いよいよ、「突入」しまっせ!
《歌手になるつもりが・・・・(77)》
時間はとうに0時を回っていた。
「明かりも消して・・・」
私のベッドに・・・むこうを向いて潜り込んでいる「キリン先輩」のくぐもった声が聞こえた。
「ああ・・・・」
私は蛍光灯のスイッチを消したが・・・・切れかかった街灯の明かりがちかちかと点滅し・・・・ベッドに横たわる彼女のラインを写し出して・・かえって刺激的だった。
私は着ていた物をすべて脱ぎ捨てて・・・・ベッドに体を滑り込ませる。
狭いシングルベッドであった。
仰向けにもうつ伏せにもなれないから・・・・体は左半身を下にして・・・・・ちょうど同じ向きで同じように寝ていた彼女の背中に密着した。
瞬時に彼女は身を固くする。
「ねえ・・・こっちを向きなよ」
優しく肩に手をかけ振り向かせようとしたが・・・・・身体を固くしたまま動こうとしない。
こんなときに無理をしちゃいけない・・・・・私は右手を彼女の肩に置いたまま耳元で囁いた。
「何もしなくていいよ・・・・俺・・・・今日はこのままずっとそばにいてくれるだけでいいんだ。・・・・」
それでも彼女はじっとしたまま動かない。
そのうちに私の肩が布団の外に出ているから寒くなってきて・・・・・腕を布団の中に入れると・・・・・その手を置く場所に困って・・・仕方なくパジャマの上から彼女の腰に手を置いた。
今までだって・・・普通の洋服の時にその辺に手を置くことはあったが・・・・・ちょうどパジャマのズボンのベルトのあたり・・・・・腰骨のあたりの素肌に指が触れる。
薬指の先がズボンの中に少しだけ入った。
「待って・・・・・」
はじめて彼女が口をきく。
そして覚悟を決めたとでもいうように・・・・・ゆっくりと振り返った。
その時、彼女の手が・・・・何の気なしに私の屹立しているものに触れ・・・私がなにも身につけていないことに気づく。
相対した形にはなったが・・・・彼女はそのまま私の胸に顔をうずめてしまった。
しかしそのおかげで・・・・・彼女の首筋には左腕が・・・・右腕はそのまま素肌の背中に手を回し・・・・しっかりと抱きしめるることができる。
「こっちを向いてくれないか?」
私が頼んでも顔を上げようとしない彼女だったが、背中の右手を彼女の口元まで持ってきてひょいと顔をあげさせた。
「大丈夫かい?」
「キリン先輩」の体がかすかに震えているように感じた。
「少し・・・お話しでもしようか?」
その時かすかな声で彼女が口を開く。
「ねえ・・・・ほんとにあたしでいいの?」
「何を言ってるんだよ・・・・俺の方から好きだって言ったはずだよ?・・・・麗ちゃんじゃなきゃだめさ・・・」
「でも・・・あたし年上だから・・・・」
「これが二人の運命なんだよ」
彼女はそのこと・・・・出来るだけ先に延ばそうとしているように思えた。
その為にはずっとおしゃべりしていれば・・・・・そんな感じがした。
しかし、彼女がここにいるということは・・・・彼女自身が決めたこと・・・・後は私がそのきっかけを作りさえすればいいのだが・・・・その為には彼女のおしゃべりを止めなければ・・・・・・
まだ話し続けようという彼女の口を・・・・私は自分の口で覆い、それからあごにあった手をそのまま・・・・下におろしてくる。
彼女の着ていたパジャマはホック式のボタンで・・・・胸元から手を入れ提げていくだけで・・・パラパラとはじけていく・・・それに従って彼女の胸元が露わになっていった。
ブラは・・・パジャマに着替えた時に外したらしい。
「キリン先輩」の・・・・ちょうど私の手のひらに収まるサイズの二つのふくらみを確認すると・・・私は・・・・うつ伏せになって彼女の上に覆いかぶさっていった。
彼女もようやく落ち着いたのか・・・・・仰向けになって自由になった両手を、私の首筋に回す。
この時になって私は、ふさいでいた彼女の唇から・・・・私の唇を外し・・・そのまま彼女の首筋を這わすように胸元に向かっていった。
ゴメン・・・・ここまで書くのも時間がかかった。
続きは後で・・・・・
それともやめといた方が良かったかな?
それならそれで・・・・あらためて「からす登場」させちゃうけど・・・・・
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