今現在・・・むつ市の天候なんですけど・・・・太陽がさんさんと輝き、・・・昨日までの雪がウソのようです。
昨日の雪も・・・どちらかというと水分の多い雪・・・春近い頃の雪の様なんですよね。
このまま春になってくれればいいなあ・・・・・
「結婚しない鉄道員」(仮題84)
営業所の食堂では「酒飲み合戦」が始まりました。
かたや長丸花子・・・・かたやK・・・・
それに割って入って鈴木社長が参戦した。
竹夫はもちろんのこと、この合戦前にすでに酔っぱらってしまっているレディ・マッスルと佐藤所長はダウン寸前で参戦することもできない。
「やっぱりこの辺の生まれの人は酒が強いね。・・・・あたしはあまり飲めないから途中からの参戦だけどそれでもいいよね。」
わきの方に置いてある5本の一升瓶を片目に・・・鈴木社長は了解を花子とKにもらった。
「いいよ社長・・・・これでもまだアタイはまけないからね。」
花子が言うと負けじとKも・・・花子を睨みつけながら・・・
「あたちは負ける気はしないね、」
強がって見せたのである。
鈴木社長はまだ一滴も口につけてないのに対して・・・・花子もKも脇の5升を全部二人で飲んだとは言わないが、佐藤所長、レディ・マッスル・・・・そしてキコリの特殊レンジャー隊員たちの酔いっぷりを見ると・・・・この二人がそれぞれ一升ずつは確実に飲んでいるように思えた。
「それじゃ・・・・・用意ドン!」
この掛け声とともに三人は、それぞれの新しい一升びんから、三ツ◎サイダーのコップに冷酒をくんだのである。
一杯目は・・・鈴木社長がグーッと一気に飲み干したが、花子もKも少しずつ飲み始めた。
「おいおい・・・なんだ二人ともたいしたことないじゃないか?」
社長ははやし立てたが、二人は意に反さない・・・少しずつ飲んでいったのである。
社長の一升瓶がそろそろ半分ほどになったころ・・・・つまり5合ほど飲んだ頃・・・・花子とKが追い付いてきた。
「え?おかしいな・・・・あ、俺何も食べてないからな・・・・すきっ腹に日本酒は効くんだよな・・・・」
鈴木社長は言い訳がましいことを言い始めた。
「男だろ?女に負けていいのか!」
花子が社長に向かって怒鳴った。
Kは・・・ただ無言で飲み続けている。
しかし突然・・・・目に大粒の涙をため・・・・一気に泣き叫んだ。
「お姉ちゃん・・・・会いたいよう・・・・」
これには酔っているはずの花子も驚いたようで・・・・
「こいつ。子供のころから酔うと、お姉ちゃんって泣くんだよ。…いもしないのにさ。」
花子にはその姉の存在を知らないようであった。
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