新・学力への挑戦

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なかむら@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) なぜ速度は足し算できないのですか?100キ…
なかむら@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) なぜ速度は足し算できないのですか?100キ…
某所で久しぶりに、この件に触れたモノでつい・・・。@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) 10年以上前の記事に文句を付けるのも何…
meisinn2006 @ Re:それはきっと・・(04/16) akibareさん >1基あたりエンジンが7つ…
March 15, 2008
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カテゴリ: 教育と学力
若い先生たちの困難と希望への道筋

雑誌「教育」4月号は、若い先生がたが、今の教室で、子どもたちのどういう現実と向かい合っているのか、そして、困難とどのように格闘し、希望を見出そうとしているのかという報告を特集している。
以下のメモは、学校現場で今何が起きているのかということをリアルに理解していくために、若い先生方の報告を自分なりにまとめたものです。詳しくは、「教育」4月号をご覧ください。

わたしの感想を一言でいうと、想像以上に困難な事態が教育現場では進行しているということであり、若い教師たちのかかえているこういう現実を、先輩教師・親や地域、教育行政関係者等は、本当に理解し、様々な支援を考えていかなければならないのではないかということです。

この報告をした先生がたは、そういう点で、先輩教師とともに若い先生方が集まり話し合い、学びあうネットワークをもっているということが、それぞれの困難を乗り越えていく原動力になっているのではないかと感じられます。

1.A先生(公立小1年目 5年担任、男性)の報告から

L君の様子 最初の頃はよく発言する活発な子だなと思っていたが、自分勝手な行動や教師に対する暴言が始まる。わがままな行動を注意されると反発。「お前なんか教師やめちまえ」「お前が担任やってるからつまんねーんだよなぁ」と言う。授業中は図書館から持ってきた本を読み、社会の地域探検で外に出たときには他の子を鉛筆で刺す。友達には命令したい放題。

A先生の転機  「減点法から加点法」「良いところを見つけよう」と思えた時、子どもたちのがんばりに目がいくようになり、3学期にはクラスが落ち着きをとりもどす。


2.B先生(公立小1年目 2年担任 女性)の報告から

M君の様子 その1 求職の最中に、おぼんごとひっくりかえす。掃除の時間には机を倒し、お道具箱をひっくり返す。窓に走っていき、「飛び降りてやる!!」と言う。友達とトラブルになると物(鍵盤ハーモニカ)を投げる。

B先生の対応 子どもたちの声をちっとも聴いていない自分に気がつく。とにかく聴こうと努めた。

M君の様子 その2 2年後、5年になったB君の担任に。1学期には鎌倉遠足で石をいろいろなところに投げ始め、「どうしたの?」ときくとうずくまって固まる。また、いきなり鉛筆を折ったり、夏の林間学校では2時間も固まったまま動かなかった。

そのたびに、場所を変え、気持ちが整理できるまで待つ。それから、何が嫌だったのか話を聴き、答えられない場合は選択肢をあげて一緒に考えていくようにした。
問いかけに頷いたり、首を振ったりするようになり、固まってしまうことも少なくなってきた。


<PART2 へ続く>


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Last updated  March 16, 2008 04:38:10 PM
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