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お隣さんの置き配がヤバすぎる [ 有手 窓 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、有手窓「お隣さんの置き配がヤバすぎる」です。書き出し「誰かの心に寄り添う物語を書くのが自分の使命」そんな見出しがついた誌面の中で、気取った正方形のフレーム眼鏡をかけ無精髭をはやした内容『ババヤガの夜』の王谷晶氏 推薦!めちゃくちゃな世の中にボコボコにされている女たち、世界よりもっとはちゃめちゃになってやれ!!今、元気のある人もない人も読んで笑って泣いてほしい。・大御所作家からのセクハラで筆を折り、半引きこもり生活を送る漫画家・侑李。立派な家で何不自由なく暮らす隣人の専業主婦・花帆。近所で連続通り魔事件が起こり、隣家には不穏な空気が……。花帆にはじつは秘密があったーー交わるはずのなかった二人は「置き配」をきっかけに、「女である」だけで自分たちを削り取っていくものたちに、真っ向から挑むことに……。バイオレンスと癒しの疾走するシスターフッドな復讐物語!・人気音楽ユニットYOASOBIが楽曲化した「New me」の原作短編小説を書いた有手窓による、初めての長編小説。感想独身男のお隣さんは、奥さんを束縛する金持ち旦那、奥さんの置き配を引き受けるために関係を持つことになったのだが、それが通り魔殺人の首謀者だったのが驚きの設定次の作品ある小説家の死からはじまる物語 【電子書籍】[ ほしおさなえ ]
2026.05.22
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君の不在の夜を歩く [ 窪 美澄 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、窪美澄「君の不在の夜を歩く」です。書き出し(菜乃子が死んだってよ)そんなたった一言のlineのメッセージがきたのは、五月の連休をあと二日残すところばかりの金曜日の深夜のことだった。内容夜の底は、いつもあなたの香りがするから。いくつもの悔恨と、ささやかな光を抱えて僕は。高校時代の同級生五人――三十代後半になった彼らの人生は、一人の自死をきっかけにして、さまざまな挫折や変貌や再出発を強いられていく。宗教二世、小説家、主婦等々、五人それぞれの生きることの迷いと歓びと傷、そして再生への切なる希望を深い声で語る。無常観の先にある祈りの旋律が鳴り響く著者真骨頂の感動作!感想評価6点次の作品お隣さんの置き配がヤバすぎる [ 有手 窓 ]
2026.05.22
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【送料無料】ぬすびと/寺地はるなこんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、寺地はるな「ぬすびと」です。書き出し九月もなかばを過ぎたというのに、夏の暑さがいつまでもしつこくいすわっていた。内容かつて喫茶店で働いていた鳴海は、菓子メーカーの創業一家・南雲家から子守役として雇われる。そこで出会ったのは、気難しい少年の栄輝と、美しい年上の奥様・彌栄子だった。次第に心を通わせていく三人だったが、ある出来事をきっかけに、彌栄子から「二度と会わない」と鳴海は突き放され、関係が途絶えてしまう。それから二十年。大人になった栄輝から、ある日突然「母がそちらに行っていませんか」と電話が掛かってきて……。きっと、ページをめくるたび、あなたは力を取り戻していく。傷も時間も刻んだ体で、どこまでも自由に踊り出すための物語。感想金持ちの家に乗り込んだ家政婦がぬずびとあつかいされるというのは、あるある話しだがそれだけではないのが、この作家の真骨頂評価6点君の不在の夜を歩く [ 窪 美澄 ]
2026.05.19
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交渉人・遠野麻衣子 ハイジャック [ 五十嵐 貴久 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、五十嵐貴久「交渉人遠野麻衣子ハイジャック」です。書き出し二月十日、午前八時半。人質を解放しろ、と戸井田警部補が目の前のスマホを睨んだ。ふざけんな、とスピーカーから男の怒鳴り声がした。内容ハイジャックされた機体は北海道に緊急着陸。麻衣子が交渉にあたるが、身代金受け渡しの時間が迫り……人気シリーズ最新作!感想交渉人遠野麻衣子シリーズの最新作、ハイジャックを巡り、北海道警察と警視庁の摩擦というのはあるあるだったが、地元警察の犯人逮捕と交渉人の乗客優先のぶつかり合いが見事に書かれている。評価7点次の作品【送料無料】ぬすびと/寺地はるな
2026.05.19
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宙ぶらりんの箱 [ 片島麦子 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、片島麦子「宙ぶらりんの箱」です。書き出しロープウェイが突然ですがとまったのは、山の上の神社のお祭りの日だった。停止したのはのぼりとくだりの二台。なんらかの機会トラブルによるものらしかった。内容まったくこの世の中は、うまくいかないことだらけだロープウェーの故障事故でゴンドラの中に閉じ込められた乗客たち。その事故をきっかけに、たまたま乗り合わせただけだった者たちの日常が大きく揺らいでいく――。逃げ場のないところから出られても、そこが平穏とは限らない山の上の神社の秋祭りの日、ふもとと山頂をつなぐロープウェーが故障し、乗客がゴンドラの中に閉じ込められた。そこには、怪我をした看護師、子ども連れの家族、女子高生、スーツ姿の中年男性、老齢の男女らが乗っていたが、パニックに陥った女子高生が泣きだし、過呼吸を起こしてしまう。ゴンドラ内が騒然とする中、女子高生に近づいていったのは、ある秘密を抱える老婦人だった――。幸い大事に至らず全員が救出されたものの、乗客たちはその後、地に足のつかない日々に翻弄されていく。偶然乗り合わせたロープウェーのゴンドラに閉じ込められてしまった人々。乗客たちのその後の日常を軽妙な筆致で描いた書き下ろし長編小説。感想ロープウェイの事故の際に偶然に乗り合わせた乗客たちの生活の変化を描くのはあるあるだったが、そこにロケットペンダントが絡んでくるのが面白い。評価7点次の作品交渉人・遠野麻衣子 ハイジャック [ 五十嵐 貴久 ]
2026.05.16
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ルドルフの背 [ 岡部 幸雄 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、岡部幸雄「ルドルフの背」です。書き出しいちばん最初にシンボリルドルフにまたがったのは、いまて言う二歳の新馬戦を使う四十日くらい前だった。乗ってみて、びっくりした。「日本にもこういう馬がいるんだ!」と思った。内容本書は、シンボリルドルフの全レースに騎乗し、史上初の「無敗の三冠」、そして「七冠」という偉業を達成した名騎手・岡部幸雄氏が綴った、珠玉のノンフィクションです。感想ビゼンニシキとシンボリルドルフの選択をおおかたの予想に反してシンボリルドルフを選んで三冠馬に導いた岡部幸雄、初めてまたがったとき、この馬の賢さを認めたところがすごかったのと、レースを騎手の目から分析したところがすごかった。評価6点次の作品宙ぶらりんの箱 [ 片島麦子 ]
2026.05.16
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俺の恋バナを聞いてくれ [ 新川 帆立 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、新川帆立「俺の恋バナを聞いてくれ」です。書き出し合コンの店についた途端、今夜はハズレだと思った。すましきって並んだ四人の女たちは痩せているだけで、よく見るとみんなブスだ。内容瓜生尊、29歳。必死に勉強して東京大学に入り外資系戦略コンサルに就職、最年少パートナーも目前で報酬設定は1時間4万円。いわゆる「ハイスぺ」だ。ある日、友人に無理やり参加させられた合コンに集まった女子は「量産型OL」で、尊は不機嫌になってしまう。後日、SNSに「久々に合コン行ってみたら、出てきたハイスぺ男が最悪だった話」というマンガがアップされた。どうやらあの時の尊がモデルらしいと知り、合コンで会った「黒髪ボブ女」ことミクにDMを送るが、返事は「別にあなたの話をしてませんけど」とけんもほろろ。マンガの続きが気になりSNSをチェックするようになった尊は、ミクの描いた1枚の絵にふと心を惹かれ――(「ハイスぺ」)。 シングルマザーの家に転がり込んだ游(「スカブラ」)、英国のカレッジで中国人の彼女と過ごす征爾(「スパダリ」)、妻に先立たれた医師・英樹(「イケオジ」)、彼女のアパートで朝を迎えた大学生の涼太(「ハングレ」)、パートナーと同棲中の人気漫画家・英二(「オレサマ」)。人生を豊かにする恋愛は、意外な形で現れる。不器用でどこか拗らせた男たちの、愚かで、でも心温まる珠玉の6作品を収録。感想東京大学法学部卒業で外資系のいわゆるハイスペ男が合コンに誘われて、集まった女性を量産型OLとバカにする態度が面白い。評価7点次の作品ルドルフの背 [ 岡部 幸雄 ]
2026.05.15
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他人の不幸はマヌカハニー [ 箕輪厚介 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、箕輪厚介「他人の不幸はマヌカハニー」です。内容僕は高校生くらいのときから、コンビニの雑誌コーナーにある、ちょっと下品なやつが好きだった。友達と旅行するとき、途中のコンビニで「猟奇的殺人犯の真実」「芸能界の激ヤバ事情」みたいなキャッチコピーが並んでいる雑誌を買って旅先で回し読みしていた。今はコンビニの雑誌コーナーも縮小し、コンプライアンスも厳しくなり、こういった不健全な雑誌を目にすることは少なくなった。この本は『実話BUNKAタブー』という、下品の極みみたいなその手の雑誌で、SNSの炎上をネタに書いたコラム集だ。他人の炎上はどうしてこんなに面白いのか。叩きすぎ、やりすぎと言いながらスクロールする手が止まらない。Xの文字の裏には、リアルな街があり生身の人間がいる。SNSの炎上を観察したり、港区女子と飲んだり、ラーメン屋を経営したりして感じたことをつらつらと書いた。それが結果的にこの今という時代の写し鏡になっていればいいと思う。最初に言っておくがこの本は何の役にも立たない。感想港区女子の商品価値の無さ、ラーメン経営で飲食業の薄利多売はお客さんからのありがとうのことば欲しさや、東出昌大のジビエ料理の動物解体の魔力がだんだんなくなってきたなどにきよ^共感した。評価7点次の作品【中古】俺の恋バナを聞いてくれ(単行本)
2026.05.15
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もっと「好き」の因数分解 [ 最果タヒ ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、最果タヒ「もっと「好きの」因数分解」です。書き出し好きなものに付いて書こうとするとき、私は、「好き」ということ感情以外のいろんな気持ちを、無視できなくなる。内容最果タヒによる「好き」の因数分解、待望の第2弾。わたしのすべてだからこそ、「好き」って強く心の中で叫んで、追いかけて、愛そのものになるみたいに、その存在に向けて飛ぶ彗星になるみたいに、一つのものを好きになれるんだよ。感想詩人らしく、独特の感性で自分の好きなものを、その存在理由として、なぜそれが好きなのか、説いてゆく姿勢に感銘を受けた。たとえば、都心での正月の風景でのお正月行動でコンビニに行く様や、京大吉田寮のことなど。、評価7点次の作品他人の不幸はマヌカハニー [ 箕輪厚介 ]
2026.05.14
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老人は「キレる」くらいでちょうどいい [ 和田 秀樹 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、和田秀樹「老人は"キレる"くらいでちょうどいい」です。内容意欲と身体機能の低下の原因は「前頭葉の老化」にあったベストセラー『80歳の壁』の著者が語る、元気に生きるための新提言昨今、「キレる老人が増えた」という言説がまことしやかに語られているが、これはメディア報道やSNSによる印象強化の影響が大きい。超高齢社会において必要なのは、こうした安易なレッテル貼りではなく、脳の特性を理解し、意欲を守るための生活設計と社会のあり方を見直すことである。精神科医の和田秀樹が、高齢者を「老害」と排斥する現代社会の不寛容さを指摘し、統計に基づかないバッシングに対して警鐘を鳴らす!感想老害と世間では言われる、キレる老人、交通事故、コレステロールの取りすぎ、など世間の常識は非常識という、著者のいつもの反論が面白い評価6点もっと「好き」の因数分解 [ 最果タヒ ]
2026.05.14
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老人は「キレる」くらいでちょうどいい [ 和田 秀樹 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、和田秀樹「老人は"キレる"くらいでちょうどいい」です。内容意欲と身体機能の低下の原因は「前頭葉の老化」にあったベストセラー『80歳の壁』の著者が語る、元気に生きるための新提言昨今、「キレる老人が増えた」という言説がまことしやかに語られているが、これはメディア報道やSNSによる印象強化の影響が大きい。超高齢社会において必要なのは、こうした安易なレッテル貼りではなく、脳の特性を理解し、意欲を守るための生活設計と社会のあり方を見直すことである。精神科医の和田秀樹が、高齢者を「老害」と排斥する現代社会の不寛容さを指摘し、統計に基づかないバッシングに対して警鐘を鳴らす!感想老害と世間では言われる、キレる老人、交通事故、コレステロールの取りすぎ、など世間の常識は非常識という、著者のいつもの反論が面白い評価6点もっと「好き」の因数分解 [ 最果タヒ ]
2026.05.14
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ママがロックンロールしてたころ [ 東山 彰良 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、東山彰良「ママがロックンロールしてたころ」です。書き出し母親について唯一の記憶らしい記憶といえば、十歳のときにサイドカーに乗せてもらったことくらいだ。そのころの僕は祖父母のあえて暮らしていた。内容奥多摩のさらにその奥の町で、父と暮らしていた久保田炳児(ペイジ)。変わった名前の由来は、レッド・ツェッペリンのギタリスト「ジミー・ペイジ」だそうだ。「ジミ・ヘンドリックス」も候補だったらしい。10歳になったある日、小学校の校門で女性に声をかけられた。「あたしはあんたのママなの」ペイジが赤ん坊のときに家を飛び出した「ママ」は、バイクで遊びに行きたいといきなり言い出し……。後からわかったことだけど、母は末期がんに侵されていた。サイドカーに乗った2日間の旅が、ペイジの何かを変えた――。感想実の息子を捨てた母親がサイドカーに息子を連れて半日を過ごす、普通にはありえない出来事が起こるのが小説らしいフィクションなのか。評価6点次の作品老人は「キレる」くらいでちょうどいい [ 和田 秀樹 ]
2026.05.13
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恋して、書いて、咲きほこる 宇野千代の人生劇場 [ 進士 素丸 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、進士素丸「恋して、書いて、咲きほこる」です。書き出し宇野千代が自伝的小説「生きて行く私」を毎日新聞で連載し始めたのは、驚くべきことに彼女が84歳を迎えた時のことでした。内容恋をすれば、人生が動いた。書けば、時代がついてきた。NHK連続テレビ小説『ブラッサム』葉野 珠(はの・たま)のモデル、宇野千代を知るならこの一冊「どんな境遇にあっても、人は何度でも生まれ変われる」そのことを、宇野千代の人生そのものが教えてくれる。初めて宇野千代に触れる読者にも、すでに作品を愛読してきた読者にも贈る、決定的評伝。恋に生き、言葉に生きた。明治・大正・昭和・平成を駆け抜けた、日本一“自由”な女流作家の生涯。奇人と呼ばれた父、早すぎる母との別れ。十四歳での結婚と破綻、幾度もの恋愛と別離。作家として、編集者として、実業家として宇野千代は、つねに「自分の人生」を選び続けた。本書は、恋と仕事と表現に一切の妥協をしなかった一人の女性の「生き方」そのものを描く評伝である。装画は2024年にNHK連続テレビ小説『虎に翼』のオープニング映像を手がけ話題を呼んだシシヤマザキが担当。感想岩国の田舎育ち、顔が黒いことにコンプレックスを、持っていたが、白粉を塗り、化粧ばえをすることに驚いていた。2番目の夫を札幌に残して、上京して、尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児などと浮き名を流すところが、すごい。次の作品ママがロックンロールしてたころ【電子書籍】[ 東山彰良 ]
2026.05.13
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思い出ごはん【電子書籍】[ わたなべぽん ] こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、渡辺ぽん「思い出ごはん」です。書き出しこの本を手にとってくださりありがとうございます今回のお話はおいしいものを食べたときに思い出したなつかしい記憶についてです。内容記憶に残るなつかしい味を、いま再び作ってみたら――累計50万部突破!「やめてみた」シリーズのわたなべぽんの食エッセイ漫画。母が得意だった干し白菜のお漬物ふるさとの芋煮旧友に教わった野菜炒めアルバイト時代のプリンアラモードしみじみ美味しい、心に残る食べものを描いた12篇感想鰹節手削り体験会ど知った鰹出汁の美味しさの味噌汁や、大量のトマト保存、白菜の漬物など、手作り食材体験ルポの漫画エッセイ評価5点次の作品恋して、書いて、咲きほこる 宇野千代の人生劇場 [ 進士 素丸 ]
2026.05.13
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その手は明日を紡ぐために [ 五十嵐 大 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、五十嵐大「その手は明日を紡ぐために」です。書き出し「え?ちょろっとホームページの文章書いてもらうだけなのに、そんな金取んの」目の前の男は眉間に皺を寄せ、大袈裟なくらい驚いてみせた。内容耳の聞こえない両親を持つライターはヤングケアラーだった時期があって、その人たちの痛みがわかるインタビュアーに成長する姿がよく書かれていた。評価7点次の作品思い出ごはん【電子書籍】[ わたなべぽん ]
2026.05.12
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あしたの肖像【電子書籍】[ 岩井圭也 ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、岩井圭也「あしたの肖像」です。書き出しぼくにとって絵を描くことは、呼吸と同じだった。人は呼吸しなければ、生きていけない。台の上に置いたペーパーパレットには、何種類かの油絵具が絞り出されている。内容『永遠についての証明』の著者があらたに描く、いとおしくて魂が震える、青春小説のニュー・ヴィンテージ。自画像をライフワークとする美大三年生の小滝英哉は、教授からアルバイトを頼まれる。それは学内の事故で亡くなった彫刻家四年生・樺沢穂香の両親からの依頼で、肖像画を描くというものだった。故人を描くという難題を前に、穂香を知るため不可解な事故の原因を探ろうと小滝は関係者に話を聞く。その頃、周囲から天才と呼ばれていた同級生で、小滝の恋人でもある宇野ひなたが行方不明になっていた……。感想絵を描く才能を持った恋人の宇野ひなたは故郷で、絵を描くことでしか才能を発揮できない小滝の子供を妊娠、その子供特別養子縁組にだそうと企てる。二人の葛藤が読ませどころか。評価7点次の作品その手は明日を紡ぐために [ 五十嵐 大 ]
2026.05.12
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それでも息子を日本の小学校に通わせたい (新潮新書) [ 山崎 エマ ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、「それでも息子を日本の小学校に通わせたい」です。書き出し「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは"日本人"になっている」内容日本の公立小学校は、子どもの人格形成に深く関わり〝勉強を超えた学び〞を提供する、世界でもまれな教育システムを持つ。イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、6歳で親元を離れて通ったイギリスの小学校をはじめ、大阪の公立小、神戸のインターナショナルスクール、アメリカのニューヨーク大学と、各国の多様な教育を受けてきたドキュメンタリー監督が自身の経験から綴る「〝当たり前〞の中にある価値」。感想掃除、給食、学級会活動、インターナショナルスクールも経験したハーフの著者が日本の公立小学校の素晴らしさを説く評価6点次の作品あしたの肖像【電子書籍】[ 岩井圭也 ]
2026.05.11
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おちつけたい日記 [ すずきしん ]こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、すずきしん「おちつけたい日記」です。書き出しわたしが二十一歳のときである。アパートの近くの喫茶店に入ると、店には数種の新聞が置いてあった。コーヒーを飲みながら新聞を読んでいると、アルバイトの募集欄が目に入った。内容日常の一瞬を切り取った、私のおちつけたい日記。ちょこっと読んで、くすっと効く、大人のエッセイ。感想電話番号案内に求人募集の「喫茶パンティー」を問い合わせる、アパートの下の受験生にうるさいとどなられ、「君が眠らないようにしてあげたのに」など、何か各コラムごとにオチがある日記がユニーク評価6点次の作品それでも息子を日本の小学校に通わせたい (新潮新書) [ 山崎 エマ ]
2026.05.11
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【送料無料】そんな気がする/武田砂鉄こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、武田砂鉄「そんな気がする」です。書き出し今、「コーヒーは食後でお願いします」と告げておいた☕️でランチセットを食べながら原稿を描いているのだが、とにかく頻繁に、わたしの食事からいつ、「食後」になるかをチェックしに来る。内容この話、前にも書いたかもしれない――考えすぎのプロが帰ってきた! 大人気エッセイ集第2弾「もしこの中から一編だけを読めば、「ああ、今回はネタ切れだったのかな?」と思うような題材だ。だが、全編がそうなのだ。怖い。」――書評家・花田菜々子(『べつに怒ってない』書評より)いっそうのネタ切れ感を隠さないまま続編が刊行!暑い、再配達が来ない、「すごい筋肉でしょ」と言われたときの返しが難しい。一回きりの日常に何度でも立ち止まる、不毛で豊かなエッセイ123 本。―――『そんな気がする』というタイトルは、尊敬する人と対談している時に、私たちの仕事に共通点があるとすれば、そんな気がする、って感じたことを書いているのかもしれませんね、と盛り上がったのがきっかけになっている。そんな気がするって、絶対にこうだとか、みんなそう言っているとか、これだけは譲れないなどと比べるとだいぶ弱い。背骨がなくてフニャフニャしている。でも、そんな気がする、が持っている柔軟さを自分は信じている。みなさんも信じてください、とお願いしたいわけではない。私にとって、そんな気がする、と感じた記録がこの本です。(「はじめに」より)感想結婚してください、あなたのことも好きです。こんなとき、もには注意した方が良い。など、何気ない発見を中心にしたコラム、発想そのものが面白い。評価7点次の作品おちつけたい日記 [ すずきしん ]
2026.05.10
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幸せな結末 大滝詠一ができるまで [ 萩原 健太 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、萩原健太「幸せな結末 大瀧詠一ができるまで」です。書き出し「できたよ」そんなさりげない、しかし衝撃的な電話がかかってきたのは1997年10月11日のことだ。内容「まあ、これが遺作だな。死後公開だ」学芸会の劇ではいつも主役で、12球団全部のマークを自分で手描きした野球帽をかぶり、蓄音機でDJをやっていた少年時代。高2の夏の一目惚れから始まった一生の恋。岩手から上京し、細野晴臣の家に集い作曲を学んだ「はっぴいえんど」前夜。バンド解散後に手がけたCMソングがテレビで流れたときの喜び。ナイアガラ・レーベルを創設し、アメリカン・ポップスが大好きだった少年時代に原点回帰した「ロンバケ」の大ヒット。壁一面ビデオ・デッキで埋め尽くされた伝説の部屋。インターネットが一般的になる前からのめりこんでいたパソコン通信。放送直前に完成した完璧なドラマ主題歌――1991年8月、「死後公開」を約束に、親交のあった著者が聞き手となって福生の仕事場に三日三晩泊まり込みで行われたロングインタビュー。カセット・テープに録音されて30年以上封印されていた「軽妙洒脱な語り」をそのまま活かし、深い愛情を込めて綴った、POPの頂点を極めた大滝詠一の知られざる素顔。教師をしながら一人親で息子を育て、欲しがる雑誌は全て定期購読し、ラジオを与えて「大滝詠一」の礎を築いた母。新婚時代、ラジオ局が激安で放出した大量の中古レコードを「全部買えば」と鼓舞した妻……ふたりの女性の格好良さにも痺れ、朝ドラのような展開に心が熱くなるノンフィクション!感想上記内容にあるように、大瀧詠一の音楽活動には、母子家庭の教師の母親がレコードやラジオなど、欲しがるものはなんでも与えていたことは、見逃せない。評価5点次の作品【送料無料】そんな気がする/武田砂鉄
2026.05.08
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手配する女【電子書籍】[ 山口恵以子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、山口恵以子「手配する女」です。書き出し始発電車が空いていると思っているのは、乗ったことのない人だ。実はそれなりに混んでいる。特に東京の地下鉄は。内容私には出来る。追い詰められた人たちに夢を見せ、新しい人生へ導くことが。ビル清掃員・三矢唯の真の仕事は地面師詐欺の“なりすまし役”を手配すること。一度は全てを失った彼女は、窮地に陥った人々に大金をもたらす仕事を「人助け」と信じ、半生を投じてきた。やがて迎えた人生最後の案件、身体に複数の欠損を持つ老女の手配を依頼され――裏社会を誇り高く生きた女の姿を描く痛快ノワール。感想Netflixの地面師たちの小池栄子の役割そのものを意識したわけではないと思うが、まさに、そのものという役どころが面白い評価8点次の作品 幸せな結末 大滝詠一ができるまで [ 萩原 健太 ]
2026.05.08
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【送料無料】幸せの大盤振る舞い/美輪明宏こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、美輪明宏「幸せの大盤振る舞い」です。書き出し焼け野原からの出発なぜ私がいつも、空いた思いやりの大切さについてお話しさせていただいているのか。内容====「波瀾万丈の人生を送っている私ですら、こんなふうに強く生きていけるんですよ」美輪明宏=== ◆本音の「生き方」に学ぶ◆戦争や貧困のどん底を生き抜き、偏見や病にも屈することなく、ずっと愛と真実を語り続けてきた”麗人”美輪明宏。90歳の今こそ贈る「幸せのメッセージ」が満載。◆貴重な記事を贅沢に収載◆美輪さん20代のときの幸田文氏との対談、30代のときに寄稿した三島由紀夫氏についての随筆、手記等も収載。ファンのみならず読み応えのある贅沢な一冊。本書のページをめくるたびに、美輪さんの信念や生き方に勇気をもらえる言葉に出合えます。===生きることに迷える人、幸せになりたい人贈る、「真実と愛のメッセージ」===感想戦後焼け野原から、長崎での原爆体験、この人のしぶとさは、この経験からか、幸田文や三島由紀夫などとも親交が深いのはさすが評価5点次の作品手配する女【電子書籍】[ 山口恵以子 ]
2026.05.07
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ノーウェア・ボーイズ [ 井上 先斗 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、井上先斗「ノーウェア・ボーイズ」です。書き出し新宿駅、埼京線ホームからのエスカレーターでは運試しになる。甲州街道を挟んで建物が分かれている改札階のどちらへ出るか。内容戻れるか? かっこよかったあの頃に。愚かでクールな僕らの青春ミステリ。『イッツ・ダ・ボム』(松本清張賞受賞作)で話題をさらった新鋭の飛躍作!憧れの女性と結婚した中学時代の友人が、人を殺したという。社会人二年目の僕のもとに舞い込んだ衝撃のニュースは、忘れたかった記憶を呼び起こす。町田生まれ町田育ち、中学二年生の僕が「この街で知らない場所はない」と思っていたあの頃、リス園での事件から僕を助けてくれた〈響さん〉。憧れの彼女と過ごした僕ら四人の輝かしい日々は、たった一つの暴力で終わりを告げた――。あれから十年。今度は響さんを助けるために、僕は過去に向き合わなくてはならない。ひとりよがりな思いが想像を超える瞬間へと繋がる、愚かでクールな青春ミステリ。感想青春ミステリー、ここに殺人事件が絡んでくるってのがわかりにくい。評価5点次の作品幸せな結末 大滝詠一ができるまで [ 萩原 健太 ]
2026.05.07
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ノーメイク鑑定士 (単行本) [ 石田夏穂 ]こんにちは中ちび太です。 今日のおすすめは、石田夏穂「ノーメイク鑑定士」です。書き出し 土踏まずが押されたがっている。否、抉られたがっている。臨時のユニットハウスは中の備品もレンタル品で、知らず動かした右の足裏がパイプ椅子に当たる。 内容考えてみれば、人に「化粧をしていますか?」と訊くのは「大便したあと尻を拭きますか?」と訊くのに似ている。 「御社にスッピン社員がいる」という取引先の一言から、 塗装会社の営業部員・中村に、「スッピン女子捜し」の密命が下る。 あの手この手で同僚たちの化粧事情を探る中村。 しかし、彼女には秘密があった。 実は中村自身が、人生で一度も化粧をしたことがないスッピン女子なのだった――(ノーメイク鑑定士)。 働くみんなの日常は、事件で溢れている。 気鋭の著者が綴る、新時代のお仕事小説全四篇! 感想お仕事短編小説4編、標題作は取引先から、女子社員の中にノーメイクの者がいると言われ、自分を含めて三人の社員がいるという、犯人探しが面白い。評価7点次の作品ノーウェア・ボーイズ [ 井上 先斗 ]
2026.05.05
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踊る男 [ 望月 諒子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、望月諒子「踊る男」です。書き出し井守拓実は二十五歳から足かけ二年、条南大学三鷹キャンパスに事務員として勤めていた。人には派遣アルバイトとは言わず、ただ大学職員だと言っていた。内容「俺は祭りの仕掛け人だ。英雄だ!」木部美智子、「無敵の人」と対決す。Xへの中傷投稿、夜陰に乗じた通り魔、七年前の女子大学生殴打――記者・木部美智子は一見無関係な数々の犯行が、ある中学の同窓生たちを標的としていることに気づいた。やがて同じ中学でいじめに遭っていた男を犯人だと確信するが、いじめに関与していなかった者を狙う動機の不可解さが美智子を悩ませて……。圧巻のサイコサスペンスにして、『蟻の棲み家』『野火の夜』で大ブレイク中の木部美智子シリーズ最新作!感想猟奇殺人の首謀者が同窓生から仲間外れにされた犯行の復讐劇という設定はシリーズものとしてはありきたりではあった。評価6点次の作品恋して、書いて、咲きほこる 宇野千代の人生劇場 [ 進士 素丸 ]
2026.05.05
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はじめてたこ焼きを食べた日のこと (単行本) [ 生湯葉シホ ]こんにちは中ちゃんてす。今日のおすすめは、生湯葉シホ「はじめてたこ焼きを食べた日のこと」おすすめ本書き出し真っ暗ななか手探りで浴槽に飛び込んで、まず正面の窓をうすくあける。体の前で波打っているお湯が動かなくなるのを待ってから目を瞑り、頭の中でゆっくりと十秒数え、浴槽の縁から慎重に背中を浮かす。内容怖がりだった過去から、はじめての体験へ踏み出せる現在までをたどるエッセイ集。日常の小さな出来事を通して、自分の変化と出会いの意味を描く。感想一人でタンゴを聴きにゆく、ずっと雰囲気で野球を観戦していた、山芋アレルギーのため、たこ焼きを食べられなかったなど、ちょっと考えられないような一面も評価7点次の作品あしたの肖像 / 岩井圭也 【本】
2026.05.03
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拳の声が聞こえるか [ 岩井 圭也 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、岩井圭也「拳の声が聞こえるか」です。書き出しリングは舞台であり、ボクサーは踊り手である。俺たちは必死で拳を振るい、足を動かし、舞台の上で踊る。内容殴り合うときだけ、ひとりじゃなかった。言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。その人生を変えたのは、ボクシングだった。寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。やがて立ちはだかるのは、悪霊に憑かれた異国のチャンプ――これぞ王道の灼熱、青春小説の名手がブッ放す魂の拳闘小説!感想会話ができない男がボクシングなら拳で会話が出来る。そんな境遇も面白く、単なる成功譚に終わっていないのもよく、ボクシングそのものをよく書いている。評価8点次の作品大阪ウェットランド / 服部倫 【本】
2026.05.03
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【送料無料】それ、死後もお宝ですか?/古田雄介こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、古田雄介「それ、死後もお宝ですか」です。内容貴重な稀覯本も古紙回収に!? スマホ内の財産が二度と戻ってこない!? 限定フィギュアも死後はガラクタ!?デジタル遺品整理の専門家が、コレクションの生前整理法から感情面のケアまでを体系的に解説。荒俣宏氏、推薦!相続において「故人の思い入れが詰まったコレクションや私物」は、遺族にとって市場価値では補えない負の遺産となるリスクを孕んでいる。本人にはかけがえのない「お宝」であっても、知識や準備がなければ、残された側には整理の苦労や精神的苦痛を強いる「お荷物」になりかねないからだ。さらに現代では、故人のスマホやパソコンが開けず、契約サービスや金融資産を把握できないといった問題も生じている。65歳以上の高齢者が全人口の約30%を占めるようになった現在、後悔のない手放し方や無理のない引き継ぎ方を理解しておく必要がある。デジタル遺品整理の専門家が物理的なモノも含めた遺品整理の実例を多数取材し、処理の現実、そして感情面のケアまでを体系的に解説する。感想デジタル遺品整理という分野があったのを初めて知った。評価5点次の作品それでも息子を日本の小学校に通わせたい (新潮新書) [ 山崎 エマ ]
2026.05.01
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こんな考え方もある [ 佐藤 愛子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、佐藤愛子「こんな考え方もある」です。書き出し私は再婚者である。約14年ほど前に離婚し、それからほぼ同じ7年の後に再婚した。三十二歳の時である。内容「人生のつまずきは、新しい人生へ向かう『契機』にすぎない。」日々がんばっているのに報われない。世間の「常識」や「らしさ」に縛られて息苦しい……。そんな閉塞感を一刀両断し、明日への活力を注入してくれるのが、直木賞作家・佐藤愛子の「生きる戦術」です。本書は、波乱万丈な半生を歩んできた著者が放つ、魂の応援歌。二度の結婚と破綻、借金、そして破天荒な文学一家「佐藤家」の愛憎劇――。数々の苦難をくぐり抜けてきた著者は、「人生のつまずきは、新しい人生へ向かう一つの契機にほかならない」と力強く断言します。「人間は、決して血液型のように決められるものではない。善にせよ悪にせよ、無限の可能性を持っているのだ」世間の目に振り回されず、ままならない自分を丸ごと「面白がる」こと。著者のユーモア溢れる毒舌と、困難に立ち向かう「敢闘精神」に触れれば、読後は不思議と肩の荷が下り、視界がパッと開けるはずです。「老い方」が静かな覚悟なら、この本は「どう生きるか」を問い直す攻めの哲学。人生の曲がり角に立つすべての人に贈る、痛快無比な人生論です。感想男運が悪いのか亭主は碌でもない薬中、でもこの人には文才があってよかった。しかも長生きをしてるのがふごいところである。評価6点次の作品【送料無料】それ、死後もお宝ですか?/古田雄介
2026.05.01
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【送料無料】有名人の愛読書、読んでみました。/ブルボン小林こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、ブルボン小林「有名人の愛読書、読んでみました。」です。内容大谷翔平、吉沢亮、キャサリン妃……。今を時めくスター50人が推している本を徹底調査! 愛読書から有名人に鋭く迫る、ボンコバ流ブックガイド。読めばあの人に一歩近づける! 『女性自身』好評連載「有名人(あの人)が好きって言うから……」書籍化第二弾!感想あいみょん「静かに、ねぇ、静かに」本谷由希子、芦田愛菜「かがみの孤城」辻村深月など、それぞれがなんでこの本なのかという掘り下げがほしかった。評価5点次の作品こんな考え方もある [ 佐藤 愛子 ]
2026.04.29
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杏のパリ細うで繁盛記 [ 杏 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、杏「杏のパリ細うで繁盛記」です。書き出し東京生まれ、東京育ち。私は今、パリに住んでいる。36歳にして海外に移住するだなんて、まったく想像もしていなかった。内容今まで生きてきて、初めて自分のことが好きになれそうな気がする――。36歳、海外移住を決めた。子ども3人と犬を連れて、行先は最先端の流行と伝統が詰まった宝箱のような、大好きな街パリ。でも、到着して気が緩んだその日から、私はポンコツになった――。子どもたちの自転車の特訓、LAへ飛んでアカデミー賞授賞式に参加、深夜ジグソーパズルに熱中する大切なひとりの時間、ドラマ撮影のための家族そろってのフィンランド滞在、子育てを見守ってくれた愛犬の看取り……ドタバタながら愛おしい日々、そしてこの先叶えたいこと。9年ぶり、待望のエッセイ集。感想老犬を空輸してのパリ移住、双子と男の子の三人兄弟、パリの教育事情はほとんど休みばかりなどびっくりすることも多かった。評価6点次の作品幸せな結末 大滝詠一ができるまで [ 萩原 健太 ]
2026.04.29
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あなたが走ったことないような坂道 [ 有賀 未来 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、有賀未来「あなたが走ったことないような坂道」です。内容あたしは香港人?中国人?日本人? 18歳、鮮烈な新潮新人賞デビュー作。「あたしって、何、」真っ赤になった両脚をティッシュで拭きながら、涙が、言葉があふれ出して止められない――。国籍とは何か? 母語とは何か? 性的指向とは何か? 香港で生まれ、移民の養父母のもと日本で育った女子高生、星瑤はアイデンティティの揺らぎを全力で駆け抜ける。絶望よりも速く。新世代の才能登場!感想旅に出た母親を見失った娘、それは置き去りにされたのか、祖母の手で育てられた子どもは、香港生まれなのに日本語しか話せない、自分は何者なのかを常に問うというのがテーマか、次回作にも期待評価5点次の作品幸せな結末 大滝詠一ができるまで [ 萩原 健太 ]
2026.04.29
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明日、あたらしい歌をうたう [ 角田光代 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、角田光代「明日、あたらしい歌をうたう」です。書き出しぼくの家のキッチンカウンターには写真が飾ってある。ものごころついたときからそれは置いてあるので、トイレにカレンダーが掛かっていたり、内容「君がいつもそばにいるから 毎日があたらしい」遺影として飾られていたカリスマ的なミュージシャンの写真を、父と聞いて育った新(あらた)。誰にも見えない存在として少女時代を生きてきたある日、耳にした音楽に救われ、恋に出会って新の母となった、くすか。新が父の真実を知った時、二人の物語が、一つの歌に重なりはじめる――。200ページで大長編の感動を約束する、珠玉の青春小説であり、親子小説であり、胸を打つ恋愛小説。人の人生を変えた一曲を描く、あなたの人生を変える一冊。感想父親がいない娘が自宅に飾ってある有名ミュージシャンがその出生の秘密に関わっているのか、音楽と生活の関わりがメインテーマ評価6点次の作品杏のパリ細うで繁盛記 [ 杏 ]
2026.04.26
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私のせいではありません [ 水生 大海 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、水生大海「私のせいではありません」です。書き出しはじまりはいつだったのだろう。事件が起きたのは結婚式の集まりだ。けれど六年前にあの赤い扉の謎を解いてさえいれば、いま、違う毛先が見えているかもしれない。内容あなたは何度騙される? 各話にどんでん返しが待ち受ける驚嘆連作ミステリ。美大の同級生だった陽向、瑠璃、未緒、乙羽。四人展を開催するくらい仲が良かったが、卒業後に現れた男の存在が関係を歪ませる。久しぶりの再会の場となった瑠璃の結婚式で明かされた、六年前に大学で起きた事件の真相とその罪とは。ギャラリーストーカー、セクハラ、アカハラなど、美術業界の闇とタブーを炙り出す衝撃作。感想ギャラリーストーカーをめぐる様々なインシデントを扱うという発想がユニーク評価6点次の作品明日、あたらしい歌をうたう [ 角田光代 ]
2026.04.26
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重箱のすみから (単行本) [ 金井 美恵子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、金井美恵子「重箱のすみから」です。書き出し原因と言えば(原稿を書きながら必要な本を探すこと)とも言える。書架が上段と下段にわかれているスライド式本棚の下段の奥を探し、頭を持ちあげた瞬間、棚板の下にかなり強くぶつけてしまったのだ。内容この人だけは、それを忘れてくれない。「外出を控える」、東京オリンピック、ゼレンスキーのボロ服、大屋根リング、『虎に翼』……2020年代前半の日本に繁茂した愚直な言葉に苛立つ作者、10年ぶりの時事エッセイ集!感想東京オリンピック開催、国立競技場改修、コロナ禍の菅首相発言「出口が見えてホッとしている」、万博の大屋根リング、朝ドラの虎に翼など、この人の批判の目は枚挙にいとまがない、必ずしも痛快ではない。評価5点次の作品私のせいではありません [ 水生 大海 ]
2026.04.24
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DANGER [ 村山 由佳 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、村山由佳「DANGER」です。書き出し赤、がしぶく。噴きあがる鮮紅が打ち水のように弧を描き、壁一面を丹念につぶしてゆく。夢だ。わかったいるのに覚めない。内容世界的振付家・久我一臣にインタビューをすることになった、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平。久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語る壮絶な戦争体験は、二人が思ってもみなかった縁を掘り起こしてゆく。芸術と戦争を通し、過酷な運命に希望を見出す人々に迫った、入魂の輪舞曲(ロンド)。感想ロシア兵に陵辱されながらも、生きてゆく女性の生き様が見事に描かれている。次の作品重箱のすみから (単行本) [ 金井 美恵子 ]
2026.04.24
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重箱のすみから (単行本) [ 金井 美恵子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、金井美恵子「重箱のすみから」です。書き出し原因と言えば(原稿を書きながら必要な本を探すこと)とも言える。書架が上段と下段にわかれているスライド式本棚の下段の奥を探し、頭を持ちあげた瞬間、棚板の下にかなり強くぶつけてしまったのだ。内容この人だけは、それを忘れてくれない。「外出を控える」、東京オリンピック、ゼレンスキーのボロ服、大屋根リング、『虎に翼』……2020年代前半の日本に繁茂した愚直な言葉に苛立つ作者、10年ぶりの時事エッセイ集!感想東京オリンピック開催、国立競技場改修、コロナ禍の菅首相発言「出口が見えてホッとしている」、万博の大屋根リング、朝ドラの虎に翼など、この人の批判の目は枚挙にいとまがない、必ずしも痛快ではない。評価5点次の作品私のせいではありません [ 水生 大海 ]
2026.04.23
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退職クロスロード/安藤祐介【3000円以上送料無料】書き出し三月三十一日の未明、午前三時。総合メーカー・万屋カンザキ本社ビルは、闇の中でひっそり静まり返っている。真っ暗なビル内には、非常口をしますしょうめいとうあがポツリ、ポツリと緑色の光を投げるのみ。内容人生の“大晦日”に奇跡が起きる!?定年退職の日に炙り出される、衝撃の過去の真実とは……年度末の3月31日、総合メーカー・万屋カンザキ本社ビル。清掃員の守田守は、早朝から退職や異動でごった返す社内を掃き清める作業に追われていた。就職氷河期の挫折を経て、派遣先で粛々と仕事に臨んできた守田は、この日で定年を迎え、会社を去る窓際部長の佐和山義男から突然朝食に誘われる。守田は5年前、図らずも佐和山の自死を阻止した「命の恩人」だったというのだ。バブル期入社の剛腕営業マンで、親分肌と慕われた彼に5年前、何が起きたのか。立場も世代も異なる二人の人生に、佐和山の同期や部下の願いと、因縁のライバル達の思惑が交錯する中で解き明かされる、封印された驚愕の真実とは――ブックジャーナリスト 内田剛さん 太鼓判!「人生を何色に染めるかは自分自身だ。迷える背中を優しく押してくれる極上の人間ドラマがここにある!」感想最終面接で落ちた大手企業で働く清掃員、定年退職の日に部長職の幹部に自分が立ち上げる清掃会社にスカウトされる。小泉チルドレンで拾われた政治家を彷彿させる。接待費をめぐる幹部職の足の引っ張り合いも読ませどころ。評価7点次の作品ノーウェア・ボーイズ [ 井上 先斗 ]
2026.04.23
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たびたび [ さくらももこ ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、さくらももこ「たびたび」です。書き出しかわいいミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナさんはオランダのユトレヒトという町に住んでいる。内容奇跡の爆笑雑誌『富士山』から生まれた、単行本未収録のエッセイ11編! ミッフィーちゃんのブルーナさんに会いに行ったユトレヒト、美しすぎた夏の富良野、大感動&大好きなバリ。国内も海外も、世界のどこを旅しても、ももこがいればそこに笑いあり。めくるたびに、面白い! 作家・朝井リョウさんによる特別寄稿も収録。感想雑誌「富士山」からの旅エッセイの未収録作品だが、冒頭のブルーナさん訪問記で、0歳から6歳までの子どもに印象の残る作品を残す為、毎日丁寧に仕事をしてる姿に感銘を受けた、旅エッセイで飲み食いのほかに、ある場面で高齢者れの眼差しで、自分もこういう老人なりたいとの思いが寂しかった。評価7点次の作品ノーメイク鑑定士 (単行本) [ 石田夏穂 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、石田夏穂「ノーメイク鑑定士」です。書き出し土踏まずが押されたがっている。否、抉られたがっている。臨時のユニットハウスは中の備品もレンタル品で、知らず動かした右の足裏がパイプ椅子に当たる。内容考えてみれば、人に「化粧をしていますか?」と訊くのは「大便したあと尻を拭きますか?」と訊くのに似ている。「御社にスッピン社員がいる」という取引先の一言から、塗装会社の営業部員・中村に、「スッピン女子捜し」の密命が下る。あの手この手で同僚たちの化粧事情を探る中村。しかし、彼女には秘密があった。実は中村自身が、人生で一度も化粧をしたことがないスッピン女子なのだった――(ノーメイク鑑定士)。働くみんなの日常は、事件で溢れている。気鋭の著者が綴る、新時代のお仕事小説全四篇!感想評価次の作品
2026.04.21
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風を飼う方法【電子書籍】[ 小原晩 ]書き出し生魚は海のいやなにおいをさせて、肉屋からはこびりついた油のにおい、八百屋の前では尻尾の折れた猫が目をつぶって、個別学習塾のかすみガラスには子どもたちが透けている。 内容『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』で話題の著者、初の小説集!ゆきはひとりになって働きはじめ、私は水浴びする男を見つめ、雨の夜に三人は出会い、百子は絶望を抱えたまま暮らしている。全四編が映し出す、人生のもの憂さと微光。感想全四編は離婚後、独身になった中年女が弁当屋で働きながら、複数の男と関係を持ち、自分の価値は男に提供できる、この体だけなのかと悲観する。評価6点次の作品エデンの裏庭 [ 吉田 篤弘 ]
2026.04.21
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エデンの裏庭 [ 吉田 篤弘 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、吉田篤弘「エデンの裏庭」です。書き出しこの本は二つのパートに分かれています。前半では、「物語の舞台袖」と称して、創作と書評をミックスしたものを書きました。後半では、前半の試みを経て、「エデンの裏庭」という小説を書き下ろしました。内容「あなたに『本当のこと』をひとつかみ差し上げましょう」川のそばにあるお菓子屋〈おやつ〉。ある日店を訪れた青年は、チョコレートと引き換えに不思議な「種」を置いていく。それをきっかけに、店主のエリカはかつて出合った一冊の本を思い出して……表題作ほか4篇+エッセイ。忘れられない本をめぐるささやかな冒険。感想書き出しでこの作品の意図はわかったが、読み進んでいくうちに、その面白さが十分にはわからなかった。評価3点次の作品たびたび [ さくらももこ ]
2026.04.19
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マリコは国宝を観た!! [ 林 真理子 ]こんにちは書籍ちび太です。今日のおすすめは、林真理子「マリコは国宝を観た!!」です。書き出し年の瀬も迫った頃、知り合いからこんなLINEが届いた。「ハヤシさん、お元気ですか。先日沖縄へ行きA子さんにいろいろなパワースポットに連れていっていただきました。とてもよかったです。」内容72歳、年女を迎えるマリコ。日本大学理事長の任期も最後の一年となりましたが、まだまだ獅子奮迅の働きです。毎日日大に通うマリコは理事長として経団連の新年祝賀会に出席し、オープンキャンパスでは全国のキャンパスを駆けめぐる。そんな中、SNSの誹謗中傷やオールドメディアの現状、長嶋茂雄さんの訃報、そして自身の“トイレ問題”に心を痛める日々…。でも凹んでいたらマリコじゃない。MLB開幕戦ではナマ大谷翔平の第一号ホームランと佐々木朗希の初ピッチングを東京ドームで観戦、灼熱の万博では5つのパビリオンを巡り、歩いた歩数は1万5千歩。そして尾上菊五郎、菊之助ダブル襲名の「京鹿子娘道成寺」、さらに噂にたがわぬ面白さの映画「国宝」を見て、藤間流の日本舞踊の名取りとなり国立劇場で踊った「藤娘」に思いを馳せる…。そして極めつけにハロウィンでは、「国宝」のポスターでおなじみの「娘道成寺」の衣装を着てしまうのです。松竹衣装と山田かつらさんに支度をしていただいた衣装の林さんのお写真は、本の帯でお披露目しています。豪華な扮装に要注目です!!巻末には、18年ぶりの該当作なしとなった直木賞について、作家の林さんと同じく選考委員を務める浅田次郎さんとの特別対談も掲載。こちらも必読!本当にツイているマリコの今が分かる『週刊文春』の人気ご長寿連載エッセイ、ついに37巻です!感想「国宝」の映画をトイレの近い場所で3時間我慢して観た。職場のハロウィンで国宝の吉沢亮に変身、小梅太夫みたいといじられる。大相撲観戦の溜席で汗がかかると喜んでいるが、読者としては気持ち悪い、自分の直木賞待機は麻雀を打ちながら、連続役満でこんなところで運を使うのはもったいないと言われた。評価7点次の作品風を飼う方法【電子書籍】[ 小原晩 ]
2026.04.19
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昭和・歌のポケット [ かねこたかし ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、かねこたかし「昭和・歌のポケット」です。書き出し年内(令和八年)には八十四歳を迎える。早い早い。人生時計が走るように廻り出した。子どもの頃の一日は長かった。感想昔は高卒でフジテレビに入社して、会社が大学進学をさせてくれたというような信じられないような待遇があったのが驚き。歌にまつわる思い出集。評価5点次の作品マリコは国宝を観た!! [ 林 真理子 ]
2026.04.16
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五更の月 [ 川井 俊夫 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、川井俊夫「五更の月」です。書き出し俺は買い物が苦手だ。レジで金を払うたびにクソみたいな気分になる。「それじゃ足りませんよ!」どこかでクソ野郎の叫びが聞こえる。内容この途方もなくデカい肥溜めに潜って、俺は少しでもマシなものを探し続ける俺は場末の道具屋だ。買取りの依頼を受けては、単なる不用品の多さに「クソったれ」と毒づく。ただ、そんな道具のクソの山からも『なにか』は見つかるかもしれない。俺が自分の肥溜めの底で、やっと見つけたあの光のように――。今度は仏像の買取りだ。場所は山間の集落。案外すんなりと話は進んだが、そこで土地の婆さんから「もっと古いのがおる」と聞いた。こいつらより古い仏像? 道具には生まれた理由があり、捨てられず残された理由がある。そいつにはどんな物語が? 婆さんから指定された日にもう一度集落を訪ねる必要がある。感想この途方もなくデカい肥溜めに潜って、俺は少しでもマシなものを探し続ける。というのがテーマの古道具屋の物語のようだった。評価5点次の作品昭和・歌のポケット [ かねこたかし ]
2026.04.14
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還暦スマイル 人生を笑顔で生きるために必要なこと/南果歩【3000円以上送料無料】こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、南果歩「還暦スマイル」です。書き出し還暦!感謝感激!笑顔の私へ。ワタクシ、2024年に還暦を迎えました。内容還暦は、生まれ変わるチャンス!人生は何度でもやり直せる。2016年、乳がんに罹患。2017年、重度のうつ病を発症。2018年、2度目の離婚。健康、家庭、仕事、すべてを失った試練の50代。しかし還暦を機に生まれ変わり、本当の自分の人生を歩み始めた女優の南果歩さん。肩書きや役割を下ろして「一個人」に戻り、「自分の好き」を優先させて生きる。軽やかで、さわやかな「還暦スマイル」の源とは?感想上記にあるように、癌を乗り越えて、前夫の俳優のスキャンダルをキッカケに、重症のうつ病に、闘病生活を過ごした夫とも二度目の離婚、グルテンフリーの生活のなか、外食では、お好み焼きや、讃岐うどんも食べるゆるさが良い。評価6点次の作品山田太郎の話 [ 水沢 秋生 ]
2026.04.14
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今日もぼーっと行ってきます [ 中島 京子 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、中島京子「今日もぼーっと行ってきます」です。書き出しぼーっとするのは得意だった。子供のころ、いちばん好きな時間はダイニングテーブルの下煮子ども用の赤いパイプ椅子を持ちこみ、そこにじっと座っていることだった。内容直木賞作家による、極上のお散歩エッセイ。「われわれには、「ぼーっとする時間」が必要だ。というわけで、ぼーっとする小さな旅に出ようではないか、というのが、このエッセイの企画趣旨なのである。」情報や仕事、雑事に追われる日常生活から離れ、気持ちのいい空間を、ただひたすらぼーっと散歩したい。野鳥公園に天文台、植物園、水族館、美術館。大山詣りに雨の梅園、時にはフェリーに乗って、あるいは天然の冷蔵庫、石の採掘場へ。日本地図を作った歴史的人物に思いを馳せたり、ハイキングをしたり。ささやかなお土産を買い求め、銭湯に入り、居酒屋で一杯。直木賞作家の描く、極上のお散歩エッセイ。感想散歩エッセイという、よくあるパターンだが、特に目的もなく東京港野鳥公園など、穴場スポットを訪ねて、お土産を買ってくるという設定がユニーク。評価6点次の作品五更の月 [ 川井 俊夫 ]
2026.04.12
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山田太郎の話 [ 水沢 秋生 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、水沢秋生「山田太郎の話」です。書き出し「どつぼにはまる」の「どつぼ」とは一体何なのか。二十五年の人生の中でキミコがきちんと考えたことは一度もなかった。内容平凡以下だが令和のニューヒーロー、誕生!自己主張が苦手なOL、及第点で満足している中学教師、野心を抱くホスト、ブラック企業で病んでしまった青年……。そんな彼らの共通点は、山田太郎に出逢ってしまったこと! 山田太郎は、中学の宿題「十年後の目標」に、「一生懸命、生きています」と書くほどのリアリスト!? 家族を残して家出してしまった父の代わりに、山田太郎は妹の学費を稼ぎ、母の介護費用を支払うため、職を転々としていた。その愚直なまでの姿勢が、かかわっている人間たちを変化させていく。生きづらさを感じる時代にあらわれた、令和のニューヒーローの物語!感想山田太郎のという天然の男、脇役の男が女性のハイヒールでマンホールに挟まった靴を預かってあげたり、不登校の同級生を訪ねて行ったり、ささまざまなところてわ活躍するヒーローという位置付けが面白い。評価7点次の作品今日もぼーっと行ってきます [ 中島 京子 ]
2026.04.12
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山田太郎の話 [ 水沢 秋生 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、水沢秋生「山田太郎の話」です。書き出し「どつぼにはまる」の「どつぼ」とは一体何なのか。二十五年の人生の中でキミコがきちんと考えたことは一度もなかった。内容平凡以下だが令和のニューヒーロー、誕生!自己主張が苦手なOL、及第点で満足している中学教師、野心を抱くホスト、ブラック企業で病んでしまった青年……。そんな彼らの共通点は、山田太郎に出逢ってしまったこと! 山田太郎は、中学の宿題「十年後の目標」に、「一生懸命、生きています」と書くほどのリアリスト!? 家族を残して家出してしまった父の代わりに、山田太郎は妹の学費を稼ぎ、母の介護費用を支払うため、職を転々としていた。その愚直なまでの姿勢が、かかわっている人間たちを変化させていく。生きづらさを感じる時代にあらわれた、令和のニューヒーローの物語!感想山田太郎のという天然の男、脇役の男が女性のハイヒールでマンホールに挟まった靴を預かってあげたり、不登校の同級生を訪ねて行ったり、ささまざまなところてわ活躍するヒーローという位置付けが面白い。評価7点次の作品今日もぼーっと行ってきます [ 中島 京子 ]
2026.04.12
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猫がおしりを向けてきます [ 麦ママ/猫久 ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、麦ママ「猫がおしりを向けてきます」です。書き出し皆さん、こんにちは書籍で、お会いするのは約3年ぶりですね、作者の麦ママです。内容甘えん坊の麦と、ツンデレな花。甘えの猛攻がきたかと思えば、ツンの鋭い一撃が飛んでくる──!?性格も距離感もまるで違う2匹が、今日もわが家を全力でかき乱す。気づけば目の前に、無言で差し出される猫のおしり。それは甘えなのか、信頼なのか、それとも「触るなよ」の警告なのか……。「でもそれでいい、それがいい」わが家の主導権は、いつだって完全に猫サイド。背中を向けられ、おしりを向けられ、気まぐれに翻弄される毎日だけれど、その距離感こそが、たまらなく愛おしい。日々振り回されながらも、愛猫たちがくれる笑いと癒しは圧倒的で、気づけば「猫、さまさま」と最敬礼してしまう日々です。父、母、息子、そして2匹の愛猫が織りなす、おしりで語られる(?)猫との暮らしをユーモアと愛しさたっぷりに描いた、猫コミックエッセイ。感想コミックエッセーと書いてあったので取り寄せてみたら、ただのコミックだった、二匹の兄弟猫が事情があって、急遽同居することになった。初めのうちは、兄弟ども知らず、お互いを威嚇している姿が面白かった。評価4点次の作品還暦スマイル 人生を笑顔で生きるために必要なこと/南果歩【3000円以上送料無料】
2026.04.08
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サチコ【電子書籍】[ 群ようこ ]こんにちは中ちび太です。今日のおすすめは、群ようこ「サチコ」です。書き出し無職のサチコは買ったばかりのシャツブラウスに、自分ではいちばん痩せて見えると思っているパンツを穿いて、ひとり暮らしのマンションを出た。内容褒められもせず、苦にもされず――。そういう人で55年生きてきたサチコ。「食堂キング」でアルバイトを始めて、その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!?ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。感想三人兄弟の末っ子のサチコ、何かと無愛想、父親のコネで一流会社に就職するものの、早期退職、スーパーのアルバイトでは、なぜこんなところにマンション住まいのお嬢様が働くのかとの陰口でブチ切れ、親の遺産を巡っての兄弟の葛藤も読ませどころか、新聞連載小説だけに、読ませどころは満載評価7点次の作品猫がおしりを向けてきます [ 麦ママ/猫久 ]
2026.04.08
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