PR
カレンダー
コメント新着
今日の読売新聞に先日のピクシーの退席処分について、日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長がレフェリー通信としての素晴らしいコラムが載っていたので紹介したいと思います。
‘度量示し、信頼得る手も’
J1第29節、横浜M-名古屋戦の終了間際、GKがピッチ外へ蹴り出したボールを名古屋のストイコビッチ監督がボレーで蹴り返し、ゴールに入れた。約40メートルの見事なシュートだった。彼はこの行為で退席処分を受けたのだが、主審はその素晴らしいゴールに拍手を送るくらいの度量があってもよかったのではないか、と思う。
試合中、ストイコビッチ監督が何度も異議を示したこともあり、第4の審判から指摘を受けて、主審はこの行為も異議ととらえた。対応が間違っているとは言わない。決められたルールに基づいて対処するのが日本人のメンタリティーなのかもしれない。しかし、もう一つの選択肢もあった。
観客らは、現役時代と比べても色あせない足技に称賛を送っていた。これにうまく対応していたら、主審と監督の間で、判定とそれへの異議という対立関係が解消出来たに違いない。結果的に主審はゲームを手中に収めることになる。
2002年日韓W杯の韓国ースペイン戦で、激しく異議を示す韓国のヒディンク監督に対し、エジプト人主審は笑顔で語りかけながら巧みにその場を収めていた。
今回の出来事は試合終了間際に起きたが、もし異なる対応をしていたら、その後の試合でも、あるいは違う審判だったとしても、ストイコビッチ監督はこれまで以上の敬意を持って対応してくれるようになるだろう。そうして信頼関係が築き上げられるのだ。(日本サッカー協会・松崎康弘審判委員長)
まさしく松崎審判委員長のおっしゃる通りだと思います。僕は後から映像でしか見ていませんが、見た人なら誰でもすごい!!って思うだろうし、試合を壊さないものにするのであれば、度量のある対応もあったように思います。
というのも、試合を左右するような厳格さを求められるような場面では決してないからです。
異議を言ったらむきになったようにイエロー出す審判もいるけれど、もうちょっとコントロール出来ないのかなって思う時もあります。
審判がいなければ試合は成り立たないけれど、審判のレベルももうちょっと向上してほしいって思いました。
天皇杯準々決勝 横浜F・マリノス戦 2012.12.23 コメント(4)
レッズ戦 2012.12.01
新潟戦 2012.09.29
購入履歴