なないろの空~南欧風の家づくり~

授乳中の薬について



じんましんがでちゃいました・・・
ひまわりちゃんにではなく、咲に。
でちゃったというか、かなり前からでてた。
でも、アトピー持ちの咲は、アトピーのかゆさだとおもいこんでたんだよね。
恥ずかしながら。

でも、だんだん、じんましんかも・・・と思うようになって、
昨日、皮膚科を受診。
院長先生の診察の結果、やっぱり、じんましんと言われ、
お薬を飲むことになった。
ここがポイントなんだけど。
咲は、1回目流産してから、アトピーがひどくなって、
でも、妊娠してからは薬を飲むのを我慢してた。
ひまわりちゃんが生まれ、
また、アトピーがひどくなった時、
授乳中だけど、飲める薬がないか、その皮膚科の女の先生に会うたびなんだも、聞いたの。
だって、おっぱいもすごくただれて、
おっぱい飲ませるのに血が混じったりしてたもの。

でも、先生は、
「んー、そうねぇ。授乳をやめるんならともかく、
やめないんなら、絶対安全とは言えないしね」
とのんびり、のんびりを繰り返し。
「断乳は無理だけど、授乳を休むことはできます。
どのくらい休めば、薬を飲めますか?1週間?2週間?」
と聞いても、
「どのくらいたっても、絶対安全とは言えないしねぇ」
と、のらりくらり。
「赤ちゃんにでも飲ませられる薬もあるんだけどね」
と言うので、
「赤ちゃんが飲めるものなら、授乳中でも飲めますよね?」
と聞くと、
「いいえー、飲めないよ」

はぁ?なんでなの。
赤ちゃんが飲んでるのに、
授乳を通して、赤ちゃんにその薬が伝わるのはダメなの?
おかしいと思った。
結局は、無難にいきたいんだなと思った。

咲は、甲状腺の病気が1月に出たときにも、
授乳をやめるように言われた。
でも、甲状腺学会でも、授乳中でも治療できると言われているし、
実際、授乳しながら、治療している人とも話した。
納得がいかなくて、
友達の看護婦さんにその筋のお医者さんからいろいろ情報集めてもらったり、
薬剤師さんに調べてもらったり、
かなり、情報を集めた。
その結果、私は甲状腺治療中でも、薬は飲めると感じた。
だから、もう一度、主治医にかけあって、ダメならば、
遠いけれども、甲状腺の専門家に診察してもらいに行こうと思ってた。

どうしてもダメなものは、飲まないけれど、
大丈夫なはずなのに、
たまたま、担当してくれた医師が知識がないから、調べもせずに、
「多分大丈夫みたいなんだけど、
まぁ、何かあってもダメだから、無難に授乳をやめてもらおう」
という考え方は、許せない。
授乳ってとても大切なもので、
無難に行くためにやめられるものではないと思う。

そして、主治医の先生に交渉しようと受診したとき、
あっけなく、
「薬、飲もう。授乳してもいいよ」と言われた。
まだ何も、しゃべってないのにな・・・なんでかなと思ってると、
その先生は、甲状腺の専門の先生と連絡を取り、
その治療について、調べてくれたらしい。
その結果、授乳中でも大丈夫な薬があるとわかったようだ。
先生にとても感謝したよ。

そんな経緯があったから、
この皮膚科での出来事も無難に行きたいんだと思った。
患者が何を望むかより、無難を優先してる。
でも、私も、担当医がOKしないものを飲もうとは思わないし、
アトピーのために、遠い病院を受診するわけにも行かず、
薬をあきらめて、
とてもつらい、アトピー最悪の季節を我慢した。
そして、季節が過ぎ、アトピーも落ち着いた着た頃、
じんましんが気になり、昨日、受診したら、
院長先生が薬を飲んでもいい、授乳もしてもいい、
この薬は、アトピーの治療と同じものだと言った。

え。
咲は今まで、その薬を我慢してきたんですけど。
女の先生がダメと言ってたもの、同じ病院の院長先生ならOKだったなんて。
咲は、念のため、薬剤師さんにも質問した。
そしたら、薬剤師さんも問題ない・・・・と。
咲の今までの我慢はなんだっのかと思った。
本当に、泣くほど、つらかったんだよ?
それを無難に・・・で片付けられてたなんて。

咲は思う。
もっと、授乳中や妊娠中の、薬についての研究をちゃんと進めてほしい。
てんかんやがん等の薬のような、
特別な薬以外は、授乳中でも飲めるという話を聞くことが多い。
多分、それは、ほとんどの医師が知っている事実だと思う。
けれど、研究が十分でないから、無難を選ぶ医者が多いんだと思う。
もっと、ちゃんと調べて、
中には、飲んでもいい薬もあると思うし、
本当に飲んではいけないのなら、
その根拠があいまいなものではなく、ちゃんとしてたら、
咲だって、断乳も仕方ないと思うし、我慢できるよ。
妊婦さんも、産後のママも、自分がしんどいのに、
薬に関する我慢を強いられすぎだよ。
出産を経験した女の方、そう思いませんか?

進んできた医療だけど、
もっともっと、がんばって欲しい部分もいっぱいだよね。
医療者のはしくれとしても、そう思います。



長い長い文章、読んでくれて本当にありがとうございました。


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