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中2。to不定詞の確認。中学生に何をどこまで求めるべきか・・・。ボードに「私は 知っている」と書く。知っている内容を「もの・こと」と「動作を含む情報」に分けて、日本語で考える。これがなかなか・・・。でも、そこが区別できないでto不定詞を学んでもしょうがないような気がする。B4プリントに沢山の日本語を書く。主語と動詞にラインを入れて、残りの文章から「これはtoが必要かどうか」の区別をする。中3の現在完了形も同じで、過去形との区別をする為に「私はアメリカへ行ったことがある。」の日本語のあとに「だからなんなのさ?」と一人ひとり私に突っ込まれる。「だから・・・」の言葉にならない気持ちを含まなければ完了形は意味がない。子どもの中でアルファベットが数字のような記号としてしか目に映っていないような気がする。残念ながら、私には生き生きとした英語を伝える力がない。せめて、日本語でカバーしよう。
2009.08.20
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中3の連立方程式の文章題。丸がつかなかった回答の検証。式は当たっているのに計算ミスだったものは全体でわずか7%。残り93%は文章を式に起こせていない。一番多いのは式を1つ作れたものの、2つ目の式がつくれないまま空白になっているパターン。これを「式が作れない」と言ってしまうのは間違い。問題の意味がわからない。問題の情報の整理方法が身についていない。私のプリントで「情報整理のためのフォームの作り方」をこの夏季講習で指導したんだけど、過去問に入ったとたんに「出来ない」できない子のプリントを見ると、案の定、フォーム(図)がない。過去問からは解説なし。「聞いて理解して解ける」な体質のままではつとで自力では解けない。問題文を読む。読んだ瞬間に「この問題はこのフォーム」が瞬間に浮かぶまでイメージ図とフォームを書く。何度も書くうちに図とフォームが脳に「残像」となって蓄積される。脳に残像を持たない子はいつまでも自力で解けない・・ってことかな。
2009.08.05
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「私、友達に塾のプリント頂戴っていわれる。」と中2のAちゃん。「なんで?」「分かりやすいんだって。」ふ~~ん「じゃ、製本して売るか?」の冗談に「売れるよセンセイ。」ほんまかいな・・。
2009.07.31
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学校の夏休みのワーク。「前から順番」に解いていくのが当たり前・・と思っている子どもたち。数学は「後ろから」ね。時間があまって繰返すことが出来る子はいいんだけど、やりっぱなしタイプの場合だと、一番時間をかけて取り組むべくところにたどりつく頃、夏休みは「もうおしまい」な状況。パパッと解いて、間違ったら赤ペンで直しておしまい・・になっちゃう。つまりは、夏休みは出来ることをタンに確認しただけで、なんの進歩もない・・ってことよ。いやいやながらやって、そのうえ進歩なしじゃ、夏が泣くよ。「後ろから解いて、時間が足りなくなったら、計算問題は答えを写してよろしい。」なほうが良い子もいっぱいいます。今日の中2は夏休みのワークから連立方程式の文章題を。私も同時に解きました。1問1分ちょい・・ってところだけど、一度計算ミスをして後戻りするといきなり5分・・なんてことになる。雑多な情報を「正確に早く処理する」ための確認ポイントをしっかりつかみながら計算を進める大切さを実感する。実感することは生徒に伝える。だから、自分も必死に解きます。
2009.07.30
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連立方程式全パターンの解説が終了。さて、勝負はここから。連立は時間がかかる子が多い。解説と同じプリントをもう1セット配布して、1問1問タイムを記入しながら解く・・という作業を。早い子は1問に1分ちょい。遅い子は10分もかかる。あとは個人の練習量しかないんだけど、たびたびチェックをいれないと出来ない子ほどそのまま・・ってことになる。私は板書しながら、「じゃ小学生バージョンでときます。これなら小1のA君もきっと解ける。なんていいながら時間つぶしをしている。昨日、夏休みワークにこんなのあった。<問い>Aの袋には3つで200円のお菓子、Bには250円で4つのお菓子が入っている。お菓子は全部で20個。代金は1300円。AとBは何袋ずつか?AとBの袋の図を書くと、お菓子は7個。ってことはAをもう1袋追加すればお菓子は10個。ってことはA×2・B×1をもう1セット繰返せばお菓子は20個だから、これでいいんじゃない?ってことで、金額の確かめをしておしまい。なんじゃらほい、小1でも解ける問題じゃん。中2のみんなも「はぁ~~」連立方程式は難しいと思い込んでいる子が多い。いやいや、そんなことはないのよ。小学生は1本の線図だけで問題解決できる。式で表現すると1本の式に単位が1つ。中2の連立は1本の式に単位が2つ。だから、線ではなく表になることが多い。一番重要なのは問題を見たらなにがなんでも答えをさぐり出すことなんだけど、「連立した式をつくらなくてはならない」という足かせの中で学んでいるので、実は小学生レベルなのに解けない・・ってことになっちゃう。本当は連立する前に「どうやってでもいいから答えを出して。」な時間があればいいんだけど、時間的に不可能なんだろう。こうした経験の積み重ねが子どもたちから「思考」や「試行錯誤」を奪ってしまっているんだろうなぁ・・と思う。まずはセンセイから式の作り方を教えてもらう。文題を解決するためにならった式にどう当てはめればよいかを考える。・・ってな繰り返しをしている。それしかしてない・・ってことが問題なのだ。でもね、大人の社会はそうじゃない。他人といかに差別化をかはるかが資本主義で生き残る術なのだ。脳ミソをフルに活用してあれこれと試す・試す・試す・・・。連立問題にはそうした「お楽しみ」が詰まっているんだけどなぁ・・。
2009.07.24
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中2。連立方程式の3回目。「%」に関する問題3パターン。授業はパターンごとの問題の意味の理解(図を描いてイメージ)→表による情報整理→立式→計算→検算。1通り授業を終えて、どこで手を抜くかは個人の自由です。解ければいいので。表は基本は9マス。情報の整理はついこの間とりくんだ理科の電流・電圧・抵抗の解説に似ているな。次回、桁数問題の解説で全体授業はおしまい。全4回。
2009.07.17
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中2の連立方程式の文章題を解いていると、小学校からの算数数学の学習がここでひとまず集大成されていると感じる。代金問題・道のり問題・割合問題・整数の桁数問題・・パターンはいろいろだけど、文章から必要な情報を取り出し(つまりいらない情報は捨て去り)問題の意味をイメージし、情報を表にまとめる。ここまでの作業を手順よくこなせば、2本の式は表から浮き出てくる。計算はあくまで答えを求めるための手段のひとつであり、算数数学の目的ではないこともよくわかる。答えを出したあとに検算をし、自分の「仕事」を確認する作業もここではとても重要な学習となる。すべて、大人の仕事に通じる。残念なのは中学生には「考えるための時間」がない。だから、考えることの楽しさを実感できない。昨日の道のり問題だけでも、速度チェンジ・往復・出会いと追いつき・トンネル問題など5パターン。これが2パターンなら、「試行錯誤」することができる。まぁ、現実は変えられない。・・ってことで、今日も小学生は「どんぐり問題」に励もう。
2009.07.14
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中2。中間テスト範囲。まじかにテスト範囲が削られるのは毎度のこと。それにしても、数学のテスト範囲は結局文字式計算のみ!!偶数と偶数の和が偶数になるだのといった文字による説明。等式の変形。図形の公式との関連。すべてなし!!2年前のテストではそれらに加えて連立方程式の基本までテスト範囲だったっうに。しかも、テスト直前の土日は部活三昧である。教科書の見直しをする前に、指導実態を見直して欲しいよ。だれに文句言えばいいのだ?
2009.05.15
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中2の1学期中間テストの最大の山は電流です。理解から自力で解くまでの隔たりが大きい。まして短時間で解決するまでには練習量が必要なので、早めに取り掛かる。ここでの指導法は数学の応用とほとんど同じ。電流や電圧のヒントとなる数字を回路図にうまく書き込むテクを身につけなきゃなんない。・・っていうより、自力で早く解くためのテクを叩き込む必要がある。これを身につけてしまえば、電流は恐くない。まるで、ジクソーパズルのように表が埋まってスルスルと答えが書ける。ここの解説を早くビデオ撮りしたいのだけれど、今年は母のことがあるからねぇ・・無理かなぁ。
2009.04.27
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中2。学習2回目。数学。多項式。英語。be動詞の過去形。理科。回路図基本。今年はできるだけ短いスパンで凝り返し学習する授業スタイルになりそうだ。なぜ?なんとなく、生徒がそうさせる。勘といえば聞こえがいいが、このメンバーならこんな風だな・・っうゆるい感じなのだ。これが個人塾のいいところ。毎年、毎年、同じ授業なんてひとつもない。ひとつ注意。昨年教科書を終えることができなかった2年の先生が3年に持ち上がらず、また2年生となる。学校の進度に迷うことなく予習でいこう!予習しやすいってことは自学しやすいってことよね。自学しやすい形を作るべし。
2009.04.09
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中2男子。退会とのこと。授業後お母さんがご挨拶に。数学は学年でトップレベルだし、理科も教室で指導が入った分野は成績がいきなりあがる・・でも、それ以外が・・。社会などの暗記分野の点数があまりにひどいので、個人指導の塾に代えたいとのこと。ん~~、ごもっとも。「そのほうがいい。」と私も思う。私がそれをしてあげられればいいのだけれど、甘いことをいって引き止めてみたところで、良い結果を得られるとは思えない。週2で学校内容と受検指導をしながら、各個人の苦手教科に対応出来る道はあるんだろうか?私には無理・・と思いつつ、私の指導スタイルは時代に合わなくなっているのかも・・などど弱気な気分。学習曜日も含めて、「個人に合わせる」時代なのかもね。でも、しょうがないなぁ・・。私は個人指導は出来ない。
2009.03.25
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中2。今年の受検問題を抱えている。今日は比例と反比例を組み合わせて、さらに台形の面積が絡んだ中レベルの問題。自力で解けた子がいない。ボードでヒントを与えながら、全員でゆっくり解き進める。最終的に反比例の定数aを求めるために、まず引っかかったのはy座標をaを使って表すこと。次は台形の面積の公式。公式がなくても解けるが、時間を考えると、台形の面積ぐらい公式で一発でだせほうがいいに決まっている。ボードでこの2点を強く意識して頭の中でシュミレーションしてから、図を自分で書いて、もう一度最初から解く。私が初見で1分11秒。2回目のタイムは早い子が52秒。遅い子は3分30秒。早い子は同類の問題を自力で解けるはず。3分以上の子は多分無理。・・ってことで、次回はその検証。
2009.03.20
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3年生の全員合格に気持ち晴れやかぁ~~も数時間ともたなかった。2年生は、現在データ収集中。先日行われた高校入試問題の中から未習部分を除いて各自解いてもらっている。各自・・というのは、一人ずつストップゥオッチを渡して、1問ずつ時間を計りながら解いてもらっているのだ。答えが出なかった場合もタイムは記録する。今年の連立の文章題と関数の応用はどちらも動きのある問題で、これは2年生には厳しいかな・・でも、進学校を目指すなら、全問じゃなくても(1)ぐらいは出来るはず・・と思ったのですがねぇ・・。ジェンジェン、ダメです。それどころか、基本計算・確立・作図・立体の計量といった定期テストレベルの問題も解けない子が多くてタラ~~リ・・です。子どもの代わりに言い訳しちゃうと、確立と立体は3学期内容でいつものごとく??サッサとおわったことにしてしまったのは学校です。(B中の場合、どちらも3学期の期末テスト後にちっと学習した程度)記憶に残っておりません。はい、私の言い訳は通じません。今月の末に受検体勢について全体説明をします。気が重いです・・・・。ハヘェ~~。
2009.03.17
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作図の解説書には「書き跡」しかない。せめて、コンパスの跡に順番が書いてあると解説書の役目を果たす。
2009.02.14
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・・は苦手な子が多い。で、それもしょうがないなぁ・・と思うのは・・。質量計算するときにまず比例式を作って、方程式とし計算する。比の学習は6年生の最後の学習になってる。それ以来まったく触れていない。2年近く空白があるのだね。方程式は中1だけど、この2つを組み合わせた計算練習は数学のどこにも出てこない。以前は、中2の数学に「相似」があったから、なんとかなった。けど、今、相似は中3である。解説書をみてもピンとこないわけなのさ。中学で理科の先生をしている方のHPにも「これ以上は数学でしてもらわないと時間が足りない」と正直に書いてあって、ほんと、そうよねぇ~~。ってことで、比例式なんて書かないで、もっと簡単に出来るはず・・と私がやり始めた方法と同じことが書いてあるのが この本で書いている人は この人。すべて「表処理」ですます。力のある子にはたいしたことはないんだけど、弱い子はこうした小さなテクニックが必要だもんね。
2009.02.13
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中2。数学。「直角三角形の証明」休み明けは緊張感に欠ける。そこへ「解説中心の授業」ときたから、ボォ~~としてくるのも無理はないのだが・・。しかぁし、3学期はうかうかしていると学校ののんびりペースにつられて、教科書の最後の単元が手薄になりがちだから、ブッ飛びでいかなきゃ。証明はこれで基礎は終了。あとは過去問に出てくるようなレベルの問題を出来るだけ沢山解きたい。でも、その前に「仮定」として与えられる間接的なヒントの使い方を一覧にして暗記する必要があるな。「三角形ABCが二等辺三角形である」と見た瞬間に「だから・・・」の部分が浮かんでくるように。あとは文章の読み捨てテクとヒントを図にマーキングすることの徹底。証明は受験期に最初から段階を追って解説しなおすことが難しい。ノートをきちんと整理して受験に使えるようにしなきゃね。
2009.01.07
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今日はテスト明け。みんな疲れてますな。私も含めて・・。な、生徒たちにいきなり聞いちゃう。「君が人間であるとなぜ言える?」こいう日は眠気を取り払うように一人ひとり指名していかなきゃ。「2本足で歩く」「走る」「話す」「書く」「読む」・・大体こんな風に連想ゲームのようになる。「火を使う」「笑う」「指で物をつかむ」「髪の毛がある」で、一人「・・・わかんない・・」そっ、わかんないと考えるのも悩むのも君が人間である「証拠」なんだけどね、1つぐらい思い浮かぶでしょうよ。そう、今日から「証明問題」突入。A中は錯覚と同位角しか習ってませんが、いいのだ。進むぞ。力の弱い子は受験で証明問題はすごく苦労する。またはもう最初からあきらめるケースもある。でもね、証明問題を通して得る学習能力は大人になってすごく役にたつと思うんだよね。だから、たとえ学年ビリの子でも、たとえ、テストでは書けなくても、あきらめないで教えたい。今日は三角形が合同だと何がいえるかから初めてみた。あたり前のことなんだけど、この当たり前を詳しく説明しないとわかんないもんなんだよね。合同だと3つの辺・3つの角がそれぞれ等しくなる。あわせて6こ。でも、合同だぞ!!と言うのに6つ全部言わなくてもいいのだ。人間であることを言い切るに、人間の持つ特性を全部言う必要はないように。6つから3つ選んでハイ、OK.でも、3つの選び方は決まっている。なんでか?はい、3つの角度が同じ三角形を書いてみましょ。ほらね、いくらでも書けるでしょ。でもさ、合同条件に合わせて書くと、世界中の人が書いても同じ三角形1つしか書けないのよ。さぁさぁ、まずはこの3つ選びの3パターンを暗記しましょ。証明問題は論理立て話を進めるってことよね。これって、国語より、むしろ国語的。私の印象では関数は自分のための情報処理能力学習。証明問題は相手のために美しく情報伝達するコミュニケーション能力・・な感じ。数学語で手紙を書くような感じ。形式があるから、美しい。S君が証明問題の穴埋め以外の問題を自力で解けるまでになるか・・っていうと、これはまったく自信がない。でも、これから経験する学習が、大人社会に足を踏み入れたときにどこかできっと役に立つと信じたい。信じたいよ~~。
2008.12.02
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中2数学。関数の応用。前回は「道のり」今回は「給水問題」文章に散らばる情報をグラフに書き込むと、なんだぁ・・「道のり」と同じじゃないのさ・・ってことに気づく。ここのテーマは「文章の読み捨て」できるだけ早く文章と図とグラフを読み取り、必要な情報をグラフ上に拾い集めること。じゃないと、普段解けてもテストでは時間不足で解けない。もうひとつ欲張って「動点問題」。これは丁寧に図をこきこんで点の動きと変域三角形の面積の関係をパターンごとに解説。ここで指導を終えてしまうと、やはり「わかるけど、時間内で解けない」ってことになるので、次回もう一度「短縮版」で指導が必要です。地元の中学で1人だけ面識があり(娘が中学生のとき同じ学年だった)指導法がうまいなぁ・・と思う数学の先生がいます。今隣市の中学で教えていますが、この先生の生徒がうちに2人いて、昨夜のような応用もちゃんと自力で解いていきます。さすが・・と思います。
2008.11.08
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中2.関数の応用2回目。前回、ついてこれなかったS君。居残りして、まずは基本を固めることに決めたんだけど、昨夜の授業では「男の意地」を見せつけ、「なんだか、できるかも・・・」道のり問題の基本はグラフを読み取って速さを求める計算によって直線の式を求める求めた式にxまたはyを代入して道のりか時間を求める・・の3ステップ。ここまではS君にも出来た。基本が出来なければ応用は出来ない・・はそうなんだけど、塾ってところは時に逆現象もあり・・なんだなぁ。むろん、応用に入る前に2点間の直線の式の求め方なんて計算問題はしているけど、これが100%の出来じゃなくても、ある程度まではパターン化された中で練習するちにコツがつかめる。S君が受験までに関数の応用を覚えている可能性は低いけど「出来た」っていう自信は消えないんだろうね。ちなみに直線の式の求め方のポイントはなにがなんでもまずはy=ax+bと書く!!aの下には分数。これだけ。S君も、この式を書くと、「思考の順」が見えてくる。
2008.11.05
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中2。関数。変化の割合。とても簡単なことなんだけど、「変化の割合」って言葉がどうも理解の妨げになっているような気がします。大体「割合」は小学生の時苦労してますからねぇ。式・表・グラフ・・と変化の割合がなんであるかを相当のエネルギーで解説するんですが、y=5x+4の「5」っていう数字はあなたにどんなことを教えてくれるの?なんて聞くと「???」な子も多いわけで・・。何度も何度も全員で声に出してその意味を確認しながら進めていかなきゃなりません。やっぱり、文字ではなく「口から言葉」としてすらすら出ないと理解できたことにはなんない・・・と思うのであった。
2008.09.05
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今日の中2の数学は「実験的授業」。テーマは関数。文章・式・表の読み取り・変化の割合・変域・グラフをすべて一度にやってみた。y=3x+5の式において「3」にはどんな名前がつけられて、どんな意味があって、グラフのどの部分をあらわしているのかをプリントで一気に進めた。解説は予想どおり居眠り寸前の子がいるので、40分で切り上げる。ボード解説と同じ解説プリントを配布し、「プリントに書いてある文・表などをすべて音読しながらなぞる」という作業を入れる。問題パターンは3問。まとめが1つ。私の解説だとウトウト始まる子も声だして手を動かし始めれば、なんとか目が覚める。私の解説を含めて90分程度で終わった。細かいことを抜きにすると、中間テスト範囲の基本は終わったことになる。いやいや、子どもたちの本当の理解はこれからの演習の繰り返しでつみあがっていくんだけどね。中間テストまであと1ヶ月。2年生は修学旅行があり、テスト直前は地区大会である。勉強の時間数が短いことよりも、学習がぶつ切れになることで、一体自分が何を勉強しているのかがぼんやりしてしまうことのほうが問題なのだ。そこで「一気に!!」なのだ。実験はまぁまぁ・・ではなかったと思う。各項目を別々に学ぶよりも、理解しやすいと私は思う。さて、2年生はあと英語をもう少し進めればテスト範囲の「理解」は終わる。なんとかメドがたちました。
2008.09.02
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あるとき、指導法がひらめく。う~~ん、歌を作る人がよく言う「降りてくる」感じ?・・はおおげさだな。今回は英語のヒアリング。出だしに気持ちが遅れないように、頭だしのぶぶんだけを聞かせて反射的に答えを言わせてみよう。「Can my mother」に対して「Yes,she can」出だしをbe動詞・do・does・did・助動詞・と変化させる。主語を変化させる。疑問文に対する答えですすばやく反応できない子は答えの主語を代名詞に置き換える部分でつまる。文字だとわかるけど、耳だと弱い。だから、この部分だけを瞬間的に答えることができる耳にする。いい考えのように今は思う。ほんとにいい考えかどうか子どもが教えてくれるでしょう。
2008.07.26
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中2の英語。前回からリスニング特訓スタート。教科書の音読とは別もんです。受験対策に近い。教材は塾の会社から出ているもので。今日、聞き取りをしたのはたったの3問です。それも非常に短い対話文に対する質問の答え。DCを流しっぱなしにすると最初の日本語の説明を入れても5分程度でしょう。(2回ずつ読んでる)私のこの授業はかなりしつこい。特に2年生はまだ慣れてないので、1文ごとにDCをとめて、ポイント解説していく。*問題が始まる前に必ず日本語で説明のアナウンスはある。およそ、30秒。きまり文句なので、聞き流しながら、問題文を目で追っかけて、どんなことを質問されるかを予想する。で、注意だけでなく、一人ひとりに予想して質問を日本語で答えてもらう。ボールが飛んでくる前にグローブ広げて体制整えよ・・ってことです。この30秒に違いは大きい。英語は出だしが勝負ですが、日本人は結果を最後に言う癖があるからね、聞き逃しやすい。とにかく、構えて待て・・なんてことです。*1回目。普通にテスト。テストする前にどんな単語に反応すればよいかを説明してしまっているので、当然全員全問正解してます。でも、こっからなんだよね。*2回目。メモの取り方を教え、CDを流して実際に私と同じようにメモをとる。メモの取り方にもちょいテクがある。*3回目。強弱を強く意識して音読。(台本を見ながら)英語は音の波の山が大きい。・・ってことは山の部分ははっきり聞こえるけど、谷の部分は消えてしまう・・どこが聞こえてどこが消えてしまうか、どこがつながって聞こえるかを台本を見ながら確認する。*4回目。CDにあわせて音読。自分の読みと相当ずれがあることがわかる。そのずれが聞き取りにくくしている原因でしょうね。*5回目。目を閉じて聞き取り。*6回目。台本の英文を見ながら、単語、熟語、文法の説明。*7回目。質問文に対する答えを英文で書く。(問題では記号選択)以上70分間。なかなか成績が上がらない生徒は最終、英語で苦しみます。成績が上がらない生徒は暗記力のスパンが短いので、一番覚えにくい英語が一番忘れやすいってことです。いつも書きますが子どもは書くこと=勉強と思い込んでいることがあるので、受験期、英語に縛られると、他の教科勉強に時間を費やすことが難しくなる傾向があるんです。うちの場合、工業高校を目指す男子によくあるケースです。そこで、リスニングはとても大切な指導になるわけですね。英文を書かなくても点数になる問題があるので。やってて思うんだけど、英語の勉強はさいしょの1年間は書くことをやめて、ひたすらに聞いて、何を言っているのか、何を質問しているのか、どう答えるのか・・だけに集中して勉強したらどうだろうねぇ。(英会話・・と意味ではなく。)大体、なんで教科書には英語に日本語を対応させて書いてないんだろう。英語の勉強は単語調べか?英語の学習に必要なのは、英語を聞いて何を言っているかが大体わかり、質問されたら、答えられる力だと思うんだけど、実際には子どもは単語を書いて覚えることに夢中なんだよね。読める。意味がわかる。答え方がわかる。で、書ける・・でいいと思うんだけど、つまり、国語のように、書けなくてもとりあえず日本語は使える・・と同じ。英語の学習が上に進めば書くことに力を注げばいいわけで。でも、私たちは、学校で、書くことに夢中になって、大人になってから、別のお金払って聞いたり、話したりする勉強してます。これ、逆じゃないかなぁ。で、多分、英会話と「聞く・話す」を混同してるんじゃないかと。よく文法をしらないとすぐに会話も行き詰る・・と言う人がいるでしょ。そうじゃなく、教科書でいいんです。文法主体でいいんです。でも、書かないで、ひたすらに、「日本語のルビ入り」の英文を読むっうことをしたらどうかと思うわけです。・・ってわけで、私は教科書の英文を文節でちょん切って、文節ごとに日本語ルビを入れて読んでます。で、日本語も読んでます。大体、すぐ下にご丁寧に日本語を入れていてもろくに読まないで、意味のわからない単語があっても気にしないで読んでいる子がいるんです。辞書で意味を調べることは大事だけど、それは、もっともっと英語になれてからでいんじゃないかな。英語に対してなんでこんなに勉強を求めるんだろうね。「考えない英語」これが私のテーマでござんす。言葉覚えるには「慣れる」でしょ。考えるではない。英語のガイド本にも文句がある。大体、バカ高いガイド本を買おうなんて思うのは英語が苦手な子なわけです。勤勉なわけがないのです。(いや失礼、勤勉な子も買っているでしょうが。)辞書なんて調べていたら、本文にたどり着けない子たちにとって、ガイド本は大いに助かります。しかぁし、日本語訳はいけません。英語と結びつかない。正しい日本語過ぎて、英語が本来持つ意味がぼやけてしまう。英訳をガイド本に頼ってしまうと、むしろわかんなくなってしまうんです。英文文節ごとの直訳日本文と3ステップで表記すべきだぞ。・・と、だれに言っているもんやら・・。せめて、ガイド本を買ってあげたお母さんはその辺をお子さんに気をつけるようにご注意くださませ・・ってことかな。英語の指導は面白いんだけどね、ずっと、声出しての2時間は疲れます。体中のエネルギー消耗。
2008.07.25
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こちらの学校は今日が終業式でした。中2の生徒が学年順位を報告してくれました。全員、中間より順位が上がってました。良かった、良かった。理由は明確で、理科のがんばりです。毎年、磁界のテストは平均がよくないので、授業の後半はほとんど理科・理科・理科・・で進めました。予想通りの結果です。学年順位が60番台の子も理科だけは10番台に入ってました。子どもっうもんは、ほんとげんきんなもんで成績がいいと「先生、順番出ました!」と聞かなくても報告してくれます。さて、2学期ですねぇ・・。範囲は広いけど、行事が多くて、知識が物切れになりがち。夏休みがあけるとすぐに運動会の練習でロクに授業は進まないから、やはり予習・予習でしょう。理科に限って言うと、2学期は1年生の番ですね。光の屈折、圧力計算・・と面倒が待ってます。塾で理科分野攻略。これ、結構、成績アップの鍵です。みんが苦手なところ。ピンチがチャンス!塾に行かない子は参考書の写しだけでも相当、差がつくはずだよ。
2008.07.25
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中2.期末テストの返却がはじまりました。力を入れた理科は3名が90点以上で平均よりも30点以上良かった。B中の平均は42点程度なので50点以上開いた子もいます。2名が80点台でそれでも平均よりは20以上は良かった。残り2名はまだ返却されていませんが、多分大丈夫でしょう。その代わり、数学で少し点数が落ちてます。差し引きしても理科の奮闘は学年順位に有利に働くでしょうが、シーソーのようにあちらがあがればこちらが・・は塾の限界です。つうか、私の限界・・だな。受験時、理科の苦手を訴える子が多いので、これを弾みに「理科で差をつける」ことで自信をもってほしいもんです。理科は私自身が未熟なので、教えていていつも「????」な状態なわけですね。で、中学生の生徒諸君が学校で机に向かっている時間にネットや参考書なんかをわたり歩いて「フムフム、そうだったのかぁ~~」と。で、その「!!!」を子供に返していく。「あのさぁ、3年生にオスとメスがいつ分かれたか・・って聞かれて調べたらね、すごいことわかったのよ!!・・・・・・そう考えると未来の人間の姿はどうなっているだろうねぇ。食料危機を乗り越えるには、植物のように体内で光合成できればいいんじゃん。そしたら人間はみどりいろだぁ!!」「え~~、気持ちわりぃ~~」「気持ち悪くてもハラペコよりはましじゃ。」私の言っていることは実に幼稚でそれだけに中学生の共感を呼ぶ。・・多分・・。私の理解は中学生レベルで、それだけに「こんな説明じゃわからん」なことが多い。フレミングの右手の法則なんて私が使えないから却下。アーメンの法則なるもんを教える。そうやって、私がわかりやすく学べる方法を教えているのだ。私がもう一人いたら、もっと面白い教室ができる・・かも。おお~~自画自賛。たまにはほめて育とう・・自分。
2008.07.08
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中2.数学。Mちゃん、連立方程式の文章題へ進む。学校はまだしてません。Mちゃんぐらいの学力だと「センセイ、わかりません」なケースが多かったんだけど、Mちゃんはほとんど自力で進めてます。Mちゃん今回の理科の電流・磁界のテスト、94点でした。平均は65点だったそうなので、簡単だったわけではないようです。私が「図」と「表」を小学生指導に強く意識して導入を始めたのがMちゃんの学年です。もしかすると、小学生時代の「面倒との戦い」がここで花開いたのかも・・。だとするとこれはすごいことです。Mちゃんの表情も晴れやかです。とてもうれしい。残念なことは小学生の入会がさっぱり・・なことで。
2008.07.03
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中2。理科。磁界してます。苦手な子が多いところですね。「コイルに電気流すと磁界が出来るって学習したわけだけど、だからなんなのさ?」と生徒に聞いてみた。「へ??」「いや、だから、磁界作りたいんなら棒磁石でいいでしょ。ワークに棒磁石と同じ磁界が出来るって書いてあったじゃん。」「はぁ・・」「なんでわざわざコイルなのさ。棒磁石じゃダメなの?。」「ええ~~」「なんか不都合あるのかな?」「あのぅ~~、磁界の強さが・・・」「ほう、で?」「電流の強さ変えれば磁界の強さも調節できて・・」「ほうほう、ついでに使わないときは?」「電源切れば磁界も消える。」「そうだよ。それそれ。機械の中がいつも動きっぱなしじゃ困るもんね。」生徒の皆さんよ、せめて「なんでこんなめんどくせぇこと教えるんだ?」と思いましょう。問いましょう。
2008.06.24
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なんだか何回も同じこと書いているような気がするんだけどね・・。連立方程式の2回目。宿題の答え合わせから始めたかった。3名、宿題忘れ。で、他の生徒に指示を出してプリントに向かうものの、これがなかなか・・。原因は「真似できない」に尽きる。例題の解説。その写し。類題と進んで演習なんだけど、演習に入ると途端に私の「手順」が真似できない。連立した2式を引き算するとき、符号チェンジを書き込むことをしない。なんでなんだろう?????・・と、いつも不思議なんだな。入塾して間もないならわかるけど、散々私に「私を信じて私の真似をしなさい。」と言い続けてきてもこうなんだな。これは「わからない」んじゃない。だって手元に全く同じパターンの例題がある。例題は1度練習している。式をどう変化させるかのポイントも書いてある。大人になる。仕事をする。先輩に仕事の仕方を教えてもらう。教えてもらったことが真似できない・・これって仕事人として最悪なのよ。仕事場には仕事の先生はいない。みんな自分の仕事をしながら後輩の仕事の指示を出しているわけ。自分で判断したり開発したり・・・そんなことが出来なくても生きていける仕事はある。でも、耳で目で伝えられたことはそのまま忠実に真似する・・そこは最低必要な能力なんだな。心配なのはテストの結果じゃなく、君たちのそう遠くはない将来なんだ。仕事して自立できる収入を得る・・私はその責任の一端を担っていると思うから。
2008.05.30
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中2。英語。学校の進度が気になったけど、まだ少し余裕があるので前回のテーマ「こう聞かれたら、こう答えよ」の仕上げ。今日、全てのパターンを終える。この時期、まとめて出来てよかった。むろん、まだ不十分。あとは「読解ドリル」で練習を重ね力をつけよう。2年生の中に受験で苦労するだろうなぁ・・・な子がいるけど、このドリルを1年間がんばれば英語の長文にも希望が持てる・・・かも。力のある子は学習したことが蓄積していくので、自然に全体像が見えて、パターン化できる。でも、力の弱い子は暗記のスパンがとても短いから、全体像が作れない。いつも、その場しのぎだ。ってわけで、こちら側でそのパターンを作って見せる。問題を解きながら、どのパターンにあてはまるかを意識して学習させる。そんなことを繰り返して、かろうじて自分が何を勉強しているのか、今までの内容とどう繋がっているのかを知る。そりゃ、英語だから、最後は記憶力に頼るしかないんだけど、あちこちにばらばらと散らばったボヤボヤな記憶を1箇所にかき集めて見れば理解も暗記もしやすいってもんです。
2008.04.29
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今年初めて見た問題集です。教科書ガイドを出版しているあすとろ出版のものですが、これいいです。教科書にあわせて読解問題が沢山です。受験の長文へ繋がる。これに文法ワークをあわせました。とても指導しやすくなりました。(導入部分はどうしてもオリジナルプリントじゃないとS君がついてこれないけど。)ガイド本はいいような悪いようなですが、教科書対応のCDは是非購入してあげて欲しいですね。今日の中2はCDにあわせて20回音読しました。たいした時間はかかりません。でも、聞いているとどんどんスラスラになるのがわかります。中学生の音読のよくないところは強弱がほとんどないってことです。特に東北人は!ネイティブが聞き取れない。だって、自分が読んでる英文とネイティブとではとても同じ英文には聞こえないもん。CDにあわせると、随分ちがってきます。20回聞くとだんだんはっきり耳に残るのが実感できます。5~6回ではだめです。教室では最低50回と決めました。「正」の字を書いて確認しています。英語が苦手な子は100回音読です。さて、学校は始まりましたが、授業はさっぱりです。中間テストまで登校日は3週間ありません。ひたすら予習してます。
2008.04.15
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中2。2名の体験ありました。これで、中学生の募集はなし・・と思っていたんだけど、迎えに来たお母さんがいうに「部活の夜練習と学習日が重なることに気がつかなくて・・」本人いやがるのをやっと連れてきて授業後の感想は「思ったより楽しかった」と印象良かったんだけどねぇ・・。残念だけど、週1では無理な成績状態です。一応検討してもう一度面談しますが、どうしようもないです。せっかく塾へ足が向いたのに残念です。さて、この夜の部活なるのも。学校とは関係なく父母がコーチを以来して運営しているんだって。こういう形は一度始まってしまうとストップが効かない。自分だけ抜けるわけにはいかないもんね。週2日。夜9時まで。片付けて帰宅したら9時半でしょうか。そこまで部活しなくてはならないんでしょうかねぇ・・。日本の学生の学力低下の一方で小学生からのスポ少などの練習時間の増加が問題にならないのは不思議。海外の子どもたちの部活に当たる時間数が知りたいもんです。
2008.03.18
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さて、中2の理科「天気」です。変化のイメージがなかなか出来ない生徒には1つしかない図をいくつかに分けて、生徒自身に描かせるのが一番良いだろうと思います。って、ことでプリントを作っています。そういう教材は見たことがないので。今年の生徒には間に合わなくても、来年のA君、次の年のB君・・・にはきっと助けになるでしょう。*寅さん、アドバイスありがとう!!掲示板など楽天ブログからは書き込みできるようにしました。
2008.02.20
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中2の理科「天気」を教えていると生徒のもっとも苦手な分野が見えてきます。温帯低気圧では2つの前線について学びます。「寒冷前線」「温暖前線」。代表的な図が2つ。前線を記号で表した天気図と寒気と暖気を断面であらわした図。この2つを組み合わせて、平面から立体を頭の中につくり上げる。うまく、イメージできない子は、図の「視点位置」に自分を置いていない。天気図は鳥の視点。断面図は虫の視点。中学生でも角錐どころか直方体の立体図がうまく書けない子がいます。図に再現できないってことは、ちゃんとイメージできていない・・ってことじゃないかな・・。数学で立体の切断問題が苦手な子も多いです。さて、前線の話に戻ります。理解できないもうひとつの理由は、「変化」を勉強しているのに、図に示された動いていない1つだけの図ですべてを解決しようとしていることです。暖かい空気のある場所につめたい空気が流れ込んできたために起こる現象について勉強するわけですが、図はすでに冷たい空気が流れ込んでしまったあとの図なんです。だから2本の前線が生徒の中では単に寒気と暖気の境目でしかない。数学で言えば、関数の「動点問題」ですね。天気と同じで問題に書いてある1つの図を見て考え込んでいる。その図ではすでに点Pは通りすぎてますぞ・・なのに。「自分の目では見ることができない立体世界の変化」さて、どんな工夫をすればいいのかな。*お断り最近へんてこな書き込みが多いので、コメント・掲示板は閉鎖しています。すいません。
2008.02.19
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証明問題が最後まで自力で書けないのは1)学校配布のワークの問題が穴埋めが多いこと2)三角形の合同証明の3つめの条件にはテクニックが必要なんだけど、ここを別枠で教えようとする努力のある問題がほとんどないこと(これが一番)が、こちら側の問題。1)記号化されたヒントを図中に書き込まないこと2)作図も含めて、暗記できるまで書き込む努力をしないことが、生徒側の問題点。中2のこの時点まで計算式のない数学に出会ったことがない生徒が戸惑うのか舐めてかかるのか・・。迷いやすい道だからこそ、案内人の腕のみせどころだね。ちなみに受験問題は記号化されたヒントを図中に書き込めば証明の半分までは書けるようになっている・・と教えている。進学高でなければ充分な点数となる。塾へ行かない子はくもん出版の問題集がおススメ。最初は色分けなどしてわかりやすくするのもいいけど、テストでは色ペンは使えないから、鉛筆の濃淡やラインの種類などで目を慣らすことが大事。
2008.01.15
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中2の中間テスト範囲表が配布されました。予想通り・・とは言え、ため息が出ます。数学は関数と連立方程式の文章題。連立方程式の文章題は1学期。期末テスト後の学習内容。もちろん、2学期に入って1度も復習はしていません。理科は1分野から磁界と電流の関係。2分野から体の仕組み。面倒な磁界はこれも1学期の期末テスト後の内容で2学期での復習なし。連立方程式と磁界を復習なしでテストするなんて、学校の先生、度胸ありますねぇ。英語にいたってはテスト範囲表が空白。同じ学校で3クラス、全く違う単元をしてます。どう調整するんでしょうかねぇ・・。英語の先生、問題ありで、1学期で担任おろされました。せめて自分の教科ぐらいちゃんとやってくださいまし。ピンチはチャンス!!が合言葉なんですが、今回はテスト直前に地区大会。そこに向けての部活強化・・ときて、途方にくれる。とにかく、対策プリントだな。それしかない!!
2007.09.20
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中2の関数。xの係数は傾きという言葉の前に変化の割合を学習するので、数字が持つ意味はわかる。ただしxの係数が例えば3である場合、本当は3/1であることを意識しないと数字の意味は見えてこないので、ここは注意が必要です。一方、切片については単にy軸との交点としか触れていないことが多い。ある問題集では切片に入る前に・・表の中で「初期値」という言葉を使っている。表において、x=0の時に対応するyの値である。この言葉だと数字の意味がよくわかる。グラフを書くときも「スタートは初期値から。つまり、x=0の時のyの値からはじめる。変化率(その問題集では変化の割合を変化率といっている・・は3。つまり3/1だから・・・」と声に出しながらグラフを書く。傾き、切片はとても簡単なんだけど、数字の持つ意味がちゃんとわかっていないことが多くて、少しばかり言い回しが変わってしまうとたちまち混乱する。関数の応用問題ではx軸との交点を求める問題が多いんだけど、切片がx=0の値であることが瞬間頭に思い浮かぶと、x軸との交点はy=0を代入すればいいってこともよくわかる。ささいなことだけど、解説していると生徒の理解度は全然違います。
2007.08.28
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