「落語」その8
「道具屋」のようなもの・・・
10年前のこれを書いた前日・・・、低気圧の通過にともない、深夜まで工事現場のパトロールをしていました。
数週間前に、低気圧に津軽海峡沿いの工事現場がやられ、3日前に完成した工事が全滅しちゃって、総被害額87億円だったんですよ。
何十年かかって作ったものが、一瞬ですからね・・・・・1600トンのコンクリートの塊が、数十個・・・全部ひっくり返ったんですから!(沖にある防波堤ですけど)
マア、パトロールしたって、自然の力には勝てませんけど、心配になっちゃってねえ・・・・・
そういうわけで、昨日の深夜は、続きを書けませんでした。
幸い、私のとこは被害はなかったんですけど・・・・北海道は大変でしたね(竜巻)
たくさんの被害が出ちゃったんです。
で、今日は「道具屋」の続きなんですけど・・・・・
きのう書いたとこは、落語の本編そのままなんですよね。
だから、「夢」の中といっても、自分の知ってる落語をそのまま書いちゃってます。
あまり考えもしないで、会話文だけで書いちゃいましたから、つまんなくなっちゃってますねえ。
恵さんてブログ友達が、「日光の手前」っていうのも無理はない・・・(「いまいち」って町があるんでそのことでしょ?)
これで、皆さんが「落語」を嫌いになられると、私が「日本の伝統文化」をつぶした・・・ってことになりますからねえ。
ナントカ汚名挽回をしたいと思います。
でも、ここからは、「道具屋」のあらすじの次の部分・・・・つまり、私が「夢」の中で創作した部分ですからねえ・・・・
古典落語っていうのは、名人上手といわれた「師匠」たちが、徐々に完成させたものでしょ?
その続きを、高校生だった私が「夢」の中で作ったものですから、もっとつまんないでしょうね。
と、先に言訳しつつ・・・・話しをつづけます。
誰にも何にも買ってもらえない「道具屋」の私こと「与太郎」さんは、売れない理由を、自分のせいではなく、「売ってる商品」にあると思っちゃうんですよね。(ポジティブかな?)
「おじさん、ちょっと店番してておくれよ、ちょっくら仕入れしてくる!」
隣の道具屋さんに頼んで、出かけちゃいまして・・・・・・
ここで、この落語に出てくる「符丁」(業界用語?)についてお話ししときますが、
お客様が何も買わないで行っちゃうことを、「ションベンされる」って言ってます。
この語源については、ほんとかどうか知りませんけど、二つの説がありまして・・・・・・
一つ目は、「蛙のツラにションベン」なんていう表現があるでしょ?あれらしいんですよ。・・・・「買わずに行く」→「かわずに行く」→「蛙に行く」→「蛙のツラにションベンかけに行く」・・・そこから、ションベンが「買わずに行く」ことになったという説と、
二つ目、「買わずに行く」が「厠(カワヤ)に行く」・・・・つまり、「トイレに行く」になまって、ションベンが 「買わずに行く」という意味になったという説があるそうです。
これ、私が実演販売してたときの豆知識ですけど・・・・・・・
でねえ・・・話しは元に戻しますが、どこに行くったって、アテがあるわけじゃないんで、とりあえず武家屋敷、大名屋敷がある方面に行くわけですよ。
あらかじめご説明をしますとね、「道具屋」は、今の「フリーマーケット」のようなものですから、元手をかけないんです。
家にあった不用品とか、知り合いの家の不用品をただでもらってきたり、ひどいのは「ゴミ箱アサリ」して拾ってきたものを売るんですよ。
だから、「競売」にかけられた美術品や骨董品を競り落として売ったり、金持ちの家と交渉してそんな商品を仕入れる「古道具屋」さんと、「道具屋」はちょっと違うんですけどね・・・・「夢」の中ですからゴッチャになってるんですね。
ある武家屋敷の前を通りかかりますとね、中がちょっと騒がしい・・・・
門番に、なにがあったか尋ねるんですけど、そんなことに答えるわけがなく、追い払われてまたトボトボと歩くんですけど・・・・「いて!」・・・何かが頭に落ちて来たんです。
どうやら、お屋敷の塀の向こうから飛んできたらしいんですけど、私、子供のころから「縁起かつぎ」するほうでしてね・・・・「当たった物は大事にしよう」っていうんでフトコロに入れちゃうんですよ。
今でもそうなんですけど、「宝くじ」なんか買うとお財布に入れておくんですけどね、抽選が終わって外れたのがわかっても、一枚だけは財布に入れておくんですよ。
これは「交通事故にあわない御守り」・・・・・当たってないクジですから、「自動車」にも当たらない・・・・っていうことなんですけどね。
しばらく歩いてると、「アアちょっとお前さん」・・・・誰かが声をかけるんですよ。
振り返ると、旅姿の商人二人組み・・・・
「さっき、お屋敷から飛んできたもの見なかったかい?」
「ああ、頭にぶつかったから拾っておいたよ」
「それをちょっと見せてくれないかなあ?」
私、「バカの与太郎さん」だから、素直に見せちゃうんですよね。
「ああ、これだこれだ!」
その商人の一人が懐にしまおうっていうのを、あわてて取り返すんですよ。
「お前たち、泥棒か?」
「ア、いや、これは悪かった、・・・・実はこの品物はな、当家の主人が大事にしておったもので、先ほど、屋敷の中で騒ぎがあったとき、盗んだ盗賊一味があわてて放り出したものなんだ。」
「当家の屋敷ったって、あんたたち、お武家さんじゃないでしょ?・・・・どう見たって、越後あたりの”縮緬問屋”の手代みたいじゃないか?」
そこへ・・・「カッカッカッカッカーッ!」・・・変な笑い声のおじいさんが現れるわけですよ。
ここまでいうと皆さん、おわかりでしょうが、なぜか「水戸黄門」が現れるんです。
「夢日記」のメモにそう書いてあるからしかたがない!
でも、この「黄門様」、初代の「東野栄次郎」さんか、映画で見た「月形龍之介」さんか、よくわからなかったんですけど・・・・・いまイメージにあるのは東野栄次郎さんです。
でも、この時点では、私はこの人が誰であるか知らないことになってまして・・・・・
「おじさん、誰なんだい?」
「いや、これは失礼・・・・私はあんたが今言ったように、越後の縮緬問屋の隠居で・・・光衛門というもんでしてな・・・・これは、うちの手代、助さんに格さんというものです。」
「この屋敷の人が取りに来るならわかるけど、何で越後の商人がこの品物を欲しがるんだ?」
「イヤイヤ、このお屋敷のお侍様方は、体面がございまして、ここに受け取りに参ることができませんのじゃ・・・・・どうですかな?7両2分で譲ってもらうわけには参りませんでしょうかな?」
この7両2分という金額、今の金額に換算するといくらになるのか知りませんが、簡単にいうと、人間一人当たりの金額ということになってまして・・・・・・よく、お芝居や落語に出てくる数字なんですよ。
この時代の貨幣単位ですけど「両・分・朱」って言う順番なんですけどね。
「4進法」になってまして「1両は4分、1分は4朱」ですから、7両2分を小数点を付けて「10進法」に直しますと、7.5両ってことになりますよね
この他に、「銭とか文」いうのがありまして、4000文で1両換算なんです。
屋台のかけそばの代金が、「ニ八そば」っていうくらいで16文ですから、1両で250杯のかけそば・・・・一杯400円として・・・・・1両10万円ですよね
ってことは7.5両(7両2分)は75万円ですか!
人間一人当たりのお値段、75万円也!・・・・・安いもんですねえ!!
あ、よけいな計算しちゃった・・・・明日へと続く!
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