わんこの年金教室

ぽぽです。

このところ毎日のように、 年金の消えた加入記録 について
テレビで報道されています。

その中で、良くお見かけするご夫婦がいらっしゃいます。

国民年金の支払いを続けていらして、
途中支払がしていなかった期間がありました。

そして、昭和54年に少し余裕が出来たので・・と
過去の支払をまとめ払いをしました。
ご主人が7年と数ヶ月分
奥様が4年と数ヶ月分
です。

それから、約30年が経過して
ご夫婦が５０代を迎え、年金のことが気になり出します。

それで、保険の加入記録を調べたら、さあ大変

↑分の保険料が記録から消えてしまった！！

合計すると約12年分、ご夫婦の年金受給額が 年に
24万円 も消えてしまったことになります

支払った保険料も大金です。

このケース。もしかしたら・・と思う事があります。



一昨年　とある市役所の職員さんと話した時に
言われました。

「近く　国民年金の記録は 市役所からなくなります 。
今後は社会保険事務所でお願いします。」と。

すると、先日の新聞に
「国民年金の事務が市区町村から社会保険事務所に
移って以降、 年金記録台帳を処分 した市区町村は
100件以上ある。その指導は社会保険庁によるもの」

処分までしなくて良かったのに・・

台帳は一応マイクロフィルム化して社会保険事務所に
移されているそうですが、 市区町村のベテラン職員さんに
手書き台帳を確認してもらった方が、正直なところ
もらい忘れ年金の記録の新発見 が多かったです。

ベテラン職員さんは色んなケースに精通しておられるので
ホントいつも良いアドバイスをして下さいます。

「その当時の住所(旧町名）はわかりますか？」とか
「アパートの名前は覚えてますか？」とか
と職員さんから質問を受けて
年金を受け取るご本人に記憶を辿ってもらうと
1年分の年金が増えたなんてことも。



前記のご夫婦ももしかしたら市区町村に
手書きの台帳が無かったのかも。

社会保険庁がこのケースにどう対応するか
見守りたいと思います。

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