか(左)とサンダーバードオーシャンアローの行き先表示。愛称表示は381系のヘッドマークの字体そのものだ。オーシャンアロー車両最大の特徴がこの3号車の展望ラウンジ。小さめだが海に向いたソファーやいすがあり、近くに飲み物(コーヒー、お茶)の自動販売機も備え付けられて気分転換にはもってこいだ。大阪環状線を走るので、大正付近で大阪ドームも見える紀伊由良付近では風車の姿もある印南駅付近ではカエルのデザインをしたユニークな陸橋がある通常くろしお1号は6両編成だが、この日は3両の付属編成を連結して9両編成で運転。白浜でその付属編成を切り離し。串本を出てしばらく走ると名所「橋杭岩」が車窓に現れる古座で381系のくろしおと行き違い。車体にパンダのステッカーが貼られていた。紀伊勝浦に着くと熊野古道にちなんだ平安衣装の女性がお出迎えしていた青いラインがさわやかな紀伊勝浦駅。紀の松島や那智山の玄関口でもある。紀伊勝浦駅の連絡橋は朱色の柱で神社の拝殿の様だ
2012.05.07
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【4月7日の旅行】 「休日お出かけパス」久留里線を訪問した後、「せっかく乗り放題なんだから、思う存分鉄道に乗ってみよう」という小市民的発想が働き、上野からは常磐線で土浦を往復した乗った列車は、上野19時15分発土浦行き「フレッシュひたち55号」である。車両はこの春に登場したE657系!!他の人のブログでも同車両の試運転や甲種輸送の様子が紹介され、興味を持ったところだった。^^車内に入ってまず驚いたのが座席。今回は普通車自由席に乗ったが、最近の新幹線や特急列車のグリーン車の様にカバー部分が出っ張っていて上下にスライドする仕組みだ。頭をあててみると、枕の様な心地よさが味わえ、結構病み付きになる。行き先表示や出入り口の案内表示も、今はやりのフルカラー式で見やすいのがありがたい。今回は土浦までの乗車だったが、今後もお世話になるであろう車両だ。上野駅に停車中のE657系。最近の特急車両はヘッドライトの位置が特徴的だ。グリーン車の様な普通車座席。肘掛にコンセントもある。夜になると走り出す土浦行きのフレッシュひたち。E657系使用は今のところこの55号のみだ。客室出入り口の案内表示も大型のフルカラーだ。
2012.04.11
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中央東線の特急「あずさ」は、新宿~松本の運転がメインとなっている。だが、朝の下り1本「あずさ3号」は千葉駅を始発として総武本線を通り新宿を経由して甲府、松本、更には大糸線の長野の北限南小谷まで足を伸ばすロングランで異色の存在だ走行距離は341.6キロ、千葉を朝6時38分に出て南小谷には昼前の11時42分に到着し、約5時間と、最近の特急にしてはかなりのボリュームで、前から気になっていた列車だった。この日(11月13日(日))ウィークエンドパスを使用して乗ることが出来たてっきり日曜の朝なので、千葉時点ではガラガラかと思ったが、自由席はハイカーのグループをはじめ案外と席が埋まり、約7割の入りのようだ。あずさ3号の始発駅千葉駅。頭上に総武線、外房線、千葉都市モノレールが出ている。あずさ3号は千葉駅8番線から発車。房総や都心へ向かう列車に紛れて異色の存在だ。千葉駅に入線したあずさ3号(6時30分入線)1日1本しかない、あずさ号南小谷行きあずさ3号(右)と総武線銚子行き209系普通(左)途中船橋でも客を拾い、ビジネスマンや行楽客や気軽な外出の人で、だいぶ活気づいている。特急「あずさ」で総武線を走る新鮮な体験をしているが、特に錦糸町を出てからは各駅停車と同じ線路を走っているのでノロノロ運転が続く。特急だからそんなに苛立ちはしないが…。朝の隅田川をゆっくりと渡る新宿で案の定結構乗ってきたが、新宿と立川で降りる人も何人かいて、千葉県と東京都内を結ぶ役割も果たしているみたいだ。新宿からは本来の特急「あずさ」の走行区間を走り、山間部ではだいぶ紅葉も色づき、秋の旅の醍醐味だ。勝沼ぶどう郷の眺め韮崎駅からの韮崎平和観音すずらんの里付近の眺め結構混んでいた自由席も甲府を過ぎると落ち着いてきた。松本では、それまで11両だったのが後部2両(指定席)切り離して9両で大糸線を走る。松本での付属2両切り離し大糸線に入ると北アルプスの山々が車窓に映り、車内もだいぶ空いてきて速度もやや遅くなってノンビリとした雰囲気になってきた。大糸線木崎湖の眺め白馬を出て姫川沿いを走って終着の南小谷に到着ここまでくるとさすがに疲れてきたが、変化に富んだ旅だった。南小谷に着いた「あずさ3号」と、JR西日本大糸線糸魚川行き(中央)と普通列車松本行き(右)【26%OFF】[DVD] 列車通り Classics 特急あずさ 中央本線 甲府~松本【26%OFF】[DVD] 列車通り Classics 大糸線 特急あずさ 松本~南小谷中央本線の特急あずさ・かいじで活躍するE257系0番台の座席シートと同じ生地を使ったクッション実車同様の耐久性と手触りを感じてくださいトレインクッション特急あずさ E257系(菱形)【送料無料】E257系特急あずさ(新宿~松本)/鉄道[DVD]【返品種別A】【smtb-k】【w2】民宿のあずさ号「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」「おすすめの駅」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2011.11.13
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6月11日~7月18日までの期間限定で、JR東日本管内の新幹線や特急に乗り放題の「JR東日本パス」が発売された。有効期間は1日で値段は大人1万円となっている。東京→新青森の新幹線利用の片道16,370円なので、充分モトがとれる価値はある。今回は、7月16,17日の2日間で、青森県の弘南鉄道と津軽鉄道を訪問した。なので、使用したJR東日本パスは2枚となる。新幹線でサッと青森に行くのもいいが、行きは少しひねくれて、上越新幹線で新潟へ出て、そこから羽越線の特急「いなほ1号」で日本海沿いに秋田へ向かう事にした。新潟駅での200系(左)とE4系Max485系を使用した特急いなほ。涼しげな車体の色だ。秋田行きの行き先表示。かつては「青森」も存在したが、秋田でも充分風格ある。さすがに考えること皆一緒のようで、特急いなほの自由席は通勤電車並の混み具合で、デッキにも人があふれ身動きも出来ずに、大変だなと感じた。幸いこちらは通路際ながら指定席が確保されたので、快適な特急の旅が始まるところだ。新潟を出ると田園地帯の中を、豊栄、新発田、中条、坂町、村上と比較的こまめに停車し、新潟~中条・村上の区間でもグリーン車を利用している人を見かけた。村上を出ると車窓には日本海が広がり、羽越線の旅の楽しみである。単線区間が多いため、上り列車との行き違いもしばしあり、特急の割にノンビリした走りだ。村上からは日本海と寄り添うように走る山形県に入り鶴岡からやや内陸に入り、庄内平野の米どころを走り酒田へ着く。車内はいくらか落ち着いた様子で、酒田を出ると右側に鳥海山がそびえ、これまた羽越線のハイライトだ。酒田からは鳥海山がそびえ、庄内入りを実感させる秋田県に入ったあたりから再び日本海が見え、新潟から約3時間半で終点の秋田に到着した。僕同様、新潟から秋田まで乗り通した人も意外に多く、秋田新幹線があるとはいえ、まだ需要がある列車と言えよう。いなほ1号が遅れていたため、秋田には秋田新幹線こまち213号と秋田に同時到着弘南鉄道大鰐線編に続く~【25%OFF】[DVD] Hi-Vision 列車通り きらきらうえつ号 羽越線 新潟~酒田大曲ユースホステル小千谷ふるさとの丘ユースホステル
2011.07.18
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名古屋から中央西線、篠ノ井線を通り長野へ向かう特急「しなの」のうち、9号と1往復は東海道線を通り大阪まで乗り入れ、かつての東海道線特急の雰囲気が味わえる。大阪~長野の441.2キロは現在のJR在来線昼行特急の中では一番長い距離を走っていることになる。(厳密には大阪行きの16号が大垣から旧新垂井を経由する分わずかに長い)今回、大阪発長野行きの「しなの9号」に乗ってみた。橋上駅舎完成間近の大阪駅の11番線からしなの9号は発車するが、このホームは他に北陸方面の特急「サンダーバード」も出ており、他のJR京都・神戸線の普通列車ホームに比べて落ち着いて旅立ちの雰囲気が漂う。北陸方面の特急「サンダーバード」に混ざって「しなの9号」長野行きの案内表示がある。大阪駅で並んだ「しなの9号」(右)とJR西日本223系(左)8時58分の発車でその3分前に入線なので、結構慌ただしい。(^_^;)車内にはスキー板を担いでいる人もいて、信州方面の列車を実感した。しなのは通常6両編成だが、この日はグリーン車を含む付属編成4両を増結し、堂々の10両編成で運転された。先頭車はパノラマ式のグリーン車で、高速運転や山間部での眺めも良さそうで、奮発するのも悪くないと思った。大阪を出発して淀川を渡りJR京都線を快走し、京都に着く頃にはそれまで晴れていたのが、雪が降り始めたしなの9・16号は、大阪(JR西日本)米原(JR東海)塩尻(JR東日本)と、昼間の列車では珍しいJR3社にまたがって運転しており、車掌もJR境界で変わるため、3社3組の車掌が乗務することになる。京都を出てもすぐには車内放送をせずに、駅を出てすぐにくぐる東山トンネルを抜けてから放送を行う心遣いがあった。琵琶湖線内も結構雪が積もり、米原まで琵琶湖線をノンストップで走る。雪の琵琶湖線沿線雪をかぶった伊吹山米原で再び晴れてJR東海管内に入り、関ヶ原を越えて名古屋へ向かい、途中の柏原と岐阜では快速列車を抜かし、特急の風格を見せていた。清洲城や名鉄電車が見えた所で名古屋が近づいたことを実感し、約2時間の東海道線の旅が終わった。名古屋到着の乗り換え案内では、東海道線や関西線や中央線の普通列車の他に、東海道新幹線の東京・新大阪方面の案内まであったが、この「しなの9号」から東海道新幹線に乗り換える人はいるのだろうか?名古屋からの中央西線は、特急しなのの本拠地なので車内がほぼ埋まり、車内販売も名古屋から乗務した。中央西線に入るとカーブも多く、振り子電車の本領発揮といった所で、中津川を出ると木曽路に入り、木曽川や宿場町の雰囲気の町並みを快走する。途中の倉本~上松の「寝覚ノ床」は中央西線のハイライトで、車内放送による案内もあった。木曽川が流れる木曽路を快走木曽福島駅塩尻からはJR東日本管内になり、通過する姨捨でも案内放送があり篠ノ井でしなの鉄道と合流し長野新幹線と並走すると、ラストスパートで、犀川を渡り13時53分に終着の長野に到着した。長野駅に到着した「しなの9号」5時間近くの旅となったが、高速運転や山間部での運転など変化に富み、飽きない旅となった。長距離特急が次々と区間短縮している現在、この大阪行きしなのが末永く存在することを祈りたい。長野に着いた隣のホームには大阪行きの「しなの16号」が発車を待っており、14時丁度に今通ってきた道を大阪目指して約5時間の旅がスタートしていった。大阪から長野への旅を終えた「しなの9号」(左)と、これから大阪へ向かう「しなの16号」(右)アルクマもいた長野駅のイルミネーション新大阪ユースホステル鉄道模型のある宿・高社山麓みゆきの杜ユースホステルおぶせの風ユースホステル
2011.01.10
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7月9日の日記で紹介したJR東日本のウィークエンドパスを使い、7月10,11日と宮城方面に出かけてきた。上野から乗ったのは新幹線…ではなく、上野8時ちょうど発の常磐線経由仙台行きの特急「スーパーひたち7号」。新幹線開業で在来線の優等列車が次々と無くなっていく中で数少ない東北方面の直通列車で、新幹線だと約2時間で着いてしまう仙台を4時間ちょっとかけてノンビリ(?)走っている。 上野駅での仙台行きスーパーひたち7号の案内。近距離を走る快速列車に交じって風格がある。 仙台行きの行き先表示。下に小さく「常磐線経由」とある。 上野駅のスーパーひたち7号。誕生から20年が経ってもインパクトある。上野を8時時刻通りにに出発!以前だと長野方面に向かう特急あさまとの同時発車で、日暮里まで並走シーンが繰り広げられられたが、今は単独での出発だ。通常のスーパーひたちは上野を出ると水戸までノンストップだが、このスーパーひたち7号は何故か松戸にも停車する。そのせいか、松戸からも多少の乗車があった。松戸を出るとスピードも上がり特急らしくなってきて、利根川を越えて茨城県に入り取手を通過すると交流と直流の電源切り替えのために一時車内の電気が消える。この消灯により茨城県に入ったのを実感する所だが、最近の車両では車内の電気が消えずに電源の切り替えが出来るので、常磐線の定期列車ではこのスーパーひたちの651系が唯一電気が消える電車となっている。取手を出ると車窓に田んぼが広がり、遠方には筑波山も見えてきた。土浦にも停まり、偕楽園や千波湖が見えてくると水戸に到着。水戸からの乗客もあり、常磐線沿線と仙台を結ぶ貴重な足となっているようだ。いわき駅では11両編成中グリーン車を含む7両が切り離され、仙台までは4両のミニ編成で向かう。やがて車窓に海が見え、それまで降車があまりなかった仙台行き編成も、富岡や浪江、原ノ町などで降車があり、また乗車もあった。岩沼で東北線と合流し、高架の長町付近を走り、都会的な雰囲気が漂うと約4時間23分で終点の仙台に到着した。 仙台駅に着いたスーパーひたち7号。隣は仙台空港アクセス線。新幹線でサッと行くのも良いが、新幹線ほど急ぐわけでもなく料金をかけたくない、かといって普通列車だと時間がかかりすぎて疲れると言った場合にもこの「スーパーひたち7号」を選択肢に入れて、街や田園風景、海などのバラエティな景色を楽しむのはいかがでしょうか?列車通り classics 特急ひたち号 常盤線 上野~水戸(DVD) ◆20%OFF!偕楽園ユースホステルパイラ松島・奥松島ユースホステル
2010.07.10
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このシルバーウィークに、JR東日本のツーデーパスを使い、念願の特急「あいづ」(上野~喜多方)に乗り、会津を目指した。今はJRでの東北方面と言えば東北新幹線がメインだが、その開業前までは、特急「ひばり」などの在来線(東北線)特急・急行がメインだった。あいにくその当時の特急には乗ったことが無く、この夏や9月に週末中心に臨時で運転された特急「あいづ」に一度乗ってみたいと思っていた。上野駅は地平ホーム15番線から発車するが、このホームもかつて東北線の特急が数多く発車した所だ。隣の16番ホームには、水上行きの特急「水上」も停まっており、北への出発駅上野駅を彷彿させる。特急「あいづ」(左)と特急「水上」車両は485系だが、「あかべえ」編成と呼ばれる特別な編成で、通常は快速「あいづライナー」に使われる。車体は赤が中心で、JR九州の485系を思わせる。行き先表示。車体には鶴が城とキャラクター「あかべえ」が描かれている。あいづの座席。カバーにもあかべえが描かれ、座席の幅も広くゆったりしている。上野を出発し、特急の貫禄充分のスピードで東北本線を走り、沿線にはカメラでこの列車を撮影するファンも多い。途中の黒磯では停車中に電源切り替えのため電気が消えたが、485系でこの場面も久しぶりの気がする。列車は郡山からは磐越西線に入る。単線になり、幾分ノンビリとした走りになるが、車窓には磐梯山も見え、会津を実感する。車内では観光協会の人が観光パンフレットと、あかべえの飴とうちわなどが配られ、いい記念となった。猪苗代や会津若松を通り、11時50分に終着の喜多方に到着した。約4時間24分の旅であった。お昼頃の到着なので、ラーメンめぐりには良い時間帯だ。喜多方に着いた「あいづ」熱塩温泉 叶屋旅館笹屋旅館旅館 俵屋鉄道グラフィティー 磐越西線列車通り Classics 磐越西線(DVD) ◆20%OFF!
2009.09.20
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