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アメリカ人の日本大冒険
The Rape of Nanking
ザ・レイプ・オブ・ナンキン
Iris Chang
The Rape of Nanking
(英文 ⇒ 和訳版が存在しているかも?)
★★★
どこかで、日本語翻訳版ができたと聞きましたが、インターネットを検索した結果、どうやら翻訳版の出版は拒否されたらしい。
歴史的に「不正の部分」があるため、それを訂正しないと出版させないという説明を受けている(当然に本人は嫌がっていた)。
従って、英文を読めない人に対して、和訳版を見つければいいけど、そうじゃなければ、ごめんなさい。
それにしても、何故かこの本は、日本で論争の元になっている。当該作品を出版させないのに、反対に日本での出版を許されているのは
この本に対する反論だけです。恐らく、反論の本は政府が思う通りの「歴史」のバージョンだから「不正」の部分がなく出版させたでしょう。
日本では自由の報道があると思ったが、やっぱり自由じゃない。
それは何故かと言えば、この本の内容は日本の政府の都合が悪いからでしょう。南京事件(南京の虐殺)の研究した作品ですから。
それは、日本政府は随時避けるほど認めたくない課題です。
研究はしっかりしています・・・参考文献だけで52ページがある!また、研究方法のひとつは、中国人は勿論、当時南京に滞在して
いたドイツ人(日本の当時の同盟国)、アメリカ人、そしてそこで戦った日本軍老兵とのインタビュー。それに、日本の新聞記事も
ソースにしている。
何よりも、写真は非常に現実的。日本軍が笑いながら中国人の首を落としたり、銃剣(さしこみ)の練習のために人を使ったり、生きた
ままで中国人を埋めたり、女性の体を最悪の場所に物を刺し切っている。
ぐろいです!
とにかく、首落とした頭、頭、頭!お食事中に写真をご覧にならない方が宜しいかと思います。
印象的なのは、ここまで研究をして、証拠をもった上でお伝えしているので、反論の余裕を得られないほど、実話に受けます。
石原知事をはじめ、認めたくない日本人は薄い証拠で反論をするが、まともの人がこれを読んで頂けるとショックの程、求める
ようになると思います。
当然に、主役の日本を決して格好良く見せておりません。確かに約70年前の終わった話である。でも、日本人が、日本の将来の
ために、この件を良く知った方がいいと思います。
日本の周りにあるアジア諸国となかなか外交的にうまくいかない理由を、日本人自身が知らないままでは外交の改善に至らない。
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