明治の町家   姫路の春霜堂  

明治の町家   姫路の春霜堂  

渡邊錠太郎 1874~1936 陸軍大将 265ht



陸大を首席卒業後、1903年歩兵第36連隊中隊長として、日露戦争に出征。大本営参謀を務めた後、ドイツに派遣され、1909以降、ドイツ大使館・オランダ公使館付武官。
1922以降、参謀本部第4部長、航空本部長、軍事参議官等の要職を歴任。1935真崎甚三郎の更迭後、教育総監に就任。統制派の頭目とみなされ、皇道派と統制派の派閥抗争もからみ1936の2・26事件のとき、青年将校によって暗殺された。
軍人でありながら、給与の大半を丸善書店につぎ込む文人・学究肌の人物でもあった。
2・26事件当時9歳であった渡邊錠太郎の次女の渡辺和子は、その後、今の美智子皇后と親しくされ、後にシスターとなり、ノートルダム清心学園理事長を務めた教育者となった。

先日、春霜堂をとある女子校の校長先生が事務長さんと来られた。

その折、2.26事件で凶弾に倒れられた渡辺大将の軸をかけていたのですが、なんとシスターでもある校長先生は大将の娘さんの和子様(現ノートルダム清心理事長)とはお知り合いとか。。

実に世間は狭いものだと思いました。

荒木錠太郎


http://www.netlaputa.ne.jp/~kojima/Repo/watanabeKazuko.htm


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