けっこう有名なお話しだから、みなさんもきっと知ってらっしゃるかと思う。
私はこの話を・・・・「 サーカス 」で知った。
実は・・・「 葛の葉 」という演目が・・・・その「 サーカス団 」には伝統的に残っているのだ。
足芸である。
女性芸人さんが・・・・出てくると、お尻のあたる部分をちょっと高めにしたテーブルに横になる。
そして・・・・ボールや樽・・・いろいろなものを足で回すのだが、・・・・皆さんも一度は見られたことがあるだろう。
この足芸の中に、「 葛の葉伝説 」の演目があるのだ。
詳しい話しはあとで話すとして・・・・最後にその女性芸人が「障子」を足で上げ・・・・その「障子」に・・・・他の芸人が登って・・・さらさらと和歌を書くのである。
その和歌とは・・・・
「 恋しくば 尋ね来てみよ 和泉なる 信田の森の うらみ葛の葉 」
実に達筆であった。
その伝説をご紹介しよう。
717年・・・・唐に留学した「 安部仲麻呂 」のことは・・・・歴史の教科書で勉強されたことだろう。
その8代目の子孫に「 安部保名 」(あべのやすな)という人がいた。
彼が「 信田の森 」でキツネ狩りに追われた「 白狐 」を助けたのだが・・・・その為に傷を負ってしまった。
やがて、美しい娘・・・「 葛の葉 」が現れて・・・優しく介抱するのだが・・・
それが縁で・・・「 保名 」と「 葛の葉 」は結ばれ・・・「 童子丸 」という子供ができる。
しかし、・・・・この「 葛の葉 」・・・・・実は「 白狐 」の化身であった。
あるとき・・・・菊の香りに心奪われて・・・つい元の姿に戻り・・・その姿を「 童子丸 」に見られてしまったから大変!
「 童子丸 」は驚いて泣き出してしまったから・・・・その泣き声で・・・・外にいたはずの「 保名 」が戻ってきて・・・・彼もその「 白狐 」の姿を見てしまった。
そこで「 葛の葉 」は・・・・・
「 恋しくば 尋ね来てみよ 和泉なる 信田の森の うらみ葛の葉 」
という歌を残し立ち去ってしまうのである。
どうです?・・・・・私はこんなお話しが好きなんですよね。
おっと・・・・それでね・・・・この「 童子丸 」が成長して・・・・のちに「 安部清明 」になるんですよ。
そうそう・・・陰陽師の「 安部清明 」
彼は「 人間と白狐のハーフ 」だから・・・・ 陰陽道にも精通し、式神を自由自在に操り、鬼界を覗き、吉凶を自由に差配出来た異能者だ という由来の話しとなるわけですけど・・・・
「 鶴の恩返し 」のお話といい、この「 葛の葉伝説 」といい・・・・
動物を助けると・・・・美人の奥さんと一緒になれる。
そう言えば・・・・昔、野良犬に餌をあげたことがあって・・・それから少ししてかみさんと出会いました。
もしかしたら、かみさん・・・・・「戌年」の生まれだから・・・・「犬の化身」だったりして・・・・・
通りで最近・・・私のやることなすことに腹を立て・・・・キャンキャンとうるさくすると思ったら・・・・
いやいや・・・・こんなこと書いたらまた叱られる。
ホントは皆さんの中にも・・・こういった類の美人がいるんじゃないかと疑ってるんですけどね?
あなた・・・・・そうじゃないんですか?
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