私が若い頃から通っていた「青森市のスナックのママさん」。
私の記憶が確かなら、もうかなりのご高齢なはず。
(年齢は知ってますが・・・・・女性の年は言わないことにしてます。)
「青森市のスナックのママさん」とは書きましたが、実のところそのお店は・・・その「ママさん」が「オーナー」で、実際は孫娘にやらせてるんです。
孫?・・・・娘じゃないの?
そうなんですよ・・・・その「実質ママさん」の母親も「ママさん」をやってたんですけどね・・・・今は、もう一人の孫・・・・こちらは息子なんだけど、「居酒屋」をやってまして・・・・そちらの手伝いに徹してます。
こちらはかなり美味しいと評判で・・・・いつ行っても混んでるお店なんですけどね。
そちらはさておいて「スナック」の方・・・・
普段は「婆オーナー」はお店に出てなくて・・・・「孫ママさん」と従業員の女の子の二人で営業してるんですけど・・・・・私が行くと・・・・「いらない」っていうのに、お婆ちゃんを呼び出すんですよ。
先日も、最後の締めにスナックによったんですけどね・・・・・
「あ、オーナーを呼びます。」
頼みもしないのに電話を掛けられちゃって・・・・気の毒じゃないですか・・・・私のために遠い道のりをタクシーで・・・・・
これが・・・来るんですよ・・・・わざわざ・・・・
で、・・・「あら~、ナイトちゃんしばらく!!」って抱き着こうとするんですけどね・・・・私も抱きつかれちゃたまらない・・・・まだそれだけの俊敏さがあるのかってくらいのスピードでよけるんです。
「ま、いいからママ・・・・だまって飲みなさい。」
私にとってはいつまでも、やっぱりこの店の「ママさん」なんです。
「優しいっきゃのう・・・・ナイトちゃんはいつまでも・・・・」
津軽弁でそういうのです。
「この優しいそぶりに、何人の女の子が泣かされたことか・・・・・」
おいおい・・・・そんなことはないぞ!
「あ、そういえば・・・・2番目に付き合ってた女の子・・・・あんたにそっくりだったんだよ・・・・ナイトちゃんの好みの顔だ。」
従業員の女の子にそう言うんですよ。
「あら・・・あたしもナイトさんって好みのタイプですよ。」
ウソつけ・・・・
「今度ごはんにでも連れてってもらいへ(もらいなさい)」
「ナイトさん、お願いします。」
いうのは勝手だけど・・・・これは「婆ママさん」の勘違い。
私はこのお店に、カミさんとは着たことがあるけど、ほかの女性を連れてきたこともないし・・・・ましてや女性とおつきあいした経験もないというくらいモテなかったんだから。
だから、この従業員の女の子もうそつきでしょう。
「最初の女の子はねえ・・・・うちの20歳の従業員・・・◎◎ちゃん・・・。この子は別れるとき泣いたねえ・・・ね、ナイトちゃん。」
年代的にはその「◎◎ちゃん」・・・知っているけど、私がこのお店に着だしたころは、もうすでに結婚して子供さんもいたはず・・・・一度やめて子供が生まれてからもう一度勤め始めたころだと思う。
「××ちゃんは・・・・別のお店の子でねえ・・・・そこはクラブだったから、お店が終わってから待ち合わせをしてね。・・・うちでしばらく飲んでから二人でどっかに出かけてたわよね。」
あのね・・・・その当時はしがないサラリーマン・・・・クラブなんて行ったこともありません。
「そうそう・・・・6番目の子だったかな?・・・・別れるとき包丁沙汰になっちゃってさ・・・・ナイトちゃん、刺されたんじゃなかったっけ?」
刺されるって・・・・・私の肌には手術のメスの一本も入ったことはありません。・・・ましてや包丁だなんて・・・・・
「誰と勘違いしてるんだよ?」
「ナイトちゃんだと思ったんだけどなあ・・・・」
こんな話しで・・・・「婆ちゃんママさん」のリハビリにお付き合いしているんです。
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