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部員のマリアに誘われて、南の孤島の別荘に来ていた英都大学推理小説研究会のアリスと部長の江神。マリアの祖父が遺した宝の地図の謎を解き始めた矢先、同じ別荘の滞在客2名がライフルで殺害され・・・!!今月の新刊。全3巻で、1・2・3月と3ヶ月連続発行の2回目です。帰りの船はしばらくやって来ず、外部との連絡手段も失った孤島の別荘で、殺人事件の捜査に乗り出したEMC(英都大学推理小説研究会)の3人。前巻で最初の事件が起き、今回はさらに第2の殺人が!!すぐに行き詰まる捜査に、3人はまず地図の謎を解くことにします。「これしきのパズルに尻尾を巻いて 逃げ出すような推理研やない なあ アリス?」くぅー・・・ッ、江神さん、カッコえぇ物静かで落ち着いた雰囲気の江神さんと対照的に、若いアリス(笑)は勢い任せ。けど、どーも鈴木氏の絵だと落ち着いて見えるんだよなぁ(^^;元々の絵(線やカラー)がそういう雰囲気なんだろうなぁ。1巻よりはアリスが生き生きして見えますがwマリアは・・・やっぱり髪短くね?カバー見ても「あぁ、短いなぁ」って、そればかり気になってます。次の原作「双頭の悪魔」も漫画化するなら、もうちょっと・・・せめて肩までの長さにして欲しいです。あ、でもそれじゃ江神さんとカブっちゃうのか。巻末には、短編「瑠璃荘事件」も収録。これも原作未読だわ。アリスがまだ入学&入部したばかりの頃のお話ですね。江神さんやモチ&信長コンビとアリスとの距離を感じます。アリス、「有栖川くん」なんて呼ばれてるし。けど、事件を解くうちに近付いていくみんなとの距離。最後のページにはついついキャーな気分になってしまいましたw(いえ、決してそういう話でも絵でもないんですよ)孤島パズル 著者:原作/有栖川有栖 漫画/鈴木有布子マッグガーデン ブレイドコミックス 2巻は2009年2月発行
2009/02/20
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第2次世界大戦中の1942年6月、北アフリカ。無線に転輪に・・・と不調が続き砂漠で立往生する戦車に、ドイツ軍の戦車兵・ハウザー少尉は・・・。「軽シンスプラウト」がどうも後味の悪い結末で納得できず、新作も当分出そうにないなぁ・・・と思ったワタシ。古い作品にもまだまだ未読のものがあるので、そちらを少しずつ集めてみようということに。(古い方が絵も安定してそうだし)で、こんなのを見つけたので、購入してみました。サブタイトルに「W.W.2ドイツ装甲部隊戦記」とあるように、第2次世界大戦の戦記ものです。戦争ものが苦手な私(そのくせアレは別w)にしては珍しい、戦車だのゼロ戦だのがズドドドド!とか唸ってる1冊です。・・・ハッキリ言って、全くわからん!(スマン)艦船とか戦闘機とかのプラモを作ってるダンナに聞いたら「面白い」そうなので、たぶん好きな人には面白いのでしょう。(だから、スマンって★)表題作「ベルリンの豹」は、ハウザー少尉が主人公の3部作。「砂漠の狐たち」が、上で書いたあらすじの北アフリカ戦線。「アルデンヌの虎」が、1944年の西部戦線。そして、「ベルリンの豹」が1945年のベルリン周辺。どれも戦車がゾロゾロ出てきて撃ち合いしています。あとはハウザー達兵士のやり取り。キャラ達の個人的な事情等の描写はほとんどなく、最後の話でようやくハウザーのことが少し描かれたくらいです。他に、日本軍の話が2本。昭和18年夏のソロモン諸島で、米軍機に挑む零戦乗りを描いた「落日の零戦」と、昭和20年4月、護衛機に護られながらアメリカ本土を目指す試作爆撃機の話「独立幻影爆撃隊」。こちらは人間模様や兵士の心の葛藤も語られています。まぁ、あれだ。2頭身は出てこないけれど(当たり前!)たがみ氏らしい絵だし、いろんな乗り物もたっぷり出てくるので、興味のある人はぜひ読んでみて下さい。(ごめん。私、本当にメカ・ミリタリーはダメなのよ)ベルリンの豹 著者:たがみよしひさ学習研究社 RGC歴史群像コミックス 2006年4月発行
2009/02/18
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猫の「大将」が店長を務めるラーメン屋。商売熱心だかなんだか?今日も新商品を開発中。そしてできたのは、魅惑の「みしょラーメン」???猫のラーメン屋と常連客・田中さんの、4コマ時々ショートコミック第3弾。昨年末からハマってますw3巻も大将のかわいさ爆発!(・・・ナニ言ってるんだ、ワタシ)猫の感覚だからか、ただ単に変なだけなのか?今回も「奇食」に分類されそうな、怪し気なメニューが次々登場!変だー変だーと騒ぎながらも、怖いもの見たさでついつい読み進めちゃうんだな(^^;ロシアンルーレットラーメンでは当たりが出るまで食べ続け、まかないカレーは、カレーの上に猫缶をカパッ。ついに完成!?超カレーは、カレーを超えちゃって・・・★うん、やっぱ無理。大将の仕事風景は眺めてみたいけど、食事は遠慮させて基本は4コマだけど、3巻にはショートコミックも4本収録。トラック運転手「鉄つぁん」と大将の出会いは、ちょっとビミョー(^_^;)だけど、なかなか良い話。大将が語る思い出のカレーは、幼い頃の母の味?生後3ヶ月の大将の頭には、売れっ子猫モデルなお父さんと色違いのリボン・・・うーん、似合ってるんだかいないんだか。巻末のオマケは、まりこちゃんと大将のお母さんの紹介。まりこちゃんは・・・どうでもいいや。お母さん!!さすが血統書付きだけあって、本名はマーガレット・ビクトリアン・ローズ!!!あんなくしゃ顔なのにねぇ・・・(笑)猫ラーメン 著者:そにしけんじマッグガーデン ブレイドコミックス 3巻は2008年6月発行
2009/02/13
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菌が見える能力を持つ種麹屋の息子・沢木。造り酒屋の息子・結城と共に東京の某農大に入学した彼は、祖父の知人の樹(いつき)教授を探して校内を歩くうち・・・。なた5963サンのデコメ絵があまりに愛らしくて興味を持ち、TSUTAYAでDVDを見つけたのでとりあえずレンタル。瞬く間に家族中がハマり(息子はよくわからんが)、アニメだけでは物足りずコミックスに手を出してしまいました。報告時のなたサンのやや不吉なレスが頭にこびり付いた私、只今5巻まで購入済、深く納得したのであります。確かに活字の割合が多い。巻を重ねるごとに、読み終わるまでの時間が延びていく樹教授のご講義が細かくて長いんだな。半分も頭に残らんよ。けどまぁ、主人公達もさり気に聞き流してるから、いっかw何がハマるって、やはり菌達ですね!「菌」って聞くとつい悪者っぽいイメージだけど、こうやって描かれているとかわいいし(一部騙されてる?!)、役立つ菌と迷惑な奴とか違いが色々わかってきますね。アニメの菌がぐにぐに動いてるの、すっごーく可愛いんですよかーもーさーれーたーいーーーッwww特にお気に入りが、A・オリゼーと納豆菌。それと、愛用中のバッグにはガチャのL・ヨグルティ(和風)が。和風、あんまり出番ないけど、なんかいいよねw「ござる、ござる」って。あ、納豆菌は名前だけで1巻には出てこないか?すっかり「かもすぞぉー」が流行語の我が家(変!)。たまに「かもしてころすぞ」「かもしころす」とか物騒な言葉も飛び交います。味噌とか漬け物とか見ながら、「ここには誰がいる?」とか。親子の話題が弾むっていいねぇ(笑)役立つ知識かどうかは知らんけど☆あれ?全然本編の話してない?んーとね、1巻はほぼそのまんまアニメになってるんだけど、農大構内を歩いてて家畜に出会うシーンとかはアニメ物凄くインパクトあります。豚かわえー!どぶろく造りの樹教授の話の中で、糖を食べてプリとアルコールを出すセレビシエ、かわえー!!これ、アニメだとわかりづらいんだよね。「プリ」が。ラストの「ホルヌッセン」は漫画のみ。うーん、ほんと、何が楽しいんだ?ホルヌッセン。オリンピック正式種目への道は、正直厳しいと思うぞ。おまけページに出てきた菌カード。今の我が家の勢いなら買うかもしれんwただ、特殊効果とかが全然覚えられなくて、決着はジャンケンに頼る事になりそうかも・・・もやしもん 著者:石川雅之講談社 イブニングKC 1巻は2005年5月発行
2009/02/10
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光(ひかる)は、自閉症と知的障害を合わせ持つ発達障害児。中2になった光は、両親と小1の妹・花音(かのん)と共に、マイペースな毎日を送っていた。ところが、父の転勤が決まり、一家は夏休み中に父の実家に引っ越すことに。初めての姑との同居、環境や生活習慣の違いだけでなく、障害に無理解な義母と家族の板挟みに困り果てた母・幸子は・・。先月の新刊。月末近かったので、感想がズレ込みました。我が家にも今春中学入学を控えた発達障害児の息子がいるので、光くんの中学生活の話はとても興味があります。と同時に、東家に降って湧いた祖母との同居話。ウチのダンナも長男で、弟はお嫁さんの実家近くに家を購入、今は離れて暮らしていても(車で1時間半位)、もしもの場合は我が家にもそういう話が来るかもしれない。・・なので、他人事と思ってもいられなかったりします。漫画だから都合良く解決しちゃってる場面が結構ありますが、障害児の母として、いや一家の母として、参考になる部分も多々あり、ますます目が離せません。さて、光くん。引っ越し作業と転居自体は、さほどパニクる様子も見られず。逆に、大パニックに陥ってるのがおばあちゃん(--;)障害者を奇異の目で見る人が多いのが現実、おばあちゃんのような人がいてもちっともおかしくないですが、これが家族(しかもダンナ側)で同居となると、嫁の立場としちゃツライですな(T△T)しかも、元々光くんを毛嫌いしていたお人。幸子さんも会うたび散々な事を言われ続けてきたんですよね。それでもやっぱり、光くんとお姑さんは孫と祖母の関係、仲良く暮らしていけるよう2人を近付けていくのも幸子さん。気疲れでへばっちゃわなきゃいいけど・・・。幸子さん&光くん寄りの目で物語を見つめてきた読者には、たぶんこのおばあちゃんは悪者(^_^;でもねぇ、悪意はないんだよ、悪意は。自分ちの祖父母世代(実・義理関係なく)見てると、よくわかる。ウチの親達だって一応理解ある「フリ」はしてても、それは自分の「娘・息子」「孫」だから。「障害」そのものに対する理解は・・・つーか、障害ってものの中身についてはほとんどわからないままだと思う。説明しても頭の中素通りだろうし、祖父母として孫に接すればいいかー的な、ね。ひよこママ時代はともかく親歴12年にもなると、それが良いとか悪いとかどうこういうつもりもなくなるんだけど、たまに「あれ?」「カチン★」とはなりますよね(^^;そこを上手く乗り越えてどう同居を続けていくか。幸子さん、ここが踏ん張りどころだよ!!14巻の最後で、ダンス仲間の奥村さん(男性)に誘われ、ひとりで旅行に出かけたおばあちゃん。奥村さんが紹介した滞在先の主は、有名なミステリー作家かつADHD(注意欠陥・多動性障害)だった!!変わり者の領毛さん、障害があっても広い世界で頑張り活躍する人はいるんですよね。有名なあの人やこの人だって、実は発達障害だったのかも?って言われてる。奥村さんから領毛さんの話を聞き、ついに他人の前で光くんを「孫」であり「自閉症」だと認めたおばあちゃん。彼女にとって、領毛さんの登場した意味は大きかったのかな。これで幸子さんとの関係も前進してくれると良いのだけど。カバーの光くんも、顔立ちが変わって大人っぽくなりましたね。ウチの息子も体質的には私に似て毛が薄い方なんだけど、鼻の下が「うっすら」から徐々に「ハッキリ」と・・・嫌ぁ(TдT)いつまでも子供ではいてくれないんだなぁ。年月の流れを感じさせてくれます。しみじみ。光(ひかり)とともに・・・ 自閉症児を抱えて 著者:戸部けいこ秋田書店 14巻は2009年1月発行
2009/02/07
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幻騎士との戦いの最中、10年前の自分と入れ替わった雲雀。中学生の雲雀は、倒れている山本を見て幻騎士を敵と認識、訳がわからないままバトルに突入!一方、スパナと共に完璧なX BURNERの完成を目指すツナは、アイリス率いる死茎隊の執拗な攻撃を受け・・・。今月の新刊。カバーは幻騎士vsツナ。・・ったって、これ、本来の幻騎士じゃないじゃん(--;)中表紙は素に戻ってるけど。24巻の背表紙&本体表紙は、素の幻騎士になるのかなぁ?23巻は、とにかくスパナがかわいいそれから10年前の雲雀さん。幻騎士の攻撃を受けたり、草壁がアドバイスしたりした時のあのムッとした顔(笑)んで、スパナ♪どんなに攻撃やら爆風やらを受けても、X BURNER完成を目指す。本当にメカニック開発が好きなんですね。リボーンにジャンニーニとの発明勝負の話を持ち出された時の、スパナの嬉しそうな顔・・・もうボンゴレに来ちゃいなよー^ ^リボーンがわざわざ確認した、ツナのお守りの話はこの後どこかに出てきてたっけ?何かの伏線かなぁ。雑誌残してないので確認できず。幻騎士はなぜここまで取り憑かれたようになりながらも、白蘭への忠誠を語るのでしょう?23巻で残ってる疑問はそれくらいかな。人気投票と10年後が見たいキャラの発表もあり。モノクロが哀しい・・・あ、でもカラーページ残してあるぞwページ調節の穴埋めは、匣兵器の解説シリーズ。ポ○モン、こんなに色々出てたんだねぇ。(我が家ではすっかりポケ○ンで定着w)敵のポ○モンはほとんど覚えないまま流しちゃってました(^^;あと、巻末の読者のイラストコーナーがやたら多いです。「コクヨーのあじと」の千種がカワイイ♪あ、よく見るとUFOの中にパイナッポーが(笑)そういえば23巻は髑髏ちゃんが少しだけで、骸は出番なしですね。ムクロウがかわいいなぁ、髑髏ちゃんとセットで。きっとその呼び名も気に入ってるよw家庭教師ヒットマンREBORN! 著者:天野明集英社 ジャンプコミックス 23巻は2009年2月発行
2009/02/06
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時は遡り、110年前の尸魂界。魂魄消失の現場に到着した5番隊隊長・平子は、異形に変わりつつあるひよ里達の側に、藍染を見つける。平子にも虚化が現れたその時、12番隊隊長・浦原と大鬼道長・握菱が助けに駆け付け・・・!今月の新刊。カバーは11番隊のナルシスト・綾瀬川弓親♪これで我が愛すべき11番隊からは3人目のカバーですね。剣ちゃん&一角と並べたいわぁ(でも、13・23・37・・・)本編は過去編の後半から。藍染の所業と、それにより尸魂界を追われることになった、平子達仮面の軍勢(ヴァイザード)と浦原・テッサイさん。連載時はあまり気にしなかったけど、これを全員助け出し運んだ夜一さんって、なんてパワフル!(^^;仮面の軍勢の過去と仮面たる理由が判明した訳ですが、彼らを現世に導いたのは浦原さんってことですよね?22巻で黒崎父と話してる時は、ヴァイザードなんか知らん!ってそぶりだったので矛盾してません?あ、でも黒崎父は死神の体が「20年ぶり」と言ってますね。110年前の尸魂界での出来事は藍染の仕業としか知らず、仮面連中とは直接の面識がない・・とか?(この辺はたぶん、石田パパも関係してると思うのよね)お父さんズの謎は、作者さんも忘れちゃってるのかなぁ。描かれないまま終わっちゃいそうな気が・・・。過去編が終われば、またダルダル長々な死神vs破面に戻ります。空座町上空には、藍染達と睨み合う護廷十三隊隊長格の面々。一方、ウルキオラの監視付で幽閉されてる織姫の元には、一護が。まぁ、長いし連載時にもあれこれ書いたので、この辺は省きましょ。バラガンが場を仕切るって言った時、のんきに了承したスタークを足蹴にするリリネット・・・なるほど、これが後々に繋がるんだな。全くバラガンが偉そうにするから、すっかり騙されたよ。偽空座町から少し離れたところでは、一角・弓親・イヅル・修兵がバラガンの従属官とそれぞれ対戦。ぃやったー、一角&弓親の活躍だぁ!!弓親の相手は、弓親もビックリ!の超ナルシスト、シャルロッテ・クールホーンちゃん(笑)笑える・・・けど、目の前にいたら絶対目を背けると思う4組の戦いの中では、ここが一番印象深いですね。あとの敵は、もうどーでもいーや。以前修兵がヒドイ目にあった弓親の斬魄刀の能力が、改めてしっかり解説されます。負けて死ぬ事になっても、自分の誓いは曲げない。斬魄刀の本当の能力を仲間には見せない。弓親と一角、本当によく似た者同士です。大好きだぁ!でも、死を選ぶなよ。もうちょっと生き延びる事にも執着を見せて欲しい、困った2人でもありますorzBLEACH 著者:久保帯人集英社 ジャンプコミックス 37巻は2009年2月発行
2009/02/05
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今年もアタゴオルに「蛇腹沼流し」の日が近付き、ヒデヨシ達は沼に浮かばせるための鳴月草を育てていた。それを見たギルバルスは、彼らには何かが足りないと言い・・。遅ればせながら、ようやくアタゴオルの最新シリーズを購入開始。1巻は2000年発行・・・娘の生まれた年だよ(--;)「玉手箱(文庫だと後半の巻)」には出てこなかったギルバルスがこちらには出ていると聞いていたので、かなり楽しみです^ ^で、早速ギルバルス登場!収録7話中、1話と3話にしか出てないのは残念ですが、彼はやっぱりカッコイイですね!アタゴオル唯一の戦士って感じ♪1話でツキミ姫に邪悪な予感について話していますが、それって3話への伏線?1話では「邪悪なもの」は出てきませんよね?その3話では、ぶっくぶくに太った見苦しいギル様が・・・。当然本物じゃありませんよ。正体はもちろん食欲の塊=ヒデヨシ(>_
2009/01/31
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英都大学推理小説研究会、通称EMC。部員で紅一点のマリアの誘いで、南海の孤島へ向かう江神とアリス。彼らの目的は、マリアの祖父が遺した宝の地図の謎を解くことだった。ところが2日目の晩、嵐と共に事件がやってきて・・・!!今月の新刊。全3巻予定で、1月から3月まで毎月10日に発売です。・・・つまり、2週も感想書きを放置してたんだな★もうすぐ次が出ちゃうじゃないか。今回、3回生部員のモチ&信長コンビは私事で旅行を欠席。4回生で長老・・・おっと(笑)、部長の江神さんと、2回生になったアリス、それから宝探しの依頼人・マリアの3人が島の謎に挑みます。3回生コンビの軽妙かつやかましい会話がないのは淋しいですが、島に着けばマリアの親戚を中心に登場人物がわんさかいますので、名前と関係を覚えるのが面倒なのは相変わらず(^^;1巻は謎と事件が提示されるだけで、そんなに大きな動きはありません。我らが名探偵・江神さんも、言葉少なに島を眺めているだけですしね。ただ、読み始めてすぐに大きな違和感が!!あっれー、マリアってショートヘア?!私、そこそこ髪が長いイメージだったんですよ。気になるので原作を調べてみたら、「セミロング」。ほらね、最低でも江神さんくらいの長さはなくちゃ(笑)本人達が聞いているのに気付かず、須磨子がマリアに江神さんとアリスのどちらが本命かたずねる場面が結構好きw私の中では、マリアの心は江神さん寄りだと思うんですよね。でも、江神さんはマリアに対してそこまでの感情はなく、最終的には想ってくれてる(であろう)アリスに傾く・・・かと。うーん、こうやって考えながら読んでみると、このマンガのキャラ達って全体に感情表現が薄いですね。原作もこんなだっけ?ストーリー自体の雰囲気はいい感じに出てると思うのですけど。巻末には、短編「ハードロック・ラバーズ・オンリー」も収録。あー・・・これ、原作読んでないや。「50円玉20枚」とか、こういう真相が明かされないままの話って独特の雰囲気がありますよね。他の作家さんだと読後にイライラが残ったりするんですが、有栖川作品だと「それもアリかな」って思えちゃう。不思議ですwちょっと原作探してみようっと。孤島パズル 著者:原作/有栖川有栖 漫画/鈴木有布子マッグガーデン ブレイドコミックス 1巻は2009年1月発行
2009/01/28
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少女マンガ家・TONOさんは、モフモフの猫とふたり?暮らし。そんな彼女の毎日は、どーでもいい妄想にあふれていて・・・w今月の新刊。・・と思ったら、出たのは先月だったみたいTONOさんといえば「しましまえぶりでぃ」以外は全然買ってなかったんだけど、カバーの猫(しかも点々とゲロ☆)を見たらなぜか手に取ってしまっていたといふ・・・。(ダンナにも「ゲロで買ったのか」と責められたorz)中身は、同人誌(身辺雑布)と同じノリの日常マンガ。私も日常4コマ描くけど、なんでもネタになる(する)TONOさんはやっぱプロだなぁと思います。しかも、どれも面白いんだな。そんなこの本は、初っぱなから話題がう○こダイエットの話に、男の子の大事な「袋」の話(笑)、しいたけの話に霊の話etc。もちろん猫の話題も満載です。特に気に入ったのが、間違い留守電の話とパンツの話。非通知ってかけてる方は安心かもしれないけど、受ける側にしてみれば迷惑な場合も多いですよね。実は嫌いなんだな。(んで、ウチの実家が非通知なんだな★)パンツの話は・・・描いちゃっていいんだろうか、女性として?そもそも背表紙のカットがその話題だし。カバーにもトイレに座ってたりお風呂上がりだったりってそんな絵が載ってるんだよね。ほんっと捨て身で話題提供してくれてます(笑)いやいや、自分の身体を守るという意味では、私もTONOさんに大賛成ですよ。ババシャツの何が悪いってゆーの!長野の冬は寒いんだからッ。真冬に短いスカート&素足・薄着で出歩いているお嬢さん方に、ぜひ一度読んで欲しいよ、この本を。・・・きっと一言「オバサン」って返されるだけなんだろな(--;)生きてゆく私 著者:TONO新書館 ウンポコエッセイコミックス 2009年1月発行
2009/01/23
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未曾有の災害で壊滅した日本に、残された5つのチーム。夏のAチームと一触即発の雰囲気に陥る中、突然コウモリの大群に襲われ傷付いた花や新巻達。同じ頃、洞穴にいた秋のチームもコウモリに襲われ重傷を負い、共にいた小瑠璃は助けを呼ぼうと空を飛ぶのだった・・・。今月の新刊。またまた「とらじ」と同時発売。カバーは花とくるみの入浴シーンwでも、そのテの色っぽい話は残念ながら出てきません。前巻で、夏Aに捕われていることがわかった春の桃太。助け出そうとした花達ですが、秋のチームは作戦上逆にハルと仲良くなった夏Aの小瑠璃を捕まえます。返せ、返さない、悪いのはソッチだ・・・と険悪ムードの夏Aとその他混合チーム。あわわわわ、夏A・安居の表情もますます怖くなってるよ!!これ以上の洞穴での野宿は無理だと判断した混合チームは、夏Aの住居へ移ってきます。が、やっぱり険悪★そして、混合チームを「一般人」と呼ぶ安居達は、自分達の過去を話します。うんうん、確かに壮絶だったよ。でもね、自分だけが不幸だと思うのは、もっと不幸だよ。「つまり、あんたらは温室育ちだって話だろ」「おまえらと違うのはなそれが全部自分で選んで歩いた結果だってことだ」「パンピーをなめるな」一般社会を渡り歩いてきた秋ヲの言葉が重いです。花達の話を聞くうちに、時代背景に疑問を持った夏Aメンバー。自分達のいた世界が花達より17年も前と知り、劣等感を抱きます。落ち込む鷭ちゃんに語りかけるくるみがいいですね♪花のことも元気づけてくれたし。くるみってほのぼのしてて、ほんといい子だよなぁ。14巻では彼女の登場シーンが一番癒されますね^ ^流星クン、幸せ者だゾw女性がどんどん増えてきて、他人と比べる機会も増え、花ちゃんはなんだか落ち着かない?!けど、嵐との再会はまだまだ遠そうですよねぇ。同じ世界にいるというのに、なんともどかしい事か!これだけ華やかになると、ネガティブ体質(?)の夏Bのナツはどれだけコンプレックス持っちゃうか・・・それも心配です(^^;7SEEDS 著者:田村由美小学館 フラワーコミックスα 14巻は2009年1月発行
2009/01/22
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。その体質ゆえに、学校以外で家族と離れて行動する事のなかった瑞生だが、祖父の助言もあり少しずつ行動半径を広げていた。ある日、知人の啓子に誘われプールに来た瑞生は・・・。やっと今出ている最新刊に追い付きました。年越したねw今回のカバー裏表紙は・・・あれ、瑞生?前に出てきたタチ悪いイタチっぽいのもいます。静流に何か良くない事が起こるのかな?最初の話は「カゲトリ」。特に水場に近付かないよう気を付けていた瑞生が、初めて友達とプールに訪れ、トカゲのようなのを見つけ・・・。ソイツの口車?に乗せられ、池に落ちてしまった瑞生を助けようとする高津くんがカッコイイです。プールでもそうだけど、瑞生はいい友達がいて良かったよね。「モノミゴイ」は、祖父や親の元を離れ高校の寮で生活する静流と、彼女を頼るうちに変な方向に進んじゃってる百瀬さんの話。視える御崎さんも怖いけど、静流に頼り過ぎちゃって誰にでもできる事とできない事があるってのを忘れてるというか、境界線を超えちゃっている百瀬さんはもっとコワイです(--;)静流は物怪が視えるのであって、秘密がなんでもわかる訳じゃないのにねぇ。「カクレザトウ」は、霊媒体質の少年・厚実と瑞生の話。迷惑をかけると思い友達と遊ばない厚実を心配し、何かと世話を焼く瑞生。ずっと瑞生を見守ってきた姉の静流もきっとこんな気分だったのかな。「ノブスマ」は、またまた静流と百瀬さんのイザコザ。静流の母に相談役を頼まれた先生も、「幻覚」だと思ってるんだな。彼女を本当に理解できる人はまだまだ少ないようで、さらには百瀬さんの度を越した態度・・・これじゃあ静流も参ってしまいますよね。ただ、ダンナが静流を「かわいそう」って言ってたけど、女同士のもめ事が陰湿なのは静流だけに限ったことじゃなし。私の場合、高校時代の友人には恵まれたけど、中学は色々ありました。まぁ、よくある話だよ(^^;)「アクガレ」は、身体から魂が抜け出ちゃう瑞生の話。おおッ!そーか、裏表紙の瑞生はコッチか。霊体でふわふわと遠出できるのはちょっと面白そうだけど、こんな風に身体が残されるのはかなり嫌だな。ほら、「BLEACH」でも中身の抜けた一護がクタッとしたり。あれはヤだよね。しかも、それを誰かに見られたら(>_
2009/01/21
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ねずみの魔法で歩いて喋れる「mix」にされた、子猫とらじ。魔法のねずみに息子リオをさらわれた勇者パイ・ヤンは、リオの飼い猫とらじと共に、リオを捜す旅をしていた。だが、長い間王に仕え家族と離れていたパイ・ヤンは、成長した息子の顔さえ知らなくて・・・。今月の新刊。二足歩行の猫・とらじと、猫が苦手?なパイ・ヤンのドタバタありシリアスあり・・・の冒険譚第2巻。とにかく「とらじ」がカワイイ!!表紙もカワイイし、本編もカワイイ、収録されてるカットも全てカワイイんです!!もうメロメロ元が子猫で猫mixになりたてのとらじは、行動が子供そのもの。しかも、猫特有のマイペース。いいなぁ・・・うっとりwパイ・ヤンもかっこいいけど、私、妻子持ちは苦手なのよ。って、コレ1巻の時にも言ったかな?(笑)2巻はまず、祭りの最中のある街に来たところから。手相を見てもらえなかったり拍手の音が出せなかったりするとらじに、いちいち反応するパイ・ヤンがおかしいです。つか、とらじのおちゃめな行動にいつも驚いてるよね、パイ・ヤンって。話の途中、祭り用のお面でとらじの顔が隠れちゃってるのが残念。怒鳴るパイ・ヤンをジト目で見てるように見えるんだけど(笑)とらじにはとらじの「心」が芽生えているんだよね。最後はとらじ、大活躍♪でも、またまた怒鳴られてジト目w3話収録中の2話目以降は、重要キャラが続々登場!1人目は、犬mixの伯爵から話に聞いていたねずみの研究家、プロフェッサー・プーチェン。・・・なんじゃ、この人すんごーく個性的な・・・というか、変な人が来ちゃいました。それから、男を作って家出したと思われていたパイ・ヤンの妻、ジョゼによく似た女性・キムと、彼女を保護していた魚mix(!!!)のブネッチさん。うわぁぁぁッ、魚だよぉ。魚が喋るよ、歩いているよ。しかも料理屋の主人で、魚かっさばいてるよーッパイ・ヤンもビビる正面顔。なんとも言えない迫力・・・。ハムスター新聞の記者達も覚えておいた方がいいかな?でも、名前と見分けがイマイチ自信ないです。プロフェッサー・プーチェンの執事である犬mixのペロも忘れちゃいけませんね。低音ヴォイス・・・聞いてみたいぞw黒犬で顔が真っ黒に描かれているので、表情が見えないところがまたなんともそそられ・・・・・いやいやモゴモゴ☆危機を何度も乗り越えるうちに、少しずつ距離の縮まってる(ように見える)とらじとパイ・ヤン。リオを捜し当てる頃には、プロフェッサーとペロみたいな立派な絆ができ上がっているのでしょうか。いや、絆よりもとらじは「子供」なりの成長を、パイ・ヤンは「父親」としての自覚を身につける方が先ですね。そうすれば自然と絆も深まっていくんじゃないかな。凸凹コンビの旅はまだ続きます。猫mix幻奇譚とらじ 著者:田村由美小学館 フラワーコミックスα 2巻は2009年1月発行
2009/01/20
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関東代表と関西代表が戦う、全国大会決勝=クリスマスボウル。悲願の決勝進出を果たした泥門の相手は、常勝校・帝黒学園。ついに「本物のアイシールド21」と対決するセナは・・・。今月の新刊。カバーは、モン太と鷹のキャッチ勝負。本編は丸ごとクリスマスボウル。実はこの試合、あんまり好きじゃないんですよねぇ神龍寺戦とか王城戦の方が好きというか。何が苦手って、帝黒学園。最後の大舞台の敵として用意されたにしては、なんだか物足りない。1人1人はズバ抜けた選手なんだろうけど、チームとして見られないというか・・・。まず、本物アイシールド・大和。巨深・筧の回想等からもっと人間離れ?した超選手を想像してたら、なんか普通っぽい。物腰も柔らかだしね。進や阿含みたいな迫力も個性もほとんど感じられないんですよね。続いて鷹。モン太を悩ませる存在であり、超えなければならない壁なんだけど、超えちゃうのが最初からわかってしまうというか(^^;あの冷静っぷりは大和よりは好感持てるけど。それから花梨。ほんっと、ここへ来て女の子ってどーよ?いくら才能重視だからって、女の子・・・・・・。あー、ルール上有りなのかどうか調べるの忘れてた。でも、花梨自身も言ってるけど、あの体格・あの当たりの中にいるのはやっぱ怖いよねぇ。他のキャラも個性には富んでるけど、強そうに見えないんだな。なんとも不思議なチームです。とはいえ、オマケページの「花梨の帝黒blog」は楽しかったですw帝黒メンバーのコメントに花梨の顔(笑)花梨の描いたセナ&モン太が少女マンガしてて、変ッ!!しかも、その後ろの鈴音の扱い・・・(^^;うーん、帝黒アレキサンダーズ、やはり不思議なチームだ・・・。アイシールド21 著者:原作/稲垣理一郎 漫画/村田雄介集英社 ジャンプコミックス 33巻は2009年1月発行
2009/01/16
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名前を書いた妖怪を従える事ができる、「友人帳」。祖母の遺した友人帳を手にした夏目は、ニャンコ先生を相棒に、妖怪達に名前を返す日々を送っていた。夏目を取り巻く人達、妖達のデータや名場面を集めた、「夏目友人帳」初の公式ファンブック。今月の新刊。7巻と同時発行で購入予定に一応入れてはいたものの、(ファンブックなだけに)どうしようか直前まで悩んだという(--;)でも、書店で見たら手に取っちゃってましたw主な内容は、キャラデータと名台詞・名場面、人気投票結果発表、ニャンコ先生なお料理やグッズの手作り教室、ニャンコ先生(ぬいぐるみ)と行くニャンコ巡りの旅レポート、作者・緑川ゆきサンのロングインタビューetc。データと名場面は細かいのでまだザッと見ただけですが、夏目や名取さん達の誕生日等のデータが初公開ですね。ニャンコ先生はドッジボール2個分・・・何kgだ?猫として重いのか軽いのか咄嗟にわからん(^_^;人気投票は、キャラの方は主人公2人が独走中!好きなお話の方は、「ああ、わかるわかる!」という作品が順当に選ばれたって感じですね。「露神」は私も好きだもの。ただ、投票時期と発売日の関係で、単行本派としては7巻の作品の順位が低いのがちと淋しい。好きなセリフ、7巻を読んだ後の今はヒノエのアレが一番印象深いのよね。書き下ろしマンガとか未発表なんとかとか、そういうオマケがないのが残念かな。手作り教室や旅レポ、夏目かるた等のお遊びは多彩だけど。夏目検定は・・・わっかんねーよッ!!!(逆ギレw)シルエット問題なんて思いっきり黒ニャンコと間違えたし。もう好きなだけ馬鹿にしてよね、ニャンコ先生・・・orz夏目友人帳公式ファンブック -夏目と友人達- 著者:緑川ゆき白泉社 花とゆめコミックススペシャル 2009年1月発行
2009/01/13
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反逆ともとれる体を張った牛鬼の訴えに、リクオはついに跡目を継ぐ決意をする。だが、牛鬼の奴良組への深い思いを酌みお咎め無しとするリクオを、快く思わない者もいて・・・。今月の新刊。カバーは、青田坊に首無に雪女(つららちゃーん♪)。背表紙にも青田坊。中はなぜか3の口。あれ?同じポーズしてる?3巻まで来てようやく、カバーと中身の背表紙キャラが1巻から全部同じポーズをしている事に気付いたワタシです(>_
2009/01/09
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名前を書いた妖怪を従える事ができる、「友人帳」。祖母の遺した友人帳を手にした夏目は、ニャンコ先生を相棒に、妖怪達に名前を返す日々を送っていた。夏祭りの近付くある日、嫌な気配を感じお堂に向かった夏目は、何者かに襲われ血まみれの妖怪達を目撃し・・・!!今月の新刊。カバーは、新キャラ・的場と夏目。ニャンコ先生がいないと思ったら、ちゃんとお札にいました。帯で隠れてたわ。この巻で、以前から名前の出ていた的場一門のボスが初登場!ロン毛・自信家・性悪・・・と私の好きなタイプの条件はある程度クリアしてるんですが、まだ何とも言えません。何より、夏目とニャンコ先生のやり取りと絆がもんのすごーく好きなので、彼らをイジメる奴は・・・ううむ★ま、この先どう動くか要注意ですね。彼の部下である七瀬さんは大っ嫌いです!なんかこの人、人の気持ちを逆撫でするっつーか羽のある妖を助けた夏目は、的場の従える妖に狙われます。そこを助けたのが名取さん。ん?この手にした棒は、どこから出してどこへ消した?アクティブな場面なのに、名取さんってイマイチ「戦う」ってイメージじゃないんだよな(笑)名取さんの後ろには柊の姿も。ニャンコ先生を除くと、妖の中では柊が一番好きです^ ^口はちと悪いけど、ちゃんと夏目や名取さんを心配してくれているんですよね。かわいいなぁ。ニャンコ先生のかわいさも相変わらずw頼むから自分を「中年」と言うなぁ!!でも、ウチの猫もヨレヨレのじいちゃんだけどカワイイんだよ。イカをくわえてうっとりしたり、紙の妖を払いつつも夏目に猫じゃらしを差し出してたり。いいんか?そんなに「ただの猫」でいいんか?(いや、猫にイカを与えてはいけませんよ。先生は妖だからね)黒ニャンコと踊るイラストも・・・可愛すぎッ!!ニャンコ先生のかわいさを改めて確認した1冊でもありますw終盤には、特別編「夏目遊戯帳」も。妖怪達に囲まれ、影踏み遊びに興じる夏目&ニャンコ先生。「夏目組、犬の会」・・・なんちゅー名称じゃ☆しかも、牛にカッパに狐に猫に・・・って、誰も犬じゃないし(笑)巻末のシリーズ外の読切作品も含め、7巻ではこの話が一番のお気に入りです。作者さんは「夏目に楽しい思いをさせる話」だと言ってますが、本編が少しずつ殺伐としてきた中で、このシリーズの原点に帰っている話ではないか・・・と。ヒノエが言います。「守ってやるさ、弱いお前が呼ぶのならば」「しょうがない 気に入ったんだからしょうがないさ」かつて夏目の祖母レイコと時を過ごし、人間の命の儚さを思い知ったヒノエ達。人間に名を取られ反発しつつも、いつしか呼ばれるのを待つ日々。けれど、知らないうちにレイコの命は散ってしまう。そして現れた、レイコによく似た夏目の存在。なんだかんだ言いつつも妖のために動く夏目に、妖達も心惹かれて。ヒノエが、三篠が、子狐が、A・B達が、ニャンコ先生が、ここにはいないけれど柊が(+妖ではないけど名取達も)・・・。みんなみんなが「弱い夏目が呼ぶから」と言い訳しつつ、夏目の周りに集まってくるんですよね。夏目を「気に入った」から。いつか夏目もいなくなる時が来る。それがわかっているからこそ、今を大事に。彼らの儚くも強い絆が、心に迫ってせつないです。ほんと、人の一生なんて短いものさ。ところで、私も影踏みの終わり方なんて知りません。そもそも鬼ごっこの終わりってどんなだ?捕まった人が1つに集められ全員捕まったら終わり、ならともかく、捕まった人が次の鬼・・ではやはりエンドレスかと(^^;読切「夏にはため息をつく」は、不思議な力を交えた初恋&三角関係的なお話。うん、まぁ、普通かな。作者さんの頑張りはわかるけど、セーラー服のトーンは削り過ぎ。ここまで熱心に削らんでも良いかと(笑)夏目友人帳 著者:緑川ゆき白泉社 花とゆめコミックス 7巻は2009年1月発行
2009/01/08
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1976年アタゴオル。猫正宗の一升瓶を片手に、テンプラの元を訪ねたヒデヨシ。2人は、進攻する「五月の赤い雨」を倒す為、武器を手に取りヨネザアドへ向かうのだった・・・。2009年最初のご紹介は、この本を猫のヒデヨシが暴れ回る、ますむらひろし氏の代表作アタゴオルシリーズの外伝(文庫)第2巻。と言っても1巻とは何の関係もなく、デビュー作をはじめ、ますむら氏の初期作品を集めた1冊です。最初の方は、「アタゴオル」の原型になった「ヨネザアド物語」。全体にそうなんだけど、絵が今と全然違います。読みづらい(^_^;何よりテンプラに口ひげがぁーーーッ!誰だ、オマエ。ヨネザアドを支配しようとする敵「五月の赤い雨」に立ち向かう話・・・かと思ったら、ラストは思いっきり肩透かし☆まぁ、ヒデヨシにそんな戦いは無理でしょう。ギルバルスの原型キャラも出てきます。でも、やっぱり「外伝ギルドマ(映画「アタゴオルは猫の森」原作)」のギルバルスが私にはベストだなぁ。(「猫の森」自体はまだ読んでいないので、あしからず。ややこしや)中盤は、もう本当に初期の初期の作品群。デビュー作「霧にむせぶ夜」は、ジャンプの手塚賞準入選。今のジャンプからは考えられないような・・というか、いかにもあの時代の漫画というか・・・そんな絵と話です。スクリーントーンが全く使ってなくて、猫の毛の質感とか背景とかはもちろん全部手描き。点描が多いのなんの!今、こんなに点描やってたら、とてもじゃないけど週刊連載なんてできない(いや、月刊誌だって大変)と思う。同人屋の端くれとして、めちゃくちゃ圧倒されました。ただ、今の時代に読んで面白いかどうかは聞かないで欲しい・・・。後半は、分類するとすればSFファンタジーに入るのかな?ちょっとシュールなストーリー群。謎の缶詰を開けたら花が出てきて、そのうち街が占領された・・とか、紫ハンテン病という奇病で人々が次々と動けなくなる・・とか、突然深い穴に落ちたと思ったら、そこは地球ではなかった・・とか。この辺は、中盤よりはだいぶ読みやすくなります。が、私がマンガにハマった頃には、既にこういう作風(特に絵)は懐かしい部類に入っていたんじゃないかと。時々、ヒデヨシや現在のテンプラっぽいのが出てきたりして、作者さんのキャラに対する思い入れが感じられたりします。アタゴオル外伝2 ヨネザアド物語 著者:ますむらひろしメディアファクトリー MF文庫 2004年4月発行
2009/01/03
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「おれ、アメリカンショートヘアーなんだぜ。知ってた?」ちょっと無理あるラーメン屋店長な猫、「大将」。彼のお父さんは、テレビに雑誌に・・と大活躍の超かわいいキャットモデルだった!!息子として反発する大将に、突然店を訪れたお母さんは・・・。「もっけ」の8巻が書店になくて気落ちするダンナを尻目に、いそいそと2巻目購入w「大将」ことラーメン屋店長な猫と常連客・田中さんを中心に、お店で繰り広げられる4コマギャグ時々ショートストーリー。1巻紹介の最後でちょこっと触れましたが、大将の猫種はなんとアメショー!・・・ただの白猫かと思ったよ。模様も描いてないし。そんな彼のお父さんは、今や大人気の猫モデル。が、その人気の陰には苦い過去があった?!今回収録のショートコミックの中では、大将のお父さんの新人時代の話が一番好きですね。オチでのお母さんが、お父さんとかなり対照的に「その辺のおかん」してるのもGood(>▽<)b店に突然変なコーナーが作られるのは、すっかり定番。今回もこたつに動物ふれあいに占いに・・・と、勘違いな方向へ進みまくる大将(^_^;「動物ふれあい」と聞いて大将を抱き上げる田中さん。私も大将、だっこしたーい♪こたつからほかほか出てくる大将もやわらかそうですw店としてどうか?と思うメニューの数々も健在。だーかーらー、この状況でどうしてリピートしちゃうのよ、田中さん(笑)君は奇食ハンターかいッ!ラーメン屋に来てラーメンを食べないまりちゃんのように、いくら猫好きの私でも大将の作ったものは絶対遠慮させていただきますw猫ラーメン 著者:そにしけんじマッグガーデン ブレイドコミックス 2巻は2007年6月発行
2008/12/28
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。祖父や親の元を離れ高校の寮で生活する静流は、校舎の外れの山から時々聞こえる音が気になっていた。ある日、足を運んでみると、そこには1年上の問題児がいて・・・。今回のカバー裏表紙は・・・微妙☆いつもイタチっぽいのが好きですが、今回のはタチが悪そうな顔。飛んでるうなぎっぽい奴の方が愛嬌ありますね。最初の話は「ソラバヤシ」。裏山の小屋にいたのは、サボリ魔で有名な先輩・古関。置き去りにされた様々な楽器で彼女が奏でる音楽に、喜んで集まってくる物怪達。楽しそうだし一見邪気はないように見えるけど、のめり込んじゃマズイですよね。静流の内(だと解釈してる)に現れるおじいちゃんの表情と仕草が気持ちを引き締めてくれます。シブイw「ヌッペッポウ」は、静流同様物怪が視える御崎さんの話。こ・・・怖い・・・この人、怖すぎます。精神的に追い詰められてる感じ?お父さんが殺される現場を見てしまったのですね。かなり根の深いトラウマになってるようです。近付く静流に強く反発してますが、救われる日はあるのかな。「テオイモノ」は、柔道部に入り昇段審査会に参加した瑞生の話。ちゃらんぽらんな性格の先輩にわざと勝たされて、逆に悔しい瑞生。こんな「勝ち」で喜んじゃうような子じゃなくて良かった^ ^ま、悔しさをバネにもっと強くなる事でしょう。「ノデッポウ」は、静流に妙になついてくる同級生・百瀬さん登場。静流に依存してるようなトコがあって、物怪のことでついコソコソ話すような雰囲気になる御崎さんに嫉妬します。思わず御崎さんをかばった静流だけど、その事で余計に百瀬さんを暴走させちゃう。女の子同士の人間関係って難しいよね(--;)「バケジゾウ」は、静流の中学時代の友達・芙美が、次々壊されるお地蔵さんを守ろうとして・・・。芙美ちゃん、相変わらずパワフルです!味方にすれば頼もしいけど、ちょっと危なっかしいな。瑞生は柴田さんとすっかり打ち解けたようで。いいコンビになれるかな?前巻からバラバラで生活する静流&瑞生姉妹。瑞生の方は体質を知られずともそこそこ上手くやれてるようですが、1人離れた静流の方は少しずつ暗い話が多くなってる気がします。静流も瑞生みたいに外に発散するタイプじゃなく、内に溜めちゃってるっぽいしねぇ。物語の方向性が、あんまり暗くなり過ぎないと良いのですが・・・。もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 7巻は2007年9月発行
2008/12/27
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魔王であることを隠し、愛する勇者と共に行動するシーラと、シーラの事を疑いつつも、彼女に惹かれていく勇者・エクサ。領主ヘルマンに苦しめられる人々を救うため、水門を開けようと地下水路を行く途中、敵の毒にシーラが倒れ・・・!今月の新刊。カバーは・・・・・・・・・誰だ、こりゃ?ぜんっぜんわからなくて、1巻から読み返してしまいました(--;)あー・・・この襟元にそのネックレスは、街の医者・ウィリアムの命の恩人である医師か?7巻にチラッと出てきた。そう、本当にチラッとしか出てきてません。たぶんたった2コマ。あとカラーが1枚。なのに、なぜ表紙?!今後どっかで出てくるのか?重要人物とか?でも、子供時代のウィリアムを助けたってことは、今はもう結構なお年なのでは・・・・・・。(別人だったら、誰か指摘して下さい)本編は前巻の続きから。なんでみんなが地下にいるのか、すっかり忘れてました★苦しむシーラを前に、うろたえるエクサ。あーもー、じれったい!!!とっととくっつけーッ(笑)エクサもシーラへの気持ちを改めて自覚。誰がどんなに彼女を疑おうと、自分だけは最後まで信じようと決心。いや、彼女が魔王なんだけどさ。以前亡くなった王様みたいに、シーラが魔王だとわかっても彼女を理解してあげられるといいんだけどな。頑張るシーラには幸せになって欲しいと思います。一方で、シーラを魔王と確信してこっそり手を回す、アテネ姫の従者・ロッシ。魔王を倒す為にはどんな残酷な手を使っても・・というロッシは、ちょーっとヤバいかもしれません。綺麗なお姉さんなのにー。そのロッシの兄が、別の城の王子・ジュノーの従者・クロー。人間関係が複雑になってゆく・・・。クロー、最初は忠誠心が厚く冷静でカッコイイ!と思ってたのに、最近はなんだか変な人。女好きラクシュリが妹に絡むと・・・(>_
2008/12/24
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。親元を離れ祖父と暮らしていた2人だが、静流は高校入学と同時に寮生活をスタート。瑞生も中学生となり、それぞれの道を歩き始め・・・。毎度毎度カバー裏表紙の話題から入りますが、今回はしゃれこうべが3つに煙りやら鏡やら?うーん、かわいいモノは期待できなさそう(^_^;ま、気を取り直して、最初の話は「オマモリ」。母が勧める寮のある高校を受験するか、それとも今まで通り祓う事のできる祖父の元に身を寄せるか。迷う静流の耳に、最近聞こえるガランガランという音。視えることで臆病になってるんですね。音の正体に気付いて、ようやく一歩を踏み出した静流。応援したいです。「ジャノメ」は、中学生になって柔道部に入る瑞生の話。早速先輩とひと悶着(^^;)そして、物怪にも・・・。初っぱなからこれでは先が思いやられますね。でも、瑞生らしいと言えば瑞生らしい。スカートの中丸見せの瑞生も、瑞生らしい。んで、お母さんはため息。ウチの娘も同じです(--;)「ウンガイキョウ」は、寮生活を始めた静流の話。静流同様、物怪が視えるらしい人物が現れて・・・。かなり謎めいてて近寄り難い御崎さん、静流は仲良くなれたら・・と思ったみたいだけど、御崎女史のあの雰囲気じゃ私はあまり話しかけたくないなぁ。「メクラベ」は、柔道の練習中にケガをした瑞生が、ゴミの山の中から骸骨を見つけて・・・!!扉絵の瑞生、レオタードにスカート姿で骸骨と踊ってます。普段は男の子っぽい瑞生だけど、なかなか可愛いじゃないですかw本編に出てくるしゃれこうべ(髑髏)もオチャメ。それ以上に、平気でしゃれこうべをくわえてる犬君がオチャメ♪「オモカゲ」は、まだ祖母が病床に伏せていた頃の姉妹の話。それと、死んだ父に会いたくて、夢に出てくる川を探す少年。死んだ父を思う少年と、死にかけた祖母を思う瑞生。ふたりの気持ちがとてもせつないです。でも、祖母と家族達との別れ方は少しうらやましい気もしました。最後に4ページ、「豆もっけ」。瑞生ちゃん、最強伝説?!危険なので、良い子は決して真似しないように(笑)もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 6巻は2006年11月発行
2008/12/23
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なぬっ、猫がラーメン屋の店長?!熱いラーメンは冷蔵庫へ、トイレは四角いケースに猫砂。出前に行けばなわばりの外には出られず、おにぎりを握れば手が・・・・・う゛わ゛ぁぁぁ!!!そんなカワイイ猫大将と、なぜか懲りずにリピートする常連客・田中さんの、思わず引き攣るラーメン屋コメディw私も懲りずにまたジャケ買い(^_^;ずっとこのタイトルが気になってたんですよ。本当は「猫ラーメン THE MOVIE」のが気になるけど、そこはまずは1巻から。そんなにすごく上手いって絵じゃないけど、猫大将がやたらとカワイイ♪ラーメン屋としちゃダメダメなんだけど、そのダメさ加減がクセになる♪とても飲食物扱ってるとは思えないヤバイ店なんだけど、怖いもの見たさってゆーの?絶対にこんな店では食事したくないけどねーw基本は4コマ、時々ショートストーリー。猫大将の大ボケ(ありゃ確実に天然☆)に、いちいちツッコむ田中さんもいい。こんだけ色々見てるのに、なんでまた食べに来ちゃうんだろ、この人(笑)他にも大将の親兄弟とかアルバイトとかで、猫がいっぱい登場猫好きならそこそこ満足できる1冊かと(私だけか?)。下の隅には、ページ数の代わりにパラパラ漫画付き。・・・これって目次の意味ないじゃん!巻末のキャラ紹介で大将の「猫としての種類」を見て、「見えねぇー!!!」と叫んだ事も付け加えておきますw猫ラーメン 著者:そにしけんじマッグガーデン ブレイドコミックス 1巻は2006年7月発行
2008/12/19
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薫子、トリ肉をこよなく愛する22歳。彼女は給料日まで1週間を残し、所持金たったの257円でトリ肉に飢えていた。その時、通りかかった公園に倒れている一羽の大きな鳥が?!連れ帰った薫子は、なんとかして鳥を食べようと・・・。本屋でつい、ジャケ買い。だって、こんな↓カバーだったんだもの。そして、激しく後悔orz作者さんには悪いけど、中身はイマイチまず、この作者さん、これがデビュー作&初コミックスだそうで、絵がまだまだ未熟。鳥の「ちよ」はともかく、人間キャラにはさーっぱり魅力が感じられません。好みの絵じゃなかったって事には目をつぶっても、いかにも新人さんって感じで読みにくいんだな。それから、ストーリー。どたばたコメディなんだけど、あんまり笑えない。もちろん感動もない。いつか「ちよ」を食べてやろうと狙ってるはずの薫子、という設定もあんまり効いてない。これは、帯に騙されたと言ってもいいかもしれません。上の画像でわかるように、帯には「焼き鳥」がついてるのよ。んで、そういうブラックユーモアな話かと思ったのね。でも、下↓のように、帯を外すと全然「トリ肉」じゃない。もっとブラックでもいいと思うんだけどなぁ。も一つ足りないのが、表現力。ケンタッキーのチキンが全く美味しそうに見えない!第6羽(話)で「ちよ」の変装したサンタ、話の中では怖がられているけど、全然怖そうに見えない。第10羽(話)で薫子の友人が連れている犬は、玄関脇にあるような置き物に見えてしまう・・・etc。ま、その辺は将来的に技術がつけばどうなるかわかりませんが。とりあえずそんな感じで今回は惨敗だったな、と思った次第であります2巻も既に出ているようですが、たぶん買うことはないでしょう。あー・・・久し振りに思いっきり(好みから)ハズした(^д^;ちよちよ 著者:森名リリー集英社 りぼんマスコットコミックスCookie 1巻は2008年4月発行
2008/12/17
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。2人は親元を離れ、祓う事のできる祖父と暮らしていた。広報委員になった瑞生は、祖父のカメラを借り撮影中、迷惑な風にまとわりつかれる。その時、瑞生は1本の棒を踏んづけ・・・。今回のカバー裏表紙には、イタチっぽいのが2匹。ダンナもそれがかわいかったと言うので、期待しつつ読書スタート(笑)最初の話は、「ツエザクラ」。瑞生が踏んだ棒には布が巻き付けてあり、彼女はそれを厄除けの杖として使い始めます。けど、やっぱり学校に持っていくのは別の意味で危険だよね。瑞生が手放そうと決めた時、祖父の言う言葉は重みを感じます。そうだよ、親はいずれ死ぬんだよ・・・。「ヒヨリモウシ」は、静流のクラスメイトの話。雨を願う野球部の高梨と、晴れを主張する静流の友達・芙美。芙美ちゃんって子は、マイペースで結構ハチャメチャなんだけど、人の心を踏みにじって・・・って訳じゃないのがいいですね。最初は「何、この子?」って思ったけど、今は割と好きかも。「ロクサン」は、進路を迷う静流と旧家の跡取り娘の話。今どき跡取りなんてって思うけど、親との同居って意味では、私もできれば将来独りにはなりたくないと思う。「家」守る必要はないけどね。ただ、こんな守り神(屋敷神)はイヤだな(--;)「ヤマウバ」は、修学旅行に来た瑞生の話。憑かれやすくて普段遠出をしない瑞生、カメラ片手にはしゃいでいると、おっかねぇ婆さんが現れて!婆さん、良い人のようでそうでもないようで、不思議な存在ですね。瑞生はまだまだ子供、これからもっと色んな事を学んでいくのでしょう。「カマイタチ」は、どんなに切ろうとしても切る事のできない瑞生を相手に、カマイタチが鎌を振り回す話。あぁ、確かにかわいいよ、カマイタチ///兄貴分の性格悪そうな奴と呑気そうな奴の2匹出てきますが、私ゃやっぱり兄貴分の方が好きだな。目つき悪くてwこれを懐かせるのは難しそうだけど、「ロクサン」に比べれば遥かにコッチの方が身近に欲しいです。・・・って、ペット扱いは失礼だな☆もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 5巻は2006年1月発行
2008/12/16
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コムイの作ったウィルス「コムビタンD」により、引っ越し作業中の教団内部は大騒ぎ!団員達に次々と感染者が増え、異常なテンションで暴れ回り、残るはアレンや神田・ラビを含む数名。ついには元帥達まで感染し、事態は悪化の一途を辿る中、眠り続けていたクロウリーの呼ぶ声が・・・。今月の新刊。表紙はルベリエとリンク。リンク、初登場時はイマイチだったけど、話が進むにつれてどんどんお気に入りになってきてます。ルベリエは・・・やっぱヤな奴(#--)けど、彼には彼の事情(立場)があるのかなぁとは考えるようにしています。でも、やっぱヤな奴(2度言うし)。前半は「黒の教団壊滅事件」再び。これ、好きです。連載中は賛否両論でしたが、私はこういう安穏としたドタバタ劇って結構好きなんですよ。安心して読めるというか。緊迫してるようで、あちこち笑えるでしょ?wチビ神田、かわいいですね。こんなサイズから育ててみたい///みんなのコムリンEXへの仕打ちもいい(笑)何より、室長としての顔で真犯人(と呼ぶのはアレですが)に話しかけるコムイさんが、すっごくいい!やはりこの人こそ、真のリーダー!!科学班にとっちゃ迷惑でしょうけど(--;)って、あぁ、教団は本当に壊滅しちゃいました後から駆け付けたバクちゃんは、さぞ怖かった事でしょうwジャンプ本誌の時は確か、第164夜の1ページ目にサブタイトルなかったですよね?そんな記憶が・・・。これ、ない方がいいよねぇ。最後のページが効かないよ。うん。中盤は、アレンと「14番目」の真相。そして、クロス元帥の・・・。マナと出会った頃のアレンは、神田似です(^^;これも誰だかわからなかった人がいたようで。左手見りゃわかるよね。クロス元帥・・・好きなんだけどなあ。アレンのことより、そっちの真相が知りたかったり。んで、後半、アレンは新たな任務へ。神田と一緒ですよ♪もう、このコンビ最悪(笑)間に立たされたミランダ、お気の毒。リンクもさり気にいい感じw任務に本なんか持ち歩いていいのかしら?って思ったら、著者はルベリエ?!!うっ・・・・・・。謎がまた謎を呼び、増え続けるDグレ。挙げ始めるとキリがない。梵字とかブックマンとかもずっと気になってるしね。なのに、現在ジャンプ本誌は休載中。お元気になって、早く復活されることを切に願います。D.Gray-man 著者:星野桂集英社 ジャンプコミックス 17巻は2008年12月発行
2008/12/09
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時は一旦、110年前に戻り・・・。所は尸魂界、藍染がまだ5番隊副隊長だった頃。欠員となった12番隊隊長に代わり、新隊長になった浦原喜助。彼は副隊長を従え、通称「蛆虫の巣」と呼ばれる危険分子の隔離施設にやってきた。その目的は、唯一人檻に入れられている涅マユリを自分の部下に迎える事で・・・。今月の新刊。表紙は5番隊隊長の後ろ姿。・・と言っても藍染ではありません。その前の隊長さんです。誰か?はここでは申しません。ご自分でお確かめ下さい。ヒントはサラサラの金髪です。「現在」は長髪じゃありませんが。このヒト、21巻でも後ろ姿やね。中表紙が藍染なのが気に喰わん。死神vs破面・全面対決の前に、「現在」の戦いは一度時を止めます。そして語られるのは、過去の物語。お馴染みのキャラ達も幾分若い姿をしています。特に阿近!か・・・かわいい♪蛆虫の巣にもちゃんといたんですね。今やすっかり図太くなっちゃって。他にも、幼い頃の修兵や白哉も!!兄様!まだ熱い性格だったんですねぇ。今や面影無し?!夜一さんに完全に遊ばれてますよ。修兵のホッペの数字の謎もここで判明。なるほど。ただのエッチな数じゃなかったんだ。本筋がグダグダしてるだけに、この辺はすっごく面白いです。ただ、あの人この人の昔の姿が見られて嬉しい反面、それが全て「現在」の戦いに繋がっているかと思うと、ちょっとせつない感じもします。で、ジャンプ本誌で過去編を読んだ後、かなり仮面連中のお気に入り度がupしたあくびサンであります。ん?マユリ?マユリはザエルアポロ戦で好感度upしてからずっといい位置占めたままですよwBLEACH 著者:久保帯人集英社 ジャンプコミックス 36巻は2008年12月発行
2008/12/05
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。2人は親元を離れ、祓う事のできる祖父と暮らしていた。中学生の静流は、友達を通して高校生の佐保と知り合う。佐保は霊能に興味を持っており、静流に祖父を紹介してもらうとその勉強会にも顔を出し始めるが・・。現在発行されてる巻の半分まで来ました。年内に揃う・・・かもw今回、あんまりカバー裏表紙にかわいいモノがおらず。強いて言うなら雷獣くらいかなぁ。でも、顔がはっきりしないのよね。やっぱスネコスリ系がぷりてぃ♪出番増加を強く希望です。最初の話は、「エンエンラ」。静流の目には煙っているように見える、高校生の佐保さん登場。お爺ちゃんは悪いモノじゃなさそうだと言うけれど、熱心に霊能を語る佐保さんは、違う意味で憑かれてるみたい。そういう現象に安易に遭遇したがる人って、視える静流から見たら複雑な気分でしょうね。「ミツアシガエル」は、カエル嫌いの瑞生といたずら蛙達の話。瑞生、チャイナ服姿が似合ってます。ウチの娘はカエル大好きでよく捕まえてるけど、私は見るだけならともかく触るのはダメ!こんなにたくさんのカエルに囲まれたら・・・ゾゾゾ!!「カミナリガリ」は、昔、穴熊似で雷に反応する生物を世話していた祖父の知人の息子が、成長して再びその生物を探す話。雷に反応=雷獣・・・で、ピカ○ュウが話題に登場(笑)いや、ピ○チュウだったら飼ってて気付くってw雷に驚いたり瑞生と涼んでたり・・と、三毛さんがかわいい。(でも出番は少ない・・・くぅっ!!)あと、このハクビシンの顔は微妙(^^;「トオリカゼ」は、姉妹がまだ小さい頃の話。まだ幼くてはしゃぐ瑞生に、ついお姉さんとして苛つく静流。私も「姉」だから気持ちはわかる。「ジャタイ」は、瑞生が失せもの探しをする話。瑞生はよく首に巻き付かれるなぁ。この話の中では、最後の静流と瑞生の会話が一番面白かった。「イソオンナ」は、姉妹が父方の祖父母の家に行く話。母方が祓い屋の祖父で、父方は普通の家という構図。当然父方の祖父母は、視えたり憑かれたりする姉妹に理解無し。お母さん、間に入って立場がないのは気の毒。でもなぁ・・・この人(母)自身は全然「感じない」のかなぁ?物静かなお父さんの方が、祓い屋の爺ちゃんに近い気がしてしまう。自分が子育て中の親の立場なせいか、姉妹の親が出てくるとすごーく重く感じます。(実際重い話なのですが)両親の心理はもっと描いて欲しいような、欲しくないような。「譲歩」と「歩み寄り」の違いがツライとこですね。もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 4巻は2005年3月発行
2008/12/02
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。2人は親元を離れ、祓う事のできる祖父と暮らしていた。学校からの帰り道、橋の上にたくさんの顔のようなモノを視てしまった静流は、瑞生に近寄らないよう忠告するが・・・。順調に増えつつあります。年内に揃うか否か・・・(^^;最初の話は、「マジモノ」。卵型の顔のようなモノが、橋の上に1列に並び無表情でじぃっ・・・とこっちを見ています。気合いで突っ切ろうとする瑞生、結局バテてしまいますが、それを見たおじいちゃんがちと誇らし気に見えるような?将来的には瑞生も静流も、おじいちゃんみたいに自力で祓えるように(跡取りみたく)なって欲しいのかな。「イナバヤマ」は、猫の話。飼い猫「三毛」さんが戻らなくなり、心配する姉妹。二股でヒョイと立つアヤシイ猫がかわいいw(三毛さんにあらず)けど、やっぱりカバー裏表紙にいる猫の姿で見たかった(--;)このシリーズって、なんかこんな要望が必ず後に残るワタシ。「ウシロガミ」は、体質的になかなか遠出のできない瑞生が、啓子さんにドライブに誘われちょっと無理しちゃう話。自由に友達と約束できないのって、子供時代はツライよね。瑞生達が行ったテーマパーク、本当にあったら面白そう。変だけど瑞生はやはり憑かれかかり、おじいちゃんのつけてくれた護法がバッシバッシと払いまくる。護法、手加減ナシ(笑)「マメオトコ」は、姉妹ではなく、姉・静流の隣のクラスの男子生徒が主人公。セクハラ爺のようなヤツに取り憑かれ、静流に告白するようけしかけまくる。迷惑なやっちゃ★「ケサランパサラン」は、名前としちゃ割とメジャーな所か?私も詳しくは知らなかったけど。女の子のロマンって感じかも。娘もそのうち拾ってきたりして。(で、母は血相変えて「捨てろ!」と言うのだなw)姉妹のお父さん・お母さんがちゃんと(?)登場。同じ「母親」の立場としてはお母さんの言いたい事もよくわかる。一方で、おじいちゃんの言う事ももっともなんだよね。共に子供達を思い、対立しちゃってるのが哀しい。(でも、姉妹がココにいるってことは、やっぱりお母さんもどこかで理解しているってことなのかと)「ダイマナコ」は、姉妹が見つけたでっかい「目」のモノの話。こいつ、なかなか良いやつだ(笑)ムクリとかこいつとか、こういう物怪達なら歓迎できるんだけど。姉妹とダイマナコの別れのシーンも、また良し^ ^余談だけど、打ち込むたび、ついつい「ダイナマコ」と・・・。ナマコは嫌です(>_
2008/11/24
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物怪が視える姉・静流と、憑かれやすい妹・瑞生。2人は親元を離れ、祓う事のできる祖父と暮らしていた。ある朝、咳をしながら登校中の静流は、鳥居の上に人ではないヒトを見つけてしまい・・・。はい、早速2巻も購入してます。本屋に行ったらしっかりダンナの手に握られてたという・・。今回はカバー裏にあまりかわいいのがいないな。でも、中にはたまーに出てきます。最初の話に登場するのは、「モクリコクリ」という物怪。色々な「もの」を「剥がす」のが仕事らしい。警戒する静流だけど、悪いやつじゃないみたい。・・つか、結構いい奴だよね。「剥がす」場面はちと怖いけど、出てきたイタチみたいのがなんかかわいい。「さっぱりするねェえ!!」とか言って(笑)心配した祖父が寄越した護法(=人型)の方が、土建屋のおっちゃんみたいでアヤシイw「シロウネリ」は、きっちゃない古布。しつこく付きまとわれたら、怖いというよりとにかくイヤ!瑞生の目つきが悪くてステキw「ミコシ」は、静流の幼い頃が出てきます。足下にまとわりついてるスネコスリ系の団体さんがぷりてぃ♪・・って言ったら、これ、「1巻にも出てる」とダンナ。あら、ほんとだ(^^;「バタバタ」は、知人の家で宿泊中のできごと。見えない腕が首に巻き付いてる幼馴染みの薫さんと、ぐにゃっと笑ったようになる謎の石。えーと、普通。「クダンノコト」は、ブルブル動く牛の絵と静流。うーん、イマイチ。おじいちゃんの長めの蘊蓄あり。「ヒョウタンナマズ」は、祖父の怪しい知人に瓢箪の中身を見せられた瑞生がまたまたとり憑かれる話。おじいちゃん、しっぶーwナマズはかわいいんだかそうでないんだか(^^;鬼ごっこは・・・私はもっと疲れそうです★子供達だけで楽しんでおくれ。あら、1話ずつ書いてしまいましたね。次巻もどんなかわいい物怪が出てくるかを楽しみにしつつ、2巻感想は終わりにします。・・・え、見るとこチガウ?もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 2巻は2003年3月発行
2008/11/21
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ツ・マ・ミ・にー、つーまませってー♪美人の元モデルを母にミヤマクワガタを父に持ち、頭でなんでもつまんじゃう昆虫少女・ツマミちゃんと、ゆかいな仲間達の日常コメディ!?今月の新刊。・・・いい意味で、なんともコメントし難い(笑)我が家に一大ブームを巻き起こした「やわらか戦車」の作者、ラレコさんのネットアニメ「くわがたツマミ」を原作に、「宇宙家族カールビンソン」や「ワッハマン」のあさりよしとお氏が明るく楽しく漫画化。それをなた5963サンが紹介してたんで、即飛びつきましたwアニメのいいイメージがそのまま出てるよね。ツマミちゃん、かわいいし。じょしちゃんもいい味出してますwこのマイペースぶりがたまらーん!飼いたい!!(無謀か?!)欲を言えば、蛍原センパイの出番がもっと欲しかったかな。でも、彼ってただ照らしてるだけだしなぁ。一番あさり氏らしいと思ったのが、最終話(15話)だったり。ただ、こういうのは私にとっては余分の部類(^_^;(この感想にとっても余分だけど☆)結論。スイカは夏に限るwまんが くわがたツマミ著者:原案/ラレコ 漫画/あさりよしとおジャイブ CR COMICS DX 2008年11月発行
2008/11/20
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アタゴオルから離れたギルドマ・ジャングル。住民達はみな忙しなく動き回り、タクマとタッピは異変を感じる。タクマ達が森の奥へ向かう気砲屋の親父を追っていくと、そこにはアタゴオルで行方不明になっているはずのヒデヨシが転がっていて・・・。今更ながら、アタゴオルを文庫で集め直し中w本編が揃うより先に、外伝に手を出してしまいました。でも正解だったな。だって、ギルバルスがいっぱいだもの♪これ、映画「アタゴオルは猫の森」の原作なんですね。知りませんでした。コミックスの「猫の森」自体をまだ読んでませんし(^_^;早く揃えねばー!ついでに映画のDVDも。(パンフをよく読めばその事も書いてあるのですが★しかも、その映画からすでに2年経つし・・・遅っ!)アタゴオルを飛び出し、ギルドマにやってきたヒデヨシやタクマ。そこでは、今まで怠け者だった人までがせっせと働き、時間感覚が狂い始めていた。ギルバルスが異変の元を探るうちに、ヒデヨシはその昔大陸を支配していたという植物女王ピレアの封印を解いてしまい・・・!!ピレアもヒデコも映画と姿が全然チガウ(笑)でも、それ以上に違うのが、タクマ!アタゴオル物語の最初の方のイメージ(バンダナ頭)が強い彼、誰だよ、これーッwwwすっかりかわいくなっちゃって。映画はテンプラに主役を取られ、マンガも後半は出番無しですが、この本のタクマはなかなか良い男です^ ^ヒデヨシはどこまで行ってもヒデヨシ。心の赴くままに暴れまくってます。タクマの「身勝手がふくらんだような物体です」って言葉に、深く「うん、うん!!」ピレアでさえも振り回されてます。いいなぁ、ここまで我を通せたら痛快だろうなぁ。家には絶対に入れたくない奴ですが(--;)逆に、なんとしてもお近づきになりたいのが猫人間ギルバルス///かーっこいいわぁ♪ヒデヨシの暴言暴挙も物ともせず、呆れつつも冷静に適切に対処していく。一家に一匹ぜひw「猫の森(コミックス)」にも出てくるんだよね?ね?やっぱり早く揃えねばーーーッ!!!アタゴオル外伝 ギルドマ 著者:ますむらひろしメディアファクトリー MF文庫 2004年1月発行
2008/11/13
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白秋を破り関東優勝を果たし、念願のクリスマスボウルの出場権を得た泥門デビルバッツ。対戦相手・帝黒学園対策のコーチとして、ヒル魔が集めたのは過去に戦ったライバル達だった。が、帝黒視察で憧れの本庄の息子に出会い意気消沈のモン太は、一休との練習に身が入らず・・・。今月の新刊。カバーは、セナと後ろにそびえる帝黒の大和。本編も後半で帝黒戦キックオフ。まぁ試合の前半は花梨のことくらいしかツッコむところないし、置いとくとして・・・本編前半、関東オールスターズ勢揃い(でもないか)で泥門の練習に駆け付けます。皆さん、お暇ですね(^^;さすがに阿含はいないけど、神龍寺や峨王が来てるのがスゴイ。この人数がゴチャゴチャ走り回ってるグラウンド・・・迫力ありそうですね、いろんな意味で☆阿含はといえば、大阪まで帝黒を見に来ています。「引き抜かれに来た」なんて言ってますが、要するに様子見に来たんじゃないか・・と思うんだけどな。え、そんな殊勝な奴じゃない?クリスマスボウル前日、会場に来ていた賊学の葉柱が仲間を呼びつけるところは、この巻の一番のお気に入り♪東京で雪像造る程雪集めるなんて、大変だろうな。クリスマス前後なんて、風に舞う程度にしか降らんだろうに。オマケページには、帝黒選手のプロフィール。大和が「アイシールド21」として騒がれたのが、11-13才の間?えー・・・なんか違和感。そんなガキの頃の話だったの?モン太のノーコンぶりがよくわかる4コマも載ってます。いや、これきっと本庄グローブの呪いだよ(--;)アイシールド21 著者:原作/稲垣理一郎 漫画/村田雄介集英社 ジャンプコミックス 32巻は2008年11月発行
2008/11/11
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「どちらを養子に出すか迷っていた」その言葉をきっかけに、兄弟(家族)関係に悩み始めた「家に残った」兄・憲人と「養子に出た」弟・西門。すれ違いを続けるうちに、西門は再び一人暮らしをすると部屋探しを始め・・・。今月の新刊。カバーは憲人と芳年さん。芳年さん、実は結構好みかもw変なヒト好きのあくびネコです。口数少なく無表情で変なことする人って、オモロイですよね?ね?(誰に同意を求める・・・)本編では、相変わらずけんちゃんがグルグル迷ってます。というか、この話って基本けんちゃんの思考の迷路って感じwなので、その辺についてはスルーするとして。カバー裏には「気になる女性が」なんて思わせぶりですが、6巻ではまだまだそこまで進展しません。そのお相手とは、芳年さんの妹・葉月さん。ほんっとーに芳年さん絡みでけんちゃんと顔を合わすだけ。恋愛話に発展する・・・かも?って程度。成田作品らしいといえば毎度ながら「らしい」のですけど、葉月がけんちゃんをどう思ってるかとか、早く知りたいです。(・・つか、けんちゃんについてもそこまで行ってないか)TVドラマの作りの話は、興味深いですね。元々私の出身校がソッチ方面なので。やっぱ、題材にされる専門職の方から見たら、変なトコだらけだよね。商業写真撮ってるダンナも、「カメラマンの取材シーン」とか見ると「あんなパチパチ撮るやつはいない」って呟きますもの(^_^;現場の人達こそそういうのはよくわかると思うのにいつまでもそーゆーシーンがなくならないんだから、お能のようにもっと「未知の世界」の職業は再現も難しそうです。あれ、ちょっと話題がズレた?ズレたといえば、キャラの年齢設定がズレてるような気がする☆1巻ではけんちゃんは23歳だったと思うのですが、TVのことで芳年さんと会話するとこでは28歳。5年・・・経ってるの?でも、巻頭の家系図では、海人が8歳→10歳に、彩紀が高1→高3に、西門は大学生・・・って、あれれ???4巻の家系図だと彩紀は「春から大学生」で、西門は大学院生になってたぞ。一体彼らはいくつなのー?!!ついでに、余計なツッコミをもひとつw一番最初の1/4欄だけ、「7巻を出すことができ」ってなってる。はい、まだ6巻です。重版分からはこういうのは全部訂正されるんだろうか?その辺の仕組みも、ちと気になります。花よりも花の如く 著者:成田美名子白泉社 花とゆめコミックス 6巻は2008年11月発行
2008/11/09
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大天下御前試合の二回戦・大将戦。百舌九の攻撃に満身創痍の伍助だが、妻のため、大事なもののために立ち上がる。そして、いよいよ決着の時が・・・!今月の新刊。カバーはうさぎ道場の面々。マロが相変わらずかわいくてヨロシwカバーを外せば、敵味方様々なキャラクター達。なぜに清木がデカい?鰐淵もジャマだよ。個人的には、キクちゃんや流人をもちょっと大きく・・・。村長達もいるのに、ごっちんの母上がいないのが気になる。それはともかく、本編は流人との試合とその後のごっちん達。本編については今更色々言っても仕方ないので、今回はオマケページ中心に書きませう。まず、一番最後に「その後のうさぎ達」としてうさぎ道場の面々がどうなったかが載ってるのですが、摂津殿、千代吉、ごっちんの辺りは想定内。穂波はなんかカッコえぇじゃんwマロと良成くんはいつまでも仲良さそうで・・って、結婚はせんのかな?マロ、ますます横広がりに(T_T)んでもって、風間はどうしちゃったのよ、コレ!!本編で彼の過去エピソードが出てこなかったのに、これじゃ余計に謎が・・・。結局左目はあるのか?!で、本当に「うさぎ達」しか載ってないんですよ。読切「月は照らす」もごっちん&志乃の娘の話で、清木についてはチラッと出てくるけど、あやふやなまま。清木がなぜああなったのか(=鰐淵がいう過去の清木とごっちんが似てるってことに関係すると思うけど)、それから、一番気になる流人達のその後がどこにも出てこない!!スズメは?百舌九は?鶴屋は?彼らはどうなったのでしょ?!人気投票結果発表マンガでは和やかに話してますが、彼らにも明るい未来はあったのでしょうか。スズメちゃんならマロとくっついても許すんだけどなぁ。(・・にしても、流人の中では鶴屋が一番人気って腑に落ちない)もう一本、弓道ものの読切「よしっ!!」も収録。あれ、これジャンプで読んだ覚えあるけど、高校の名前は記憶にないぞ。上山田ってすぐその辺(長野県)じゃないか。ダンナに言わせるとそういう名前の学校はないらしいですが、近くがモデルかもって思うとちょっと楽しいですねwサムライうさぎ 著者:福島鉄平集英社 ジャンプコミックス 8巻は2008年11月発行
2008/11/06
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ジッリョネロのアジトに戻ったγ達を待っていたのは、ボスの訃報だった。悲しみに暮れるγの前に、ボスの娘を名乗る少女が現れる。幻騎士は、その少女・ユニを次のボスに・・と推すが、突然のことに驚くγは・・・。今月の新刊。カバーはちっこいモスカを持ったスパナ♪中の扉絵だと、モスカに「S87」とか「酢花゜」って入ってて、もうスパナったらおちゃめさん(笑)カバー外せば、γとジッリョネロの先代ボス。γ、若いぞ。本編もジッリョネロの過去話から。結局ユニの父親とかおしゃぶりの謎がまだ残ってるんですね。幻騎士のことは、まぁ次巻以降に先送りするとして。一方、幻騎士と対峙する山本。幻騎士はスクアーロの100番勝負の100番目の相手。山本の脳裏に浮かぶ、スクアーロのDVD。わーい、10年後スクだぁー///でも、歯を剥いて笑うupがイマイチ。もうちょっとお綺麗に描いてやってくださいましー!!(私にとっては小説2巻のカバー絵スクがベストかなぁ)あとは・・・やっぱりスパナ?もうかわいくってかわいくって♪どんどんボンゴレに傾いてくるのが、とにかくイイ!それから雲雀さん(vs幻騎士)。彼が最後に戦いを託すのは・・wオマケページは久々ルッス姐さんが乗っ取り、スクと対談ぎぃやぁーーー、子供時代のルッス姐の写真、怖いぃーッ(T_T)最後はお約束、XANXASの膝蹴り★お気の毒。でもさぁ、10年後ボスってなんか穏やかそうだよね。今に比べれば。まだスク、ボコボコにされてんのかしら?10年後にはヴァリアーも落ち着いてそうな感じなんだけど。家庭教師ヒットマンREBORN! 著者:天野明集英社 ジャンプコミックス 22巻は2008年11月発行
2008/11/05
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視えないけれど物怪が憑きやすい小学生の妹・瑞生と、物怪の姿が視える中学生の姉・静流。ふたりは親元を離れ、憑き物祓いのできる祖父と暮らしていた。ある日、神社で願掛けをした瑞生の背に突然「重いもの」がのしかかり・・・!!ダンナが書店でカバー裏見てジャケ買い。・・・つーても、お金払ったの私ですが。あれやこれやくっつけてきちゃって困る妹と、視えるけれど何もできずに悩む姉、それを厳しく諭しながらも暖かく(?)見守る祖父のお話。1巻だけではまだ「ハマる」とまではいきませんでしたが、3人が三様に微妙に立場が違うのは面白いです。特に妹・瑞生ちゃん。当然ながら自分の意志には関係なく、色んな物が取り憑いちゃう。まだ小学生だから行動も考えも浅薄で、憑かれれば大抵マイナスになってしまう。強気になったり落ち込んだり、クルクル変わる表情がかわいいです。周りの心配は絶えませんが。いつでも冷静なおじいちゃんもかっこいいな。「京極堂」とイメージ被るかも。言葉もキツイし。蘊蓄があれこれ出てくるところも似ています。あんなに長くはないけど。でも、根は優しい人なんでしょうね。カバー裏には、その巻で登場する物怪たち。話としては、一番最後の「ワライヤミ」がよかったです。視えない何かに爆笑される瑞生(^_^;キツネみたいな小動物っぽいの(イズナ?)はかわいいんだけど、本編ではたったの2コマしか出てこない。これなら飼ってやってもいいよなぁ。でも、ウチ、猫いるからダメか。既に7巻くらいまで出ているようなので、とりあえず、近日中に2巻も購入してみようと思います。もっけ 著者:熊倉隆敏講談社 アフタヌーンKC 1巻は2002年6月発行もっけ(1)
2008/11/03
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かの有名な探偵シャーロック・ホームズの姪、クリスティ。彼女は、幼いながらも聡明な頭脳を持ち、ホームズの抱える数々の事件に挑んできた。ある時、ホームズとワトソンはモーティマー医師の訪問を受け、亡くなったバスカヴィル卿の謎を追う事になり・・・。今月の新刊。一冊丸ごと「バスカヴィル家の犬」です。2巻がほとんどヴァンパイアもので「うーん★」って感じでしたが、こちらは原点に戻ってホームズの推理ものです。「バスカヴィル家の犬」、原作読んでるはずなんだけど全然覚えてないや。小学校か中学の時だもんなぁ。でも、村のパブの話だけはなんとなく記憶に残ってます。で、事件そのものと謎解きについては、ここではパス。事件に興味を持ち、メイドのアンヌマリーを連れダートムアへ乗り込んだクリスティ。行動力は相変わらず。けど、振り回されるアンヌマリーはお気の毒。大きなベッドを前にクリスティに添い寝をせがまれ、2日目には胸をもぎゅもぎゅ・・・(--;)クリスティのこの行動、ウチの娘に似ています。赤ちゃん時代からおっぱい大好きな我が娘、今でもたまーに母の胸を・・って、そんな話はどうでもいいって!そのアンヌマリー、旅先でもメイド服着てるのね。この時代の人はわざわざ持ち歩いていたのか、それとも、ただ単に新谷氏の趣味なのか?アンヌマリーに呼び出され、後からノーラもやってきます。ホームズの前で真っ赤になるノーラがかわいいです♪口は悪いけど、ノーラっていい子ですよね。今回は、家庭教師のグレース先生がひとコマも出番無し。クリスティとノーラとグレース先生が頭を突き合わせてるとこ、結構好きなんですけどね、残念。クリスティ・ハイテンション 著者:新谷かおるメディアファクトリー MFコミックス 3巻は2008年10月発行
2008/10/28
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天下の大妖怪ぬらりひょんを祖父に持ち、人間の学校に通う奴良リクオは、その血の1/4だけが妖怪。ある日、奴良組壊滅を企てる新興勢力「旧鼠組」が、リクオのクラスメイト・カナとゆらを誘拐し・・・。今月の新刊。ジャンプ本誌でリクオも周りの連中もどんどんカッコよくなってくるので、1・2巻まとめて購入しちゃいました。はっはっは。カバーは、牛鬼組の牛鬼・牛頭(ごず)丸・馬頭(めず)丸。ちょっとアホだけど、ビジュアル的に馬頭がかわいいと思ってたりします。いや、かなりアホだけどwカバー外した中身、裏表紙まで描いてあるのがいいですね。本編は、まずは旧鼠組vsリクオ。旧鼠の連中、顔がイヤ!特に目がイヤ!!夜のリクオもまだちょっと幼い感じ。でも、この巻の後半になると、ずいぶん大人っぽくなります。その後半は、清継達と山奥へ妖怪探しの合宿へ。vs牛鬼組、馬頭のアホっぷりが見られますwそれから鴉天狗の3人の息子もチラリ。おおッ、イケメン?!いやぁーん、カラス顔にならないでーッ(T_T)つららも相変わらずカワイイですね^ ^リクオを守ろうと必死になって・・・やっぱりリクオにはこの子が一番お似合いだと思うのですけど。ヒロインはつららにしときましょうよ?リクオにくもの巣を取ってもらうトコなんか、サイコー♪オマケページも頑張ってます。このテンション、いつまで続いてくれるかなぁ?化猫組からのお礼は、マタタビジュース。先日、マタタビ茶ってのは飲みましたが、私には普通に飲める味でした。ジュースだとどうかな。つららのリュックには袋詰めの氷。ほんと、夏場は大丈夫なのか?彼女は。最後に2ページ、「ある夏の日の牛鬼組」。牛頭、脱いだら顔に似合わぬすごい筋肉!馬頭はここでもアホの子。けど、なんだかんだで牛頭とは仲良いようです。縁側に座って・・・かわいいなぁ。ただ、牛鬼組には他にもっと使える奴はいないんでしょーか?牛鬼様、お気の毒wぬらりひょんの孫 著者:椎橋寛集英社 ジャンプコミックス 2巻は2008年10月発行
2008/10/15
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天下の大妖怪ぬらりひょんを祖父に持ち、人間の学校に通う奴良リクオは、その血の1/4だけが妖怪。祖父の跡を継ぎ奴良組の総大将を目指していたが、人間界では妖怪は悪者扱いと知り・・・。散々迷ってましたが、2巻が今月発売なので決断!1巻も合わせて購入しました。ジャンプ本誌の金未来杯から気に入ってた妖怪漫画ですwクォーターのリクオは、普段は人間そのもの。奴良組の下僕達も仲良くはしてるものの、そんなリクオに実は不安。ついに総大将の座を狙う者が現れ、ピンチに陥るリクオ。そして、リクオの中の妖怪の血が目覚め・・・。昼間のリクオは情けない感じだけど、夜のリクオはかっこいいです♪1巻は特に、ほんのたまーにしか出てこないのが哀しい。首無もかっこいいし、つらら(雪女)もかわいい。リクオの周りの妖怪達は、それぞれ味があって楽しいです。ヒロインはかなちゃんなんだと思うけど、つららのが好きだな。陰陽師ゆらは・・・ビミョー。ぬらりひょんと結婚した、リクオのおばあちゃんって人が気になる。死んだ二代目ってのはリクオのお父さん?そこへ嫁いできたお母さんも、普通の人間だよね。こんな妖怪だらけの中で平然と生活・・・どうなんだろ(^_^;オマケページの実録文は、イマイチ。人間変化は雪女に限るw夏場の彼女や首無がどんな服装をするのか、とても楽しみです。ぬらりひょんの孫 著者:椎橋寛集英社 ジャンプコミックス 1巻は2008年8月発行
2008/10/14
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マユリの剣により、永い永い一瞬を与えられたザエルアポロ。勝利したマユリは、ザエルアポロの材料保管庫の扉を開ける。一方、斬る楽しみのために剣を振るう剣八だが、なかなか斬れないノイトラに対し・・・。今月の新刊。表紙は護廷十三隊12番隊隊長・涅マユリ様w怖い・・・けど、予想してたよりは地味でした(笑)本編は、まずマユリ様vsザエルアポロから。といっても、すっかり決着はついてますが。マユリ様&ネム、石田も交えてすっかりお笑い要員ですねw初登場時は嫌な奴って印象ばかりでしたが、今は大好きです。(↑一角に絡んでたから余計に)待受もGetしてある程、お気に入りキャラです。ぜひ、ネムを治す際の「映せないこと」も教えて欲しいな。18禁か?ならば、とっくに私は解禁だゾw一護のところへ加勢に来たのは、11番隊隊長・剣ちゃん!!vsノイトラ・・・長いです。コミックスで読んでも長いです(--;)斬った!と思ったら「俺は斬れねえ!!(byノイトラ)」あーーーーーッ、しつこいッッッ!!!剣ちゃんは好きだけど、しつこいのはいい加減にしてくれ★やちるちゃんを守るトコもかっこいいけど、何故に最後は剣道?!ところで、マユリ様が(というかネムが)開けた研究材料保管庫は、その後ジャンプに出てきたっけ?すっかり放置されてる気がするのだけど・・・。BLEACH 著者:久保帯人集英社 ジャンプコミックス 35巻は2008年10月発行
2008/10/08
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どっどど どどうど どどうど どどう二学期最初の日、谷川沿いの小さな学校に突然現れた転校生。まるで風を操るかのような仕草をする彼を、級友達は「風の又三郎」と呼び遠巻きにしていたが、2・3日もすると共に野山を駆け回るようになるのだった・・。今月の新刊。20年以上も前に漫画化したますむら氏の宮沢賢治作品が、3冊の選集として再登場。以下うんぬん再び。3巻目には表題作の他、「雪渡り」「十力の金剛石」「洞熊学校を卒業した三人」の計4本を収録。「雪渡り」「洞熊学校」は、元々動物が出てくる話なのでキャラが擬猫化されてません。カバーの猫は、「又三郎」。トビラと同じシーンですが、昔の絵は真剣な表情をしてるのに対し、カバーの方はちょっと微笑んでる感じがします。それにやっぱりこざっぱりして、マントと靴の材質感もピカピカと表現されてますね。本編では、又三郎がやけに凛々しく賢そうに描かれています。原作もこんなイメージだっけ?もう少し子供っぽかった気がするけど。そうそう、昔、伊藤俊也監督の映画も見たけど、あちらももっとひ弱な感じがしたよな。余談だけど、映画では又三郎のお父さんを草刈正雄が演じてた。未だになんとも言えない配役だと思ふw「雪渡り」は、先日原作のレビューを書きましたね。子供ときつねの交流を描いた物語。キックキックトントン♪の動きがちょっとアヤしくて、きつねも子供達も微笑ましいです^ ^でも、お団子を食べるお気に入りのシーンは原作の方が感動的だったな。「十力の金剛石」は、霧深い朝、王子さまが金剛石を探しに勝手に城を抜け出す話。最初は綺麗な物にばかり目を奪われ、自然を蔑ろにしていた王子さまだけど、草花の声を聞き十力の金剛石を目の当たりにして、少し考えを改める・・・って解釈でいいのかな?実は、これが全3巻の中で一番解釈に困った作品だったりする(^_^;見たまんまでいいのかもしれないけど。「洞熊学校」は、熊の学校の同期だった蜘蛛となめくじと狸が、卒業後にそれぞれどんな人生を送ったか・・という話。これ、かなりエグイです(>_
2008/09/27
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ケンタウル祭の晩、ひとり街を歩くジョバンニは、先程彼に悪口を言って走り去った級友ザネリや、猟に出たまま何年も帰らない父親の事を考えていた。哀しい気持ちを胸いっぱいに、ひとりぼっちでいつしか天気輪の丘にやってきたジョバンニの耳に、遠くから列車の汽笛が届き・・・。今月の新刊。20年以上も前に漫画化したますむら氏の宮沢賢治作品が、3冊の選集として再登場。以下うんぬん。2巻目には、表題作と「セロ弾きのゴーシュ」を収録。「銀河鉄道の夜」は以前にも紹介しましたが、あちらとは収録順が逆で、先に「初期形ブルカニロ博士篇」、次に「最終形」が掲載されています。読み始めて一瞬、あれっ、違う?と焦ったわ(^^;前にも書いたと思いますが、宮沢賢治の原稿は大まかに分けて4稿あり、一般に現在「銀河鉄道の夜」として読まれている童話は「最終形」の方。なので、原作やアニメを見てからこの本を読むと、やっぱり「あれっ?」となるかもしれませんwカバーの猫は、もちろん「ジョバンニ」。「最終形」のトビラと同じシーンですが、昔の絵に比べてなんだかずいぶんこざっぱりとした感じになってます。これは描き下ろしなんだろうな。「セロ弾きのゴーシュ」は、擬人化ならぬ擬猫化してない作品。猫も出てきますが、機嫌の悪いゴーシュに「印度の虎狩」なる曲を大音量で聞かされ、フラフラになるかわいそうな役です★この話、ますむら漫画でどこかで読んだ記憶があるのだけど、どこだかわからない。他の作品は全然読んだ事ないからコミックスじゃなさそうだし、雑誌か何かで掲載されてたのかなぁ?巻末の解説にもあとがきにも初出誌は書いてないので、わからん。(この宮沢賢治シリーズ、「ゴーシュ」だけは雑誌掲載されて、他は全部書き下ろしみたいな記述ならある)宮沢賢治選集2 銀河鉄道の夜著者:原作/宮沢賢治 漫画/ますむらひろしメディアファクトリー 2008年9月発行
2008/09/26
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イーハトーブの大きな森で、両親と妹と暮らすブドリ。だが、ある年の飢饉で食べる物がなくなると、両親は次々森へ入り失踪。妹ネリもある日やってきた男に連れ攫われ、ひとりぼっちになったブドリは・・・。今月の新刊。20年以上も前に漫画化したますむら氏の宮沢賢治作品が、3冊の選集として再登場。厚くて高いのでちと躊躇しましたが、ダンナの快諾を得られたのでまとめて購入しちゃいました^ ^購入当夜、さすがに一気に読むのは無謀か、3冊目の最後の作品を残して居眠りしてしまった私デス★1巻目には、表題作の他、「猫の事務所」「どんぐりと山猫」「カイロ団長」の計4作収録。「カイロ団長」だけ原作を読んでないな。表紙の猫は「グスコーブドリ」ですね。昔の絵と全然別人。新しい方はずいぶん学者然としてますね。私好みの黒白猫w本編では、ネリちゃんがもうちょっと女の子らしくてもいいのになと思ったり。「猫の事務所」は、図書館で黒井健氏イラストの絵本を最近見ました。黒井氏のパステルタッチも好きです。ますむら版は、トビラからまず猫団子w主人公「竃猫(かまねこ)」は、夜、かまどで眠って体がすすだらけだから「かま猫」と呼ばれてますが、彼がかまどで体を縮めているシーンがかわいいです。猫、夜はちゃんと服脱ぐのねwもし竃猫がいたら、丸洗いしてこたつに放り込んでやるのに。「どんぐりと山猫」も先日読んだばかり。レビューも書きましたね。あちらのイメージが強かったせいか、馬車別当に少々違和感。きのこの楽隊も物足りないな。山猫はなんだか威厳よりも愛嬌のある感じw一郎にハガキの文句を拒否され冷や汗かいた顔が気に入ってます。「カイロ団長」は、唯一猫の出てこない作品。原作自体がカエルの話なのかな。さすがにネコ化は無し。くさりかたびらを着たトノサマガエルが気色悪いです(>_
2008/09/25
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楽園エーレの祭りで、11年に一度選ばれる名誉な「花嫁」となったエリセだが、実は「9番目の花嫁」は神への捧げものだった。それを知った恋人リオンは彼女を助けようとするが失敗、楽園を追放され、妖しい貴婦人に買われてしまう。リオンの後を追い神殿から逃げ出したエリセは、謎の男ヴァンと一時的に手を組むが、追っ手から逃げるうちヴァンともはぐれ、女用心棒のいる村に辿り着き・・・。今月の新刊。表紙は、まだまだ謎多き男・ヴァン。紫堂作品だし、彼、根っからの悪党じゃないとは思うんだけど。話は、進んでいるようないないような。リオンは「緋の貴婦人」なるオバサンの元へ売られてしまい、なんだかアンデルセンの「雪の女王」みたいな展開。鞭でリオンを痛めつけるオバサン・・・わお、SMの女王だぁ!リオン、イーコトまではされちゃってないかな?ドキドキ☆一方、エリセは、少しずつ情報を集めながらリオンのいる方へ。たっくましいなぁ、さすが紫堂ヒロインwハオマの村で女用心棒・アナエルと出会い、ようやく自分の額の「花嫁の入れ墨」の意味を理解します。ここで伏線?アナエルの友達として、女傭兵キーラというキーワードが示されます。南へ行けば・・・って、移動距離がまだまだ広がる暗示かしら(^_^;エリセとリオンの再会もいつになるのやら。エリセを追う神殿の神官ザディアスは、エリセに押し付けられた少女・シエナと一緒。ザディアス、まだハタチだったんだーwもちょっと老けて見えるよ、苦労性?!ザディアス・シエナ・リオン・・・と謎のアザを持つ人間がとりあえず3人いる訳ですが、こっちもこれから増えるのかな。この辺り、まだ先が全然読めません。今、一番リオンに近いところにいるのが、エリセ(花嫁)でひと稼ぎしようと企むヴァン。でも、↑上でも書いたけど、彼って今までの登場人物の中では一番頭がキレそうだし(ザディアスは頭良くても堅くって★)、ワルのままでは終わらなそうなんですよね。見た目は男性キャラではザディアスが好みだけど、読んでて楽しいのはヴァンの方だったりします。聖なる花嫁の反乱 著者:紫堂恭子講談社 ミチャオKC 3巻は2008年9月発行
2008/09/24
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可愛くて食べるのが好きな月島きらりは、中学2年生。人気ユニット・SHIPSの星司に憧れて芸能界入りを決意、SHIPSと同じ事務所でアイドルデビューを果たす。芸能科のある中学に転入したきらりだが、その日から彼女の周りで妙な事が起き始め・・・。くれぐれも言っときますが、私の趣味じゃないですよ。本屋に行くたび、娘が「きらりの続きはぁ・・・」とつぶやくの。まるで、呪いの文句のようです仕方ないので、じゃんけんで勝てたら買ってやることに。・・・そしてまた負け、2巻を買うハメになった母であります★なんで、オーディションから1週間でCMデビューできちゃうの?とか、そういう無理矢理かつ無茶苦茶な展開はこの際無視するとして、2巻にも変なキャラが出てきましたよ。しかも、猫とセットで。あ、ここ↓、思いっきりネタバレね。今回の新登場は、きらりの幼馴染みの少年・嵐くんと、その飼い猫の「なーやん」。「なーやん」はその名前でわかる通り、きらりの猫「なーさん」ソックリ。なんと、生き別れの兄弟!すぅぱぁきゃっと(なぜか平仮名)がまた増えたーッ。あぁ、でも、「なーさん」は結構好きなのよ。設定はともかく、見た目の愛らしさにクラクラwぎゅっと手掴みしてポケットにでも突っ込んで、連れ歩きたいわぁ♪先日ちょっとイタズラ描きしてみたら、簡単に描けました。すんごく描きやすいです。「なーやん」にも挑戦してみよっかな。初主演ドラマの話も舞い込み、浮かれたり落ち込んだり忙しいきらり。恋もまだスタートラインに立ったばかり。絵がチャラチャラしてて少々読みづらいですが、(特にフグをフグと認識するのに時間かかった。目が・・・)きっと今月中にはまたじゃんけんさせられ、3巻が手元に・・・なんてことになるのでしょう(--;)なんで、それをレビューしてるのか、自分としてはよく納得できてないんですが・・・はて?はて?きらりんレボリューション 著者:中原杏小学館 ちゃおフラワーコミックス 2巻は2005年3月発行
2008/09/18
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先日レビューを書いた「TONOちゃんのしましまえぶりでぃ」。シリーズが他に4冊出てるとわかり、即注文。1冊取り寄せ商品があったため少々遅くなりましたが、本日ようやく届きました^ ^・・・が、いきなりダンナに取られた(T_T)いいよ、いいよ。後でゆっくりじっくり楽しませてもらうよ。チラッと覗き見したら、うぐいすみつるさんとの共著「しましまえぶりでぃ」の方では、しまちゃんの前から飼っていた猫の話も載ってるみたい。わくわく
2008/09/14
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ドアのすき間からこっちを見張り、遊んでくれよと促す飼い猫のフィーちゃん。けれども、今、飼い主・TONOさんはお仕事中。哀しくなったフィーちゃんはついに・・・?漫画家TONOさんと、フィーちゃんを始めとする猫達とのほのぼの日常マンガ。今月の新刊。「しましま」は、マンガ情報誌「ぱふ」や同人誌「身辺雑布」で読んでて、ずーっと好きなんですよ。しまちゃんが亡くなった時のお話は、ワンワン泣いたなぁ。1巻は、遠い昔にイベントで見つけて即購入したし。で、全部で4巻まで出てるって気付いて探したけど、なかなか出会えず楽天ブックスは品切れ状態。長い事気にし続けて、今回ようやく2巻が発売。・・・あれ?2巻?調べ直したら、今回出たのは「TONOちゃん」の「しましま」。へ?何、ソレ?!そーなんです。妹・うぐいすみつるサンとの共作・元祖「しましまえぶりでぃ」と、今回の「TONOちゃんのしましまえぶりでぃ」は別物なんですねぇ。知らなかったよ・・・。ってことは、元祖「しましま」の1巻と、新作「しましま」の2巻を持っている訳なんだな(--;)昨年秋にそれが全部再販だか新装版だか出たようなので、慌てて一気に注文、今、到着を待つ日々であります。前置きが長過ぎだってば★それくらい好きな本なのよw本編に入ります。基本は、作者TONOさんと猫との日常の何気ない話。TONOさん、性格悪ぶってて、猫を「ケダモノ」と呼んだりバカと言ったり、フケツ呼ばわりしたり・・・けなしまくり。だけど、どのエピソードも全然嫌な印象がなくて、一緒に笑って一緒に口元引きつらせて、一緒に「猫ってカワイイー♪」って騒ぎたくなるんですよね。猫のダメな部分が描いてあっても、「あらあら、大変ね」って感じ。それとも、「そうそう、ウチもなのよ」かな?どんなにヒドく描いてても、ぜーんぶ愛情たっぷりに見えるから、数ある猫マンガの中でも1・2を競う私のお気に入りなんですwTONOさん、これからも猫を飼い続ける限り、悪口を描きまくってくださいませ^ ^そして、時々、じんわり泣かせて下さいね。TONOちゃんのしましまえぶりでぃ 著者:TONO朝日新聞社 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 2巻は2008年9月発行
2008/09/12
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「卵」を取り戻しに教団本部を襲撃するノア。なんとか阻止したものの、その最中にアクマが進化し、レベル4が誕生してしまう。レベル4のかつてない強力な力に、次々倒される仲間達。エクソシストとして生きる事を選んだリナリーは、液化したイノセンスを飲み込み・・・!今月の新刊。カバーは教団科学班。差し出す右手はリナリー・・・かな?いいなぁ、こういう雰囲気と色使い。構図も好きだな。本誌で話知ってるから、本屋で泣きそうになったけど。教団を破壊しまくり、「室長」コムイを追い回すレベル4。コムイを助ける為、震える心を必死に抑え発動するリナリー。兄妹の絆がいいですね^ ^この辺りのコムイはヘタレ度に磨きがかかっちゃってますが、戦いに向かう妹を思う気持ちを考えれば、やっぱり素敵なお兄さんだなぁと思います。彼には彼の戦いがあるんだよね。ノアに襲われ、守化縷(スカル)にされてしまった科学班メンバーのタップ。別れのシーンは何度見ても泣けます。「イマ 生きられルナら・・・」最後の言葉は号泣ものだわ(T_T)ただね、冷静に読み返すと、他の死者達は?とツッコみたい点も無くはないのですが(--;)騒ぎが収まって、ボロボロになった教団本部は引っ越しを決定。科学班の膨大な荷物の片付けを手伝うアレン達に、また新たな災難が!!ツインテールなティムキャンピー、かわいいなぁ、欲しいなぁwニャーニャーブックマン、ほんっとキモイさぁ!!ミランダ&マリ、すっかりいい雰囲気♪くっついてしまえwあー・・・どうせならこの話をコミックス1冊にまとめて欲しかったさぁー。17巻が待ち遠しいです。途中にチラッと、ノア家の人々。ティキ、元気なのは嬉しいけど、ロン毛じゃない方がいいなぁ。ロードはやけに幼児化してません?伯爵のコーヒーと「デスノ」のLのコーヒー、激甘なのはどっち?(いや、どっちも甘いだろうけど★)ノアはまだまだ謎に包まれているようです。D.Gray-man 著者:星野桂集英社 ジャンプコミックス 16巻は2008年9月発行
2008/09/11
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講武館との対戦相手を決める大天下御前試合に参加し、2回戦を迎えたうさぎ道場の面々。対戦相手である連兵館を乗っ取り出場する流人達の怒濤の攻めに、マロも穂波も苦戦する。そして3人目の試合、千代吉vsウズラが始まる!!今月の新刊。カバーは、主人公夫婦と流人+α。く・・・暗い。6巻も微妙な色合いだったけど、これはまたビミョーな(--;)カバーを外せば、鰐淵vs風間。結局2回戦は風間の出番がありませんでしたね。本編は、中堅戦・千代吉vsウズラ、副将戦・摂津vs鳳、最後にちょこっと大将戦・伍助vs百舌九。鳳のターンでようやく流人の「動機」が明かされます。周囲からはみ出た幼き日の彼らを、暖かく包み込んでくれた「飛鳥」という存在。伍助が、志乃が、穂波が抱えてきた講武館への思いと重なるものが、そこにあったんですね。流人達、連兵館を乗っ取るやり口は間違ってると思うし許せませんが、6巻でのスズメの涙辺りから結構好きです^ ^あとは、戦いの合間のうさぎ道場のやり取りがいいです。ナナ菜が原料の薬を飲まされた穂波、ご愁傷様w傷付いた兄を手当てしようとする志乃に、ダンナの所へ行けと言う摂津殿。いい兄じゃのう。それから、うさぎの面を付け試合に臨むごっちん。んもーう、志乃ちゃんラブラブなんだからぁ(笑)うさぎ道場っていいなぁ。次の8巻が最終巻ってのが、ほんっと惜しいです。そうそう、幕間のごっちんと志乃の初期設定イラスト。どっちもイヤーーーッ(>_
2008/09/10
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