ケルトの夢

ケルトの夢

ブロークン・フラワーズ



へ~、USAでもこんな映画撮るんだあ!というのが一番の感想。
で、私には、忘れられない作品になりそうです。
でも、万人向けじゃないです。ご注意。絶対評価真っ二つです。

ストーリーは、元ドン・ファンのIT長者?で、所在無げな毎日を送る主人公のもとに、差出人のないピンクの手紙が届く。
「あなたと別れてから妊娠に気付き、一人で育てた息子が19になった…」というもの。
考えられる元カノは5人。
おせっかいな親友に、元カノたちを訪ねていく段取りを組まれて、渋々謎探しの旅に…というロードムービー。

なるほど。男性にはこういうサプライズが起こりうるねv

他にも書いている方いらしたけど、私も真っ先に『舞踏会の手帳』思い出しましたよ(全然違う・笑)。



かもし出す雰囲気、無表情を貫くビル・マーレイ。豪華な女優陣。
『ナルニア』で白い魔女を演ったティルダ・スウィントンも全然違うイメージで出てます!
そこはかとないおかし味がいいんですが、言ってみれば「何もない」映画なので、すごい笑いやどんでん返しのミステリーを間違っても期待してはなりません。

後から知ったのですが、本物のビル・マーレイの息子が登場。親子の競演です。それ知ったら、よけいおかしい。

あ、カンヌでグランプリ取ったやつです。



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