HAPPYな人生のために

HAPPYな人生のために

女であるということ



陸上選手であるということ、
それはある意味、女を捨てる行為だとずっと考えてきた。
特に大学時代、短距離・跳躍選手には女子部員がほぼゼロに等しく、
身近な手本となる人が男しかいなかったせいで、
男になりたい、男になりたいとずっと考えてきた。

走るにも男の後を付いて走るしかできず、
悔しかった。

男と一緒に練習をして、
男の理論を常に傍らで聞き、
同じようにトレーニングすることがそこでの私の存在意義の気がしていた。

試合では女というセクションで戦うにもかかわらず、
日々戦う場は男ばかり。
それはそれでとても楽しかったのだけれど、
軋轢やつらいこともいろいろあった。
とにかく負けないように、
馬鹿にされないように、
セクハラまがいの発言をされたって、
ふんって鼻で笑いとばせるようにと、肩肘張っていた。

実はそれが間違いだったのではないか、
と今ようやく気がついた。

悲しいことにそれが当たり前だと思ってきた論理が
すべて間違っていたのではないかと。

私はどう転んでも女。
それを認めなかったことが
失敗のひとつでもあったのではないか。

自分を「強く、強く」とばかり鼓舞することで
追い詰め、その追い詰められた心が歪み、
食に走ったり、馬鹿なことをしたり、していたのではないか。

強くなることを考える前に、
まず、自分とはどういう存在なのか、
何ができて、何ができなないのか、
そういうものをできるだけ歪みなく
とらえることが必要だったのではないかと思う。

私は女で、
これからは
その条件でできることを
一番うまく、効率よく使える方法を見つけ出したいと思う。

それにようやく気がついた。

具体的に考えると、
例えば太く強い筋肉をつけることよりも、
細く、しなやかな筋肉を、
より効率よく、
複合的に使える体を作ることが必要なのではないかと思う。

リフティングをしているわけではなく、
ハイジャン選手として、
高く跳ぶために、
もっとさまざまな方法を考えてみようと思う。

昨日の続きではないが、バランスが命。
そのためにいろんなトライができると思う。

いったん、陸上からはなれたことで
見えるようになったことが
また増えたのではないかと思う。

今の努力や夢は決して無駄ではないと信じる。

陸上が夢だ。
今の自分は結構好きだ。

がんばろう。



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