波のような・・・

波のような・・・

★  佐野元春 CD  ★

佐野さんを聴いて四半世紀・・・細かいウンチクは公式ホームページや、他のファンサイトに任せるとして、くがいの個人的な想いを記憶がハッキリしているうちに、メモ書きのように紹介してみます。
1980年4月
BACK TO THE STREET
1. 夜のスウィンガー
2. ビートでジャンプ
3. 情けない週末
4. Please Don't Tell Me A Lie
5. グッドタイムス&バッドタイムス
6. アンジェリーナ
7. さよならベイブ
8. バッド・ガール
9. Back to the street
10. Do What You Like(勝手にしなよ)
佐野さんのデビューアルバムです。代表曲のアンジェリーナはこのアルバムに納められています。 アップテンポ。ミディアムテンポ、スローバラード、ジャズなどなど。最初のアルバムでこんなに色んな曲調が出せるアーティストって稀ではないでしょうか。
ボーカル佐野元春としても、色々な表情が豊かな一枚だと思います。若さ全開で荒削りなシャウトも素敵です。
当時、貸しレコード屋で借りてカセットテープにダビングして聴いていました。アンジェリーナの言葉数の多さも新鮮でしたが、日本語のジャズがこんなに自然に聴けるってことが驚きでした。
いまだにキラキラ輝いているデビューアルバムです。
1981年2月
HEART BEAT
1:ガラスのジェネレーション
2:NIGHT LIFE
3:バルセロナの夜
4:IT`S ALRIGHT
5:彼女
6:悲しきレイディオ
7:GOOD VIBRATION
8:君をさがしている(朝が来るまで)
9:INTERLUDE
10:HEART BEAT(小さなカサノバと街のナイチンケールのバラッド)
2枚目のアルバム。悲しきレイディオはオールディーズに興味を持つきっかけになった曲です。ラジオとの付き合い方が少し変化したのもこの曲がきっかけかもしれません。思春期でしたから影響を受けやすいというか、単純と言うか・・・

最初のアルバムに比べると、洗練されたというか曲のつくりが変わったかんじです。アルバムタイトルの『HEART BEAT』は何度も聴いているうちに好きになりました。聴けば聴くほど味が出る。まるでスルメのような・・・
1982年5月
SOMEDAY
1. Sugartime
2. Happy Man
3. DOWN TOWN BOY
4. 二人のバースデー
5. 麗しのドンナ・アンナ
6. SOMEDAY
7. I'm in Blue
8. 真夜中に清めて
9. Vanity Factory
10. Rock & Roll Night
11. サンチャイルドは僕の友達
ロングセールスの『SOMEDAY』が収録されたアルバムです。当時、「SOMEDAY=いつの日か」を「SUNDAY=日曜日」と勘違いをして、「日曜日の唄なんだ~」なんて、おもいっきり思っていました。

ジャケットがポップで、そのまま飾っておきたいと思いません?ロックと言うとトゲトゲしいジャケットが多かった中で、爽やかな世界観が佐野さんらしいと思います。

最初のアルバムに磨きをかけたかのように、ロックンロールする曲が多く『Vanity Factory』では、沢田研二がバックコーラスしてくれてます。よく聴かないと分かりませんが(^^;

『ロックンロールナイト』は佐野さんでなければ作れなかった曲ではないかなと思います。都会の現実世界を描写しているのに、どことなく幻想的な雰囲気があって、華やかな都会の一面と、暗く沈んだ一面を詰め込んだような曲です。
1983年4月
No Damage
1:スターダスト・キッズ
2:ガラスのジェネレーション
3:SOMEDAY
4:モリスンは朝、空港で
5:IT’S ALRIGHT
6:Happy Man
7:グッドバイからはじめよう
8:アンジェリーナ
9:So Young
10:Sugartime
11:彼女はデリケート
12:こんな素敵な日には(On The Special Day)
13:情けない週末
14:Bye Bye Handy Love
A面が「Boys' Life Side」 B面が「Girls' Life Side」。初期の頃のベスト版的なアルバムです。初めて佐野元春を聴くならこのアルバムがお勧めです。じつは、くがいも最初に聞いたのはこのアルバムで、遡ってファーストアルバムまで聴きました。中3の頃ですね。

曲間が短くてBGMに最適です。佐野さんも意図的に曲間を短くしてパーティーアルバムと表現しているくらいです。

ジャケットの黒ぶちの大きなメガネを真似して、くがいも黒ぶちのアラレちゃんメガネをかけてました(^^)レンズが大きめのサングラスも持ってましたね~懐かしい~

14曲も入ってるものですから、46分のカセットテープに収まらなくて、60分テープを買いなおした記憶があります。当時の中学生はくがいも含め、レコードを買うだけの経済力が無くて、貸しレコードから借りてくるのが一般的でした。大学生になってからCDになったこのアルバムを購入した時は嬉しかったです。
このアルバムの曲は全部ブログで紹介して行きたいと思っています。
1984年5月
VISITORS
1:COMPLICATION SHAKEDOWN
2:TONIGHT
3:WILD ON THE STREET
4:SUNDAY MORNING BLUE
5:VISITORS
6:SHAME-君を汚したのは誰
7:COME SHINING
8:NEW AGE
ニューヨークで録音されたアルバム。これまでのロックンロールとはかけ離れた音作りのアルバムで、佐野ファンをやめちゃおうかと悩まされたアルバムです。

『VISITORS ツアー』で初めて佐野さんが沖縄に来ました。まだチケットぴあとか無くて、「ラジオ沖縄」の入り口で朝8時からの販売でした。電話予約もない時代です。当時高校生だったくがいは同級生と7時ごろから並んでチケットを買い、生まれて始めてのコンサートに行きました。

それまで、レコードやカセットテープでしか聴いた事のない佐野元春でしたが、生の佐野さんは最高でした。コンサートではレコードと違うアレンジが聴けて、それだけで「やっぱりライブはいい!」と感動しました。このライブのお陰で佐野ファンをやめないで済みました。

2階席の端っこの席でアンコールを力いっぱい叫びました。会場を出ての耳鳴りが新鮮でよかったです。


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