弟好きの神



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・アベルとカイン
→アベルのささげものが誉められ、カインは嫉妬から殺人を犯す。


・イサクとイシュマエル
→異母兄弟だが、イサクが年下。イシュマエルは母と共にアブラハムに捨てられる。(ただし、助かる。)


・ヤコブとエサウ
→「兄が弟に仕える」(創25;23)とまで言われる。長子の権利を買い取り、父からの祝福も騙し取るが、しつこく「ヤボクの渡し」(地名)でしつこく喰らいついたヤコブに軍配。


・ヨセフと11人の兄弟
→兄の気持ちをまったく考えず(アホなのか?)、夢の内容をかたり、怒りを買う。しかし、神に導かれエジプトのNO2に。ただし、下の弟ベニヤミンがいる。末っ子ではない。


・エフライムとマナセ
→ヨセフの子ども。なぜかヤコブはエフライムを優先的に祝福。自分に似てたのか??


・モーセとアロン
→言わずと知れた有名兄弟。アロンは祭司として特別な存在となるが、モーセは主に「なぞや幻を通じてではなく、口から語り、主の形を見る」。(民数12章)とまで言われる優遇振り。そういえば生まれ育った環境も王子と奴隷なんだから、凄い格差だ。


・ギデオンと兄弟達
→あまり詳しくは分からないが、マナセ一族の最も小さな氏族の一家で、しかも一番小さい者だったらしい。(士師;7章。小さいのは年齢と推測。ひょっとして体の事か??)


・ダビデとエリアブ、(その他兄弟たち)
→「人は外見や形をみるが、主は心を見る。」(1サム;16章)が有名。
つまり「主は心を見るが、人間は外見や形を見る」ってことだ。(いや、皮肉じゃなく真理だと思う。)


・ソロモンとアドニヤ(達)
→1番頑張ったのは母バテ・シェバ。ダビデの弱点はなんと言っても女。ソロモンに至っては女で国を滅ぼす。


番外編・サムエル
→サムエルは母ハンナの長男で、下に三人生まれたが、父エルカナが多妻(ベニンナ)だったので、弟とも言える。また、物心つく前にエリのところに預けられたので、実質エリの息子2人(ホフニとピネハス)の弟として育てられただろう。
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旧約で思いついたのはこんなところ。
弟ではないが、単純に若いといえばヨブ記のエリフやエレミヤも見逃せない。
例外をあげると、ノア・アブラハム。といったところか。


「兄が弟に仕える」(創25;23)の印象が強い。こんなネタを思いついてしまう位、僕の中で~ヤコブ~の存在感(創27章)は特別なのだ。「喜び歌え。ヤコブの神を。称えよ、褒め称えよ。」という合唱賛美歌が好きなせいもあるかもしれない。別に長男だからコンプレックスを感じているわけではない。あしからず。むしろ、長男でよかったと感じることのほうが多い。

 まぁどうでも良い豆知識なのだが、将来何かのネタに使えるかも知れないので乗せときます。イエスはもちろん長男。


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