リズム・メロディーは・・・夢色・バラ色・希望色気分！

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2008.02.02

リズム・メロディーは・・・夢色・バラ色・希望色気分！

カテゴリ：時には地域情報

　四季折々や国籍、ジャンルを問わず音楽は楽しいものです。心伸びやか、元気を培ってくれますから、休日ともなれば静寂が恋しくなるほど自宅では音楽が流れています。
論より証拠、今もモーツァルトピアノ協奏曲第２１番が流れていて、第二楽章がマーロン・ブランド主演のポルノ映画？『美しくも短く燃え』に使われていたのが思い出されます。
今回は旅を一寸お休み、昨年の音楽会をご案内することで皆様を音楽の世界に誘う趣向です。
明日は節分で福は内、明後日は立春、もう外はハイドン弦楽四重奏曲『ひばり』の季節です。

　我が地元に３年程前、室内合奏団クレメンティアが発足しました。団長は東京都交響楽団で
首席フルート奏者を３５年間勤めた方で、地元に貢献したいとの思いから結成されました。
第４回はＧ・ムーアと双肩の世界的名伴奏家小林道夫氏（大阪芸大大学院教授）を招いての、
Ｊ．Ｓ．バッハを中心とした古典演目で、『チェンバロの世界』の演奏会になりました。

　合奏団メンバーは若手を中心に３５人ほど、演奏会演目毎にメンバーが参集し、ゲストを交えてのコンサートになります。クラシック音楽の黎明期（１７００年代後半～）名曲を中心にした演奏を掲げていますから、バッハ、その息子、ヘンデル、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンと好きな作曲家ばかりです。一流への登竜門になって欲しいとの願いから、友の会に加入しています。

　毎年、長野県松本文化会館で行われるサイトウ・キネン・フェスティバル、昨年は９月６日～９日に行われました。クラシック音楽会で地方開催ですから、切符はお手軽入手・・・と楽観していたら、頭をガンと殴られるほどのショック。発売当日に完売状態が常との認識不足を知りました。
そこで乗鞍高原いがやレクリェーションランド野外音楽堂、地元の町興し初試みでＮＨＫＢＳｈｉ放送を実況で映し出すとの情報、野外ですから星空が広がるのを期待して急遽参加。映像や音響はすこぶる良好で、聴衆２００人ほどでしたが小沢征爾氏指揮、変人？ベルリオーズ『幻想交響曲』他を鑑賞出来ました。それから夜を徹し走り東京帰還のタフネス、音楽追求は大変です。
余話。『いがや』とは猪谷千春氏のこと、少年時代この地でスキー練習をしたことからの命名。
彼は１９５６年コルティナダンペッツォ（伊）冬季オリンピックで、冬季として日本最初のメダリスト（回転で銀獲得）、ちなみにこの時のアルペンスキー回転・大回転・滑降三種目での金メダリストは、映画にもなった黒い稲妻トニー・ザイラー氏（オーストリア）でした。

　『ＳＵＭＭＥＲＣＯＮＣＥＲＴ２００７』、今年の選曲はショパンの『ワルツｏｐ６９－２』です。
幼少からのヴァイオリン取り組み１０余年、音符を読み、音質・音階を聴き分ける耳が強み。ＣＤを買って来ても、私が判らない程の演奏音外れや録音の耳障りは、たちまちアウトの烙印です。
小・中学時代には合唱団（アルト担当）に所属、全国学校合唱コンクールに優勝という実績も。
家族演奏、せめて輪唱・・・とのリクエスト、弾けず歌えずの私には難問です。ですから何故か我家では、演歌・カラオケはご法度になります。

　室内合奏団クレメンティアの第６回演奏会は、昨年の暮れ地元の小規模教会が会場でした。
隣町出身でＮ饗ハープ奏者早川りさこ氏を招いて、ドビッシーの『フルート、ビィオラ、ハープのためのソナタ』他が演目。ハープの重量、弦はシープ（テニスガットと同じ羊の腸）、弦は着色（音階が判るように）、半音操作の左右３段階のペダル等など、トークタイムで教えてもらいました。
クラシック音楽はＣＭで随分流れています。まずは思い当たる曲から聴いて好きになって下さい。
次回は立春なのに未だ雪国、青森県八戸えんぶりと南部民芸料理処『蔵』を予定しています。

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