2004年2月



・『バグダッドカフェ・完全版』
 ブレンダと今のあたしの心境があまりにも似ていたので、かなり感情移入して見てしまった。
 色彩がとても美しくて、内容も「時計じかけのオレンジ」並みに時代を問わない映画だと思う。
 主題歌の「コーリングユー」は、んーー、言う程映画にマッチしてるか?
 映画と曲のバランスが美しく、印象的なのは、「奇跡の海」とかいいね。
 エミリー・ワトソンが海の崖から叫んで、激しい波がザブーンに、プロコル・ハルムの「青い影」がバーンと。最高にいいね。

・『いますぐ抱きしめたい』
 うわっ、アンディ・ラウ濃いっ。
 愛しのウォン・カーウェイ様も若かりし日の第一作はこんなにハードボイルド作品作っていたのね。
 カメラワークや、最初の音楽とか、やっぱり彼を思わせるね。
 マギー・チャンは、「ラブ・ソング」程のアジア特有の高温多湿熱気ムンムンに上気した肌や艶っぽさは欠けていたけど、やっぱりイイ女だ。

・『家庭』
 なかなか面白かった。
 こんな普通に見れる映画が巨匠フランソワ・トリュフォー様の作品とは何か得した気分。
 かっこいいよなぁ・・・
 ストリーリーも見やすくて、ありがちな流れを時に重たかろうが、全てコメディタッチであったり、ドライであったり、軽快に全体が流れている。
 ヒロインのクロード・ジャドは若き頃のカトリーヌ・ドヌーヴを小生意気にしたようでなかなか可愛くマル。
 小説の題名が決まらないとかで、ストーリーの中にラッパも太鼓も出てこないなら、「ラッパもなく太鼓もなく」の題名はどうだ?みたいな所がある。おっ、いーーねー。さすが。
 最後、不気味女役の松本弘子が「勝手にしやがれ」とメモを残したのにも笑えた。
 おぉ、トリュフォーがゴダールを起用してるよぉぉ。
 時代を感じる。にくいね。
 またフランス映画にして何度か日本語が出てきたりするんだけど、どれもきったない字でウケた。

・『PARTY7』
 うっ、やっちまった、何度見るのやめようか、ビデオストップしようかと思ったけど、何とか途中から見れるようになって最後は一気に見た作品。
 ストーリーは新感覚過ぎるようで、中身はカラ。
 でも、豪華キャストでみんなイイ味出してるので、それも救い。
 永瀬クンの映画はこれで何本見ただろう・・・
 浅野クンはこの映画でもなかなか爽やかでサイコー。
 浅野忠信・・・好きな顔じゃないけど、映画では映えるよなぁ。

・『赤い橋の下のぬるい水』
 思った以上に素敵な作品でした。
 「うなぎ」も良かったけど、こっちの方が好きかも。
 濡れ場は期待以上に少なく滑稽だったけど(T▽T)、それ以前の2人が急接近するまでのプロセスとか、大人なのに大人だからぎこちないところとか、ドキドキして、そっちの方がエロティックで、ずーっとそんな2人の関係を見ていたいと思える映画でした。
 新太郎役の北村有起哉という人がとっても素晴らしい演技でした。
 あと、この映画で監督はこんな素晴らしいメッセージを残しています。
 http://www.nikkatsu.com/oldmovie/akaihashi/message.html
 清水美砂大好きです。役所広司も大好きです。

・『海辺の家』
 やっと見ました。
 これはイイ映画と読んでいたから、旦那と見た。
 感動的な家族映画は分かってて見たけど、かなり現代風にいろんなところを小細工されてる映画だったのね。
 いやぁ、この映画で何人の女の子がヘイデン・クリステンセンに夢中になったことだろう・・・
 あたしもあと10年若ければ、彼に恋熱燃やしてるだろうね。
 大人同士のみっともない部分や、人間くさいところ、理性を越えて抑えられないところ、子供もっぽいところ、素直に随所に散りばめてあるところが、とっても好感が持てました。
 見た後も結構、お風呂入ってる時とかにも、余韻が残ったから、やっぱりイイ映画だったんだろうなぁ・・・


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