なないろの空～南欧風の家づくり～

命を授かりたい気持ち、命を奪う気持ち。

最近、また、子供が犠牲になる事故が続いていますね。
小さな女の子が突然、連れ去られ、殺される・・・
そんなニュースを聞くと、胸がしめつけられます。
親がどんな気持ちで子供を育てていると思うのでしょう。
小さなしぐさ、天使のような寝顔、ぎゅっと抱きついてくるぬくもり、
そういう小さな小さな物も、
親にとっては、どうしようもなく、毎日、愛しいのに。
ある一部の自分勝手な大人たちが
その欲望を抑えきれずに、
罪のない子供の将来、その親や周りの者たちの幸せも奪って。

他人の命をうばう人たちへ。

私たちがどんな思いで、
命を授かれるように祈るか、わかりますか。
何度、妊娠できなくて、落ち込んできたかわかりますか。
子供はあたりまえで生まれてくるのではないのです。
ものすごい確率を乗り越えて、
ものすごい時間をかけて、
ものすごく大切な将来や、生きる意味を持って、
生まれてくるのです。
そんなふうにやってきた大切な命。
お父さんとお母さんは、
疲れてしんどくても、働き、食べさせ、お風呂に入れ、
大切にここまで育ててきたというのに。
どうしてそんなに簡単に殺してしまえるのですか。
あなたの一瞬の喜びのために殺していいようなものではない。

子供を奪われた気持ち。
子供が死んでしまったことをを確認しないといけなかった親の気持ち。
もう、いくら叫んでも、いくら何をしても、
帰ってこない子供を思って、
お父さん、お母さんは、今、どれほど涙を流していることでしょう。

悪い大人の犠牲になった子供たちが、
どうか、お空の上で笑って楽しく遊べますように。
もう怖い思いをしなくてもいい場所で
神様に守られていますように。
心より、お祈りしています。

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